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October.2005 part.2

 

 

 

 

 

 


いよいよスターンの座を奪われる時が...でも何故か嬉しそう?

 

10月9-10日 秋雨の古座川を往く(古座川ダウンリバー)

『何かお天気悪そうよねぇ。』『うん、たぶん雨だな。』『でも、屋根があるから大丈夫よ。お客さんは少ないかもしれないけど。』『や、屋根!?お客さん!?』Mamaは土曜日のフラメンココンテストのお話、僕は月曜の古座川DRのお話...頭の中が全くすれ違ってる夫婦なのである(笑)。
今週はまたまた古座川。夏休みグランドキャラバンでお世話になった鳥取のカズオミンさんちが紀伊半島旅行に来られるので、是非一緒に川を下りましょうってことになった次第だ。


阿曽温泉に立ち寄って南へ!

ま、土曜のコンテストは色々と心残りもあったみたいだけど、とにかく無事終了し、翌、日曜日は澄み切った秋晴れを恨めしく見上げながら仕事に精を出す。夕方、ダッちゃんにCAMPERとPATHFINDERの2艇を積み込んで18:00出発。途中、今年リニューアルオープンした阿曽温泉で入浴し、海山の大阪ラーメン「天翔」で夕食を食べてさらに南へ!
紀伊長島あたりから道路の中央線が見えないほど激しく降り始めた雨。いくつもの峠を越え、いつもの古座川・少女峰前に到着したのは23:00を回る。手早く2段ベッドを展開し、子供たちを寝かしつけた後、川のせせらぎを聴きながら缶ビールをプシュッ!これまで儀式のように何度も繰り返したP泊の段取りだけど、グビグビプハァ〜!な瞬間の幸福感は何物にも代えがたい満ちたりた瞬間なのだ。


目覚めて窓のスクリーンを上げると、予想通り曇天。しかも河原のススキは川下からの風に激しく揺れている。Ezwebでアメダスをチェック。なんと、潮岬を中心に50kmの同心円内だけが曇りで、周囲は弱い雨が降っている。空を見上げると海から山に向かって相当なスピードで黒っぽい雲が流れ、雨が降り始めるのは時間の問題って感じだ。

我が家だけなら『どうせ濡れるんだしね。』なんて言いながら迷わず行動開始するところだけど、今日は1才のヒロちゃんがいるカズオミン家が一緒。とにかく彼らが到着する9時まで判断を先送りして、とりあえず朝食を食べることにする。

トイレで顔を洗って歯を磨く。ダッちゃんの隣に停まってる新型HiAceのご夫婦と朝の挨拶を交わし、少しだけお喋り。キャリアに引っかけてあるウェ−ダ−から一目瞭然、彼らは鮎釣り師。鮎釣りのこと、カヌーのこと、川のこと...自分が歳をとって、同世代の鮎釣り師とこんな風に親しく話せるヨロコビを感じる。ともすれば敵対関係に陥りがちな鮎釣り師とカヌーイストだけど、実は川で遊ぶ者同士、譲り合い尊重しあって共存する術はきっとあるはずだと思うし、ここ古座川で全国に先駆けて、そのルール作りが始まり、根付きつつあることは素晴らしいことだと思う。


いつも通り少女峰前で朝を迎える

まずはダッちゃんで上流に向かいスタート地点までの川の状態をチェック。鶴川橋でキャンプしてるカヤッカーと雑談をして、再び下流へ。途中、きり岩の辺りで先ほどの鮎釣り師のHiAceとすれ違う。パッシング&手を振って挨拶を交わす。たったそれだけのことだけど、朝からとても気分がいい。彼らに素晴らしい釣果がありますように!思わず願わずにはいられない僕らなのだ。
古座駅前にある海賊倶楽部に到着。スタッフの皆さんに笑顔で出迎えてもらって、艇庫前で雑談しながら待つことしばし。9:00すぎにカズオミン家が到着。挨拶もそこそこにカズオミン家が着替えてる間、気の好いカヌータクシーのおっちゃんとまたまたお喋りを楽しむ。
『そうやなぁ〜、残念やけどこの風やと間違いなく天気が崩れるなぁ。ここらの漁師がフネを出さん吹き方やからよぉ。』やっぱり(涙)。


鳥取のカズオミン家と念願のダウンリバー!

