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 5月9日 “なんちゃって”縦走(御在所岳〜武平峠〜鎌ガ岳)

 

 


御在所岳山上公園のアカヤシオ(10:40)

子鬼の居ぬ間に...#7

 

例によって今朝も8:00に子供たちを送り出してから作戦会議。“どこへ行こう?”ではなく“何しよう?”のレベルからの相談ってのが僕ららしいといえばらしいのだけれど(笑)、今日は気温が上がりそうだし避暑だよねぇってことで鈴鹿セブンマウンテン・鎌ガ岳へと向かうことに決まる。
『じゃ、行き先も決まったし、アナタ準備ヨロシクね。ワタシは洗濯始めてもいいかしら?』
ヲイヲイ、今から洗濯かよっ!ま、こんな時間から準備を始めてもちゃんと野遊びに行けちゃうところが我が家のロケーションの良さ。2階のデッキでともちゃんが洗濯物を干すパタパタという音を聞きながらトレッキングシューズとザックをOUTBACKに積み込んで、出発。

東名阪に入ると左手に見えてくる鈴鹿の山並。『でもさぁ、武平峠と鎌ガ岳のピストンじゃ小学生の遠足じゃあるまいしイマイチ面白くないと思わない?たぶん時間も余っちゃうし。』と僕。『じゃぁ、登山終わってから名古屋・栄の好日山荘の開店セールか大阪・江坂のPatagoniaOutletに行きましょうよ。』と、ともちゃん。それもいいなぁ...なんて思いつつ、密かに財布の軽さに気付いた僕の頭の中にあるアイデアが浮かぶ。
『縦走しようよ、縦走!』
武平峠-鎌ガ岳ピストンだけならたぶん2時間程度で終わっちゃってつまんないけど、湯ノ山温泉から御在所を登り、三角点から武平峠を経て鎌ガ岳山頂、山頂から三ツ口谷を下りて湯ノ山に戻れば一日たっぷり楽しめるんじゃないか?そんなアイデアである。

早速ナビシートのともちゃんが「三重県の山」と「花の百名山」そして「鈴鹿の山 万能ガイド」の3冊のガイドブックでコースタイムを計算開始。...すると御在所・中登山道口から山頂を経て武平峠までが4時間、武平峠から鎌ガ岳山頂が1時間、山頂から中登山道口が1.5時間の合計6.5時間。昼食や休憩を入れるとどうしても日暮れまでにゴール出来ない(朝から洗濯してたら無理だって!...涙)。

縦走は無理か?諦めかけたその時、ともちゃんが独り言のように呟く。
『ロープウェイ...ロープウェイ使ったら余裕かも。』
そのアイデア、いただき!
『いいねぇ、“なんちゃって”縦走!スタートよりゴールの標高が低いなんてオレたちらしいじゃん。』


ロープウェイで山上公園へ

湯ノ山街道のコンビニで食料と非常食と飲料水を買って、1/25000のコースマップをカラーコピーした僕らは鈴鹿スカイラインではなく、ロープウェイ乗り場へと向かう。


あの尖ったピークに向かうのだ!(鎌ガ岳)

10:30片道切符でロープウェイに乗り込むとすぐに、進行方向左手に僕らが目指す鎌ガ岳のピラミダルな鋭峰がその流麗な姿を現す。大黒岩がちょこんと載った手前の御在所の岩稜にはピンク色の花が点在。
『もしかしてアレってアカヤシオ?』
『あ、そうね、アカヤシオだわ!キレーイ!』
折りしも御在所岳のアカヤシオが満開...そんなことも知らずにやってきたいい加減な僕らである。


青い空にピンクのアカヤシオが映える

まずは御在所岳のピークをきわめる(10:50)

山上公園に到着すると、そこはまだ初春のような涼しさ...でもない(笑)。気温は18℃だけど、“ど”ピーカンなのでそれなりに暑く感じるのである。観光客に混じってロープウェイ乗り場から旧カモシカセンターまで進み、芭蕉池でミズバショウを見る。ま、人工的に植えられているだけに感動を覚えることはなく、スノーシューハイクで歩き慣れた遊歩道をのんびり歩いてまずは一等三角点を目指す。


ショウジョウバカマCLICK

タテヤマリンドウCLICK

ロープウェイ山上駅では、先を考えてズルして観光リフトを利用しようか?なんて考えもよぎったけど(笑)、ロープウェイのゴンドラから見た通り、山上駅から御在所岳山頂へと続く遊歩道はアカヤシオが満開!淡く霞んだ青い空とアカヤシオの薄いピンクが春爛漫を感じさせてくれて、歩いて山頂を目指して良かった!って感じだ。
ほどなく三角点に到着。お手軽に御在所岳のピークハントを果たした後は、道標に従って御嶽神社を右手に眺めつつ、沿道に咲く花々を楽しみながら峠道へと進む。

