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FLAME LAYOUT

1〜2日目 境港&隠岐・島前】【4日目 出雲】【5日目 日本ピラミッド&宮島・弥山】【6〜7日目 秋芳洞&秋吉台 

 

 

 

 

 

August.2005 part.2

 

 

 

 

 

 

 8月6-12日 夏休みグランドキャラバン(隠岐島&中国地方)

 


海岸近くまで下りて間近に夕暮れのローソク島を眺める

3日目 隠岐島後

隠岐を知る野遊び人はみんな口を揃えて島後よりも島前が良いって言うんだけど、その意味が少しだけ解った今、正直なところ、もうここを離れたくない気持ちもあるのは確かである。でも、島後に行かずに島前がイイって判断するのはフェアとは言いがたいし、だいたい観光客として訪れた人は島後の方が良いって言うわけで、我が家のように、“ほぼ観光客”で“野遊びのスキルはほとんどゼロ”な軟弱な野遊び人はやっぱり両方体験しなければ!(ホテルをはじめアレコレと予約も入れてるしね...)ってことで、朝イチ7:40発の高速船・レインボーに乗って島後・西郷へと向かう。西ノ島・別府港から島後・西郷までは約40分の船旅だ。


朝イチのレインボーに乗って島後へと渡る

レインボ−の船尾に出来たレインボウ(笑)

フェリーターミナルから徒歩でレンタカー屋さんへ。HONDA LIFEを借り出す手続きを済ませ、商店街を歩いていると、「隠岐風待ちスタジオ」なるお店が目に入る。 “ご自由にお入り下さい”という表示に誘われて入ってみると...ここは街の活性化を目的に地元商店主らが設立した「風待ち海道倶楽部」という団体が設けている休憩所。


隠岐風待ちスタジオ

休憩所と言っても観光地によくありがちなショボいものではなく、欧州のツーリストインフォメーションに近い雰囲気だ。
隠岐の歴史や自然を学べる非常にアカデミックな展示が所狭しと並んでいて、当然ながら、観光パンフレットや観光地図なども完備された、まさに隠岐島エコツーリズムの情報発信基地なのだ。
しかも!商店街のおっちゃん(?)が油を売ってて(笑)、分らないことがあれば気軽に質問出来たりして、無愛想な “官”製ではなく、しかもコマーシャリズムにも染まってない民間主導の生きた“ビジターセンター”。
何でこんな理想的な施設があまり知られてないの!?隠岐に行く人、特に僕らのように歴史や文化や自然の知識がパ−フェクトにゼロ、でも興味はあるってなタイプは絶対に立ち寄るべし!
僕は断言します(笑)

ま、とにかく、まずは9:00に予約を入れてる八幡黒耀石店に向かい矢じり作りを体験。
黒耀石は隠岐について調べれば調べるほどに浮かび上がるキーワード。 “隠岐と言えば黒耀石、黒耀石と言えば隠岐”...隠岐が隠岐たる所以は黒耀石が産出するからと言っても過言ではないほどで、実際に出雲の “国譲り”神話も、実は黒耀石を求めて荒っぽい連中が押しかけたという史実が元ネタなんじゃないのか?とさえ思うのだ(詳しくはこちら)。
その上、我が家はMamaの守護石が黒耀石であることもあって、一番新しいカヌーにMoonlit Obsidian(月光に輝く黒耀石)なんて名前を付けちゃったぐらいなので、黒耀石には特別な想いがあり、ここは絶対外せない!
さて、どんな風に加工するのかな?と店主の八幡さんの説明に耳を傾けると...