カヌ−タクシ−を先頭にカズオミンWINDOM、我が家のダッちゃんと3台のクルマを列ねて上流へ。ゴール予定地の月野瀬にWINDOMをデポし、さらに上流へ。予想通り小川の合流点付近で大粒の雨が落ちて来て、ちょっと憂鬱な気分。『ウチだけなら“雨もまた楽し”だけど、ヒロちゃんは1才だしなぁ...。たぶんカズオミンさんもこの雨で中止って判断するだろうな。』

15分ほどで一雨の鶴川橋に到着。タクシーのルーフからカヤックを下ろし終えたカズオミンさんに『どうします?』と尋ねると...『当然、下ります。』ときっぱり。
『ヒロちゃんは大丈夫ですかねぇ...。』ふと見れば、雨の中でレインウェアを着てAzuと河原に転がってニコニコ石拾いしてるヒロちゃんの姿...アハハハ、この子はダイジョーブだわ(笑)


Azuと石拾いに興じるヒロちゃん

雨粒の波紋が広がる古座川へ漕ぎ出す

10:30、風は止んだけど小雨が降りしきる中、ダウンリバースタート。
古座川は前回よりも水位が20cm程度低くてタンデムのカヌーが通過出来るコースはとても狭いけど、ダムの放水がないからか透明度はずっと良いのが嬉しい。

スタートして間もなく前方にヤナ発見。海賊倶楽部のスタッフによれば、どこを通ってもよいことになってるらしいけど、ヤナを壊さないよう&カヌーを傷つけないように慎重に通過するコースを見極める。古座川のヤナは初めてなので、杭がどんな作りなのか?どんな素材なのか?も全然判らないし、まずは立ち上がってスカウティング。
数十mまで近づくと他の川と同じように中央部にビニールテープが結ばれた2本の竹の間にある切れ目が確認できる。バウのAzuと協力してバックで流れの中でフネを止めて細かなドローを入れて微調整。満を辞して数cm単位でカヌーを中心へ導く。


ハイ、ポ−ズ!なヒロちゃん

細い竹で作られた古座川のヤナはカヌーイストに優しい

『ヨッシャ、通った!』思わず針の穴に糸を通したみたいに叫ぶ僕に『パパ、上手いっ!』合いの手を入れるAzu。パパは娘に褒めてもらってちょっと良い気分なのだ。アハハハ...それにしても狭い!どうもレンタルカヤックの幅ギリギリの1m±10cm程度に設定されているみたいで、カナディアンだと両側5cm程度しか余裕がないのだ。切れ目の中心にバウを持っていくのはもちろん、艇が少しでも斜めになってると間違いなく竹の杭に接触するので通過の際は艇のコントロール技術の見せ所!(笑)
その後ゴールまで瀬の手前に10ケ所程度のヤナが設けられていたけれど、杭は宮川なんかのカヌーへの悪意としか思えない凶悪なものとは違って、100%細い割竹や枝で作られていて危険性は全くないのが嬉しい。ただ、どのヤナも通り道の幅が1mしかないし通り道の目印があったりなかったりするので、ちゃんと切れ目を見極めてピンポイントで狙うにはそれなりの技術が必要。ま、何はともあれ古座川のヤナはカヌーイストへの配慮というか“愛”を感じるヤナである。
(ちなみに北山川&熊野川のヤナはジェット船に合わせて通り道が10m以上ある。それでもヤナの上をジェット船がガンガン通過するので、竹杭は水面下にあってカヌーには全く影響がない)


バウがパワフル過ぎてどうもしっくりこないのか?挙動不審なPATHFINDER.