 


御在所山頂から白山権現方面を見る

御嶽神社への分岐を左に進むと間もなく通行止のフェンスが現れ、遊歩道の舗装が途切れて笹道を少し登る。小ピークを越え小さな広場に出た後、笹道がザレた溝道へと変わる。クリーム色の千種石に風化した粒子が載った非常に足を取られやすい道を慎重に下ると、間もなくデッキ状の平地に出る。正面に鎌ガ岳の雄大な眺望、そして手前にはまるで人が指を指しているかのような奇岩・天指し石。思わず石の指が指す空を見上げると、ちょうどセントレアに向けて高度を下げつつあるANAのジャンボ機がジェットエンジン音を響かせながら僕らの真上を通過していく。


アカヤシオを楽しみながら武平峠道で下山
(正面に鎌ガ岳)

上:“下りの女王”ともちゃん、ゴキゲン!
下:天指し石

正面に見える鈴鹿連山随一の鋭峰・鎌ガ岳は春霞に煙って実際以上に遠く感じられる。『えっ、あんなに遠いけど大丈夫かしら?』ともちゃんは初めての縦走にちょっと不安げだ。ま、こんなアルペン的な雰囲気の山は実際の距離よりも遠く感じられるもので、鎌ガ岳ピークにマークしたGPSによれば直線距離はうちから○○のバス停ぐらいだよ、なんて励ましつつ急傾斜の岩場を慎重に下っていく。


あんなに遠くまでホントに歩けるのかしら?...立ち尽くすともちゃん

途中、何ヶ所か三点確保が必要な岩もあり、また美しく咲くアカヤシオのトンネルありで刺激的な下り道。天指し岩から先は第一級の岩場が続き、気を抜くことは出来ないけど、終始目標の鎌ガ岳の流麗な姿が見えるのもいい感じだ。
岩場を無事通過し、広く掘れた溝道を抜けるとベージュ色のザレ場へと続き、間もなく道標の建つ武平峠に到着である。御在所から武平峠までは一度も休憩せずに快調に飛ばすともちゃん。さすがは“下りの女王”で、何とここで標準コースタイムを15分も短縮する。


こんな危険な岩場の連続

鈴鹿山脈独特のベージュの岩場

一応、峠で記念撮影を済ませ、いよいよ鎌ガ岳の登山開始だ。御在所山頂からの下りではあんなに威勢が良かったともちゃんだけど、砂ザレの幅の広い溝道が登りに入った途端に水から上がった河童状態になって見る見る萎れていくのが可笑しくてしょうがない(笑)。まぁ僕らの目的は“登山”そのものではなく周囲の自然を楽しみながらの“山歩き”なので、急ぐことも苦しいのを我慢することも必要ないわけで...頻繁に立ち止まって休憩を入れながらのんびりと進む。


武平峠に到着!(11:20)

鎌ガ岳は険しい岩場の連続

しばらくして右手にガレ場の脇を抜ける初めてのロープがあり、そこから一旦下りがあってしばらくは深い笹道が続く。間もなく本格的な岩場。ベージュの花崗岩に風化した砂利がうっすらとかぶった非常に滑りやすい道なのでかなり気を遣うけれど、要所要所に垂らされたロープ、そして岩稜から時折覗く鎌ガ岳が少しづつ、でも確実に近づいていることに励まされながらぐんぐんと高度を上げていく。


柱状の大岩の向こうにそびえる鎌ガ岳

深く刻まれた溝道、しかもかなりの傾斜をなるべくロープに頼らないように心掛けながら登り切ると、天を突刺すように立ち上がった大岩塊が現れる。ここで初めてザックを下ろして休憩。岩塊の左手には尖った山頂が間近に見え、いよいよあと少しであることを実感できるのが嬉しい。岩塊の右を巻いて再び笹と潅木の美しい道を進む。登山道の両脇の笹は完全に刈り払われて、美しいカーブを描いて延びる道の穏やかなラインを際立たせている。


岩の上に砂利が載ってスリップしやすい

こういう素敵な鞍部もあったりする

笹道をしばらく進み、正面の視界が急に開けたと思うと、いきなり森林限界を超えたかのような光景...大ガレが広がって思わず息を飲む。昔、雑誌NEWTONで見た探査機から送られてきた火星の表面にも似た荒涼とした雰囲気。まるで2500m級の高山のようにも見える。足元のすぐそばから始まる想像以上の大崩落...もしこれが登山者が多い影響だとしたら...このコースを選んだ自分にちょっと罪悪感を感じてしまう。ただし、木々がないぶんここからの眺望は素晴しく、さきほどまで立っていた御在所岳やロープウェイの鉄塔、そして左に目を移せば雨乞岳の穏やかな山容などに目を奪われて思わず足を止めてしまう僕らなのだった。


