迂回ルートを使った前回とは違って、今回は迂回路なしの正真正銘のメインルートを踏破し誰ひとり滑落することもなく無事帰還することができたわけなんだけど、今回の行場巡りで痛切に感じたのはやはり『怖いもんは怖い!』ってこと(笑)。前回はMasaが8歳&Azuが6歳で実に危なっかしい感じだったけど、今回はAzuはともかく“行場マニア”なMasaの岩登り能力はもう完全に僕を超えてるはず。でも、やっぱり息子は息子、親は親なわけで足を滑らせはしないか?踏み外しはしないか?と自分のことなんてそっちのけで心配でしょうがないものなのである。自分だけならさほどでもないけど、やっぱり家族が一緒だと誰かが落っこちる姿を想像してしまって恐怖感倍増なのは幾つになっても変わらない...きっとそのうちこの“親心”が子供達の“自立心”と衝突することもあるだろうなぁ。亡き親父と喧嘩ばかりしていた日々を思い出し思わず苦笑する僕である。
いつの間にか西に傾いた太陽が前を歩くMamaとAzuを照らし、彼女たちの影が長く伸びている。気温が下がり、日が短くなって野遊びするにはちょっと辛い季節がやってきたので2006年グリーンシーズンの家族での野遊びを“ほぼ”終了。野遊びが終わったら気分はもう来年のスノーシーズンへ...ってなわけで、帰り道にアル●ンに寄って、Masaのカービングスキー&ブーツ、Azuのスキーボードなどなどを買い込み、先日生まれた友人U&ヨーコちゃんの赤ちゃんに会いに産婦人科に立ち寄って、昨日壊れたリビングのシーリングライトを買いに電器屋に行ってアレコレてんこ盛りの今日一日が終わったのだった。
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