 

振り返るとベテランカヤッカ−のカズオミン艇はもちろん、Mama&Masa艇もピンポイントでヤナを通過。ただ、どうもMama&Masa艇の動きがちょっとおかしい。直進しつつもバウとスターンが何となくブレる感じでふたりともやたらにクロスドローを多用している...どうやらMamaとMasaのパワーバランスが崩れつつあるようだ。Masaは痩せて見えるけれど、実は体重が50kgを超えてMamaよりもかなり重い。しかも腕力でも僕と腕相撲でいい勝負になってきているので、彼のパワーにMamaが対応し切れない状態なのだ。
間もなく沈下橋に差し掛かるし大丈夫だろうか?ちょっと心配してたらすぐにバウとスターンが交代し、以降はかなりスムーズに進み始める。


あれ?いつも間にかバウとスターンが交代してるし..

沈下橋の細い水路もノーヒットで通過

沈下橋の通過ルートの幅はたった1mほどで、しかも岩岩ゴツゴツでなかなか手強い感じだ。でも、前後のバランスが取れたPATHは細かく針路変更をくり返しながら岩にヒットすることなく通過。沈下橋下流の瀬も難なくこなして小川合流点の瀞場へと入る。右岸に鮎釣り師。『通らせてもらいまっせぇ〜!』『はいよっ!』右手を竿から離して2本指でおどけた敬礼のポーズ。僕も親指を立ててグー!のポ−ズ。ワハハ、ウヒヒお互いに笑顔で向き合って釣り師の正面を通過...実に素敵な一期一会に心が温かくなる。


水位が低くて気を遣う沈下橋下の瀬をゆくカズオミン艇

左カーブを回り、正面にヒロちゃん念願の“ワンちゃん岩”を見て触って楽しみ、小川合流点を通過。すぐ下流にある竹のストレーナーの正面にカヌーを上げてランチタイムとする。
積み荷を解いてPRIMUSでお湯を沸かし、温かいラーメンの準備を始めると、Azuは早くも自分の防水バッグからシュノーケリングマスクとエビタモを取り出して漁を開始。『ワハハハ、君はカヌーをするためじゃなく、漁をするためににここに来たの?』ってからかうと、Azuは僕の耳元でコショコショと内緒話。『あのね、ヒロちゃんって“ぶぅわ”(=ヒロちゃん語で“魚”の意味)好きでしょ?ワタシがドンコちゃんやヨッシー(=Azu語で“ヨシノボリ”の意味)捕まえて見せてあげたら喜ぶでしょ?パパたちのお話のお邪魔にならずに過ごせるかなと思って...。』う〜ん、君はそこまで考えてたのか!スバラシイ!


ヒロちゃん念願のワンちゃん岩

小川合流点でランチ。すぐ漁を始めるAzu

曇天&強風をものともせず、エメラルドグリーンの川に入ってジャバジャバすること1分、『つっかまえたぁ〜!』その後次々と獲物を捕らえるAzu。獲物を入れた黄色いバケツを覗き込んで『ぶぅわ!ぶぅわ!』と大興奮のヒロちゃん...Azuの目論見は大成功のようである。
こうして楽しいランチタイムを過ごしている間にも、上流から次々とレンタルカヤックが流れて来る。そして全員が僕らの目の前で竹に引っ掛かって沈しそうになる。今日の水量では仮に沈しても命の危険はないわけで、実に楽しめる見せ物なのだ(笑)。『ここをランチポイントに選んだakiさんって、相当イジワルですねぇ。』カズオミンさんに言われてムフフフと笑う僕。越後屋、おぬしも相当のワルよのぉ〜(笑)。


次々にドンコちゃん&ヨシノボリをゲット!

Masaは変な恰好で昼寝


合流後、さらに透明度を増す古座川

一時間ほどのランチタイムを過ごし、00:30にリスタート。小川の美しい水が入った古座川はさらに透明度を増し、まるでテレビ石のように川底の小石を水面に映し出す。『いやぁ、akiさん、こんなに美しい川が近くにあってシアワセモノですねぇ〜!』とカズオミンさん。いえいえ、今年は4回も来てますけど、往復400kmオーバーってことで決して近くはないんですよ。確かに日帰り圏内と化してますけどねぇ...


