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 August.2006 part.2

 

 

 

  

 

8月9-10日 宝剣岳登山&開田高原

木曽駒ヶ岳に行こう!そう心に決めてから何度キャンセルになっただろう。去年の秋、紅葉の時期を狙って荷物の積込みまで完了してたのに、前日になって寒波襲来で初冠雪(涙)。ロープウェイの乗り場に電話したら『アイゼンも効かないぐらいにカチカチ...まさにスケートリンクですよ。』なんて親切に教えてもらって断念。今年こそ!と狙ってて先月も何度かチャンスをうかがっていたけど、全て雨という結果。そして昨日。満を辞して休みを作ったら...台風が襲来して“夏のお花畑をランララ〜ン♪”も断念せざるを得ないという結果になった。
で、台風を見越して仕事を入れた水曜日...朝から晴天!悔しさは極限状態!ってことで一度は諦めたものの、明日木曜日の仕事を休めることになって、急遽木曽駒ヶ岳行きが実現。登山靴やザックなどの遊び道具を積み込むだけでスグに出発できるダッちゃんならではの急なお出掛けである。


駒ヶ根・花洛にてソースカツ丼をいただく

全国梅酒飲み比べを試す

15:30p.m.に家を出て、久々に明るいうちに長野へ。通勤ラッシュが始まる前になんとか中央道に入り、スムーズに駒ケ根ICへ。最近は中央道と言えば戸隠や白馬など400kmオーバーばかりなので、恵那山トンネルを抜けてすぐの駒ヶ根はまるで隣町にでも来たような感覚だ。
まずは今夜のP泊場所である菅の台バスターミナルのロケーションを確認した後、幾多の情報からMasaが見つけ出した市内のソースカツ丼の老舗「花洛」へ。ここはMasa情報通り、ソースカツ丼を出す店というよりは小料理屋の雰囲気が漂う店で、全国の銘酒を居ながらにして楽しめるMama好みのお店だ。全国の梅酒の試飲を楽しんだ後、ロース&ヒレのソースカツ丼をいただく。“ソース”という名前にしてはとてもあっさりしたタレと、肉厚で柔らかなカツが絶妙!今度はNESSYさん&ルリちゃんと来たいね!なお店だった。


ひと気のない菅の台バスターミナル駐車場にてP泊

みんなで読書を楽しむ

眠るには少し早い時間だったので、DVDでも見ようってことで沿道で見つけた中古DVD&古本屋へ。ところが家族全員の観たい映画のジャンルが一致せず、それぞれの好みの本を買い込んで菅の台BTへと入る。
駐車料金一回¥400。静かな森に囲まれ、24時間使用できる清潔なトイレ完備の標高850mにある駐車場は21:00ともなると半袖では寒いほど。MamaとAzuは早めに眠りについたけど、僕とMasaは夏の夜長(?)、静かに読書を楽む。(Masaが古本屋で買ったのは「戸隠鬼伝説」なる歴史資料集...何が面白いのか、はっきり言って僕には理解出来ませんです、はい...笑)。気温22℃、ダッちゃんの車内用のミニテーブルを外に出してビールを飲みながらインターネットブラウジングで夕涼み。iBookの正面の空には“ほぼ”満月が浮かび、時折ゆっくりとしたスピードで右から左へと流れる雲に隠れたり顔をのぞかせたり...。聞こえるのは近くを流れる渓流の水音と虫の声だけ。実に素敵な夜だ。


iBook、ランタン、ガダパウト、そして満月...素敵な夜

 


 

『寒っ!』開閉可能な窓を全て網戸にして眠りについたせいで、空が白み始めた時刻に寒さで目が覚める。隣で寝てるMasaの腕を触るとひんやりした感触で、あわてて足元のレクタングラーシュラフを手探りで手繰り寄せ、彼の首までかぶせる。ブルーのインディグロのバックライトに光る外気温計は17℃を示し室内も18℃と、涼しいというよりも寒い朝である。
時計の針は4:30。とにかく混雑は避けたいし、人の少ない千畳敷カールを歩きたい僕らは予定よりも早めに起床し、トイレで身づくろいをした後、トレッキングの準備に取り掛かる。ツェルトをザックに入れたり出したり迷いつつも5:30、準備完了。駐車場に隣接したバス停に行くと、すでに派手なスパッツを身に着けた中高年のグループが並び始めている。ふとタクシー乗り場を見ると、客待ち中が3台。6:15始発のバスを待つよりもタクシーに乗った方が得策と判断した僕らはタクシーでしらび平・ロープウェイ乗り場へと向かう。バスは1人¥800なので全員で¥2800、タクシーは1台¥3500〜3700とさほど差がなく、タクシーの運転手さんとお喋りを楽しみながらのんびり座れるタクシーが断然いいのである。