八幡黒耀石店に到着

おおっ!電動工具は一切使わず、古の人々と同じ鹿の角と鹿革だけを使って矢じりを作るのだ!スバラシイ!でも難しそう!?実際にやってみると、やっぱり難しいんだけど、鹿革に挟んだ原石を鹿角で力を加えてコリッ!ポリッ!ぺリッ!と小気味良い音を立てて剥離させていく作業はとても気持ちが良いもの。
八幡さんに黒曜石の伝播から見る日本の歴史を教えてもらいながら、約2時間掛けて素敵な矢じりを作った我が家。意外にも一番上手だったのは、ある意味専門家の僕(笑)ではなくMasa。多少のリップサービスもあるだろうけど、八幡さんから『開店以来、初めての人の中では3本の指に入る上手さだよ。』なんて褒められたMasaはもう満面の笑みなのだ。確かにMasaの作ったものは矢じりとして獲物を倒せそうだもん(笑)


八幡さんの指導のもと矢じり作り

鹿の角と皮だけを使う古式ゆかしいやりかた

僕だけ矢じりが出来上がって(...というか、諦めて?)のんびり3人の製作の様子を眺めてる時、偶然にお店にやってきた方と雑談する中で、これからの観光ルートについて訊ねる機会に恵まれた。運が良いことに、僕が話し掛けたその男性、実は彼は隠岐の島町役場の職員さん!『じゃ、オススメコースをお教えしましょう。』ってことで、さきほどの「隠岐風待ちスタジオ」に連れて行ってもらって、地図に書き込みをしながら30分以上ルートとポイントのレクチャーをしていただいた。

歴史自然風土の話題を交えながら美味いもの、美しい景色、珍しい場所などのお話が実に解り易く、この30分で僕はすっかり隠岐博士(笑)。何でこんなに親切なの?そう感じほどに親身になって相談に乗ってくださったのだ。(お名前をお聞きするのを忘れて礼状すら出せないのが心苦しいので、この場で御礼申し上げますです)

矢じりが完成し、八幡黒耀石店を出た僕らは11:00からレンタカーを借りて島後観光に出発。
予備知識がないままに島に着いた僕らなのに、解り易いレクチャーのおかげで全く迷うことなくドライブできるんだからスゴイ。教えていただいたルートに沿って、まずは、島の中央部にあるかぶら杉へ。

樹齢600年の古杉で、根元から1.5mほどの位置で6本の支幹に別れていてそれが真直ぐ上空にのびる変わった形。
『もともとは枝が12本あったけど今は6本しか残ってないんだ。』
完全に受け売りだけど家族一同深く納得(笑)。


レンタカーを借りて島内一周(かぶら杉にて)

かぶら杉で折り返して銚子川沿いの細い(不安になるほど細い。でも紀伊半島の林道の2倍は太い...笑)林道を進み、大満寺山山頂近くの峠を越えたところに岩倉の乳房杉と風穴がある。
乳房杉はイチョウなどによく見られるオバアチャンの胸のようにビロ〜ンと垂れた(笑)“気根”が20本近くぶら下がっていて、世にも不思議な形。太さだけを取れば屋久島の縄文杉とかの方が大きいんだろうけど、その異形ゆえ、その存在感は圧倒的だ。


大満寺山山頂近くにある樹齢800年、乳房杉の威容
屋久島の縄文杉にも負けない迫力。


巨木信仰で鳥居が設けられている
岩倉風穴があって付近は10℃ほど気温が低い

この杉の根元は冷風が吹き出す風穴があって保水力という点ではかなり厳しい場所である(実は大満寺山は島後で最後&最新の火山で風穴は溶岩流の名残)。それにしてもこんな不安定な場所に800年(推定)も生き続ける乳房杉は何て強くてラッキーな奴なんだろう!鳥居を設けて信仰の対象になるのも何となく分る気がする。
ただ、少し疑問なのは杉に気根なんて出来るのか?ということ(少なくとも僕は見たことがない)。


大山神社

実は気根に見えてる部分はかつての根で土石流とかで地面のレベルが下がって根の露出が繰り返されて今の形に至ったんじゃないか?なんて推測してしまう。もしホントにそうだとすれば、コイツのしぶとさは奇跡的...あやかりたいものだ。

