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11月12日 鳥見ウォーキング(三重県民の森 )

   


OLYMPUS E-300+SIGMA APO 50-500mm F4-6.3 EX DG HSM
f8 1/100sec 500mm(=1000mm) ISO400

 
フーフで野遊び...#25

ともちゃんのフィールドスコープが届いて初めての休日なので、今日の“フーフで野遊び”がバードウォッチングなのは必然(苦笑)。ともちゃんはこの10日間ほど県内のバードウォッチングスポットを調べまくっていて、その結果「三重県民の森」が良さそうだということになったようだ。

朝から機材の準備を進め、『デジスコ入門』を読んでフィールドスコープの使い方を勉強し(泥縄だな...苦笑)、地味なウェアに身を包んで家を出る。お出掛けと言っても普段から良く行く場所なので9:30スタート。1時間足らずで県民の森に到着だ。

三重県民の森は御在所岳の山麓にあり、昭和55年の第31回全国植樹祭を記念して建設された森林公園だ。面積は約57haと広大なので、どこから歩いて良いのか分からず、とりあえず一番大きな駐車場にクルマを停めて、自然の森ゾーンから歩き始める。

とにかく素晴らしい森!この一言に尽きる豊かで明るい広葉樹林。鳥のさえずりがうるさいほどに響き渡り、色とりどりの落ち葉が遊歩道を覆う。

『鳥、いっぱいいるよねぇ〜!』『でも全然見えないねぇ〜!』

慣れない僕らは“声は聞こえど姿は見えず”(涙)。

何百という野鳥がいるのにその姿を見つけることが出来ない。

野鳥を観る&撮るつもりならば野鳥の餌となる実をつける木を見つけ、狙いを定めてじっくり待つのが早道なんだろうけど、あまりにも気持ちのいい森なので、ついついウォーキングしてしまい、囁きの森〜生産の森〜郷土の森〜野鳥の森と歩き回ったけど、うちの庭で見かける鳥たちしか発見出来ない僕らだ。

ただ、そんな中でも、ともちゃんは徐々にフィールドスコープの使い方に慣れてきたようで、野鳥の森ではヤマガラやエナガの姿を視界いっぱいに観ることが出来て大感動したようだ。

僕は35mm換算1000mm超望遠レンズとモノポットの扱いに四苦八苦。フォーサーズのOLYMPUS E-systemでさえこんなに重くて大変なのにCanonやNikonの白レンズの方々は移動が大変だろうなぁと鳥撮が体力勝負であることを実感する。今日はバキュームボトルに充填したコーヒーだけでランチの準備をしてこなかったので、Hungryコールのともちゃんに急かされて県民の森を後にする。県民の森からの帰り道、ひだださんからオオタカを追っていま〜す♪情報が入るけど、フィールドスコープの性能を実感するために、いつものカワセミ池へ向かうことにした。


さてさて、そんなわけで14:00過ぎにカワセミ池に到着。
いつもの場所にいつものようにクルマを停め、窓を開けて鳥見を開始する。

運転席からSIGMAの1000mm、後部座席からVixen GEOMA2 ED52Sの2本の太くて長いダンコン...じゃなく、望遠レンズをニョッキリ出して(笑)、水面に浮かぶカルガモとアオサギを観察。

『わぁ〜すご〜い!アオサギって胸毛があるのね!』む、胸毛ですか!?

ともちゃんは前回までの8倍ビノキュラーとケタ違いの見やすさにいたく感動されている様子。

『もうワタシ、これで満足っ!』

カルガモの青い羽根とアオサギの胸毛で充分にご満足のようだ。


今日見ることが出来た鳥たちCLICK

30分待ってもカワセミちゃんは現れず。今日はダメかなぁって諦めかけたその時、水面スレスレを矢のように飛ぶ“青い宝石”ちゃん登場。1000mmを手に入れてから初めての好条件(晴天の昼間にこのレンズを使うのは初めてだ)なので、はやる気持ちを抑えて慎重に絞り優先で露出を決め、経験値で-0.3EVに補正。AFで合焦したものをMFで微調整して撮影する。やっぱり600mmと1000mmの差は絶大だぁ。

カワセミがこちらに向かって飛んで来る。目で追う。どこに留まるか!?それとも通り過ぎるか!?おっ、池の中央の止まり木に留まった!5分ほどそのに留まったカワセミちゃんは対岸に飛び去るけど、1000mmレンズ&フィールドスコープの迫力に僕らは余韻覚めやらず。

『近かったねぇ〜!』
『フィールドスコープだとくっきりよ!(苦笑)これって良いわねぇ。それでね・・・』

なんて話してる時、後ろのともちゃんの言葉が途切れる。ん?どうした?おおっ!


OLYMPUS E-300+SIGMA APO 50-500mm F4-6.3 EX DG HSM
f7.1 1/250sec 500mm(=1000mm) ISO400

ん?ウソだろ!...何とカワセミちゃんが僕らのクルマから3mほどの杭に留まってこっちをチラチラ見ているではないか!それからは狂ったようにレリーズボタンを押しまくり。カワセミは始めの時こそ僕らに注意を払っているように見えたけど、僕らに危険がないことを悟ったのか、その後は僕らの周りに何度もやってきて無防備に池の中の魚を探している。漁のシーンが観られるかと期待したけど、今日は3度連続で失敗し、苦笑いの表情を浮かべて(ウソウソ)どこかへ飛び去って行ったのだった。

そんなわけで、今日も充実したバードウォッチング。フーフで野遊びは当分バードウォッチングになりそうな予感。

ようやくカワセミちゃんとここまで仲良くなれました。

 

 

November.2008 MENU

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