水深を見誤るほどの透明度はさすがだ。

漕ぐと言うより浮かんで流れる感じが心地よい

ただ、上流にダムがあり、周囲に人家も多く、通行量が多い県道が川沿いを走る古座川は、決して秘境なんかじゃない。それなのにこの美しい流れが今も維持されていることの不思議、あ、いや実は不思議でもなんでもなくて、流域に住む人々がどんなにこの川を愛しているかがこの川の美しさとして表れているってことかな?とにかくこの川に関わる全ての人に尊敬の念さえ感じるのは僕だけではないはず。加えて地元観光協会のカヌーと釣りの両立への“ホンキ”の取組み、釣り師の理解...全てが高次元で上手くバランスを取って、この川を誰にとっても魅力的にしていることは実に素敵なことだと思う。


スターンのMasaベントシャフトパドルを
逆に持ってサボってるし(笑)

上:Azuに撮ってもらうとイイ笑顔だな。
下:紀州の川独特の碧緑。

川の美しさに感嘆の声を上げながらヤナを2つばかり越えると左岸に牡丹岩。さらにその下流に月野瀬温泉が見えて来る。スタート直後は、今日のコンディション&メンバーだとここまで辿り着くのは無理っぽいなぁ、なんて思ってて、実は途中リタイアの時のためにタクシ−の運転手さんの連絡先を訊ねたりしてたけど、そんな心配は御無用!時折落ちる雨の中、相変わらず“ぽーじゅ!”のポーズで愛嬌を振りまくヒロちゃんをはじめ、みんなニコニコな川下りなのだ。

 


紀州のクリアウォーターに映えるのは、やはりオールドタウン・レッドだ。

キリ岩のカーブを右にとると、正面に少女峰。もっともっとダウンリバーを楽しみたい気持ちは山々だけど、今日はここまで。何事も腹八分が次へと繋がるわけだし。13:30少女峰前・月野瀬のパーキングにゴール。1才のヒロちゃんと一緒に下ったにしては、約一時間のランチを除くと約7kmを2時間足らずのなかなかのペース。普通、1才の幼児ってカヌーに乗ると寝るかグズるかのどちらかで、すぐに収拾がつかなくなるのが常だけど(MasaもAzuもかつてはそうだったし。)、ずっとゴキゲンに過ごしてたヒロちゃんは恐るべき1才11ヶ月だ!


定番『少女峰と少女』

こっちの少女もピース!

ゴールで記念写真

後片づけを女性陣&子供達に任せて、僕とカズオミンさんはWINDOMでスタートポイントへダッちゃんを取りに戻り、再び月野瀬に戻ってダッちゃんに黄色いACADIA2を載せて駅前の古座海賊倶楽部の艇庫に返却。再び月野瀬でダッちゃんに2艇のカヌーや装備を積込んで(この作業が実に面倒だと思われるかもしれないけど、これもカヌーツーリングの愉しみの一部です。自分のこれから下る川、すでに下った川を道路から眺めると達成感がさらに大きくなるんだよなぁ...)みんなで月野瀬温泉に行って“フハァ〜、ゴクラクゴクラク!”を味わう。


ダッちゃんに載せて海賊倶楽部へと運ぶ

実はカズオミンさんという人は自宅にホンモノの温泉を引いてDIYで温泉床暖房&檜風呂を作っちゃった人(!)なので、温泉はもう飽き飽きかと思いきや、『冷えたカラダに温泉はいいっすねぇ〜!』とメチャ幸せそう。ま、自宅がログハウスでもログのコテージに泊まって『やっぱり木の家はいいねぇ〜!』なんて幸せな気分になる僕と同じなのかな?(笑)

温泉で疲れを癒した後、いよいよ温泉の駐車場でカズオミン家とお別れ。
名残惜しいけど、我が家は明日から仕事&学校だし、カズオミンさんちは白浜でもう一泊して明後日帰宅される予定なのだからしょうがない。近い将来我が家が鳥取を再訪して、カズオミン温泉に入って旬のカニさん♪をたらふく食べる計画の約束をして、しばしサヨナラなのだ。

