5月2-5日 GW紀州キャラバン2006
うねりの中を漕ぎ進むシットオントップ船団
古座川大橋をくぐると海!(正面が九龍島)
九龍島を目指すMama&Azu艇
洞窟を通ってビーチの反対側に抜けると大平洋の荒波が打ち寄せている
海もいいよね! 筋肉痛になるほど目一杯漕いでも進まないわ、海面に深々とパドルを刺してもラダ−はちっとも効かないわ、みんなを率いるどころか徐々に引き離される始末。『頼むAzu!漕いでくれっ!』父の威厳もかなぐり捨てて懇願する僕。7艇の大船団は往路より高い波でうねりまくり中(振り返ると波に隠れて誰もいないっ!状態)を這う這うの体で古座川大橋をくぐって古座川に入ると役場側の堤防からマジコさんが手を振って出迎えてくれる。河原にはnokoさんと3人娘が笑顔でお出迎え。何だか世界一周ヨット旅から戻った堀江さんみたいな状況がちょっと照れ臭い(笑)。 九龍島を出発の際に観光協会に電話を入れる約束になっていて、そのおかげで僕らが到着する頃には古座川の舟着場に海賊倶楽部のスタッフの方が僕らを出迎えてくれる。『楽しめましたか?あ、楽しめましたよね、きっと(笑)。』ハイハイ、楽しめました。楽しみ過ぎてへとへとですわ。積み荷を下ろし、カヤックを手分けしてトラックに積込みながらスタッフの方との会話を楽しむ。 『もしかして、やっぱり今から“潮抜き”ですか?』『はい、もちろん!』ってわけで、古座駅の海賊倶楽部ベースに戻った僕らは着替えることなくそれぞれのクルマに乗り込んで、古座川・少女峰前の河原へ。 『潮抜きぃ〜開始ぃ〜!』僕の号令でクルマを飛び降り、水際に駆け寄って次々にドボ〜ン! 『ひゃっ、冷たい!』 大騒ぎしながら水中でウェットスーツをバタバタさせて潮抜き。何度かウェットをなめて塩っぱくなくなるまで川でウェットを洗い...ヲイヲイ誰だよ、本格的にシュノーケリングしてるのは!『えっ、何?』顔を上げたのは“カナヅチともちゃん”でした(笑)。 ウェットの塩抜きにしては散々泳いだ僕らは、また濡れたままでクルマに乗って月野瀬温泉・ぼたん荘へ。『ううっ、沁みるねぇ。』 ここでキャンプサイトに戻るtakaboo家や日置川への旅を続けるマジコ家とお別れし、少女峰前でテントの設営に取り掛かるアキヒロ家を残し、我が家とNESSY夫妻は定番・「一雨のつくし」ヘと向かう。 一雨のつくしの駐車場でアキヒロ家&NESSY夫妻と別れた我が家は、古座川沿いにR42に戻り、新宮から熊野川〜北山川を遡って午前0時に瀞峡・田戸の駐車場に到着。 誰もいない田戸で昼間泳いでたのがウソのように深々と冷え込む空気の中、雲間から覗く星空を少しだけ眺めた後、猿だろうか?鹿だろうか?時々聞こえるガサガサという音を聞きつつ、楽しかった海の思い出を胸に眠りに着いたのだった。
我が家ってやっぱりクルマも恰好も異様だな(笑)
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