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6月1日 Feathercraft試乗会(滋賀県)

 

 

今日は“お父さんもそろそろソロ計画”のために琵琶湖北部・マキノ町へ。元A&FのOさんのショップ「Granstream」が月に一度開催するFeathercraftの試乗会に参加するためである。
僕がFeathercraftに興味があるって話をここに書いたら、多くの方から情報をいただいたんだけど、その多くがこの「Granstream」の試乗会の情報、しかもOさんとは10年以上前(20年近い?)に僕が出入りしてたイワサキさんのカヌーショップで何度かお目にかかったことがあり、何だか気軽に試乗会の予約を入れてしまったというわけ。

滋賀に行くならワタシたちも行くぅ!というともちゃんとAzuを乗せ、8:00に家を出て、鈴鹿峠から日野バイパス、名神〜北陸道を通って2時間ほど掛けて会場のマキノサニービーチに到着。さすがは北琵琶湖...遠いです(涙)。
いきなり駐車場で先日『僕もFeathercraft始めるんですよ〜!』などとメールをいただいてたKさんに遭遇。初対面ながらあまりの偶然に感激して握手に次ぐ握手(笑)。次にOさんに挨拶するとチキンルートさんから僕をヨロシク!ってなメールがありましたよ、なんて話も出て...何と恵まれた環境にあるビギナーなんだろって苦笑いする僕だ。Oさんとイワサキさんところでの昔話をちょこっとして、早速着替えてお目当ての Kahuna Expeditionに乗る。


僕の短足でも無事フィッティング出来てホッと笑顔

真剣な面持ちでOさんのレクチャーを聞く

昔、ホントに昔、熊野川で僕のCAMPERとフネを交換してK-Light(だったと思う)に乗って5〜6km下った経験があるだけで、フェザーに乗るのはほぼ初めてってことで、ラダーペダルの調整からシーソックの入れ方までをOさんにレクチャーしていただく。色々と質問したいこともあったけど、今日はスクールではなく試乗会なので手短かにとどめ、とりあえず湖面に漕ぎ出す。

漕ぎ始めてすぐに判るのはKahuna Expeditionの素晴らしい安定感。果たしてこのフネは沈するのだろうか!?って思えるほどにドッシリとした感覚。コーミングが幅&長さともに5cmづつデカいBig Kahunaではないレギュラーの方だったけど、試しに跨がって湖面に出て、尻を落として後から両足を収めるという乗艇方法も全然問題ないコーミングの余裕と安定感はカヤックというよりカナディアンを感じさせてくれるほどだ。

こいつはイイっ!ご機嫌でK-Light Classicに試乗するKさんと軽口を叩きながら湖面散歩を楽しむ。


湖面へ!(正面の島影は竹生島)

ひとしきり漕いだ後、スターンにくっ付いてるラダーっつうもんを試してみたくなった僕。Oさんにラダーを下ろす方法を聞いてなかったので、Kさんと『どうするんでしょうねぇ?』などとあれこれ触ってみる。『あ、それじゃないですか?』みたいな感じでKさんが手を伸ばした瞬間、いきなりKさんが沈。『ワハハ、ウプッウプッ!ワハハハ、ププププ...』水中で大笑いしながらKさん、脱出(爆笑)。

『さてどうしましょう?』『再乗艇、やってみましょうか?』『いいっすねぇ、やってみましょう(笑)』ってことでシロウト2人が爆笑しながらああでもないこうでもないと、リエントリーの練習。トライすること3回ほどで意外と簡単にリエントリー完了!パドルフロートもなんもなしで...もしかしたらカナディアンより楽かもしれないなぁって感じるあっけなさだ。

『akiさんもどうです?』あ、いや、ビーチで娘が見てますので。『パパ、沈してたね、カッコ悪ぅ〜!』って言われてワザとだよって信じてもらえないのはシャクなので、今度こっそり練習してみます(涙)


Kahuna Expedition

スプレースカートをセットして漕ぎ出す

Kahunaの後はWisperにも乗ってみる。まず感じるのはデッキの低さ。ボリュームの違いはそれほどでもないはずなのに、乗ってみると全然違う...前が良く見える感じ?だ。しかも幅の違い7cmがそれ以上に感じられ、動きもクイックな感じだし、何とも漕ぎやすい。たださっきのKahunaで感じた良い意味での眠気...ホンマにこのままウトウトしたくなるような安心感があった...はなく、シャキッとした感じがこのフネの特徴だと感じた。

