FLAME LAYOUT

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

4月2日 福寿草登山(藤原岳・天狗岩1165m)

 

 

せっかくの休日なのにカヌーを運ぶトランスポーターがなくてカヌーに行けない僕。今の季節、SUBARU R2に載せられる装備の野遊びと言えば、山歩きかPEUGEOT Pacific18を使ったポタリングなわけで、今朝目覚めて空を見上げながら山歩きに決定!
さてどこの山に行く?

ソロなので結構ハードな山もOKなんだけど、この時点で時計の針は午前9時過ぎってことであまり遠くへは行けないなぁ...書斎のガイドブックをパラパラめくりながら決めたのは「花の百名山」に載ってる藤原岳1128m。たぶん、今、福ちゃん(*福寿草)が満開のはずである。

鈴鹿山脈北部に位置する藤原岳。駐車場から聖宝寺道を経て藤原山荘〜山頂展望丘〜最高峰の天狗岩〜大貝戸道で下山...と巡っても距離は12km、累積標高差1200m足らずで標準コースタイムは6時間とここのところ運動不足の僕にはちょうど手頃なレベル。今日はともちゃんもAzuもいないソロなので多少はコースタイムをいくらかは縮められるに違いないので、登山を早めに切り上げて藤原岳からほど近い水嶺湖でメリマックカヌーをレンタルしてパドルの感触を味わってみるのも良いかも...ってことで、一応P.F.Dとパドルも積み込んで家を出る。(途中、携帯で検索したら水嶺湖のカヌーレンタルは水曜定休ってことが判明...涙)


春の訪れを喜ぶかのように
勢い良く迸る長命水

上:登山口の鳴谷神社
下:ミヤマカタバミ
CLICK

9:50、藤原岳自然科学館の下手にある観光駐車場に到着。気軽で気ままな山行なので準備は不要!いきなりザックを背負って10:00スタート。車道をしばらく歩いて鳴谷神社の鳥居をくぐり、いきなりの辛い石段を一歩一歩上って聖宝寺へ。

聖宝寺の境内を横切り、お堂の裏手から林道へ進み、崩落箇所を迂回しつつ、長命水と看板のある小さな滝からは本格的な登りとなる。スギの植林帯の中を続く登山道は眺望もなく、とても平凡でつまらないけれど、2合目、3合目と1合ごとにしっかりした看板が建てられているので、とても達成感があって有り難い。


6合目からは石灰岩の礫がゴロゴロ

今日初めての福寿草CLICK

4合目の南側斜面に福寿草らしき黄色い花が見えるけど、登山道からかなり遠く、ビノキュラーを使ってもはっきりと確認出来ず。
でも5合目には登山道のすぐ間近に福寿草の福ちゃんが!野花のくせに可憐というよりアッケラカンな感じがどこかの奥さんみたいで笑える(笑)。


急峻な南斜面に群生する福寿草が
登山の疲れを癒してくれる

上:残雪がチラホラ
下:ミツバオウレン?
CLICK

植林帯が途切れ始める6合目からは、もう登山道の両側全てが福寿草の群生地。落ち葉に覆われたどちらかというと地味な無彩色の地面にポツポツと群生するさまは実に明るい気持ちになるけど、斜面の半分ぐらいを覆う残雪の雪解け水が登山道を流れて路面状況はドロドログチャグチャの最悪。大貝戸道(表登山道)が合流する8合目からは植林帯が完全に終わり、見通しは利くけど白っぽい石灰岩が露出して歩きづらい道になる。


間近で野鳥のさえずりを聞く

苔むした岩と残雪の対比が美しい森

福寿草の数は圧倒的、でも良く観察すると木や下草の陰にミヤマカタバミやセリバオウレンも見つけることが出来る。野遊び人には珍しく目が悪い(視力という意味ではなく、動物や植物を発見出来ないという意味)僕なので見つけられる野花はこの程度だけど、“野性の眼を持つ”ともちゃんなら、まるでトリュフを発見するブタみたいに(失礼!)この何倍もの貴重な野花を見つけ出してくれるんだろうなぁと、彼女と来なかったことを少しだけ後悔する。


