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FLAME LAYOUT
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12/26

ー用品店で取り寄せをお願いしてるTHULEの2000mm強化バー(ただ今、メーカー欠品中。バーだけだと送料の関係で個人輸入よりも国内購入が若干お買い得)が届くのを待ちきれず、Discoからダッちゃんへキャリアの移設に取り掛かる。

『これってLAND ROVERの純正キャリアですか?』幾度となくそう聞かれるほどDiscoに似合ってたTHULE420をMagic-o-carrierのフット部分まるごと取り外し、脚立に乗って慎重にダッちゃんに移す。
Discoの車幅(1890mm)ギリギリ+αで、実は1920mmあるキャリアバーもダッちゃんに乗せると妙にナローに見えるから不思議だ(笑)。
ントはもっと違和感なく取り付けたいので高さを抑えたいところだけど、我が家のリカーブドデザイン(両端がせり上がってる)のカヌーを積むためにはルーフとのクリアランスを最低200mmは採る必要があって、何だか妙に腰高っていうか、ダッちゃんのどっしりした感じのフォルムを崩してしまうのが残念なところだ。

前後の位置については、どのようにカヌーを積むかによって変わるので今はまだ仮の位置だけども、リアエントリーならマジコさんにお譲りしたRV-INNOのボート用スライドキットが、サイドエントリーならオークションで売っちゃったTHULEのカヌーアウトリガーが必要...それともバーの中空部にもう一本ワンオフのバーを仕込んでもいいのかもなぁ(また悪い癖が始まった!...笑)
それにしても、ダッちゃんにカヌー3艇積みしちゃうと異様な感じになりそう...(涙)

12/28

格的な冬を間近にしてスタッドレスに履き替えることに決める。イロイロ悩んだ末、結局Discoが今、履いているMICHELIN 4×4 Alpineの事実上の後継モデルであるLATITUDE X-ICE 265/70 R16 112Qに決定。ノーマルのBridgestoneが245/75 R16 109Sだから直径774mm/max.荷重1030kg/設計最高速度180km/h。X-ICEは直径777mm/max.荷重1120kg/設計最高速度160km/hということで、タイヤが柔らかいのと偏平率が上がってサイドウォールのたわみが減少するのが相殺されて乗り味はほぼ同じになるのかな、というのが素人なりの予想だけど...朝一番でダッちゃんをH自動車さんに持ち込んで、タイヤ交換作業に取り掛かってもらう。

方、既にシャッターが下りて店じまいのH自動車さんでダッちゃんを引取り、少しだけ足慣らしドライブ。ほんの50kmのドライブでは何も判らないんだろうけど、少なくとも今の段階で言えるのは...ノーマルよりも好ましい挙動を見せるということ。ロードノイズは半減、ギャップを越える瞬間の振動も小さく、コーナリングでのたわみ感もほとんどない。タイヤのサイズが20mm幅広になって偏平率が5%アップしたことが効を奏したのだろうか?ノーマルのBridgestoneは“いかにもアメ車!”ってイメージのホワイトレター(タイヤのレタリングが白)だったけど、実は僕はあまりアレが好きじゃないので(アメ車乗りの風上にも置けないって非難されることを覚悟の上でカミングアウトしますけど...笑)、MICHELINのいかにも欧州的なデザインは非常に好ましいものだ。

かも20mmのワイド化でFフェンダーが“面イチ”。早速ガソリンスタンドの若いお兄ちゃんに『おおっ、akiさん、カッコイイっスねぇ、面イチじゃないっスかぁ〜!』と褒められちゃいました(笑)
(*またまた非難を覚悟で言わせてもらうと、どうしてアメ車って“暴力的”で“マッチョ”な“荒くれ男”でもって“少し頭悪そう(笑)”で“アブラギッシュ”なイメージで語られるんだろう?雑誌やウェブを見ると『男らしい』って言葉がやたら出て来る(笑)けど、僕はどっちかというと片田舎の油の抜けたおっちゃんが田舎道をトコトコと走らせてるイメージなんだなぁ。
FIAT UNOはPIRELLIだったけど、偶然にもこれまで所有した2台のVOLVOもRenaultもLand Rover2台も今のFIAT PUNTOも...みんながみんなMICHELINを履いてて、僕はMICHELINに『国産タイヤよりも少し控えめな性能だけど倍長持ち』というイメージを抱いてるんだけども、さて、このLATITUDEちゃんはどれだけ長持ちするんだろう?...車重はかなりのものだけども、フロントミッドシップ(?)エンジン&後輪駆動と比較的バランスが良いダッちゃんを使って、夏もこのスタッドレスのままで耐久性テストをやってみるつもりである...って、ホントはスタッドレス専用のホイールを買う資金がない言い訳なんだけどね。