親切な運転手さんに木曽駒ヶ岳について色々とレクチャーしてもらいながらタクシーでつづら折れの山坂道を30分ほど上ってロープウェイ乗り場に到着。一番乗りは叶わなかったけど、5番目で第一便のロープウェイに乗車だ。南アルプスの素晴らしい景色を眺めること7分半、千畳敷カールに到着である。


ロープウェイで千畳敷カールへ!その迫力と美しさに息を飲む

駅を出るといきなり眼前に千畳敷カールと宝剣岳が広がり息を飲む。宝剣の岩峰の向こうには高山独特の紺色っぽいディープブルースカイ!快晴&無風&気温14℃のベストコンディションである。目を凝らすとカールの様々な色合いの緑の中に黄色や白やピンクのドットが散らばっている。もしかして、アレって全部高山植物の花々?しかも見渡せる範囲の登山道に人影はないっ!


山上駅から望む南アルプスと富士山

お決まりの記念写真を済ませて...CLICK

そそくさと記念写真を撮って、宝剣神社に登山の無事をお祈りし、僕らは先頭で登山を開始する。
しばらくはカールを周回する整備の行き届いた遊歩道を進む。ロープウェイ駅から見た通り、遊歩道の両側には高山植物の可憐な花々が咲き誇っている。
高山植物が咲き誇る花畑の繊細さと、背景にそびえる険しい宝剣岳のダイナミックさ...ロープウェイがなければ僕らのような“なんちゃって”登山では絶対に目に出来ないスバラシイ光景に感動して思わずシャッターを何回も切りながら、ほとんどひと気のない遊歩道をゆっくりとしたペースで歩く。


3人並んで写真撮影(爆笑)

誰もいない登山道へ

しばらく進むと遊歩道と登山道の分岐点に到着し、いよいよ八丁坂と呼ばれる急登に差し掛かる。登山道は急峻なガレガレの岩場で、20m程度の幅で細かくジグザグに進む。針金のネットで覆われていて落石の恐れは少なく安心だ。ただ段差の一段一段が高いこともあって身体の小さなAzuはここですでに両手を使って四足歩行(笑)で結構大変そう。


八丁坂の急登をゆくAzu&Mama。
体格の小さなAzuは両手を使っての登山となる

上:時々こうして休憩
下:岩場をかすめるように飛ぶヘリコプター

それでもゴールの見えない森林帯の登山とは違って、常に山頂が見えていて徐々に近づいてくるってのは常に達成感があっていいもの。時々休憩を入れながらオットセイ岩を左手に眺めつつ登山道を登り続け、宝剣と中岳の鞍部、天狗小屋と宝剣山荘のふたつの山小屋が建つ乗越浄土に到着だ。
八丁坂はさほど人が居なかったけど、ここ乗越浄土は大勢の登山客が設えられたベンチに腰掛けて休憩中。先ほどから山小屋に物資を輸送するヘリがまるでアクロバット飛行のように岩峰の間を縫って飛び交っている。


南アルプスの向こうに山頂を覘かせる富士山(乗越浄土にて)

森林限界オーバーの稜線上らしく、ほとんど植物のない、まるで月の表面のような荒涼とした風景の乗越浄土からは、ゴツゴツした岩稜の向こうに南アルプスが一望。穏やかな春のような気候だけど、日射しは刺すように強くて、自分達が人の住むことのない“地の果て”に来ていることを実感させられる。
マイペースでさっさと先に登ってしまったMasaとここで合流。遅れて登ってくるAzu&Mamaを待つ。


逆光の奇岩と青空のコントラスト

乗越浄土から見上げる宝剣岳


乗越浄土から見下ろす千畳敷カール

ここで、先に木曽駒ヶ岳山頂を目指すか?それとも宝剣岳を目指すかで家族会議。真横にそびえる岩塊のような宝剣岳を見上げてAzuなんかは『えっ?もしかして、これ登るの?』って信じられない様子だし(笑)。迷った挙げ句、“岩山マニア”Masaの『オレは木曽駒はどうでもいいっ!宝剣に登らなけりゃ意味ない!』の言葉に従って、体力のあるうちに少しばかり危険がともなう宝剣岳を目指すことにする。


