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  11月3-5日 鳥取キャラバン(大山&三徳山登山)

  


大山の山上平原をゆく

11/4 大山登山

たぶん今年最後のキャラバンは去年の8月&11月に引き続いて三度目の中国地方。そして今回の“リベンジ第一弾”は、去年8月、隠岐に渡る前に登るはずだった大山登山である。

昨夜いつもより少し早めの18:00に家を出てSAでご当地モノのつまみ食いを繰り返しながら、西名阪〜近畿道〜中国道〜米子道とのんびり走って鳥取県へと向かう。ここ数カ月、1000kmオーバーのロングキャラバンが続いたせいか大山まで340kmというカーナビの表示がほんのご近所に感じる自分たちが怖い(笑)。
土曜日ということで通勤ラッシュ渋滞もほとんどなく、途中でMamaと運転を交代しながらスムーズに走ること5時間ほどで23:00にP泊地である大山山麓の大山寺駐車場に到着する。ところが、翌日の食料買出しがまだだったことに気付いて米子市内に進み、買い物を済ませて再び大山寺駐車場へ。結局シュラフに入ったのは午前0時をまわっていた。


夏山登山道をスタート(標高750m)

大山寺阿弥陀堂にて登山の安全を祈願

今朝はまだ周囲が暗い6:00に起床。ダッちゃんの周りのクルマの登山客が5:00前から準備を始めたこともあって、何となくおちおち寝ていられない雰囲気なのだ(笑)。
着替えと準備を済ませ7:00スタート。まずは橋の手前にある『一木一石』運動の看板前に積み上げられた石ころをひとり一個づつザックへと忍ばせる。この運動は登山者の増加とともに1970年代半ばから急激に緑が減少し山肌の保水力が失われ、雨水による浸食溝がいたる所にできてしまった大山山頂に何とか緑を取り戻そうと、1985年に結成された『大山の頂上を保する会』が提唱した運動。


落ち葉を踏み締めて進む

木製階段がかなりしんどい

具体的には登山者一人一人がこの「一木一石運動」用に用意されている石や苗木を持って山頂に登り、それらの石を使って山頂の浸食溝を埋めたり、失われた緑を復活させ、大山の山頂を守っていこうというもの。「山は崩れるのが自然の摂理」ではあるけど、そのきっかけを作ったのが他ならぬ僕ら登山者である以上、崩れるスピードを少しでも遅らせる努力を払うのは当たり前ってことで協力することに決めたのだ。(山に資材を運ぶという物理的な効果以上に、登山者の環境意識を高める効果が大きいと思うし)


素晴らしいブナの紅葉

標高750mの登山口から夏山登山道へと進む。何となくお寺の境内っぽい雰囲気が漂い始めると登山道の脇には、重要文化財・大山寺阿弥陀堂が。ここで登山の安全を祈願した後は、いよいよ登山道らしい急な階段を落ち葉を踏み締めて進む。間もなく一合目(865m/7:31a.m.)の看板が建ち、ここからの土留めを兼ねた一段一段が高い木製階段がかなりしんどいはずだけど、道の両側には西日本最大の面積を誇り、しかも実に元気の良いというか瑞々しいブナ林が広がり、その紅葉した素晴らしい色合いが僕らの疲れを癒してくれる。


どっちがMama?Azu?

標識が充実している(標高1000mを通過)

僕やMasaが先を進むとすぐに女性陣との距離が空いてしまうこともあって、今日も女性陣を先に歩かせて歩くペースを調整する。並んで歩くMamaとAzuを後から見てると、どっちが母でどっちが娘?判らなくなってしまうほどふたりの姿が似ているのには驚かされる。大きくなったなぁ〜!いまさらながらAzuの成長を感じる瞬間である。
それにしても、さすがは中国地方随一のメジャーなお山だけに、登山道の整備が行き届いていて、まるで“少し急傾斜な遊歩道”のよう。道端に立つ標識もかなり充実していて、かなりの急登が続くだけに、体力のない者にとっては100mごとの標高表示と「○合目」という標識が頻繁に現れるのがとても有難い。

 


