WWW.PAPAPADDLER.COM


FLAME LAYOUT

 

 

 

 

 

 

 

June.2006 part.4

 

 

 

 

  

 


サドルをギリギリまで落とすと結構乗れちゃう

6月17日 父と娘の紫陽花サイクリング(大紀町・あじさいの道)

せっかく僕が週末の連休だというのに、クラブの練習に行くMasaとPTA行事でポーセラーツ教室のともちゃん...家族の予定がなかなか合わない。しかも梅雨の真っ最中でお天気もいま一つ。そんなわけで、残された僕とAzuは朝寝(涙)。でも、10:00a.m.に空を見上げると、薄曇りで今すぐ雨が降り出す感じではないし、このまま家でダラダラ過ごしてたらかえって疲れそうな感じがしたし、そういえば最近Azuとふたりっきりで過ごしてなかったので、彼女とふたりでお出掛けすることにする。
そう言えばMamaがふたり目を妊娠し、その子が女の子だと判った時、僕はお年頃の愛娘と腕を組んでデートする自分の姿を想像してムフフフ...とひとりほくそ笑んだ。あれから12年、彼女はすっかり大人っぽくなっちゃって、正直ドキッとする瞬間もあったりする。ま、父親って娘の男性選びのいわば基準ともなる大切な役目を担ってるわけだし、娘に嫌われないよう“リカちゃんのパパ”や“ひみつのアッコちゃんのパパ”みたく素敵なパパでいなくっちゃ!なんて決意したんだけど、結果は“素敵”とは対極にある冴えないダサダサオヤジ(涙)。
ただ、そんな汚らしい中年親父なパパでも『パパとふたりでお出かけすると楽しいから好き!』なんて言ってくれるAzu。もうそんなことを目をじっと見つめて言われちゃうと可愛くて仕方ない。『目に入れても痛くないでしょ?(笑)』あ、いや、この前Azuの指が目に入ったら痛かったけど(笑)。


OUTBACKのカーゴに余裕で載せることができる

渓流に沿ってあじさいの道をゆく

おっと、話を元に戻さなきゃ!
そんなわけで特に行き先を決めてたわけではないんだけど、一昨日新しいフォールディングバイク「PEUGEOT Pacific18」が届いたばかりだし、テストを兼ねてサイクリングでもするか!ってことで「あじさいの道」ヘ。新しく開通した紀勢道のおかげで、我が家から大宮町(現・大紀町)サイクリングターミナルまでは約30分少々。今日はちびっこAzuちゃんとふたりなので上級者向けのAコース(ふたつの峠越えを含む35.2km標高差360mってな我慢大会コース)は当然ながらキャンセル。OCTを起あじさいの道の終点にある風穴を往復するお気楽コース(20km標高差100m)にしようと思ってたけど、紀勢道を下りたあたりで空からポツポツと雨が落ちたりもしたので、「あじさいの道」の往復だけと決めて、あじさいの道の一般駐車場(無料)にOUTBACKを停める。


紫陽花の前を疾走するAzu

カーゴルームには2台のPacific。立ててストラップでタイダウンしてあるので2台でもカーゴスペースの半分にも満たないコンパクトさだ。オールアルミニウムのフレームのおかげで10.5kgと軽量なPacificを下ろし、その場でさっさと組立て...というか展開。ぷーちゃん(黒)に僕、ぱーちゃん(白)にAzuが乗って人影まばらなあじさいの道をサイクリング開始!渓流沿いにキレイに整備された林道を進む。あじさいの季節は車両通行止になるんだけど、サイクリングコースの一部ということもあって自転車は例外。歩行者にさえ気を配ればとても安全にサイクリングを楽しめる。