我が家もカズオミンさんに続いて駐車場を出ようと思ったら、ダッちゃんのリアシートがベッド状態のままだったので、一旦エンジンを止めダッちゃんのリアに入ってベッドを片付ける。すると、外にいたMamaがサイドドアから車内に顔を入れて小声で呟く。『ねぇねぇ、トンデモないクルマが来たわよ!ワタシもカヌー歴それなりに長いけど、ゴルフに1.2.3.4...5艇積んでるのは初めて見たワ。』

ウハハハ、ご冗談でしょ!Bill Mason師じゃないんだから、そんな人いるわけ...わっ!ホンマや!
カヤック4艇の上に16ftカナディアンが載ってるし!!古座川でこういうことする人は...ウハハハ、やっぱり!
『どうも!お久しぶりっ!』
手を差し伸べて握手を求めてくるその人は、“古座川のヌシ”ことカヌーガイドのUさん。

彼と初めて出会ったのは、2001年の初回“古座川クリーンアップ”前夜のこと。スタッフとして参加されていたUさんは、初対面なのに僕とMasa(当時はMaakun)を焚き火の輪に入れてくれて古座の海の幸、川の幸をご馳走して下さったのだ。その後も熊野川や古座川で何故か何度となくお会いして、握手してお話しして、またね!ってなおつき合い。


で、でたぁ〜!UさんのGOLF2は5艇積み

Masaの顔を見てこの妙ちくりんな黒いバンは僕のクルマだと気付いて声を掛けて下さったのだそうだ。(Masaもウツボの揚煮をいっぱいくれたおっちゃんとしてはっきり記憶していた。)
『前はトレーラーやったやん?クルマは違うけどカヌーは同じやし、まさかなぁって思ったんやけどね。でも、このボクも妙に大きくなってるけど、顔変わってへんからすぐに判りましたわ!ホンマ、4年前はこ〜んなにちっこいくせに一丁前にクロスストロークとかやってカナディアン漕いでた、あの子がこんなに大きくなって、ビックリやねぇ!』とUさん。


なんなんでしょう?このカブキ者集団は!

Uさんちの息子も中学2年にしてガイドデビューを果たしたそうで、ま、お互い歳をとりますな、と話は弾む。
『それにしても、スゴいゴルフですなぁ〜!うちのダッちゃんがフツーに見えるわ(爆笑)』
ルーフ上のカヤックを押してみると、接着剤でくっついてるかのようにピクリともズレないのがすごい!
『いやいや、この一番下の2艇をガチガチに固定するんよ。そうすると、一段目がキャリア代わりになるんよね。そんでもって・・・』積み方を詳しくレクチャーしてくれるUさんだけど、特別な仕掛けなしで、5艇のカヤック&カヌーをこんなにタイトに固定するのは熟練のロープワークと人並み外れた体力と情熱が必要。僕には真似できません!(きっぱり!)
せっかくだからってことで、5艇積みゴルフ2とカヤックを積んだ幌車の“2馬力”ドゥセヴォの3台を並べて記念撮影。

それにしても我が家のダッちゃんがごくノーマルに見えるのが不思議な感じなのである(笑)。

そんなわけで、Uさんたちとクラクションを鳴らして別れた後、僕らを乗せたダッちゃんは自宅に向けスタートする。『ねぇ、腰は大丈夫?もし良かったらワタシ運転代わろうか?』Mamaの優しい言葉に甘えて古座川河口のLAWSONで運転交代。リアシートに横になってるMasaをナビシートに座らせて、初めてベンチシートに手足を伸ばして横になる僕。『君ら、いつもこんな良い思いをしてるのか!』思わず叫んでしまうほどの心地よさ。結局、僕はそのまま深い眠りに落ちて、後は全然記憶がない。
これまでで一番幸せなカヌー旅はこんな風に終わりを告げたのだ。いやぁ〜、ダッちゃんってマジで寝心地いいんだもん!
こりゃ、運転してるのバカバカしいわ、ホント。


本当はイカンのだけど、今日は特別に。

 

 

 
軽快な早瀬をゆくMasa&Mama
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