荷揚げヘリと富士山

天狗岩から下界を眺めるMasa

滑落死亡事故発生率日本一という不名誉な称号のある宝剣岳。木曽駒との分岐を左に進むと、いきなり腰ほどの高さの段差の連続。間もなく両手両足を駆使して岩によじ登るような“ほとんど岩壁”状態に。
ただ、ルートにはグリーンのロープが張られているのと、人の踏み跡がはっきりしているのでコース取りは容易だ。岩登りが大好きなMasaはもちろん、それまで疲れた!疲れた!を連発していたAzuも、少しばかり頭を使う必要がある岩登りが楽しいようで、僕ら大人を置き去りにして笑顔でグングン登っていく。


ねぇ、もしかしてこれに登るの?

岩にしがみつくように登るAzu

一旦稜線に出た後、山頂の岩を反時計回りに巻くようにルートは続く。そして山頂まで一息というところで、垂直に切り立ったロックウォールをトラバースする鎖場が出現!足場は20cm程度の岩の窪みで、万一踏み外すと約40m下の岩場に叩きつけられて命はない。恐怖のあまり立ちすくむ人が続出して渋滞することがあるって聞いていたけど今日は登山者も少ないからかそんな様子もなく、逆に心の準備をする時間もないままMasaがヒョイヒョイと岩を渡ってゆく。


大岩に跨がって休憩するAzu。山頂はもう目前

山頂直下。死亡事故多発ポイントだけに慎重にCLICK

実に不用意というか、気楽にというか...鎖に頼ることなく確実な三点確保でサッサと進む感じ。見ていて危なげな様子は全くないのが頼もしい。いつもならメソメソシクシクなAzuもこと岩場に関してはMasaと同じ。目を爛々と輝かせて小さな身体を目一杯使って危なげなく渡る。ただ彼女の場合は身体が小さいだけに、岩場がやけに大きく高く見えてヒヤヒヤだ(笑)。


宝剣岳(2931m)に登頂成功!

恐怖のトラバースを終えると、山頂はすぐそこ。
おおっ!山頂だぁ〜!8:40a.m.宝剣岳(2931m)に登頂!
これまでに登った山のなかでも一番狭い山頂。中央にそびえる宝剣岩のてっぺんが本当の頂上なので、岩によじ登ってみる。一番上に立ってピース!とかしようと思ったけど、岩の麓に祠があって何となく足で踏み付けるのはイケナイ感じがしたのでてっぺんにタッチにとどめることに。


可愛い山頂標識に思わずピース!

高所恐怖症は克服できたみたい?

『パパってさぁ、高所恐怖症じゃなかったっけ?』Masaに言われて、そう言えば自分が梯子の3段目で足が震える高所恐怖症だったことを思い出して、途端に足が竦む(笑)。Azuはやけに少女マンガちっくな色遣いの真新しい山頂の標識がお気に入り。眼下には大きなRを描く千畳敷カール。その先にミニチュアのように小さく見えるロープウェイ乗り場と千畳式ホテルの建物が見える。そしてその先には微妙な濃淡で重なり合う山並み、薄い雲海に包まれた伊那谷、南アルプス...そして塩見岳の隣には富士山がその頭を少しだけ覘かせているという絶景である。


険しく狭い山頂でザックを担いだままつかの間の休憩
全員で登頂出来たヨロコビを分かち合う

上:パパはさらに宝剣岩によじ登る
下:岩のてっぺんにタッチしてゴキゲン

宝剣岩からの絶景!