青空を見上げる

3合目(標高1070m/7:54a.m.)までは紅葉の始まりである黄色、そして3合目を過ぎてやや傾斜が急となる地点からはブナの大木が目立ち始めオレンジ色に色づいた紅葉まっ盛りのブナ林を楽しむ。急に灌木地帯となる五合目以降は登山道の随所から振り返るたびに鳥取平野と日本海の眺望を楽しむことができる。ひたすら登ること30分で6合目避難小屋(1350m/8:55)に到着。ここで初めてザックを下ろしての休憩を取る。


6合目避難小屋前(1350m)で初めての休憩

登山道の随所で鳥取平野と日本海が一望CLICK

眼前には北壁の眺望。ここは富士山にも似た美しい姿だった大山の山体が風化によって大崩落を起こした痕で、崩落が続く砂礫が白い川のようになって真っ赤な紅葉の山を貫いている。その崩落の基点は弥山から剣が峰にかけて連なる雄々しい尾根。右手には鋭く天を突く三鈷峰がそびえる光景は実にダイナミックな印象である。
ここまでの木の階段とは打って変わって、ここから8合目までは岩を金網に詰めた土留めによる階段と滑りやすい火山砂礫の急登が続き少々気を遣うものの、なんとか無事にクリア。


火山砂礫の急登をクリアし8合目を越えると
景色が一変!山上台地の木道の遊歩道コースとなる

上:痩せた尾根を過ぎると木道が現れる
下:青い空に向かって登って行く感じ

8合目(標高1580m/9:35)を越えて崩落壁の痩せた尾根道を過ぎて右手・石室方面からの道が合流すると景色が一変!ここでほぼ森林限界に達するようで、あたり一面は地を這うように生える天然記念物・ダイセンキャラボクの純林(...かなりの大群落)へと入る。
ここからは山頂台地の木道の遊歩道コースで、山上台地の保護を目的に地上2mほどに作られた木道は傾斜が緩やかなこともあって非常に歩きやすく、まるで空に向かって登って行くプロムナードのようで無風&雲一つない青空で気持ちが良い。


大山(弥山・1709m)に登頂成功!

木道の分岐(9:53)を左に取り、右手にダイセンキャラボクの濃いグリーン、左手に北壁の大崩落の様子を眺めつつ、鼻歌混じりで進むと右に立派な避難小屋が現れる。小屋からは山頂を一周出来る木道が続いており、とりあえず三角点のあるピークに向かい、大山山頂(弥山)に到着(1709m/10:00)し、まるで野外ステージのように設えたデッキの最上部に建つ立派な山頂碑の前で記念撮影。山頂はとにかく人、人、人...登山客でいっぱいである。関西方面や九州方面からのバスツアーも組まれる人気の山らしく、旗を持ったツアコンに率いられた団体客は関西弁だったり九州弁だったりと実に多くのお国訛りが飛び交っている。そしてその集団が三角点付近に座り込んでいて通り道をザックで塞いでいるので、僕らはすぐに退散することに決める。


ピークには立派な山頂碑が建つ

避難小屋の前で昼食(Azuの情けない表情が笑える)

弥山から豪快な南壁と大山最高峰・剣ケ峰を望む(鳥取西部地震による縦走路崩落で進入禁止)CLICK

ここ弥山の標高は1709m。古い資料によれば1711mとなっているのだが、2000年の鳥取西部地震で現在の三角点西側8mにあった以前の三角点が崩壊し、移動を余儀なくされたことで標高が2m低くなったそうである。大山の最高峰は弥山から痩せた尾根道を縦走した先にある剣ヶ峰(1,729m)だけど、その縦走路は鳥取西部地震による崩壊が激しく、現在は立ち入り禁止で廃道扱いになっている。今年僕らが登った超キケンな岩場に比べたら全然問題なく踏破出来そうだし、実際多くの登山客が入っていたけど、山体保護の観点から立ち入りが禁止されている以上、踏み込むのは僕らの流儀に合わないのでロープの手前で写真を撮って終わりとする。


