5月2-4日 GW紀州旅(古座川&南紀某海岸)
深夜0時に古座川・月野瀬に到着するとちょうど満月が少女峰の頂上に輝いていた ここ数年、ゴールデンウィークは紀伊半島清流を訪ねての旅ということで行き先は南紀と決めている。一年で最も人出の多い時期だけに我が家から北や西を目指すと渋滞にハマるのは必至で、しかもどの観光地も殺人的な混雑...普段から人に慣れていない田舎者の僕達は人が多いってだけで目が回ってマジで吐き気を催してしまうのである。その点、南紀はたとえGWであっても人出は疎ら。特に僕らのように観光スポットを外した遊び方をする者にとっては天国のような場所なのである。 今年の僕の休みは今日(5/2)から5日の4日間。ただ2日は子供達の学校があるし、6日はMasaの試合の日。当然ながら5日は試合前の練習があるので、キャプテンのMasaはズル休みするわけにもいかない。そこで2日の夜に出発し、5日の朝までに帰宅する3泊2日のちょっと忙しい計画である。 先日の宮川DRでダッちゃんはカヌーやカヌー装備一式を積み込んだままで置いてあるので、特に準備は不要。今日は朝からホームセンターに出かけてお買い物をしたりしながらのんびりと過ごす。17:30頃子供たちが学校から帰るのを待ってお風呂を済ませてから、行きつけの中華料理屋でのんびり夕食を楽しむ。朝の出発だと約束の時間とかが気になって、どうしても気持ちが焦るけど、その点、夜の出発だと今夜は古座川まで走って寝るだけなので、広いダッちゃんの車内で家族それぞれのiPodを取っ替え引っ替えして(ついに4台になった!)音楽を楽しんだり、Masaの生ギターに耳を傾けたり、みんなで様々なことを話し合ったり...ドライブしながら家族団らんを楽むことが出来てすごく楽しいのである。 そんなわけで、20:30に高速に乗り、GW後半の“プチ”キャラバンはスタート。いつもより若干交通量の多い国道42号線を順調に南下し、鬼ケ城手前のパーキングでともちゃんと運転を交代。幸せな“ダッちゃんでうたた寝”も楽しみながら00:00ちょうどに古座川・月野瀬の河原に到着。もはや慣れた手つきでベッドを展開してシュラフを広げて家族を寝かしつけた後、僕は河原に出て、まるでロウソクみたいに少女峰のてっぺんに載っかった満月を眺めつつ美味しいビールを飲む。河原の玉砂利に僕の影がくっきりと映り、三脚なしで少女峰を撮影出来るほど明るく素敵な月夜。GWとはいえ今日はまだお仕事の人も多いのか、月野瀬の河原に停まっているクルマはたったの3台。サルの気配と時折鹿の鳴き声だけが響く静かな夜。
若干の濁りがあるものの清潔感溢れる古座川をゆく
美しいダウンストリームVを確実に捉えて進入するMasa
美しい瀞場をのんびり進む。我が家の至福の時
終始“空飛ぶカヌー”を味わえるのは古座川ならでは
濁りが入っているとはいえ、水深4mの川底がくっきりと見える
撤去されることが決まった沈下橋。今回が潜り納めだろうか...
小川が合流すると水質がぐっと良くなる
ゴールの少女峰が見えてきた!
今日も楽しい一日を過ごすことができました。
ダッちゃんの大きな窓に映る美しい海
地球じゃないみたいな岩だらけの磯が続く
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