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CHAPTER 5 薪ストーブ本格始動!

WINTER,1999

 

 

 

11月16日 Chichoのヒゲがゼンマイに!? 昨日の夜から低気圧の通過にともなう強風が吹き荒れる。平均風速10m/s以上、天気予報によると午前5時には瞬間最大風速28.5m/s!煙突附近での乱気流を心配してたけど、煙突の吸い込みには全く影響がなくてひと安心なのだ。しかし、朝玄関を出てびっくり!ガレージの薪山がひとつ雪崩を起こしてたのだ。焚き付け用のスプルース材は持ち運びの利便性を考えて直径25cmぐらいに荒縄で縛ってあったのだが、見事に重石のレンガとともに吹っ飛んでしまってた(涙)。
夕方帰宅してから2×4材で巨大なブックエンドのようなL字型の柱を作って、崩れた薪を積み直す。ついでに薪ストーブ屋さんで買った金具を使って薪置場をデッキに設置した。これはストーブで燃やす直前の薪をストックしておくためのもので、大体一週間分にあたる量を積んでおける。横には焚き付けの細い薪を入れる自作コンテナ、そして灰入れバケツを配置。
それはそうと、今日夕方いつものように薪ストーブの前で寝てるChichoの顔を見て家族みんなで大笑い。ヒゲがゼンマイなのだ(爆笑)どうやら燃えてる薪ストーブと炉台の壁との間をすり抜けようとして自慢のヒゲを焦がしてしまったようだ。うちの子供達は初めて火を入れた日に実際に燃え盛る薪ストーブに一瞬触らせ、その熱さを体験させてあるので火傷の危険性が高いことを知っているが、Chichoは言葉が通じないのでこんな結果に...。でも、もうこれで危険性は十分わかったことと思う。それにしてもゼンマイヒゲとは可笑しいなあ。


ストーブ前の薪置場

季節はずれの向日葵と薪

 

 


 

11月19日 毎日少しづつ... これだけ日没が早くなると「仕事を終えてからちょっと薪拾い」なんて絶対無理。トラック一杯の薪を玉切して積込むには、どうしても2時間は必要だし...。そんなジレンマの中、ある考えが閃いた。一度にたくさんgetしようと思うからいけないのであって、昼休みとかちょっとした休憩時間とかに手早く薪拾いをすればいいのだ。と言うわけで、昨日からディスカバリーにチェーンソーを常備してカーゴルームに載るだけ拾うことを日課にした。この程度ならチェーンソーを5分程度動かすだけなので所用時間は10分以内。それでも約1週間分が集まるわけで、週に2〜3回倒木や伐採済みの木を見つける機会に恵まれる僕にはいいペースなのかも。大量に発見した時は、ちゃ〜んとシステム手帳に控えて時間のある時にじっくり拾いに行けばいいのです。


さすが農耕車の末裔!って感じ

 


 

11月26日 ほだ木の安定供給決定 本格的に薪ストーブを使い始めて約一ヶ月が経過した。習慣というのは恐ろしいもので、それほど寒くなくてもとりあえずストーブの前に座って火を入れてしまう。これはMamaも同じみたいで、「何だか薪ストーブが燃えてないと淋しいのよね。」などと言い出す始末。たった一ヶ月で我が家の主役はテレビから薪ストーブになってしまったようだ。

相変わらず、薪集めはどんどん進む。ほぼ1日おきに↑のような感じで少しづつ集まって、ついに置場がなくなってしまった(涙)そんなわけで薪山がひとつなくなるまで薪集めは中断を余儀なくされてしまった...のだが、相変わらず建設会社さんが名刺を見て連絡をくれるので、今後のために少しは引き取らないとマズイかな?なんて律儀な僕なのだ(笑)