天然記念物ダイセンキャラボクの生い茂る山上台地を石室方面へと下山開始

そのまま木道を辿って避難小屋に移動し、小屋の前の日溜まりでザックを下ろしてランチタイム。ワンパターンだけど10℃を下回っている山頂では温かいものが一番!ってことでPRIMUSでお湯を沸かしてラーメンを作る。


ダイセンキャラボクの純林帯を保護
するための木道はかなりの急勾配

上:避難小屋前でハイチーズ!
下:弓ケ浜と中海がくっきりと望める

三角点付近とは違って、ここは少し落ち着いた雰囲気。確かに“高笑いオバちゃん”の比率が高いのは確かだけど(笑)、他の山と少し違うのは結構若い人が多いこと。僕らの隣には可愛いカノジョを連れたストリート系のpatagoniaな青年が実にいい雰囲気で山頂での時間を楽しんでいたりするのがとっても素敵だし、山で何泊すんねん!ってな大荷物な“謎の外国人”グループとかもいてバラエティに富んだ山頂の人々である。約1時間を山頂で過ごした後、小屋の売店で登頂記念のピンバッヂを買って下山開始(0:10p.m.)。

 


木道はダイセンキャラボクの緑の中へと伸びる

ダイセンキャラボクの生い茂る山上台地を石室方面へと進む。上りとは違って石室へと続く木道はかなりの急勾配。それだけにこの木道からの眺めは最高である。木道の先には箱庭のようにも見える緑豊かな山麓の町、そしてその先にはその名の通りまさに弓のような美しい曲線を描く弓が浜や、出雲の中海までも見渡すことができる。日本海にひときわ目立つ雲塊は方角から見てどうやら隠岐の島々のようである。


常緑の木々が僕らの目に新鮮に映る

硬い枝をかき分けて進む

木道はさらにダイセンキャラボクの純林の中へと伸び、全体にベージュ色に染まった秋の空気の中の常緑の木々が僕らの目に新鮮に映る。硬い枝をかき分けてかくれんぼが楽しそうな道をさらに進むと、大正時代に作られた古い避難小屋である石室へ(0:15p.m.)。現在は中が小さな祠があるので下山の安全を祈り、石室と小さな池の間を抜け、気持ちの良い風が吹き抜ける眺望の素晴らしい山頂台地のエッジを廻ってわずかに登り返したところで山頂からまっすぐ伸びる木道が右から合流。ここからは上りと同じ道を下ることになる。


古い避難小屋・石室

気持ちの良い風が吹き抜ける散歩道


山上台地のエッジに立つと麓の町が箱庭のようにも見える

北壁の崩落崖の縁を通ってとても歩きやすかった木道に別れを告げ、ここからは正面に日本海、右手に光線の加減で往路よりもさらに豪快さ&美しさの際立つ北壁の崩落の様子を眺めながらの下山となる。中でも北麓のブナの森を見下ろす三鈷峰(1516m)の尖ったピークが魅力的で、岩々大好き!なMasaは時折立ち止まってはその鋭峰を物欲しそうに眺めている。


北壁の崩落崖の縁を通って下山の途につく

北麓のブナの森を見下ろす

『今度来る時はあっちに登ろうよ!』ここから眺める三鈷峰は確かに魅力的な山で、大山寺から宝珠山を越えてお花畑〜山頂へと至る登山道はユ−トピアコ−スと呼ばれ、大山のリピーターには人気のコース。花の百名山ガイドによればダイセンミツバツツジの5月かクガイソウなどの夏の花の時期が良さげである。


北壁の大崩落と三鈷峰CLICK


三鈷峰の尖ったピークを物欲しそうに眺めるMasa


5合目行者谷別れから往路とは違うルートを元谷
へと進む。植生が変わって紅葉が一段と美しい

上:自然のベンチに腰掛けて休憩
下:常行谷でおどけるMama

足を取られやすい急傾斜を上りの登山客と道を譲り合いつつ気を付けて下り、5合目行者谷別れから往路とは違うルートを元谷へと進む(1:15p.m.)。
夏山登山道に比べかなり傾斜が急なこともあってか、上ってくる登山客はほとんどなく、下り専用ルートのような元谷コース。行者谷別れからはがらりと植生が変わって紅葉が一段と美しいブナの純林が続く。勿論往路は逆光で眩しかったこともあるけど、夏山登山道の阿弥陀堂から5合目までのブナ林よりさらに彩りが豊かで深い森独特の空気に満ちあふれ、(季節にも恵まれたのだろうけど)僕がこれまでに経験した中で最も美しいブナ林のひとつ。『世界遺産を超えてるよな、コレ。』Masaが思わず呟いてたけど、間違いなく白神山地よりも多様で生物の息吹が濃い森なのである。