せっかくピークを極めたのだから、しばらくはこの場所の雰囲気を味わいたいところだけど、何しろ狭い山頂なので、後続の登山者のために場所を譲って下山開始。
先ほどの鎖場ははっきり言って下りの方が怖く、慎重に通過。上りでは気付かなかったけど、天狗岩の向こうには稜線が裾野に向けて優美な弧を描く御嶽山の雄大な姿。まるで富士山の上半分を千切ったようだ。
ここでMamaが戯けて“オンタケサ〜ン!”のポーズ。ヨガを始めてからというもの、なんだか変なポーズを取ることの多い彼女だ(笑)。


次なる目標は向こうに見える中岳。
はっきり言って下りの方が怖い

上:慎重に鎖場をゆく
下:御嶽山をバックにオンタケサ〜ン!のポ−ズ

Masaは相変わらず余裕たっぷりで、たぶん百m以上ある垂直に近い崖から身を乗り出して木曽谷の写真を撮りまくり。自称・高所恐怖症なんだけど、ホンマイカイナ?にわかには信じ難い大胆さだ。『ヤメレ〜!落ちたら死ぬど〜!バラバラになるけんね〜!』声を裏返して、しかも何故か九州弁で僕が叫ぶと、振り返って一言。(わわわわ...振り返らんでいいっ!)
『アハハハ...10mからよりいっそのこと100mから落ちる方が痛くないよ、きっと。』
ま、そりゃそうだけど...頼むからヤメレ!頼むけん!(ん?)


足が竦む強烈な岩場...でもMasaは岩に身を委ねて平気で写真撮影
↓のどの部分か想像してみてくださいまし。


宝剣岳をバックに鞍部でおにぎりを食べてひと休み

何とか天狗小屋まで下りてきて、御嶽山の眺望が素晴らしい大きな岩の上にザックを下ろしてランチタイム。ここのところコンビニおにぎりばかりでワンパターンだけど、さすがにこのロケーションで食べると何でも美味しく感じるものだ。
30分ほど休憩をして、中岳方面へとリスタート。宝剣岳に比べると、中岳への良く整備された緩やかな登山道は鼻唄混じり...のはずだったけど、ここで急にMasaが萎れ始める。そう、まるでアサガオがシワシワに萎れて行くように...それまでの元気な姿がみるみるしぼんでいく。


Azuのすごい食欲に驚かされる

中岳に向けて出発

『ハァ〜、オレもうダメかもしれない。絶対コレ高山病だ。うっ!キモチワルゥ〜』彼の高山病はリアルタイムに出るのではなくて、高地に上がってしばらくして出るのが特徴。もちろん睡眠も充分にとって体調は万全だし、“食べる酸素”も駐車場を出る時にしっかりとってるし(笑)。でも、ダメなものはダメ...彼は時折プロトレックで気圧を確認しながらゆっくりとしたペースで歩き続ける。
『宝剣の山頂では750hpaあったのに、今は高度は少し低いはずなのに700hpaを切ってる。ヤバいよ、気圧が下がってるよ。』どうやら彼の高山病は700hpaを境に始まるようだ(笑)。


中岳から見たパノラマ。御嶽山〜木曽駒ヶ岳〜北アルプスの鎗・穂高連峰もCLICK

同じく中岳からの南アルプス〜富士山CLICK

そんなMasaを励ましながら、とりあえず中岳に登頂。
中岳から北側を望むと、緩やかなカーブを描く登山道の先に木曽駒ケ岳。一旦鞍部に下りて少し登ればもうすぐ目の前だ。でも、Masaの状態はどんどん悪くなるばかり。先ほどよりもさらに顔色が悪くなってきていて『オレ、ここで待ってるからパパとママで行って来てよ。』なんて言いながら岩陰に座り込むMasaを残して木曽駒に登る気にはなれない僕らは、ここで木曽駒登頂を断念し、下山することに決める。


Masaの高山病が始まったので下山開始

おにぎりの食あたりの合併症もあり(笑)かなり重症

もちろん木曽駒ヶ岳まで足を伸ばせば、北アルプスの絶景が楽しめるんだろうなぁ...そんなことを思いながら、ふと駒ヶ岳の稜線を辿ると...おおっ!あれはもしかして槍では!?山頂の右手に見えるのは間違いなく北アルプス連峰!中岳に居ながらにして槍ヶ岳の特徴的なピークを見ることができて満足なのである。


雲が湧き上がってカールに影を作る


“下りの女王”はカモシカのよう

ゴールして満面の笑みを浮かべるAzu

MasaをMamaに任せて、僕はAzuと一緒に下山したんだけど、Masaが元気でAzuが萎れてた往路とは逆に、復路は“下りの女王”ことAzuの独壇場(笑)。ハァハァ息を切らしながら休み休み下るMasaを置き去りにしてAzuが休みなくどんどんと先に行ってしまう。この時間になって登ってくる登山客も多くなってきて少し気を遣うけど、ものの30分でロープウェイ乗り場に着いてしまったのには驚いた。


シナノキンバイが咲き乱れる千畳敷カール

 

ロープウェイ乗り場から見上げる昼前の千畳敷カールは、太陽光線の角度が上がったこともあって、陰影に乏しく少し味わいに欠ける感じ。でも朝イチは青一色だった空には早くも白い雲が湧き上がり、カールにその影を落としながらゆっくりと移動している様子が実に美しい!

