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FLAME LAYOUT

1〜2日目 境港&隠岐・島前】【3日目 隠岐・島後】【4日目 出雲】【5日目 日本ピラミッド&宮島・弥山

 

 

 

 

 

August.2005part.5

 

 

 

 

 

 

 8月6-12日 夏休みグランドキャラバン(隠岐島&中国地方)

 


爽やかな風が吹き抜ける秋吉台のカルスト台地

 

6日目 秋芳洞&秋吉台

ピュアライン錦川で過ごした最後のP泊は涼しくて静かで快適そのもの。今回の旅で、時間的制約がない道の駅を宿にする旅の便利さを痛感した我が家だ。もちろん道の駅は休憩や地元振興を目的に設置されているのであって、営業時間外にクルマを停めて本格的に眠ることは想定外である。だからこそ静かに出入りしてこっそり眠り、クルマが増える時刻までにはさっさと立ち去ることなどを心掛け“泊まらせていただく”という気持ちを忘れないようにしたいものだ。
数ある道の駅の中で、“快適にP泊できる”場所選びについても、P泊の経験を重ねる度になんとなく限られた資料や情報から判って来たような感覚があって、“予定は未定”“出たとこ勝負”の我が家はこれからもこうしたスタイルの旅を続けることになろうかと確信した次第。


ピュアライン錦川で朝を迎える

秋芳洞へ続く商店街を歩く

早朝の家族会議の結果、今日も青空で暑くなりそうだし“夏はやっぱり鍾乳洞でしょ!”ってことで、秋芳洞に行くことに決定。僕とともちゃんは何度も行ったことがあるけど、MasaはFIAT で九州に里帰りした1才半の時で記憶がないし、Azuは正真正銘初めて!日本最大規模の鍾乳洞だけに、子供達はどきどきワクワク。
今日の行動開始は少し遅め。7:30にピュアライン錦川をスタート。錦川上流の美しい渓谷沿いを少し走ると、島根県に入り、中国道に乗るとまた山口県。美祢ICからしばらく進むと秋芳洞に到着である。


秋芳洞入口

冒険コースをゆくAzu

なんちゃってケービング気分

懐中電灯が雰囲気だよね(笑)

まだ商店街のほとんどが開店していない時刻なのに、秋芳洞には涼を求めてやってきた家族連れが大勢集まっている。みんな考えることは同じのようである(笑)
チケットを買って洞内に入る。入口すぐにある“冒険コース”なる看板。照明のないちょっとだけハードなコースを懐中電灯を手にキャーキャー言いながら楽しむことができる有料(¥300)のコースだ。迷わず料金箱にお金を投入し、ほとんど用をなさない電池切れかけの懐中電灯を手に冒険コースを楽しんだ後は、黒谷口までの往復2kmの“なんちゃって”ケービングに出発だ。


本洞は広過ぎてスリルもない

黄金柱にて

こういう狭さこそ鍾乳洞の魅力なのだ!

冒険コースから見下ろした大洞窟

さすがは日本一の鍾乳洞!ただ、洞内があまりに広すぎて、全くスリルはなく、子供達は先月の天川村の鍾乳洞の方がお好みの様子。ただ、洞内の気温は15℃前後と涼しく、快適な時間を過ごすことができた。
秋芳洞の後は秋吉台へのお決まりコース。でも今日はお天気も良くて、青い空の下、緑の草原に点在する真っ白な石灰岩がとても美しく、ちょっと感動する景色だ。
秋吉台の見学をもって、今回の夏のキャラバンの日程はおわり。ここからは九州の実家に向けて中国道を西進するだけだ。長旅の疲れか、セカンド&サードシートの子供達ばかりかナビシートのともちゃんまでもが、爆睡する中、僕だけがiPodの音楽を楽しみながらダッちゃんを走らせる(交通量が少ないので、当然クルーズコントロールで自動運転だけど...)。


闇に浮かび上がる3人

入口に湧き上がる霧が幻想的


あっという間に下関を通り過ぎ、関門海峡の穏やかな海を眺めながら九州へと入る。九州に上陸したらMamaの実家はもう間もなく。最寄りのICで下り、九州への挨拶代わりに、ICのそばにあるラーメン屋で昼食(当然ながら豚骨!)し、実家へ。
実家の両親に挨拶もそこそこに荷物を整理して、寛ぐ間もなく、すぐにフェリーターミナルへ出発。ホントはもう少しゆっくりさせてもらって両親ともあれこれ話したいところだけど、めちゃタイトなスケジュールだけに致し方ないところだ。


秋吉台にて

いよいよ関門海峡を越して九州へ

フェリーターミナルへ向かう途中、思いがけず渋滞に巻き込まれ、フェリーに乗り遅れるかもしれないという事態に陥る。でも、『ま、フェリーに乗り遅れたら中国道を自走して帰ればいいや。たった400マイルだし。』なんて本気で思ったほど疲れを感じてないのはダッちゃん様サマなのである。
何だか奈良・平城京の朱雀門にも似たおどろおどろしいデザインの阪九フェリー新門司フェリーターミナルで乗船手続き。その際、窓口のオネエチャンの口から思いもよらない言葉が...
『●●様のお部屋は●号室ですので、船内のフロントにて場所をご確認の上、ご利用下さい。』
へ?部屋?僕は2等ですので部屋なんて予約してないのですが...
『あ、いえ、●●様のお車は1ナンバーですので、トラック扱いとなります。ですからドライバー様専用の個室をご利用いただけるのですが。』
ほ、ホンマですか?『ホンマなんです(笑)』
狭いながらも全てが揃った快適なワンルーム。しかもドライバー様(笑)にはレストランで使える“船内サービス券”\620ぶんまで付いてます。九州ばあちゃんに用意してもらった鰻弁当を食べた後、6Fデッキにあるレストランに向い、イカの空揚げを肴に生ビールを楽しむシアワセな夜。


休む間もなく泉大津行フェリーに乗り込む

これが噂のドライバーズル−ム

 


 

 
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