後で聞いた『漕ぐこと自体を楽しむならWisper、遊び道具を満載して旅する道具ならKahuna』というOさんの言葉に納得のインプレッションである。

そんなワケで2時間近く乗り回して、今日の試乗会は終了。帰り際にOさんに具体的な話...カラーリングごとの納期とかオススメのパドルとかを訊ね(ん?その気になってないか??)、ともちゃん&Azuの待つOUTBACKに戻る僕だった。


 


地味な店構えの「美松」

キレイな前菜に笑顔の女性陣

『あ〜腹ヘッタ!何が“ちょっと”よ!2時間よ、2時間!竹生島まで行ってきたんじゃないの?』などとイヤミを言われたので、Feathercraft試乗会の後は、彼女たちのご機嫌回復のための行動開始。

まずは美味しいものに目がないともちゃんのために湖周道路を南下して洋食屋「美松」へ。何とも判り難い場所に建つ古い民家然とした外観に、ちょっと躊躇いを感じたのも確かだけど(笑)、見た目もお味も素晴らしい前菜付きのパスタやオムライスは、☆☆☆。“ワタシの一生で一番好きなカルボナーラ”とは、ともちゃんの評価。

そんなわけで、ともちゃんゴキゲン。


風の廊下

空に現れた水平の虹/高島びれっじにて

次に、最近、染色の道に進みたいっ!などと言い始めたAzuのご機嫌回復のために、「高島びれっじ」という古い商屋を利用した商工会の町おこしのための町並みにある“染色工房「いふう」”さんで、すみながし染め体験にトライ。

薄く張った水に何色かの染料を落とし、軽くかき混ぜてその上に広げたハンカチを落とすだけで、何とも不思議な模様を染めることが出来る(20分程度¥900)。
普通はコントラストを出すために全く違う色を3〜4色使うところをAzuは同系色と白で淡〜いパープルピンクのハンカチが完成。

そんなわけで、Azuゴキゲン。

 

薄く張った水に何色かの染料を落とし

広げたハンカチを落とす

完成


で、最後に、彼女たちのゴキゲンをさらに高めるために、長浜ぬり壁...じゃない黒壁スクエアへ。明治時代の銀行跡を改装した黒壁ガラス館を中心に北国街道沿いに30ほどの建物からなる複合施設で、まぁ要するに女の子が喜びそうな、散策&ショッピングが楽しめるエリアですな...なんて思ったら、これがお父さんも夢中になってしまう良い雰囲気(笑)。


カフェ叶匠寿庵でケーキ

ま、結構少女趣味の僕なんかは、ガラスのオブジェやちっちゃなお人形に『きゃわいいぃ〜!オイ、Azu、これも買え!』なんて大騒ぎだし、ともちゃんは『海洋堂ミュージアム』の前で“憧れのカレ”に抱きついて離れないし...で思わず羽目を外して大盛り上がり。旧くて新しい、どことなく素朴で、どことなく温かい感じのする長浜の街で2時間も過ごしてしまった僕らだった。

もしひとり娘だったら、こんな感じでホンワカした雰囲気の休日なんだろうなぁ...ってちょっと悪くないなって気持ちを味わいながら(笑)




理想の男性ケンシロウさまに大興奮

何となく似てないか?(爆笑)

え?どうしてこんなに女性陣に媚びるのかって?
そ、そりゃぁもう...ねぇ。

Azu『ねぇ、パパ、もうすぐ父の日でしょ?何か欲しいものがあったらワタシがプレゼントするわよ。』
ともちゃん『いいのよ、Azu。パパはフェザーが欲しいんだから。』
僕『えっ?父の日のプレゼントにフェザー買ってくれるの?』
ともちゃん『あ、しまった!冗談よ、冗談。』

少なくとも可能性はゼロ...ではなさそう(笑)。
でも、僕にとっては、黒壁スクエアでAzuが僕の手をぎゅっと握って歩いてくれたことが何よりのプレゼント。これ、ホンマ。


黒壁スクエアにて若い娘さんと(笑)

 

 

June.2008 MENU

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