崩落した北斜面がまるで2500m超級の山の雰囲気を漂わせるCLICK

この崩落から一旦樹林帯に入り、その先はほぼ垂直とも思える岩壁が僕らの前に立ちはだかる。岩壁の先には天を指して聳える岩柱群が特徴的なピークがはっきりと見える。あれが山頂だ!下山してくるヘルメットをかぶったクライマーのグループに道を譲りながら「アルペン気分」を味わいつつ岩壁を登る。多くの登山者が通るルートだけに、ホールドもしっかりしていて下から見上げたほどの難しさはなく、鎖やフィックスロープに頼ることなく意外と簡単かつ安全にクリア。登山はご無沙汰な僕らは登り始めでちょっと苦戦したものの峠から50分、00:30にコースタイムの10分遅れで山頂(1161m)に到着である。


ピーク直下の鎖場をゆく(後方に御在所岳)

鎌ガ岳1161m登頂!

さすがに鈴鹿山系随一の鋭峰!
ケルンや祠があるやや狭い山頂には視界を遮るものは南に若干の茂みがある他は何もなく350°(...ぐらいかな?)の眺望を楽しめる。北から西にかけては御在所岳、鈴鹿第二の高峰である雨乞岳や綿向山が並び、東には雲母峰、春霞の向こうには伊勢平野と伊勢湾がぼんやりと浮かぶ。数人の先客が休んでいる祠の先の広場からは南側の眺望が素晴らしく、ウネウネと続く鋭角の鎌尾根の向こうには入道ガ岳から続く鈴鹿南部の山々が連なり、素晴らしい展望がどこまでも広がっている。


狭い山頂には奇岩が林立する

山頂には僕ら以外誰もいなかったので、狭い山頂にあるケルンの直下の岩陰でザックを下ろして、ランチを楽しむ。吹き抜ける心地よい涼風を受けながら食べるおにぎり、キンキンに冷えたバキュームボトルのお茶...普段なら決して特別なものではないけれど、狭い岩棚で身を寄せ合いながらこの素晴らしい眺望を独占して楽しむランチタイムは、最高に贅沢なのかもなぁと思う。


岳峠方面から望む鎌尾根

山頂でランチ

山頂で1時間ほどのんびりした後、ルート確認のために地形図のコピーを見ようとポケットを探ると...ない!地形図がない!どこかで落としてきたようだ(涙)。
GPSのTOPO10mで現在地の確認は問題なく出来るけれど、当然ながらルートを登録していないので下山口がはっきりしないし地形図がなければせっかく用意したコンパスも意味を成さない。
実は鈴鹿の山の中でも特に人気の高い鎌ガ岳は幾つもルートがあり、三ツ口谷コースはケルンのすぐ脇なのか、それとも祠の南の広場からなのかがいまひとつ不明瞭なのだ。


下りは三ツ口谷尾根道を進む

そこで非常にカッコ悪いけど、祠の前で休憩されているご夫婦に地図を見せていただくようお願いしてみる。出来ればその地図を写真で撮らせてもらえればさらに安心なんだけど...。
気安く地図を見せて下さるご夫婦。
『でも、あまり見やすいとは言えないので...あ、そうそう、さっき岩場で拾った地図が見やすいですよ。』とポケットから取り出された四ツ折の地図は...
アハハハ、それがまさに僕が落とした地図です。


CLICK

CLICK

すごい偶然に驚きつつ、ご夫婦にお礼を言って地形図を取り戻した僕らは、安心してケルンの脇から三ツ口谷コースの尾根道へと入る。

最初は恐怖を感じるほどの急降下。日当たりの悪い北斜面の武平峠からの登山道とは違い、このコースは日当たりの良い東向きってことで野花の宝庫で、頭上のアカヤシオやミツバツツジはもちろん、足元にはタテヤマリンドウや名も知らぬ数種類のレンゲなどが満開の花を咲かせていた。


満開のアカヤシオが吉野を思わせる

笹をかき分けて下る

岩場を過ぎると登山道は尾根を離れ深い笹の茂る部分を経て、上りで見た大ガレの反対側へと至る。
ここから見上げる鎌ガ岳の北斜面はまるで何十種類もの緑色の絵の具をぶちまけたような新緑の氾濫の中にアカヤシオのピンク色がポツポツと点在し、まるで吉野の千本桜にも似た美しい光景に息を飲む。
ザレ場と岩場を何度か繰り返し、木の枝に掴まりながら急な木の根道を下りきると、澄んだ水が涼やかな音を起てて流れる渓流に至る。
三ツ口谷に到着だ。