20分ほど遅れてゴールしたMasaはしきりに手首のProtrekを気にしている。聞けば、2900mオーバーの中岳山頂から300m以上下りてきたのに気圧がほとんど上がらないのだそうで、高山病が全く改善しないのだそうである。加えて、高山病だけではなく、昨夜買ったエビマヨおにぎりが少し傷んでいたようで、食中りも併発(涙)。もう顔は真っ青で今にも倒れそうでちょっとヤバイ感じなので、宝剣神社で登山の無事を報告して、すぐに待ち時間ゼロのロープウェイで下山する。


待ち時間ゼロのロープウェイで下山

ダッちゃんに戻ってきたのが正午過ぎ

菅の台BTでコーヒー牛乳一気飲み

約束のご褒美を買ってもらってご満悦のAzu

7分半で山麓に到着すると、ちょうどそこには菅の台BT行きのバスが待機してくれてて、こちらも待ち時間ゼロで乗り込む。バスに乗るなり爆睡体制に入るMasa。40分ほどして菅の台に到着した頃には元の元気なMasaに戻る。駐車場隣接の特産品の売店でコーヒー牛乳を一気飲みした後...『わ〜腹減った!』現金な奴め!

 

 


 


菅の台近くの古刹・光前寺を散策。早太郎伝説と光り苔が有名

ま、木曽駒ケ岳登頂だけは実現出来なかったので、紅葉の季節にもう一度来る理由が出来てよかったね!ってことで駐車場のダッちゃんで着替えを済ませ、以前から駒ケ岳を通るたびにMasaが行きたがってた光前寺へ。光り苔と庭園が有名なとても素晴らしい古刹での散策を楽しんだ僕らは、そのまま中央道に乗って名古屋方面...ではなく諏訪方面へ。『ただ帰るだけじゃつまんないでしょ?まだ3時だし、開田...行かない?』


とても雰囲気のある古寺だった

とても繊細な感じの三重ノ塔


権兵衛トンネルを抜けて木曽谷へ。
Azuのご褒美に開田高原・木曽馬牧場に立ち寄る

そんなMamaの要望を受け、僕らは伊那谷から権兵衛トンネルを抜けて木曽谷へ。木曽福島を通って開田高原に着いたのは16:00。木曽馬牧場で木曽馬と戯れ、マジコさんのレポでお馴染みの開田高原アイスクリームを味わったあと、中津川ICを経て帰宅した次第。家を出たのが何日も前だったような感じすらする恐ろしく充実した1泊1日、30時間ジャストの旅(笑)はこうして終わりを告げたのだった。


その辺の草を与えるMasa

沿道には咲き誇る蕎麦の花が

女の子よりも動物に好かれるタイプ

鼻水を吹き掛けられ、この馬を「プシュ−」と命名

念願の開田高原アイスクリーム

甘いものを食べる時だけは仲良し

【後日談】

翌日、Masaは市主催の卓球スクール、人呼んで“卓球虎の穴”へ。実業団の現役コーチによる練習ということで、かなりハードなんだそうで、いつもなら息が切れてヘロヘロになるのに、その日は全然息が上がることもなかったそうである。
『やっぱ、高地トレーニングは効くねぇ〜!』
ホンマかいな?(爆笑)

           
千畳敷カールで見た花々
CLICK

シナノキンバイ

チングルマ

クルマユリ

コイワカガミ

タカネツメグサ

ウサギギク

ミヤマキリンソウ

ミヤマキンバイ

ミヤマトリカブト

チシマギキョウ

シナノキンバイ

ミヤマゼンコ

モミジカラマツ

キバナノコマノツメ

ヨツバシオガマ

Photo by aki&Azu with OLYMPUS E-300&RICOH Caplio 40G wide

 

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