そろそろ打ち止め

そんな状況だというのに、現物を見ると宝の山に見えてくる。今日は田んぼのまん中に積み上げられたナラを発見。しかも1m程度に切り揃えてあるじゃないか!農道に車を停めて、あぜ道を通ってナラの山を眺めてたら、「あんた!何しとるの?」いきなり後ろからおばちゃんの声。「えっ?ああ...これ使わはるんですか?」「ああ、これは椎茸の『ほだ』やわ。もう使えへんから燃やそ思ってな。」どうやら役目を終えたほだ木らしい。近付いてみると菌を植えた穴がぽつぽつと見える。おばちゃんに事情を話すと、「まあなんと珍しいにいちゃんやなあ。今どき薪で暖房かいな(笑)うちも前はこれでボイラー焚いとったけど、今は使わへんし、持って行き。ただ、菌が回っとるさかい軽うなってパッて燃えるよ。」確かに細いものはスカスカな感じだけれど、15cm以上のものは乾燥しているのにまだまだ重量感たっぷり(杉なんかよりは断然重い)。「今度の日曜にでも戴きに来ます。」「これからいっぱい出るさかい、勝手に持って帰ってエエよ。」...ついついね(笑)

 


 

11月28日 みんなであったまろう 今日は午前中がAzuの父親参観。親子で工作のあとは偉い先生の「子育て講演」。『今の子供達はなんでもスイッチポン!で色々な過程を経て物事を達成するってことがない。達成感がない→我慢ができない→すぐキレるんです。』なんて内容。いかにも教育者らしいモノの考え方に同意できる部分も「そりゃ違うんじゃないの?」って部分もあったけど、スイッチポン!の弊害は確かなところ。
だからってわけじゃないけど、午後からは家族で先日の椎茸のほだ木の引き取り作業にでかける。いつものように2tトラックに道交法違反の4名乗車で某田んぼへ。家族で薪集めも今回が3回目ということで、Papaがチェーンソーで玉切りしたナラのほだ木を子供達があぜ道まで運び、Mamaが一輪車でトラックに積込むといういつもの役割分担も板についてきた。しかもこれまでと違って薪ストーブの暖かさ、有難さを実感してるだけにみんな楽しそう。「これで3日分ぐらいだな...。」などと独り言を言いながらMaakunは量の計算までしてる!僕がそうであるように、自分で集めたり運んだりした薪を燃やして暖まるってことの楽しさを他の家族も少しづつ感じられるようになってきたようだ。

みんなで運べば楽しくて早いのだ

ただ、これは強制とか義務とかじゃなく「楽しい」からやってるんだってことを子供達に感じて欲しい。イヤなら石油ストーブやエアコンもあるわけだし、何事も無理せず肩のチカラを抜いて気楽にやってほしいのだ。講演会の偉い先生は子供に仕事を与えることを教育的配慮であるかのようなニュアンスだったけれど(大人になれば嫌なことも我慢しなくちゃいけなくなるんだから、子供のうちにその訓練をすべきだって感じだった。)僕は違うと思う。人が嫌がったりしんどいなあ、なんて思うことをいかに楽しむかが大切じゃないのかな?生きるために人間は人生の1/3を働かなければならないけど、その時間を苦痛だと感じずに楽しみに変えることができたら...。僕もMamaもそういう発想で生きてるし子供達にもそうあって欲しい。以上、子育て講演会と薪拾いを通じて僕が感じたことでした(笑)
薪を積み上げたあとは久々に近所のホームセンターへ。店に入るなりMaakunが一言「僕もPapaみたいな革手袋欲しいなあ...。」「何に使うんだ?」「薪運んだり、キャンプで焚き火したりするのにひつようだからね。」「へっ?」いつかのように子供同士で「たきびとおんなはいじりすぎるとうまくもえないんだよなあ。」なんて言うのかと思うと可笑しくて...。でもちょうどぴったりの革手袋が売ってたのでMaakunに買ってあげた。最近はこんなのあるんだなあって感動モノの革手は¥800。大人用にも遜色のない作りだ。

ちなみに椎茸のほだ木は、思ったより火持ちが良くてなかなか良い薪になりました。(表面は腐ってるし、スカスカに軽いけど割ってみると中心2/3はまだまだしっかりしてる。しかもかなり乾燥してるので即燃やせる。)さすがナラ!

