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FLAME LAYOUT
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所のクルマ屋さんに12月初旬、カーナビと同時に発注したけどSWEDEN本国の工場での製造が遅れたとのことで、出荷未定との返答をもらったので、ネットを駆使して岡山のショップで在庫を発見し昨日注文したTHULEの2000mm強化バー・766×4本とハイルーフ用フット・420×1setが届いた。
んな長尺物を室内に置いておくと邪魔でしょうがないので、今夜ダッちゃんへの取付けを敢行する。
“敢行”とは穏やかじゃない表現だけど、全高が2mを超えるダッちゃん(しかもレインガーター=雨樋の位置がDiscoよりも約200mm高い!)に2000mmの強化バー(一本4.1kg!)と420フット(1.7kg×2=3.4kg)、そしてMagic-o-carrierのソケット(1kg)の合計8.5kgを片手で振り回して取り付けるのは結構な握力を必要とするのだ(もしかしたらマジック斧よりも大変かも)。

C A R R I E R

THULE766強化バー200cm

4.1 kg

4

16.4kg

THULE420ハイルーフ用フット

1.7kg

8

13.6kg

RV-INNOボートスライドキット

8.8kg

1

8.8kg

Magic-o-carrierフット部品

0.5kg

2

1.0kg

RV-INOカヌーアタッチメント

2.2kg

2

4.4kg

RV-INNOカヌーローラーアタッチメント

3.3kg

1

3.3kg

Magic-o-carrier T-bar

5.3kg

2

10.6kg

キャリアの部小計

58.1kg

C A N O E

Old Town HUNTER

24.0kg

1

24.0kg

Old Town PATHFINDER

26.0kg

1

26.0kg

Old Town CAMPER

27.0kg

1

27.0kg

カヌーの部小計

77.0kg

総  重  量 

135.1kg

今夜取り付けたのはバーを4本とマジコさんちから出戻ったRV-INNOのボートスライダー。カヌー関係のアタッチメントは春まカヌー倉庫で保管しておくのだ。

れにしてもやたらに重いキャリアバー&フット。加えてカヌー用のアタッチメントやMagic-o-carrier本体などを足し算すると...キャリアの総重量は58.1kg。
それに3艇のカヌーを3艇乗せると...驚異の135.1kg!!!(但しカヌーがカタログ通りだと仮定して)2本のバーに分散して荷重が掛かる(中の2本はボートスライダーの支柱とカヌーを積込む際のルーフ保護の役割を担うだけで積荷の重さは掛からない)とは言え、フット1個あたり30kg以上を支えることになるので、たぶんレインガーター(雨樋)が曲がっちゃうんだろうと思われる。
...確実に燃費悪化の大きな要因になりそうだなぁ(涙)

あっ、それから、キャリアバーを4本載せたダッちゃんを見て、Azuがひとこと。『うわぁ、ダッちゃんがトナカイになっちゃった!』ト、トナカイ?ナルホド、角に見えなくはないな(笑)。でも2mのバーが車幅からはみ出さずに自然な感じってのはスゴイわ。

2/3

起きしてダッちゃんで浜松へ。去年から綿密な打合せを重ねてきた「ダッちゃん仮眠室化計画」の第一弾として上段ベッド&フロントプライバシースクリーン&フロアマットの架装が始まるので、ダッちゃんを浜松のトランスポーター架装プロショップ・オグショーさんに預けに出向いたというわけだ。いつものように伊勢湾岸道を通って、観覧車のある刈谷のハイウェイオアシスで休憩。場内のコンビニで買い物をしてる間に隣にTOYOTA BBが停まってて、同じブラックボディなのでまるで親子か兄弟みたいで思わず写真を一枚(笑)。

松西でちょこっと渋滞した他は割とスムーズに東名を走り抜けて10:30にオグショーさんに到着。

工場長の日下部さんとふたり、すでに出来上がってるスクリーンを実車に持ち込んでサイズの間違いがないかを確認(ピッタリ!...嬉)。スクリーンは剥き出しでただ取り付けるだけではなくて、ダッちゃんの純正サイドスクリーンと同じようにスクリーンの両側を内装に似た風合いの化粧板で覆い、収納時は全く隠れるように仕上げるのだそうだ。正直、僕はそこまでしてもらえるとは思ってなかったので『そんな仕上げでいいですよね?』という日下部さんの問いにウンウンウンと張り子の虎のように頷くばかり(笑)
スクリーンの仕様が決まった後はいよいよ真打ち!...ベッドの打ち合わせ。

