宮川の河原に咲いた“野良”花
6月3日 宮川“補習”ソロダウンリバー 3日前の水曜にともちゃんとふたりで下ったばかりの宮川。あの日は田口大橋から汽水域寸前の度会橋までを下ったわけなんだけど、宮川最下流のダムである粟生頭首工から田口大橋までを残しているのが少しだけ心残り。そして迎えた久々の週末連休の今日、Masaはクラブ、Azuは修学旅行疲れを癒す休日ということで久々のソロ活動のチャンス到来!なのである。 10年以上前、2m増水のココで橋脚の残骸の鉄筋でヒドイ目に遭った経験から、最近は左岸の電器屋下の河原をスタートポイントにしてたけど、今日は充分にコントロール出来る水量ってことで右岸スタート。神社の前の道を下って水辺まで数mまでOUTBACKで進み、ほんの数分で準備を整え11:30にスタート。 3日前よりもさらに水位が下がった、でも透明度はまずまずの宮川を漕ぎ出すと、いきなりカワセミのお出迎え。僕がひとりでしかも“安全パイ脳波”が彼(*♂でした)に伝わっているのか、一度はチィー!ってな声を残して飛び去ったけど、その後、彼の留まった枝に僕が近づいても全く逃げる様子はない。(流れに乗って進んだので漕がなかったけど)最終的には“もしかして剥製なんちゃうか?”って思えるほどの至近距離(...クチバシの色で彼が♂だって視認できるぐらいだからたぶん3mほど)まで接近して、美しい姿を観察することができた。 のっけからイイ感じ!感動していると、水面スレスレを渡ってたアオスジアゲハがCAMPERのバウに留まって、ひと休み。ゆっくりと羽根を動かしながら揺れるカヌーに合わせてバランスをとっているのが微笑ましい。ふと水面を見ると毛虫が泳いでる!...というか正確には溺れてる。パドルを差し出すと上手い具合にパドルに引っ掛かって、さてどうしよう?基本的に毛虫は嫌いだし、このまま水面に浮かべたら鯉の餌にもなるだろうし...迷っていると毛虫の“オネガイ、タスケテ!”という声なき声が聞こえた気がして、岸辺の草むらに向けてパドルをひと振り(笑)...はてな?ってな顔で小首をかしげてるアオサギ、甲羅干ししてる岩から逃げないクサガメetc...オレはムツゴロウさんか!?って思うほどに生き物たちがフレンドリー...さすがはソロなのである。 そんな感じで生き物たちとの触れあいを楽しんでいると、宮川の流れは大きく左にカーブする。カーブすると川面にいくつもの巨岩が顔を出す岩礁地帯へと入る。水量が多い時はこれがかなりの曲者で、複雑な流れを作り出して、よくカヌーを回されてしまうけど、穏やかな流れの今日はエディもほとんどない湖のような状態。簡単に接岸できるのが嬉しくて、岩から岩へと渡り歩くように進む。(但し、岩の上は鳥の糞が多くて登る気にはなれなかったけど...)
神瀬は今も健在!大岩のど真ん中を狙って突っ込む!!
野良花に留まるチョウのつがい。まさに“蝶番”のカタチ(笑)
CLICK Special Thanks to START 七保大橋 漕行時間 1時間27分 GOAL 田口大橋
停止時間 17分 水位 -1.25m(対渇水時+10cm) 平均速度 4.8km/h 高低差 12.0 m 最高速度 13.4km/h(神瀬) 平均斜度 1.71‰ 気温 最高26.3℃/最低15.7℃ 距離 7.02km 風速 平均2.0m/
瞬間最大南東4.3m
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