我が家にDODGE
RAM1500
VAN(ダッジ・ラム1500バン)がやってきた!アメリカ車のことが詳しくない99.9%の皆様のためにちょっとだけ解説するとDODGE*1はブランド名、RAM*2が車名、1500*3は最大積載量を意味する。カテゴリーはフルサイズバン。このクルマを見ると『デッカイのに何でエルグランドやアルファードが“ミニバン”なんだ?』という疑問が一挙に解ける圧倒的な...というか馬鹿馬鹿しいほどの不必要なデカさの、まさに“フルサイズ”バンである。
↓の解説に詳しく述べるのでここでは割愛するけど、車名のRAMとは羊である。でも、僕は我が家にやってきたこのクルマを観た瞬間、そのフォルムからAzuの部屋にある一匹のぬいぐるみを連想してしまった。そのぬいぐるみとは、黒豚(笑)...そして初めてこのクルマをドライブした時、最小回転半径が7mを超え、あまりに重いのでブレーキが効かないことに驚いた僕がまっ先にイメージしたのは『猪突猛進』という言葉だ。そう、こいつは可愛い羊ちゃんなんかじゃなく、黒イノシシ...“羊の皮を被ったイノシシ”なのだ。コイツが我が家にやって来た日、DODGE
Black Wild
Boar*4
VAN...僕はそう名付けた。
Diaryでも追々書いて行くつもりだけど、このクルマが気になり始めた時、これまでのクルマを買う時もそうしたように資料を集めることから始めた。ところが、このDODGE
RAM1500
VANというクルマ、歴史上これまで一度も日本へ正規輸入されたことがないこともあって、ほとんど...というか全く資料がない。アメリカ映画を観てると必ず一度は目にするとてもポピュラーな(この場合、“人気がある”という意味ではなく“一般的な”の意味)バンであるにも関わらずである。
ムック本や専門誌がないのは当然ながら、一般的な自動車専門誌で取り上げられることもまずない。唯一の例外はアメリカ車専門の雑誌なんだけども、これが見事に広告ばかりでしかもちょっと僕の好みとは違う気がする。(Casitaの時も痛切に感じてたキャンピングカー雑誌『ガ●ヴィ』とか『オー●キャンパー』の違和感...なんて言えばいいのかな?方向性の違い?とにかく、もし仮に雑誌のステッカーが当っても何となくクルマに貼りたくない感じ?...笑)
でも、古本屋に足繁く通い、これらの雑誌を探し歩き、出版元にも何度か電話してフルサイズバン特集のバックナンバーを注文したりもした。でも、コレは全く成果なし。装丁の悪いこれらの雑誌が古本屋に並ぶことはなずないし、アメ車雑誌の老舗アポ●出版も希望の号のBNは在庫切れという回答だ。
そうなると、資料は唯一カタログだけってことで、アメリカ本国のカタログを取り寄せようとしたけど、ITが想像以上に進んでるアメリカではクルマはWebで情報を集めることが多いらしく、カタログはほとんど存在しない。しかも残念ながらこのモデルは2003年が最終モデルってことで、DODGEのサイトにも載ってない。
それでも、捜しまわった末に手に入れたDODGEコマーシャル(商用)モデルの2003総合カタログ。数カ月の努力の成果はこれだけだったのである。
こんな調子でホントに実車を手に入れることが出来るのだろうか?ホントに不安だった数カ月。復習の意味も込めてDODGE
RAM VANを紹介してみようと思う。