地見本帳の中にダッちゃんのシートと色も風合いも酷似してるものを見つけ、何の迷いもなく一発で生地が決まる。日下部さんや社長に『この前送ってくれたベッドの完成予想CG、スッゴイですねぇ〜!』なんて冷やかされながらも、『僕らが描いてたイメージそのままで助かりますよ!』とちょっとだけ感謝されて作ってよかったなぁとひとりで自己満足。(僕らの業界ではパースを描くことはかなり一般的だけど、オグショーさんのようなクルマ屋さんではあまりしないのだそうだ。既製品じゃなく、今現在この世にないものをイチから作る際に、お互いの頭にあるイメージのズレを解消するためには、こんな方法も有効なのかもしれない。)

ンプルのベッドに実際に座ったり持ち上げたりして見比べながら、収納性と寝心地のバランスを考慮しつつベッドの厚さを50mmに決め(最もTherm-a-restに近い寝心地であることを基準に選んだ。)、エッジのパイピングとステッチの幅など詳細に検討...ダッちゃんのシートのステッチの幅や形状をそのまま真似ることで統一感ある車内を演出していただけるとのこと...そこまでやるか?さすがはこだわりのプロショップ...OGShow恐るべし!である。
ベッドの仕様が決定したところで次はゴムフロアマットなんだけども、現在のところショップにサンプルがないので希望する形状だけを伝えて、素材等については後日素材サンプルを送ってもらって決定するということで今日の最終打合せは終了。

あとは2週間後の出来上がりを楽しみに待つだけなのだ!!早く来い来い『走る仮眠室』!(笑)

2/17

グショーさんから今日もメールが届いた。ダッちゃんをオグショーさんに預けてからはや2週間。いよいよ子供用2段ベッドとフロント側のプライバシースクリーンの取付けが完了し、現在縫製に出ているベッドマットが明日にも届くとのことで、今週末に引取りに行くことが決まったのだ。今回の一連の架装作業で、僕が一番心に残ったのは、オグショーさんの仕事ぶりである。まだ完成した実物を見てないのに“仕事ぶり”ってどういうこと?って疑問に思われることだろうけど、僕がここで言う仕事ぶりというのは、商品そのものじゃなく顧客への対応についてである。

えば朝にメールを書く。昼には返事が届く(驚!)。で、返事を書くと...夕方にはもうその返事が届く。メールの内容を挙げるわけにはいかないけど、営業の大橋さんの文面は必要な要件は満たしつつ決してビジネスライクなモノじゃなくてまるで仲間のような心のこもったものである。
もしかしてオグショーさんってヒマ?(笑)いやいや、この2週間はオグショーさんの主力取扱車種である新型ハイエースが発売されたこともあって、大規模な展示会を開催された、オグショー史上最も忙しい2週間(笑)であったはずなのである。今回のダッちゃんの架装はいわゆるワンオフである。部品ひとつひとつが手作りで、取付けも実際にダッちゃんの内装を分解してみないと構造が解らない、とてもややこしい作業になったはずである。

んな中、工場長の日下部さんは作業工程を全て写真に収めてくれた。企業秘密も多く含まれるだろうから、この写真の公開に関しては慎重に取り扱う必要がありそうだけど、遠く離れた場所に住んでて気軽に作業を見ることが出来ない僕にとって本当に有難い心遣いだった。
僕もある意味“ワンオフ”な仕事に就いている。現在カゲもカタチもないモノを想像で売ることが多い。顧客に少しでも安心してもらえるように可能な限り詳細精密なパースや設計図を描いたりするけど、一番大切なのは、人と人の信頼感。顧客は僕という人間を信用してまだ見ぬ品物にお金を払うのである。僕はオグショーさんの仕事ぶりに『夢をカタチにする』商売の本来あるべき姿を見た。良い勉強をさせてもらいました...授業料は払わないけど(笑)、変な経営セミナーに行くよりよっぽど大切な商売の本質を見た思いである。
(そんなわけで、まだ仕上がりを見てないけど代金の振込完了!後は引取りに行くだけ!)

 

 

 

 
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