【1〜2日目 境港&隠岐・島前】【4日目 出雲】【5日目 日本ピラミッド&宮島・弥山】【6〜7日目 秋芳洞&秋吉台】
8月6-12日 夏休みグランドキャラバン(隠岐島&中国地方)
海岸近くまで下りて間近に夕暮れのローソク島を眺める
オキサンショウウオ(幼態)
自然回帰の森を散策してトカゲ岩観察 トカゲ岩を見ながら、自然回帰の森をしばらく散策した後、僕らは浄土ケ浦海岸へと向う。海岸沿いに付けられた遊歩道から望む赤褐色の岩々が連なる男性的な海岸はそれはそれで素晴らしいのだけれど、隠岐の海を見慣れてしまった僕らにはゴミばかりが目につく“観光地”にしか見えない。泳ぎたいか否か?それが僕らの判断基準なのである(笑)。
約50分の白島観光船乗船を楽しむ(沖ノ島...別名・獅子島)
我が家はこういう“自分で漕がなくても良い”観光船に乗るのは本当に久々のことで、子供たちはワクワク。ま、観光船なんてのは、どこも似たり寄ったりだろ...なんて思って、僕はあまり期待してなかったんだけども、いやはやこれが何とも素晴らしい景色なのだ! そんな素晴らしい海の景色に見とれていると、『はい、そこのボク、そう、君だよ!』一段高い操舵席のキャプテンがMasaを呼ぶ。なんだろ?ちょっと緊張気味に操舵席に行くと... 『あの先に見える島を目指すんだけどな、風が左から吹いてるから舵を真直ぐにしてると、右へ流されるんだよな。だからちょっとフネを左に向けると真直ぐに進むんだぞ、解るか?』 若干13歳ながら普段から風に滅法弱いフネの船長をやってるMasaはそんなこと解ってるけど、緊張でガジガジのまま5分ほど舵をぎゅっと握り締めてたMasaなのだった(笑)え?観光船を運転したのかって?まさか!もちろん停船中のお話です。写真だと波を切って20ノット以上で進んでるように見える?いえいえ、そんなことはありません。あくまでも停船中の出来事でございます、うん、停船中。 観光船での遊覧を楽しんだ後、僕らは大峰山(ここにも!)の峠を越えて五箇地区へ向う。五箇創成館で島後の歴史や文化を少し学び、水若酢神社に参拝。とても歴史ある神社だけに何となく寒気がするような“何か”を感じる。この時点で時刻は午後5時。まだまだ観たい場所があるけど、ここで一旦ホテルに入り、チェックインを済ませてから夕暮れのお散歩に出ることにして、そのまま今日の宿「ホテル海音里(うねり...と読む)」に向う。 福浦湾の最奥部に建つホテル海音里にチェックインして、クルマの荷物を下ろした僕らはフロントで夕食の19:30からに変更して休む間もなく、ドライブ第2弾に出発する。 まずはホテルにほど近い福浦トンネル。今ではすぐ東に新しいトンネルが掘られていてクルマの通行が出来ない歩行者専用トンネルになっているが、このトンネル、誰がいつ掘ったのかはっきりしないという珍しいトンネルなのである。つまり住民が必要に迫られて、爪で削れるほど比較的柔らかい凝灰岩(火砕流の跡)をくり抜いて造ったらしく、途中には明かり取りの窓が海に望んで開いていて、真っ白な窓から眺める青い海がホントに素晴らしいのだ。
いつ誰が掘ったのかも判らない美しいトンネル
日本海に沈む夕陽とローソク島
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