 


真っ赤に色付いた森を元谷へ。しばらくは急な下りが続く


Azuの手にはブナやナラの実を拾うためのコンビニ袋

剣ケ峰のピークに輝く太陽

急坂を下り切って常行谷へと入ると、尾根道にはない落ち着いた雰囲気で、しかも明るく暖かな印象のナラとブナの混生林へと変わる。とても豊かそうな森で、ここなら熊に出会っても森のクマさん♪の歌詞に出てくるように呑気にスタコラサッサッサ〜の〜サ〜♪なんて出来そう(笑)。Azuは早速ザックからブナやナラの実を拾うためのコンビニ袋を取り出す。瞳を輝かせて宝探しを楽しんでいる。(笑)


元谷小屋からの大山はアルプスのようだ

真っ赤に色付いた森が突然途切れ、大きな堰堤のある広い元谷の沢に出る(1:53p.m.)。大山北壁の崩壊のスケールを一番理解出来る場所。そのスケール感は凄まじく、不安定な巨石の白さとアルプスと見紛う男性的な稜線、そして宝珠山の紅葉とのコントラストに目を奪われがちだけど常に落石の危険があることを注意する看板もあるので早足で渡る。


尾根道にはない落ち着いた雰囲気の
森を楽しむ“ブナの森ウォーク”

上:元谷は落石の危険があり早足で
下:宝珠山の紅葉をバックに

堰堤を渡り切り、復旧工事用の林道を右に見ながら登山道の表示に従って石の階段道を降りると元谷の雑木林へと入る。登山道というよりも山歩きの散策路的な印象の緩やかな下り坂をゆくと、日射しを透かせて輝く木の葉がステンドグラスのよう美しい。


逆光に輝く紅葉がステンドグラスのよう

美しい森にゴキゲンなMasa


ナラとブナの混生林は明るく暖かな印象

 

さらに下るとやがて広葉樹の間に気高ささえ漂う杉の巨木が散見されるようになる。
『どうみても、御神木だよな。』などと話して進むうち、唐突に森が終わり、大神山神社奥社の玉砂利敷きの境内に出る(2:24p.m.)。

我が国屈指の権現造りとされる大神見神社に参拝した僕らは、日本一長い(!)という石畳の参道を下る。


大神山神社

日本一長い(!)石畳の参道

金門と呼ばれるゴルジュ。かつてここからは神域だった

賽の河原から望む大山はまさにアルプス

「旧参道」という看板を発見したMasaに連れられ石畳を外れると、さらに謎の「金門コチラ」という看板。その看板に釣られて進むとそれらしき門はなく、???。実は金門とは神域である「賽の河原」と俗世を隔てる位置にあるゴルジュのことで、ここから振り返る大山はまさにアルプスそのもの!すでに日が陰って暗くなった「賽の河原」と西日を浴びて輝く大山の岩稜の対比が素晴らしく、『寄り道したおかげで素晴らしい絶景を見れたねぇ』などとMasaと話しながら大山寺本堂へと進む。


大山寺本堂へと進む

登山の後は甘いものが最高にウマイ!


 

修験道の聖地でもある大山寺に参拝し、大山フルコースを堪能した僕らは登山の後は甘いものが最高にウマイ!ってことで参道の途中の屋台で栗饅頭を買い食いし、無事ダッちゃんを停めた駐車場に到着(3:20p.m.)。大山登山を無事終了した。
カエデの赤とブナの黄色、そして天然記念物・ダイセンキャラボクの緑が織り成すスッバラシイ紅葉(*狙ったわけでもないのに、今日が最盛だったらしい)は言うに及ばず、晴天と秋の澄んだ空気のおかげで日本海・弓ヶ浜まで見渡せる抜群の眺望を楽しむことが出来て、今年のキャラバン登山を締めくくるに相応しい登山となったように思う。


無事ダッちゃんを停めた駐車場に到着

大山まきばみるくの里でのソフトは外せません!