そのまま林道を進み、途中、大山神社に立ち寄って、樹齢800年の大杉を見る。根元には帯締と呼ばれるカズラが七巻半巻かれているのだが、この七巻半という数字、確か三上山(近江富士)の大ムカデの小咄だったか落語だったかでも出てきたなぁ、なんて変なことを思い出した。(帰宅してからGoogleで“七巻半”で検索したところ、ムカデや大蛇ってのは必ず七巻半みたい...笑。どうやらこのカズラは蛇を表している?もしかして出雲の伝説・ヤマタノオロチとも関係があるのかな、なんてね。)

大山神社からしばらく林道を下り、布施の集落手前で島後の大動脈(笑)R485に合流し、左折すると間もなくトカゲ岩の看板が目に入る。看板に従って先ほどよりも少し立派な林道に入り、しばらくで「自然回帰の森」の駐車場だ。ここにクルマを停め、行き届いた標識に沿って山へ入る。「隠岐風待ちスタジオ」でのレクチャーで、ここに隠岐にしかいないオキサンショウウオが棲息することを知っていたので、家族で中谷の渓流に飛び込んで(我が家はいつでも水に入れるように、旅先では“両生類サンダル”=TEVAを履いている)、愛しのサンショウウオちゃんを探す。何十分もの捜索を覚悟していたんだけど、いきなりオキサンショウウオを発見!水の中に棲んでいるのは、幼態(赤ちゃん)なので体長は2〜3cm。ハゼのように愛嬌のある身体に4本の小さな足が生えていて、Azuならずとも『キャワユ〜イ!』と叫んでしまうキュートさ。


4本の脚がメチャカワイイ

成態でも15cmほどにしかならないそうで、我が赤目四十八滝に棲息する“キモカワイイ”2mものオオサンショウウオとは全く別物なのである。早速我が家の女性陣は“オキちゃん”と愛称まで付けて大喜びでオキサンショウウオを観察している。このままだと夕方になってもここを動きそうにないので、また後で立ち寄ることを約束して、散策路をさらに奥へと進む。

 

 


オキサンショウウオ(幼態)

 

 

ものの5分で目前に立派な展望台が現れる。トカゲ岩展望台である。振り返れば、そこにトカゲちゃん!ここからトカゲ岩までは想像してたよりも距離があってかなり小さくしか見えないけど、確かにトカゲというかイグアナが岩に張り付いてるように見える。(台風被害で前足を失って、さらに不安定に見える。)学術的に非常に価値のあるものらしく、英国国営放送=BBC発行の「世界の奇岩」の表紙にもなっているとか...トカゲ岩の全長は30m!ちょうどウルトラマンの対戦相手にちょうど良い大きさですな(笑)。


自然回帰の森を散策してトカゲ岩観察

トカゲ岩を見ながら、自然回帰の森をしばらく散策した後、僕らは浄土ケ浦海岸へと向う。海岸沿いに付けられた遊歩道から望む赤褐色の岩々が連なる男性的な海岸はそれはそれで素晴らしいのだけれど、隠岐の海を見慣れてしまった僕らにはゴミばかりが目につく“観光地”にしか見えない。泳ぎたいか否か?それが僕らの判断基準なのである(笑)。


浄土ヶ浦海岸散策

中村さざえ村でランチ

早々に浄土ケ浦海岸を後にした僕らが次に向ったのは、中村海水浴場。ちょっと期待してたんだけど、完全に防波堤で仕切られた漁港の隣にある人工的な浜で、水質は良さそうだけど、どっちかというとお子ちゃま向き。そこで、ビーチにある「中村さざえ村」で“さざえカレー”のランチを食べて、隠岐白島海岸展望台からの眺めを楽しんだ後、中村発着の白島観光船(約50分/¥1500)に乗って、海から島後随一と言われる海岸線の景観を楽しむことにする。