 


 

12月29日 久しぶりの薪拾い 12月に入ってからは家の増築工事に気を取られ、薪集めがおろそかになってしまった。寒さも本格的になってきたし、子供達の学校が休みということで昼間のごく一部の時間を除いて1日中薪ストーブを焚いているので、11月8日「薪ストーブな日々」に載せた写真の約2倍の消費量である。(約20kg)。そんなわけで薪置場に若干の余裕ができたのを機に久々に薪拾いにでかけたわけだ。
今日の場所は以前に落下事故を起こした山の反対側。崖崩れ防止工事のために、クヌギと椎を約30本伐採済みである。崖崩れ防止工事をするだけあって今回も約20〜30°の急傾斜地。今回は命綱を体に巻いての作業(笑)その上崖の下には民家があるので、丸太もワイヤー&ジャッキで固定する必要がある。(万一落下させたら冗談では済まない)そんなこんなで作業の効率は悪いのだけれど、うかつにも11月の伐採作業中に「コレ、お正月までには取りにきますから...。」なんて約束したものだから放置するわけにもいかず...。
ただでさえ足場が悪い上に玉切りした丸太を担いで林道まで運び上げなければならないし、そこからトラックまでは一輪車が使えないほどの急坂を下る必要があったので、HONDA力丸(エンジン式クローラ運搬機)を使用するなどして作業は難航し、結局2時間、2tトラック平積み(約1.5t)を積み終わったところで体力の限界がきてギブアップ。


薪割り台より太い丸太も...

簡単に割れるのです。

それに引きかえ、楽しいのが薪割り。多少火持ちが悪いとは言え、椎の割り易さって言ったらない!マジックアックスなら、ご覧のような太いものも一撃でまっ二つなのだ。結局、苦労してトラックに積込んだ丸太はほんの1時間で全て薪割り完了。

 


 

1月25日 風が吹けば桶屋が儲かる? 1月も半ばを過ぎてから、やっと冬らしい寒さになってきた。とはいえ、温暖なこの地方では氷点下になる日はまずないのだが...。しかし、息子のMaakunがインフルエンザにかかってしまい一日中家にいるので(小学校も一週間以上学級閉鎖)薪ストーブを24時間焚き続けていて消費量は30kg/日とかなり多め。さしづめ「風が吹けば桶屋が儲かる」じゃなくて「風邪をひけば薪が減る」状況(笑)
ただ、有難いことに今なお、薪の供給は順調で10/18に焚き始めた頃よりも今の方が遥かに在庫は多いし、先日新たに故郷に薪置場(玉切り場)を確保することができた。ヨメさんも「そんなに集めてどうするの?」とあきれ顔だけれど、友人、知人の厚意を無にするわけにもいかず、ただひたすら集めるのみである。

2000年1月末現在の在庫


薪置場 その1(D5m×H2m2列)椎、栗、クヌギ

薪置場 その2(D7m×H2.2m)クヌギ、コナラ

薪置場 その3(D12m×H2m)椎、クヌギ、樫

薪置場 その4(D16m×H1.2m)樫、エノキ、クヌギ
薪置場 その5(玉切り場)長さ1.5mに切り揃えて積んである。コナラ、桜、樫

ただ、僕の場合休日が少ない(週休1日あるかないか...)し、3月〜11月はその少ない休日もカヌーに出かけてしまうので、寒いこの時期にできる限り多く集めておく必要があるのも事実。友人、知人からの連絡を待つだけではなく、自分でも積極的に薪探しを行なっている。
その方法とは、普段から森の方に出かける時は辺りを良く見回して、倒木や伐採された広葉樹がないかどうかをチェックするのである。近くで作業している人に事情を説明してその山林の所有者の名前を聞き出す。あとは家から所有者に電話をかけて許可をもらうだけ。もちろん、仕事中だったり用事があったりですぐには回収できないことが多いので、愛用の fILOFAX には「薪入手先リスト」なるリフィルを設けて、たとえ一本の倒木でもチェックをするように心掛けている(笑)。道路工事などの場合はかなり時間の余裕がないので空振になることが多いけれど、山林の倒木は何年も朽ち果てるまで放置されるだけなので対応が楽なのである。
また、樹種によっても対応が変わる。この地方で広葉樹の需要はほとんどないのだが、ことクヌギ、コナラなどに関しては椎茸栽培農家の需要があるため足が速い。ただ、椎茸農家も高齢化が進んでいるので直径15cm〜20cmのものだけを規定の長さに玉切りして椎茸小屋まで運んであげると非常に喜ばれ、それ以上の太さのものは全て戴けるという作戦(?)も効果的。こうやって普段からつながりを持っていると、木や森に関して勉強になるばかりか実益も大きいのだ。薪集めを始めてまだ1年にもならないけど、僕の fILOFAX にはすでにのべ50数カ所の薪の在り処と20人近い親切な人たち(や建設会社)のリストが出来上がっている。以前にも書いたけれど、薪ストーブのおかげでそれまで知り合う機会のなかった人との出会いが生まれ、体だけではなく心まで暖めてくれているのだ。