大山と言えば牧場→牧場と言えば乳製品→乳製品と言えばソフトクリーム(笑)なわけで、着替えを済ませて僕らが向かったのは大山北麓・桝水高原の大山放牧場に併設されたまきばミルクの里で大山西麓からの秀麗な姿を望みつつ、美味しいソフトクリームで疲れを癒す。
牧場で呑気に草を食む牛たちの向こうには夕陽を浴びて赤富士のような姿を見せる大山。北壁&南壁の激しい崩落やノコギリの歯のようなギザギザの稜線を隠し、あくまでもたおやかで優しい姿である。空気が澄んでいることもあって、弥山山頂台地がくっきりと望め、さっきまであの頂にいたなんて信じられないね!とすっかり観光客気分な僕らである。


西麓から大山の秀麗な姿を眺めつつソフトクリームを楽しむCLICK

大山環状道路・二ノ沢から望む夕陽に染まる大山の険しい稜線CLICK

ソフトクリームを楽しんだ後は大山環状道路を快適ドライブ。山麓を2/3周して見る角度によってその姿を変える大山の風景を楽しんだ。夕暮れのニノ沢から息を飲むような絶景を眺めた後、奥大山スキー場のセンターハウスである「エバーランド奥大山」でBBQな夕食を楽しみ、今日最後のお楽しみである三朝温泉へ。


夕暮れの大山山麓をダッちゃんでひと回りして三朝温泉へ

世界一のラジウム温泉ってだけでも魅力的なのに、Masaのリサーチは温泉マニアちっく(爆笑)。なんと、名湯・三朝でも数少ない“源泉掛け流し”“加水&加熱なし”の「明治荘」なる温泉宿を探し出し、ただ温泉に浸かるだけじゃツマランだろうってことで温泉宿が立ち並ぶ三徳川の最下流にある温泉組合の駐車場にダッちゃんを停め、そこから1kmほどの散歩で温泉街に漂う温泉成分を吸引することで血行促進や抗酸化機能のアップを図ることができるという“ホルミシス効果”(三朝町民はガンの発病率が全国平均の半分以下らしい)を狙いつつ温泉場の風情を楽しんで「明治荘」へ向かおうという趣向なのである。
三朝温泉の温泉街は昔懐かしい路地で、いかにも温泉場!てな小規模な射的場やスマートボール場(!)、もちろん温泉場では定番のヌード&ストリップ小屋が立ち並び、子供達にとって大変スバラシイ社会勉強の場。


公共駐車場から温泉街をお散歩

風情のある路地を歩いて...

架け流し&加温加水なしの明治荘で温泉を堪能

最後にかじか橋の足湯でのんびり

ご主人がとても親切で好印象の「明治荘」の大浴場でシャワーから源泉が迸ったのにはさすがに感動したけど、やっぱり温泉街の「ヌード」の看板のインパクトが大きかったようで、『うわっ!ヌードやて!エロいなぁ!』などと必要以上にはしゃぎながらの散策はとても楽しい時間だった。
「明治荘」の貸切り状態の大浴場で最高のお湯を堪能した僕らは、浴衣姿の湯治客で賑わう温泉街をそぞろ歩き。駄菓子屋で昔懐かしいお菓子を買ったり、薬師の湯でほうじ茶のような風味の源泉を飲泉したり、ヌード小屋をこっそり覗いたり(ウソウソ!)、かじか橋の真ん中にある足湯に入って三朝温泉の夜景を眺めながらのんびり過ごす。LAWSONで夜食のおでんを買い込み、三朝温泉街から三徳川沿いに上がること7km、今夜の宿である三徳山三佛寺門前の町営駐車場へと入り、静かな駐車場で2晩目のP泊を楽しんだのだった。

 

11/5 三徳山登山へ
 

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