ここで充分に水を補給し、ここからはこれまでとは雰囲気ががらりと違うよく整備された渓流沿いの道で、涼やかな水音に癒されつつ大小様々な滝を見ながらの渓流歩き...とても素晴らしいものである。
途中、登山道脇にイワカガミを発見し、立ち止まって撮影タイム。地面に寝転がって撮影体勢を整えた頃に、先を行くともちゃんの『わぁ〜!こっちはもっとすごいわぁ〜!』という絶叫が聞こえて渋々立ち上がり、再び寝転がると、また絶叫の繰り返し。ついにはイワカガミの群生地に辿り着いて、思う存分大好きな花の撮影を楽しむ。


渓流の水音が疲れた身体を癒してくれる

イワカガミの群生を発見!CLICK

ともちゃんに影響を受けて、野山で花を愛でるようになって数年が経つ。
ま、40過ぎのオッサンが『キャー!イワカガミだぁ〜カワイイ!』なんて野花に駆け寄って、地面に這いつくばって写真を撮る姿ってのもどうかなとは思うけれど(笑)、そこは野山でのこと。誰も見てないからカッコ悪くないのである。
山に登るたび、川を下るたび、こうして野に咲く花の写真を撮っている僕だけど、名前を覚えるのはとても苦手で、そばにともちゃんが居ないと花の名前がさっぱり分からない。でもそれはきっと僕にとって、その花が珍しいかどうかなんてことはさほど重要ではなく、花が咲く短い時間にその場所に僕がいて、その小さな花を偶然発見して美しい、可愛いと心を動かされたこと...つまりは花の価値そのものよりも、その瞬間にしか会えない花との“一期一会”の出会いに感動を覚えるのではないかと思うのだ。


コース沿いには大小様々な滝があって、そのたびに休憩

幾多の滝を眺め、滝壷に下りて水遊びをしながら若葉の緑が圧倒的な質感で迫り来る美しい渓流の森を抜けると、真正面にたっぷりと水を讃えた池が現れる。自然湖ではなく砂防ダムのバックウォーターなんだけど、白い砂浜と危険な誘惑に駆られそうなほどに青く澄んだ水...「今日は登山、登山!」自分に言い聞かせるようにダムを後にする。


若葉色が美しい森をゆく

巨大な砂防ダムのエメラルドグリーンの水面

この砂防ダムが三ツ口谷コースの終着点であり、御在所岳表登山道の合流点でもある。渓流の飛び石を渡り一旦鈴鹿スカイラインの車道に出て、砂防ダムを巻くように三滝川の渓流沿いの遊歩道を下る。
ここで初めて御在所岳から下山してきた年輩の登山者グループと出会い、一ノ谷小屋までの距離を尋ねられる。GPSの画面を見せてあと数百mであることを告げて、ふとグループのおばちゃんの手元を見ると、何と摘まれた山野草が!余りにも非常識なグループに親切な受答えをしたことを後悔しつつ、一ノ谷茶屋の鉄製の橋を渡ったところで舗装路に出る。
舗装路は歩いてて今一つツマラナイけれど、今は春真っ盛り!たとえ舗装路とはいえ、沿道には色とりどりの野花が咲き乱れ僕らの目を楽しませてくれる。そんな花々を愛でつつ大石公園や三岳寺を経て御在所ロープウェイ乗り場に戻った僕らだった。


橋を渡って一ノ谷茶屋へ

鈴鹿スカイラインに沿って伸びる遊歩道を駆ける

こんな感じで、今日の“なんちゃって”縦走はおしまい。たった9.8kmの山歩きで僕にはちょっと物足りない感じもあるけど、限られた“子鬼の居ぬ間に...”な時間だとこれが限界だし、“踊り系”奥様にはそこそこ歩き甲斐のある距離だったみたい。ただ、バラエティに富んだこのルートは“なんちゃって”とはいえ縦走気分も味わえ、素晴しい眺望も可憐な野花も堪能できる秀逸なコース...軟弱な僕らにはちょうど良い感じなのかもしれないなぁと思う。


CLICK

疲れた身体にはケーキバイキングも忘れずに

駐車場に戻った僕らは、ロープウェイ乗り場の手作りパン屋さんで子供達のお土産にクロワッサンを4個買って三滝川を眺められるテラスで良く冷えたアイスコーヒーを飲む。身体にしみ渡る良く冷えたアイスコーヒー...
『もしかしたらオレたちってこの一杯を味わうために山歩きをしてるのかもしれないな。』
そんな僕の言葉にともちゃんは微笑みながら頷くのであった...って上手い具合にはいかなくて(涙)
『えっ、何言ってるの?ワタシはアイスコーヒーなんかじゃなくて、美味しいケーキを食べるために歩いてるのよ!さぁ、ディナータイムが始まっちゃう前にグズグズしないで行くわよ、ケーキバイキング!待ってろ、食べ放題!』
トホホホ....

 

御在所岳〜鎌ガ岳で見かけた花々CLICK

Photo by aki with RICOH Caplio 500G wide

 

May.2007 MENU

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