打ち捨てられている樫の山。一昨年の台風被害によるものだが、いまなおキノコが生えず、また腐ることもなく重量感たっぷり。乾燥状態も完璧なので近日中に回収予定だ。

こちらも台風による椎の倒木。そばには直径1m以上ものクヌギが数本横たわっているが、あまりに太いのと竹に引っかかっているのでちょっと回収は無理。40cm級の椎のみ本日回収。

 


 

1月26日 前面ガラスの汚れについて 薪ストーブは煙突掃除以外はメンテナンスフリーに近い丈夫な道具だけれど、使用上一番気になるのが前面ガラスに付着する煤の汚れ。焚き始めの頃は薪の状態があまり良くなかったのと、温度管理に不馴れだったこともあって毎日のように専用のガラスクリーナーで拭き取っていたものだ。でも、慣れてくると以前ほど汚れなくなったし、高温で焚いているうちに自然と綺麗になるってことを発見して最近では結構無頓着になってしまった。それに24時間焚き続けているのでガラスを冷まして掃除してる暇がないし...。それでも、乾燥の良くない薪の木口がガラスに向いている時に炎がガラスを舐めると一瞬にして黒く曇ってしまう。また、1〜2週間に一度の拭き取りも頑固な汚れの時は一苦労。(専用クリーナーが悪いのかも)
そんな頃、知り合いの薬屋さんからある情報を得た。「煤を拭き取るんだったらアンモニア水がいいんじゃないの?」どうやら以前から煤を掃除する目的でアンモニアを買っていく顧客がいるらしいのだ。「もちろん、akiちゃんのように薪ストーブのガラスなんて特殊なものに効くかどうかは知らないけど、自己責任で試してみれば?(笑)」早速、500cc入りアンモニア水(¥450)を購入、恐る恐るキッチンペーパーにつけてガラスを拭いてみる...「な、なんじゃこりゃ!!」こする必要もなく、ササッと煤がとけるように取れていく。専用クリーナーだとあんなに力一杯こすってた頑固な煤の固まりが、一瞬にしてピカピカなのだ。その上アンモニア水は無色透明なので拭き取りの必要もなく、2週間分の汚れがキッチンペーパー一枚で落ちてしまう!もちろん、ストーブメーカーに問い合わせたわけでもなく自己流で責任は持てないけど、効果絶大でコストパフォーマンスにも優れているのは事実。うちは約一ヶ月間ずっとアンモニア水ばかりだけれどガラスに不具合が出ていないのでたぶん大丈夫だとは思うので、覚悟を決めた方はお試しあれ!!

 


 

