5月24日 薪ストーブのたきぎについて。 2階の内装工事は進む。全ての建具の取り付け完了で後は仕切り壁の板張りを残すのみとなった。外部塗装後初めてのまとまった雨だが、ログ壁がちゃんと水を弾いてるのを見て嬉しくなる。
今日、市役所から2人の職員さんが我が家にやってきた。何の用かなあ?って思ってたら「街路樹のことで...」とのこと。ああ、はいはい、思い出した!
あれは先週の金曜日のこと。冬までに薪ストーブの薪を確保しなくっちゃっていう強迫観念に駆られた僕はタウンページ片手に作戦を練っていた。住宅地ということでクリーンな排煙を基準に選んだダッチウエストFA225だったが、薪ストーブの先輩方によると、その触媒性能の高さが逆に災いして針葉樹(杉や檜)を燃料にするとすぐに触媒がダメになるらしいのだ。それじゃ広葉樹をってことになるのだが、うちの山は林道のそばは全て杉や檜が植林されていて雑木林は急峻な部分にしか残ってない。その上、これらは野生動物たちの楽園でもあったりするわけで無闇に伐採するのも抵抗があるし...そんな時閃いたのが公共のゴミ処理場。たまに前を通ると道路の拡張などで出た大量の雑木が積み上げられてたりするから、あれをもらえばいいじゃないか!早速電話すると...「現在、そういった木材の受け入れは停止しています。もし受け入れた場合も集積場のスペースがないのですぐに焼却処分しますから...」との返事。ダメかぁ。でも、どこかでは処理してるはずだし、そう言えば街路樹の剪定なんかもあるんじゃないか?またまた市役所の道路課に電話。すると...「いやあ、そんなこと言われたの初めてですよ〜。邪魔になるから街路樹を切ってくれ、とか落ち葉掃除やってくれ、とかいう市民の方は多いですけど剪定したものを引き取りたいだなんて。確かに市内には欅(けやき)並木が多いですから夏前の剪定では太ももや腕程度の太さの枝は大量にでるのですが...ゴミの減量にも役立つし個人的には良いことだとは思いますが...なにしろ前例のないことなので前向きに検討してはみますので...。」との返事だった。う〜んこの「前向きに検討」ってのが曲者だよなあ。つまり「No!」の婉曲表現だったりするからなあ。
ところが、である。今日現実に職員さんがやって来たのだ!「市としましては剪定で出る廃棄物をお引き取り頂くことは有り難いのですが、もしそれが野焼き等、近隣の迷惑になるような使われ方をすると困るわけです。そこで、aki樣がどのように使われるかを確認に参ったわけです。確かに薪ストーブの燃料として使われることを確認しましたので次回、剪定作業の前に連絡させていただきます。」ラッキー!!ケヤキは火持ちもいいし、細いものなら薪割りの容易な方だし。「ありがとうございます。連絡頂ければ、軽トラにチェーンソー積んで参上しますので宜しく!」
それにしてもこの対応の早さは驚きだ。これぞ公共サービス!あっぱれT市!(当分は悪口言えないな...笑)
その上、森林組合のNさんからも電話があって、雑木の伐採情報を教えて頂けることになった。「僕も欲しいし一緒に切りに行きましょうや。」これまた有り難い。来週の日曜日はNさんの山の家予定地でナラの薪を分けていただけるし、これで来年の冬は乗り切れそう!(薪ストーブもまだ設置されてないのに気が早いって笑われるかな?)
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