9合目登山道からの多度山地の眺めCLICK

相変わらずひどい状態の登山道を泥はねに注意しながら進むと、藤原山荘(避難小屋)に到着。えっ!?こんなに登ってたの?って驚くほどの数の中高年登山客がワイワイガヤガヤ騒がしいのでここは素通りし、かなり背の高い笹の中を通って藤原岳山頂へ向かう。

笹に覆われた登山道は見通しも悪く花も少ない感じ...15分ほどで展望丘(藤原岳山頂1128m)に到着。ただこの狭いピークも呆れるほどの数のおじさん&おばさんの団体に占拠されてたので、写真を撮ることすら出来ず退散(お願いだからピークの看板の正面で弁当食べないで!)。藤原山荘に戻って本当の最高点・天狗岩を目指す。


県境尾根道に群生する福寿草

藤原山荘(避難小屋)とピンク色のミヤマカタバミ


福寿草とセツブンソウの2ショット


カレンフェルト

藤原山荘から天狗岩までの県境沿いの稜線は緩やかなアップダウンが続く尾根道。カレンフェルト(=Karrenfeld *石灰岩地帯に見られる溶食地形で、雨水によって形成された石灰岩表面の溝や窪み=カレンがよく発達して溶け残された石灰岩が墓石状に林立した景観を示すもの)が見渡す限り広がる様子はなかなか壮観だし、まさしく高原の遊歩道って明るい雰囲気で、しかも福寿草やセツブンソウがそこら中に咲いていて、しかも何故か人が少ない(笑)


残雪の中をうねうねと延びる天狗岩への道
セピア色の写真の世界に迷い込んだような錯覚を覚える

上:福寿草を踏まないように進む
下:雪に包まれた福寿草は寒そう
CLICK

滑りやすい残雪を何度も渡り、緩やかなカーブを描く稜線を歩くこと30分、藤原岳の最高点1165mの天狗岩に到着。鈴鹿山脈の主稜線の山々が一望できる天狗岩の上で後続のグループに記念撮影を頼んだ後、白船峠方面へ少し下った平坦なガレ場でザックを下ろしてのんびりとラーメン&おにぎりのランチタイム。


深い残雪を進む(恥ずかしいセルフタイマー撮影...大汗)

滑りやすい残雪を何度も渡り、緩やかなカーブを描く稜線を歩くこと30分、藤原岳の最高点1165mの天狗岩に到着。鈴鹿山脈の主稜線の山々が一望できる天狗岩の上で後続のグループに記念撮影を頼んだ後、白船峠方面へ少し下った平坦なガレ場でザックを下ろしてのんびりとラーメン&おにぎりのランチタイム。


天狗岩1165mから望む美しい円錐形の藤原岳

ランチタイム

フカフカスノーでお昼寝

 

石灰岩の礫が尖っていて座り心地が悪いので、残雪に移動しゴロンと横になると...う〜ん眠い!30分ほどフワフワの雪の上でお昼寝をした後、藤原山荘へと返して、相変わらずグチャグチャドロドロの往路をスリップと道端の野花に注意を払いつつ戻り、8合目から斜度が一定で歩きやすいとされる大貝戸道をトレイルランニング並みのスピードで走って下山(藤原山荘から大貝戸登山口まで1時間ちょい!まるでダンスのステップでも踏んでるみたいでめっちゃ気持ちイイ!)。移動5時間、休憩&昼寝1時間の合計6時間で山麓に停めたR2に戻ることが出来た。


日が傾くとボールのように閉じるCLICK

セツブンソウ
CLICK

セリバオウレンCLICK

大貝戸登山口ゴール!

想像通りというか、予想通りというか?登山道が実に良く整備されていて(しかも登山客の姿も多い)迷いようがないし、残雪の雪解けドロドロさえなければ非常に歩きやすい藤原岳。しかも眺望丘〜天狗岩を周回しても距離は12km足らずと短めだし、花いっぱい!で飽きないので、ほとんど疲れを感じることなくゴール出来た。ま、ともちゃんやAzuを連れてたらこんな風にイージーには登れないだろうけど...(笑)

とにかく、カヌーの代わりの野遊びで出かけたにしては、まずまず楽しめたのは何よりだったのかな?と納得の一日だった。


国道306号線から仰ぐ藤原岳

 

April.2008 MENU

アンケートにお答えください!

 

_  _  _