1月30日 煙突掃除グッズを買った。 薪ストーブ24時間燃焼態勢になってから一ヶ月以上になると不安なのが煙突のタール。煙突内部にタールが溜まると排気の効率が落ちて燃えにくくなるし、最悪の場合は煙突内でタールが爆発的に燃え上がる「煙道火災」もひき起こしかねない。実際にその現象を見たことがないけれど、ひとたびこれが起きると凄まじい大音響とともに煙突から火炎が吹き出して自分の家はもちろん隣の家にも火災の被害をもたらすらしいのだ。(考えただけでも恐ろしい!)
そこでそんな事故を未然に防ぐべく、いつもの薪ストーブ屋さんに出かける。お目当ての150mm煙突用ブラシとグラスファイバ−製延長ロッド(5m)を発見してレジへ。「にまんななせんえんでございます。」「えっ!に、にまん!!」ブラシとロッドだけでこの価格(涙)勧められるままにダッチウエスト専用工具(¥2400)なんかも買ったから¥30000。ダッチウエストの純正部品のお掃除グッズだともう少し安かったような気がしてたけどプロに「これがオススメ!」って断言されると断わりきれない素人の自信のなさが情けない...。本当はストーブの前に敷くウールのキリムや超小型のアックスも買いたかったのだけれど、Mamaの顔色をうかがうと「NO!」。この前から内緒でキャンプ道具や低電圧ガーデンライトなんかを買いまくったツケで旗色が悪いのである(涙)
ただ、価格は高いけれど専門店の良いところは技術指導をしてくれる点だ。実際に煙突のカットモデルにブラシを差し込んで、煤を飛び散らせないコツやブラシが抜けなくなった時の対処法など色々と詳しく教えて下さった。「ダッチウエストFA225なら、燃焼効率もいいし触媒付きなので乾燥した広葉樹を焚いている限り、そんなにシビアに考えなくても良いでしょう。実際シーズンオフに掃除してみないと判らないですが、タールはコンビニの袋に1/3も溜まってないと思いますよ。もちろん、年に一度、春に定期的に掃除すれば充分じゃないですか?ただしコンバスタの定期点検は怠らないこと!そのための専用工具はこちら(笑)」とのこと。他のお客さんは何となく「お金持ち」っぽい感じの人が多くて、財布の中身を考えてヒヤヒヤしてるのは僕ら家族ぐらいだったけど(実際足りなくてカード支払いになってしまった...笑)、もう少しリーズナブルにならないものかなあ...。

 


 

2月10日 予想以上の消費量 24時間燃焼態勢がもう2ヶ月も続く。つまりこの2ヶ月間点火の儀式は行なってないってことだ。ともちゃんは焚き方が非常に上手くなってきて「えっ?ガラスが汚れてる?じゃあ、炎でお掃除しちゃいましょう。」ってな調子でガラスを拭き取ることなく薪の炊き方を変えて見事綺麗にしてしまう。僕はそんな芸当は出来ないので今や「僕は薪割る人、君は薪焚く人」みたいな感じなのだ。(とほほ...)ただし、薪割りの苦労は全く分からないので、燃やす燃やす、どんどん燃やす。シーズン始めに予想した2〜30kg/日ってのは遥かに超えて今や40〜50kgは焚いてるんじゃないかな?「ちょっと炊き方の効率が悪いんじゃないの?」などと皮肉を言うと「見てよ、コレ!」と灰取りバケツの蓋を取る。えっ、これだけ?...そう、バケツの中には見事に真っ白な綿のような超細かい灰が。しかも量が滅茶苦茶に少ない!!こんな灰を見せられると彼女の薪焚き人としての実力を認めざるを得ないのである。灰は友人Uが栃の実の灰汁抜きのために全て引き取ってくれるのだが、余りに量が少ないのでびっくり。
「ほらほら、薪置場に空きが出てるわよ!頑張って集めてらっしゃい!」ともちゃんに急かされているのだが、最近は何かと忙しくて一日薪集めに費やすわけにいかないので、毎日少し(4〜50kg)づつ集める日々だ。ディスカバリ−のカーゴルームに載るだけなので大した量ではないのだけれど、まあ、現状維持ってとこかな。

 


 

2月19日 森林組合に出かけた。 昨日、新聞を開いたらなんと、STHILチェーンソーのチラシが!!「再生紙100%使用」の文字が誇らしげなこの広告は、なんとC森林組合のもの。しかも、今週末は組合の製材工場で無料目立てサービス、整備&修理を(これもタダ!)行なうらしいのだ。僕のCSは森林組合で購入したものだし、こんな好機を逃す手はないってことで、今日の午後仕事をサボって山あいの組合の工場へ。(Maakunも行きたいと言い出したので彼とともに...)
組合に着くと事務所前の広場にテントが張られSTIHLの旗がはためいている。早速CSを手渡して目立てをやってもらう。今日は同時に「目立て教室」も開催ということでプロの技をじっくりと見せてもらったのだが、結構自分でやってるのと同じだったのでがっかりするやら安心するやら(笑)「う〜ん、結構上手く使ってますねえ。」プロに褒められ嬉しい!!アクセルを戻した時にチェーンの回転が止まりにくい症状もアイドリングが高いのが原因ということで見事解消し、Myチェ−ンソ−は完璧な状態になったのであった...めでたしめでたし。

 

 

    

 


 

 

 

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