白島海岸展望台

紫陽花が美しい散策路


約50分の白島観光船乗船を楽しむ(沖ノ島...別名・獅子島)

我が家はこういう“自分で漕がなくても良い”観光船に乗るのは本当に久々のことで、子供たちはワクワク。ま、観光船なんてのは、どこも似たり寄ったりだろ...なんて思って、僕はあまり期待してなかったんだけども、いやはやこれが何とも素晴らしい景色なのだ!
延々と続く断崖絶壁とその麓に広がるシークレットビ−チ、そそり立つ柱状岩、洞窟、エーゲ海を思わせるような淡いグリーンの浅瀬...もちろんオオミズナギドリの繁殖地や白い灯台、象ケ鼻岩...隠岐最北端のこの岬は見どころいっぱいだ。
『ねぇ、島後にはシーカヤックのレンタルはないのかしら?』
アハハハ...オレも同じこと考えてたよ!(笑)
機会があったら、今度はここをシーカヤックでパドリングしたい...そんな海である。


象岩もある

そんな素晴らしい海の景色に見とれていると、『はい、そこのボク、そう、君だよ!』一段高い操舵席のキャプテンがMasaを呼ぶ。なんだろ?ちょっと緊張気味に操舵席に行くと...
『ここ座ってみな。』『へ?』『いいから座って。』
なんだい、このおっさん薮から某に!ってな顔で操舵席に座るMasa。いきなり自分のキャプテン帽をMasaに冠らせて...『ほれ、舵握ってみな。』『は?』Masaを操舵席に座らせて航海のやり方をレクチャーしてくれるキャプテン。


Masa航海士になる。(もちろん停船中です)

だから停船中だってば!(笑)

『あの先に見える島を目指すんだけどな、風が左から吹いてるから舵を真直ぐにしてると、右へ流されるんだよな。だからちょっとフネを左に向けると真直ぐに進むんだぞ、解るか?』
『はい。解ります』Masaはいつになくデスマス調(笑)


水若酢神社参拝

若干13歳ながら普段から風に滅法弱いフネの船長をやってるMasaはそんなこと解ってるけど、緊張でガジガジのまま5分ほど舵をぎゅっと握り締めてたMasaなのだった(笑)え?観光船を運転したのかって?まさか!もちろん停船中のお話です。写真だと波を切って20ノット以上で進んでるように見える?いえいえ、そんなことはありません。あくまでも停船中の出来事でございます、うん、停船中。

観光船での遊覧を楽しんだ後、僕らは大峰山(ここにも!)の峠を越えて五箇地区へ向う。五箇創成館で島後の歴史や文化を少し学び、水若酢神社に参拝。とても歴史ある神社だけに何となく寒気がするような“何か”を感じる。この時点で時刻は午後5時。まだまだ観たい場所があるけど、ここで一旦ホテルに入り、チェックインを済ませてから夕暮れのお散歩に出ることにして、そのまま今日の宿「ホテル海音里(うねり...と読む)」に向う。

福浦湾の最奥部に建つホテル海音里にチェックインして、クルマの荷物を下ろした僕らはフロントで夕食の19:30からに変更して休む間もなく、ドライブ第2弾に出発する。


この神社には“何か”がある。

ホテル海音里に到着

まずはホテルにほど近い福浦トンネル。今ではすぐ東に新しいトンネルが掘られていてクルマの通行が出来ない歩行者専用トンネルになっているが、このトンネル、誰がいつ掘ったのかはっきりしないという珍しいトンネルなのである。つまり住民が必要に迫られて、爪で削れるほど比較的柔らかい凝灰岩(火砕流の跡)をくり抜いて造ったらしく、途中には明かり取りの窓が海に望んで開いていて、真っ白な窓から眺める青い海がホントに素晴らしいのだ。