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ぇ、“大人のオモチャ”が届いたわよ。しょうがないわねぇ...。』ともちゃんが苦笑いしながら僕を呼ぶ。(えっ、そ、そんなモノ注文した覚えないんだけど...。)渡された箱を見て大爆笑。ダッちゃんのミニカーだった(あ〜びっくりした!)。年末にメンバーに加えてもらったFreeWheelingというダッジバンのクラブ。そこで教えてもらったモデルカーショップに電話して、ダッジバンのダイキャストモデルを2台送ってもらったのだ。

で2台買ったというと、日本向けのインターナショナルショッピングは$100以上しかダメって言うんだもん(一応言い訳を書いておかないと...)。スケールは1/25でとっても緻密な造りが素晴らしい。僕はコレクションの趣味はないけど、FIAT UNO Turbo i.e.以来、自分の所有したクルマのミニカーを全部手に入れることにしてる(VOLVO 850 ESTATEだけはプラモだけども・・・)ので、ちょっと嬉しい。

Dodge Ram Work Van - This Limited Production item includes: Opening driver and passenger doors opening dual rear and side doors openinghood with authentic Magnum engine and a fully detailed interior with toolbox and cabinets.

1/13

日のお伊勢詣りの駐車場は県営陸上競技場の広場だったので、当然ながら未舗装。おかげで、子供達が泥の付いた靴でガシガシ歩き回ったダッちゃんの車内は泥だらけ。(でも、クルマが汚れるなんてつまらないことで子供達を叱りたくないし...あくまで、“道具”ですから。)
水遊びや雪遊びを楽しむことが多い僕らには、豪華なマットは不要。これまでに所有したVOLVOもLand Roverも純正でフロアを隈無く覆う出来の良いラバーマットが用意されていて、納車と同時に装着していたので汚れた靴なんて気にしたことがなかったけれど、今回のダッちゃんには、そういう気の効いたオプションはなく、毛足の長いカーペットのままでかなり気を遣う。でも、“土足厳禁”にするのは死んでもイヤなので(笑)、ホームセンターでいわゆる“コインマット”(¥800/m)と呼ばれるゴム(正式には塩ビだな。)マット92cm幅を6m買ってきてダッちゃんのフロアに敷き詰めることにする。
はオグショーさんで2段ベッドやプリーツスクリーンとともにゴムマットの製作もお願いしていて、春までにはちゃんとしたものが出来上がるので、取りあえず数カ月使えれば良いんだけども...。

ガーゴルームの後端からダッシュボードまでの長さはざっと3.6mあってフロアの幅は平均1.6mなので、全部に敷き詰めるとなると結構大変なんだけども、型紙なしで現物合わせ、フリーハンドでタイヤハウスやシートレグに沿ってハサミでチョキチョキ切って1時間半ほどで出来上がり。まずまずの仕上がりかな?

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ッちゃんのミニカーを手にとって下回りを見たら、これがもう極めてシンプル(笑)。まさか実車はこんなに単純じゃあるまい、と思いながら覗いてみたら、ミニカーそっくり(笑)。その時、ふと気付いたのは、下回りやタイヤハウスが鉄板剥き出しになってること。一応は黒く塗ってあるけど、どう見てもシャーシブラックでシュッシュ以上でも以下でもない感じ...つまり防錆処理は一切されていない感じなのである。

疑問に思ったことは、すぐに解決するのが僕の主義なので、早速ダッちゃんのディーラーさんに電話してみる。すると...
界の超大国でかつ技術大国・月まで行っちゃうアメリカで製造された車だし、NASAで使用してる秘密の塗料が塗ってあったり...するはずはなく、『アハハハ、な〜んも塗ってありませんよ。』という返答。『ん、な〜んもですか?じゃ、錆びますよね?』『はい、錆びます。』『じゃぁ、融雪剤とか撒く地方のオーナーさんはどういう対策を?』『な〜んも(笑)。真っ赤に錆びたらそれ以上錆びないですし、クルマの寿命ぐらいの間は穴が開くことないですから...』『はぁ...』ホント、アメリカ車には驚かされることばかりである。