とても良い感じの森

最近、彼女は写真にも凝ってる


雨に濡れた紫陽花が良い感じ

沿道の紫陽花はまだ5分咲き程度。でも紫陽花ってのは梅雨らしい曇天のどんよりした空模様でこそ映えるもの。絶好の紫陽花日和なのである。ほんの10分も走ると“阿曽の風穴”に到着。この付近は“阿曽カルスト”と呼ばれ、小規模ながら秋吉台と同じカルスト地形を形成していて、当然ながら風穴は鍾乳洞。ひんやりした微風が吹き出す幅60cm高さ1mほどの驚くほど小さな穴が入口である。入口で入ろうか入るまいか迷っている老夫婦の脇から中に入る僕ら。奥行は15mほどととても小規模だし立派な鍾乳石があるわけでもないけど、効果的な照明のおかげでちょっとケービング気分を味わうことができる。


小さなデイパックをフロントバッグに

風穴に到着

狭い入口からハシゴを使って中に入る

気温15℃と涼しい鍾乳洞内


八重谷渓谷をトレッキング

風穴の中にある地底湖!?に入って火照った身体をクールダウンした僕らは、風穴の先100mほどにある東屋前に自転車を停めて、橋を渡って八重谷湧水の奥の森へと入る。橋から奥はとても良く整備された遊歩道が続いていて、渓流沿いのプチトレッキングを楽しむことができる。残念ながら湧水は増水して濁りが入ってしまってて(湧水が濁ったり増水したりするってのは変だよなぁ。湧水とは名ばかりなのかも...)遊歩道の木道を浸すほど。あえて濁った渓流に入ることもないよなってことで、せっかくTEVAサンダルを履いてきたけど水遊びはキャンセル。湧水地からさらに奥へと進み、ようやく濁りのない澄んだ水の流れになったので渓流に入って岩の裏に隠れてる沢蟹を捕まえたりして遊んだ。


立派な木道を進む

湧水からさらに奥に進んで沢遊び

滝の前でハイ、チーズ!

カルスト地形の森に入る


再び遊歩道を折り返し、自転車に乗って間もなく「阿曽カルスト」の看板を発見。再び自転車を停めて山へ。カルスト...と言えなくはない(笑)岩崖はともかく、梅雨らしく湿気を含んだ森の匂いがとてもイイ感じ。下草を刈って綺麗に整備されているので、サンダルでも気軽に足を踏み入れることができるのが嬉しい。(この時期の雑木林は長靴履いてないとマムシちゃんがいてヤバいので。)
カルストを少し見学した後、真下に見えた茶店に立ち寄ってランチタイムとする。
ふたり揃って山菜ご飯&山菜うどんを食べ、Masa&Mamaへのお土産に大内山牛乳飴を買ってそのままOUTBACKへ。こんな感じで、ほんのちょっとの距離だったけど自転車を並んで漕ぎつつアレコレ話しながらの父と娘のお気楽サイクリングを楽しんだ。


茶店で山菜御飯の昼食

僕は山菜うどん

足りなくてきつねうどんも追加オーダー

あとはゴールに向け走るだけ

2台のPacificを折畳み終えた瞬間、空から大粒の雨が落ちて来る。慌ててカーゴルームに2台を平積みし(平積みでも充分に載せることが可能)、運転席&助手席に飛び乗ってあじさいの道を後にした僕らが向かったのは、瀧原宮の鳥居前にある道の駅・木つつき館。
ここでAzuに似合うガラスの勾玉型のペンダントをプレゼントし、それでもまだ時間があったので勢和多気JCから伊勢方面に入り、外宮そばのオシャレ系アウトドアショップへ。そこでAzuにウィックロンのTシャツと花柄が素敵なGREGORYのポーチをまたまたプレゼント。娘には超甘いパパなのであった。(だって娘ってカワイイんだもん!)
『何よぉ〜!コレ、¥5000もするんじゃない!ズル〜い!』
帰宅後、ポーチを自慢するAzuにともちゃんの嫉妬の嵐が吹き荒れたのは言うまでもない(笑)


OUTBACKに戻るなり、大雨が降り始める

帰り道にプレゼントしたポーチ

 


もうちょっとサドルを上げた方が漕ぎやすいかな?(笑)

 

あじさいの道で見た花々&カニ(笑)CLICK

Photo by aki with OLYMPUS E-300

 

June.2006 MENU

 

 

アンケートにお答えください!

 

_  _  _

 

Copyright 1998-2006 Akihikom.All right reserved

paddler@mac.com