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9月28日 Azuへのサービスデイ(岐阜県ひるがの高原&郡上八幡)

   

 

放送局主催の合唱コンクールも終わり、ようやくAzuと一緒にお出かけ出来ることになった。そこで、今日はAzuサービスデイということで、彼女にご希望を尋ねてみると...

『湿原!』

ワハハハ...変な女子中学生だこと(笑)

ただ、湿原と同じぐらいに“飛騨高山みたいな古い街並でそぞろ歩き”もしたいとのことなので、秋の花が咲き誇る湿原としっとりとした小京都の街を“ツアコン”ともちゃんがリストアップ。

『よ〜し、行き先が決まったわよぉ〜♪』

ともちゃんの鶴の一声で7:30に家を出る(期末テスト真っ最中のMasaは留守番)。

東名阪から名古屋経由で東海北陸道へ。日曜日のこの方向の高速はかなり空いていて2時間足らずで今日の一つ目の目的地、ひるがの高原の「ひるがの湿原植物園」に到着する。


ひるがの湿原

湿原散策を楽しむ

ここは“植物園”という名が付いているけど、実際は開発が進むひるがの高原に唯一残る湿原をそのままの形で保護&整備した場所で、面積約2.2haの広大な湿原にまさに秋の花が真っ盛り!

OUTBACKを下りた僕らは声を揃えて『寒ぅぅ〜!』。三重では昨日も半袖だったのに、標高900mのひるがの高原はクルマの外気温計で12℃。長袖のネルシャツでも寒くてSierra Design 60/40パーカ&手袋が必要なほどだ。


湿原に咲く花々(Photo by aki with RICOH G600+22mm Wide Conversion Lens)

受付で湿原保護協力金¥300を払って、湿原の散策マップをいただく。この絵地図は、何と毎週日曜に更新されているらしく、今日僕らが受け取ったのは9/21現在の花の開花状況と咲いている場所が記載されている素晴らしいもの。我が家には“野生の眼を持つ女”ともちゃんがいるから、咲いている野の花全てを隈無く見つけてしまうけど、慣れない人には最高のサービスだと思う。


湿原に咲く花々2(Photo by aki with RICOH G600+22mm Wide Conversion Lens)

ウメバチソウ、ヤマラッキョウ、アキノキリンソウ、イワショウブ、エゾリンドウe.t.c...のお馴染みの秋の花はもちろん、レッドデータの絶滅危惧種にも記載されている希少種・シラヒゲソウも随所に咲いていて、通常なら20〜30分で一周出来る木道を1時間以上掛けて歩き、写真を撮って回って楽しむことが出来た。


花いっぱいの散策路

分水嶺公園にて

ひるがの湿原植物園の後は、隣接する分水嶺公園に移動する。

ここは長良川の源流のひとつで、公園内では一本の渓流が日本海と太平洋に分かれて流れていく様子をこの目で見ることが出来る希有な場所。もちろんその様子にも興味があったけど、本当の目的は冬の平日スノーシューフィールドの下見なのである(休日の奥美濃は殺人的混雑なので無理!)。


分水嶺公園を後にした僕らは、そのまま高鷲ICから東海北陸道を南下、“飛騨高山みたいな古い街並でそぞろ歩き”が出来る町、郡上八幡へと向かう。


宗祇水


飛騨牛ステーキ

スキーでひと冬に何度かやって来る郡上八幡だけど、実は立ち寄るのは初めてな僕ら。旧市街中心部の「郡上おどりの像」のそばにOUTBACKを停め、そぞろ歩き開始!...の前に“腹ヘッタコール”が始まったので、吉田川の畔にある飛騨牛料理「泉坂」でランチ。切ない目で“飛騨牛ステーキ”の文字を見つめていたら、ともちゃんが苦笑しながら許可してくれたので、僕は思い切って“飛騨牛ステーキ定食”を、ともちゃんは“奥美濃古地鶏ステーキ”Azuは“郡上焼”(郡上風お好み焼き)を注文。みんなで分けっこしながら地元の味を堪能することが出来た。


やなか水の小径

料理を待つ間にAzuが観光マップにマーキングした十数カ所は、全て雑貨&小物のショップ(苦笑)で、観光スポットを織り交ぜながらショップを順に回ることにする。

(*先にランチを済ませたのは正解!街には美味しそうな名物のテイクアウトが出来るお店が多数あり、Hungry?なままで歩いてたらいちいちトラップされて全部回りきれなかったかも...笑)

町の中央を清流・吉田川が流れ、あちこちで清冽な水が湧き、その水が路地という路地に張り巡らされた水路を流れる郡上八幡。ここは町のどこにいても水の存在を感じる“水の都”である。そのシンボルとも言える宗祇水→やなか水の小径→いがわ小径etc.と水のある風景を眺めながらのウィンドウショッピングでAzuちゃん大満足♪である。

3時間半ほどの散策で旧市街をほぼひと回りして郡上八幡を満喫した僕らが次に向かったのは下呂温泉へと向かう堀越峠の先にある「美山鍾乳洞」。でも僕らがここを訪れた目的は“なんちゃってケイビング”ではなく、郡上八幡のもうひとつの名物である食品サンプル作り体験のためだ(爆笑)。



もちろん郡上八幡市内にもサンプル作り体験が出来る場所はあるんだけど、「みんながやった“エビの天ぷら”じゃないモノが作りたい!」という女性陣の希望で、ピザとお好み焼きのサンプルを作ることが出来るココを選んだというわけ。(*料金は¥800なのでフルサイズのピザorお好み焼きではなくキーホルダサイズだけど...笑)

ウキャキャキャ♪大笑いしながら所要時間は40分...のところを1時間掛けて楽しんだサンプル作り。かなり楽しめたみたいで何より何より。

もちろんせっかくなので美山鍾乳洞へも入洞。

ここは近くの大滝鍾乳洞に比べるとさほど知られていないのでさほど期待してなかったんだけど、某アウトドアガイディング会社がケイビング体験を催している場所でもあり、世界的にも珍しい縦穴タイプの鍾乳洞ということで、入口と出口の高低差80m、確認されている全長2kmのうち公開されているだけでも600mとかなり長く、かなり見応えのある(歩き応えも)鍾乳洞だった。

こんな感じで郡上八幡を楽しんだ僕ら。

鍾乳洞を出た時にはすでに17:00近く。Masaを余り待たせても悪いので、慌ててOUTBACKに乗り込んで家路を急ぐ。郡上以南の上下2車線化が終わった東海北陸道は日曜の夕方にもかかわらず渋滞は皆無(一宮JCで少し混んだけど)ってことで、スムーズに走ることができ、18:30に無事帰宅することが出来た。


美山鍾乳洞

かなり見応えのある(歩き応えも)鍾乳洞

 

September.2008 MENU

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