も、僕の常識によれば錆びるより錆びない方が長持ちしそうな気がするので(笑)、自分で防錆対策を取ることに。Casitaの時は時々(月に一度)シャーシブラック(商品名)を塗ってたけど、シャーシブラックは結構すぐに剥がれてしまって面倒なので、VOLVOやAUDIなどで純正採用されてるnoxudol(指で押すとぶよぶよする柔らかい塗料)を奢ることにする。

自分で塗ろうと思って、会社の近くにあるS板金さんに立ち寄ってnoxudolを6本ほど注文したら、『ワハハハ、ダッジバン?アンタも好きやねぇ〜。何ならオレ、塗ったろか?面白そうやし(笑)』ってことなので材料が揃い次第お任せすることになった次第。
3日後、noxudolが届いたという電話をもらったので、昨日からダッちゃんは防錆塗装のためにS板金さんに入庫。S板金さんは仕事場のすぐそばなので、昨日の朝はダッちゃんに乗って出勤だ。お互いに忙しい朝。クルマを預けてキーを手渡しただけでそれほど長くは話せなかったけれど、夕方仕事を終えてからS板金に立ち寄って、結構話し好きの親方と1時間ほど会話を楽しむことが出来た。
工場に足を踏み入れるとタイヤを外されたダッちゃんを大型のジャッキでリフトアップしてマスキング作業の真っ最中。
『このクルマ、新車やなぁ、まだナンボも走ってへんのちゃう?』

12月の半ばに納車されたことや、まだ500マイルちょいしか走ってないことを告げると、親方はニコニコ笑いながら続ける。
『よかったなぁ!このクルマ、修復歴も再塗装も全然ないデ。当りやこれは。』
親方によれば、以前、新車並行でサバーバンを買った時に納車後すぐに自分で防錆塗装しようとリフトアップしてみたら、何ケ所も板金塗装の跡があって唖然としたんだそうだ。お客の中には新車なのに修復歴(フレームの歪み修正)があるハマーもあったとか(!)
『アメ車ってぇのはそんなもんや。そんな欠点を差し引いても余りある良さがあるけどもな...』(ニッコリ)

れまで知らなかったけど、親方は結構なアメリカ車フリーク。ダッちゃんの下に入ってアレコレ特徴を説明してもらうことが出来た。
『見てみ、コレ。スッゴい単純というかシンプルやろ?アメ車はメーカー違ぅても、それなりに部品を“現場合わせ”出来るんや。ダッジはクライスラーか?そんでもGMの部品で代用もできたりするから、それが面白ぅてアメ車にハマる人が多いんやな。』
下回りを一巡してレクチャーをした後、親方はしみじみと幸せそうな笑みを浮かべて言った。
『このクルマ、壊れるとこないわ。丈夫やでぇ〜。』
いつい長話してしまったけど、仕事の邪魔をしてはいけないことに気付いて帰ろうとすると...
『なぁ、このクルマ長いこと乗るつもりか?』と尋ねる親方。僕が『うん、ずっと乗れる限りは乗るつもりですわ。』と答えると、『ホンマか?(笑)そんなら、ついでやからな、バンパーの裏とか吹ける(塗れる)とこは全部細こう吹いといたるわ。長いこと乗れるようにナ。』

そして、今日の夕方、ダッちゃんを引取るために再びS板金へ。
『おまたせっ!これでもうスキーに行ってもダイジョーブや。コイツで行くつもりなんやろ?スキー(笑)』工場の床に寝転んで下回りを見ようとすると...『あ、アカンアカン!この塗料はすんぐには乾かへんから服汚れるデ。見んでも大丈夫。見えへんトコまで全部塗っといてあげたから。錆びるのが錆びへんようになるだけやからまぁ、効果は体感出来んやろうけどな...』病人が病院に行かずに放っておいたらどうなってたのか判らないってのと同じ話?(笑)

でも、この親方の言葉に反して、ダッちゃんを運転し始めてすぐに効果を体感することが出来た。何と、施工前に比べてロードノイズやメカニカルノイズが格段に静かになっちゃったのだ!えっ?ダッちゃんってこんなに静かなクルマだったけ?あくまで感じるだけかもしれないし本当の理由は分らないけれど、たぶん下回り全体をゴムを含んだソフトな皮膜で覆ったことで吸音効果があるんじゃないか?noxudol施工の意外なメリットなのである。

 
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