火砕流の岩盤を手堀りした福浦トンネルを見学

福浦湾に沈む夕陽と我が家のオジョウサマたち

入口の巨大な黒滝岩は黒曜石で出来ていると聞いて、トレジャーハンターな我が家は入口でキョロキョロ挙動不審(笑)。コンクリ補強も何もない掘ったまんまの壁には明らかにプロのノミ跡に混じって、子供のイタズラみたいな下手クソなのもあって古の(....と言っても今の姿になったのは明治の頃らしいけど)人々の息吹みたいなものが感じられ微笑ましい気分になれるのだ。


いつ誰が掘ったのかも判らない美しいトンネル

 

福浦トンネルを見学して海沿いの道をず〜っとバックして(笑)元の道に戻った後、山坂道を上ってローソク島展望台へ向う。実は中村海水浴場から福浦港から出るローソク島遊覧船を予約しようとしたんだけど、あいにく満席(のちに、漁船のデッキにPFD着けた数人のお客を立たせて出航して行く“漁船”が“遊覧船”であることを知って納得したけど...笑)だったので、どうしても諦め切れない僕の強い要望を叶える形で、それなら陸路で観に行こう!ってわけなのだ。僕にとって隠岐の原体験(?)は、子供の頃に見たこのローソク島の写真。絶対見たいんだもん!
高度差で耳がツーンとなるほどのかなり急峻な山道を走ること30分、ローソク島展望台に到着。ところが!な、なんじゃコレ!も、もしかしてアレ、あの小さな岩がローソク島?ま、標高250mの展望台から高さ20mの岩を見てるわけだからあんなもんか?


ローソク島展望台からの眺望。美しいけど、肝心のローソク島が爪楊枝島に見えるほどショボい

でも→の写真を見慣れてる僕には、眼下の爪楊枝岩がロ−ソク島だなんてどうも納得出来ない僕なのだ。(あ、でも、この展望台からの景色は第一級だけどね。)
そこへMasaがやってきて耳寄り情報。
『パパ、あそこに何か道があるよ!』ん?あ、ホントだ。良く見ると小さな看板があって、崖下のローソク島近くまで道があるらしい。往復1.6km。僕とMasaの腕の2つのProtrekは揃って高度225mを示してて、海岸は当然0mだから高度差は225m...僕の旧式コンピュータな頭の中では平均斜度28%という数字がはじき出される。間もなく日没という今、行くべきか行かざるベきか?...なんて迷うワケなくて、看板の横に用意された杖を借りてスタート!ま、我が家は“下りの女王”&“下りの王女”のふたりがいることだしね(笑)。

既に日没が迫りつつある森だけど、道はしっかりと整備されてるし、こんな短いコースにもかかわらず随所に『あと○○m』の標識があって初めて歩いても安心。15分ほどで立派な展望台に到着だ。ただ、海岸べりまで近付いてローソク島を見上げられると期待していただけに、残り40mを残してのゴールはちょっと悔しい。でも、さすがに上の展望台とは違ってローソク島がローソクらしく立派に見えたのでまぁヨシとするか!なのである。


こんな感じのつづら折れの山道をひたすら下る

思いっきり“ベタ”な手法だけど、一応ね(笑)

旅ってのは不確定要素が多ければ多いほど楽しいわけで、それが“トラベルはトラブル”たる所以である。夕陽を頂点に頂いたローソク島の姿を観られなかったことは残念だけど、ここを再び訪れる理由がひとつできたのだ、と考えるべきなのかなと思う。

ローソク島と日本海に沈みゆく夕陽を堪能した僕らは、真っ暗になる前に戻らないと!ってことで、かなり急な山道を走って上がる。平地の800m走でも結構きついのに斜度28度の階段道をともなると相当キツい。でも、何と一気に10分で駆け上がり、夕食の時刻に間に合うように急いでそのままホテルに戻る。う〜ん、こんなことで膝が笑うとは...体力の衰えを痛感する僕らだ。


日本海に沈む夕陽とローソク島

 

 
4日目 出雲の神々に触れるへ進む

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