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FLAME LAYOUT

 

 

 

 

 

 

 

January.2006 part.3

 

 

  

 


ポーズだけはサマになってきたMasa(笑)

1月27-29日 夢の学校スキー合宿(白馬岩岳)

毎年恒例になったNESSY校長の『夢の学校・乗鞍雪遊び合宿』。国立乗鞍青年の家をベースキャンプにスキーとスノートレッキングを満喫するプログラムなんだけども、今年はMasaの学年末試験の日程と重なってしまい、初めての欠席となってしまった。そこで、その代わりに、NESSY親分の定宿に泊まって、彼が若かりし頃ブイブイ言わせてた(笑)白馬での合宿に参加することになった次第だ。
宿の手配から何から何まで親分にお任せして申し訳なかったけど、快く手配の労をとって下さったNESSYさんに感謝しつつ、行き先もな〜んも知らないままの“お客さん状態”で合宿当日を迎える。


吹雪の中、白馬を目指す

『akiちゃん、宿のオーナーにちゃんと言うてあるから、何時に着いてもエエからな。特別に玄関開けてもろてるから、そぉ〜っと入って玄関の左の階段上がって、部屋は203号やし。ほな、また明日の朝ね。』
ワハハハ...初めて訪れるペンションに忍び込んで勝手に寝ていいなんて、図々しいことでは日本一の僕らもさすがにドキドキだ(笑)。

仕事を終え、ひと風呂浴びて19:30に家を出る。東名阪・御在所SAで夕食を食べた後、名神〜中央道〜長野道と北を目指す。ここ数年、季節を問わず何度も通っているこのルート。通うたびにどんどん距離が短くなっているような感じがするのは気のせいか?(笑)。
駒ケ岳SAからは運転をMamaに交代して助手席で一眠りするものの、路面に積雪が始まって彼女がキャーキャー悲鳴を上げ始めたので、みどり湖PAでまた交代(涙)。

豊科ICから雪景色の安曇野を通り、青木湖からは凍結路の上に十数cmの積雪でツルリンスベスベ状態。白馬村に入った辺りからは降雪も酷く、スノーブレードじゃないワイパーが全く効かず前方視界不良(涙)。

どんぐりペンション村に入ると地上最低高200mmのOUTBACKを持ってしてもバンパーでラッセル状態で、雪の壁の間を抜けるようにNESSYさんの定宿であるペンション「あさねぼう」に到着したのは00:30だ。
NESSYさんとの打ち合わせ通り、ドリフのコントみたく家族4人一列になって抜き足差し足忍び足でペンションに忍び込み、予め教えてもらってるルームナンバーを頼りに部屋へ。
『キャ〜カワイイィィィ!』『コラッ、静かに!』
まるでシルバニアファミリーの山小屋のように可愛いお部屋に思わず絶叫する女性陣をたしなめ、素敵なベッドスプレッドが掛かった小ぶりのベッドに潜り込んですぐにオヤスミモードな僕ら。
『ねぇ、パパ、何かうちで寝てるみたいで落ち着くね。』
ナイトライトに浮かび上がるパイン材張りの室内はまさにスケールダウンした我が家。Masaの言葉に爆笑しつつ夜は更けてゆくのだった。


抜き足差し足で忍び込んだペンションの部屋



樹氷と青空が僕らを迎えてくれる

小さな窓から覗く空は青空!床に置きっ放しにしたダッフルバッグから着替えを取り出し、床暖房のおかげでホカホカに温かいウェアを着るととっても幸せな気分。オーナーの呼び声で半地下のダイニングに行って美味しい朝食をご馳走になり、あらためてNESSYさん&ルリちゃんにご挨拶。時を同じくして到着したアキヒロ家とともにスキーの準備を済ませ、オーナーのワンボックスで白馬岩岳のゲレンデへ。


家族でうさぎさんごっこ(笑)

岩岳山頂からスタート!

僕らが向かったのは岩岳のメインエントランスではなく、ペンション村どんぐりの最上部にあるウェストンロッジ(経営はどんぐりの組合だそうだ)。ここからスッバラシイ白馬三山の眺望を楽しみながら無料の白馬スカイウォーカーペアリフトに乗って岩岳スキー場の中腹に上がり、連絡路をしばらく滑ってファミリーゲレンデ下のリフト券売り場でリフト券を購入するシステムである。
『空が紺色だね!』真っ白な雪面や樹氷とのコントラストが強く、空が空色じゃなく紺色に見える...そんな好天なのだ。リフト券売り場でペンションで予め買った引換券(大人¥2000子供¥1300+食事券が¥900)をICカードの一日券に交換し、本日のスキーがスタート。


まずは全員で山麓までの3800mを軽く流す

実に眺めの良いスキー場だ!(Masa)

まずは山頂に向かい、足慣らしを兼ねてスカイアーク前から山麓のホワイトプラザまで3800mを一気に滑る。基本的に初級レベルのコースだけど、随所に中級っぽい斜度もあって、めいほうのα500の5000mよりもかなりしんどい。しかもゲレンデは圧雪されたバーンを昨夜から朝にかけて積もった新雪が覆いモフモフ状態のコンディション。


ガールずは緩斜面がお気に入り

今年これまでに行っためいほう、きそふくしま共に圧雪痕のラインがくっきりで、ターンの度にシャッシャッ!と小気味良い音が響いてたのとは対照的にキュキュッモフッモフッ!な岩岳。
あまりスピードを出すわけじゃなく、景色を眺めながらのんびり新雪の感覚を楽しむ僕にとっては決して悪くない状態なんだけど、最近エッジを効かせてかっ飛ぶのがお好みなMasaは不満タラタラなのだ。しかもさすがは白馬って感じでスキーヤー&ボーダーの数もとても多くてゲレンデが結構混み合ってる状態なのもMasaのお気に召さない要因のよう。
何度かメインのゲレンデを滑った後、Masaの不機嫌が治らないので早めのランチタイム。ところが「あさねぼう」の朝食がボリューム満点だったこともあり、あまりお腹が空いてなくて『もう1本滑ろうか!』...これがイケなかった。

12:00少し前に山頂スカイアークのレストランに入った僕らを待っていたのは、殺人的な大混雑!(涙)

せっかくNESSYさんが前もって席を確保してくれてたというのに、カフェテリアスタイルの列に並んだ瞬間、僕とMasaは人に酔って気分が悪くなってしまったのだった。
『パパ、オレ、も、もう限界。吐きそう.・.・。』
田舎者の哀しい性(さが)なのか、数分人ごみに居ただけで吐き気をもよおし、列を外れる僕ら親子だ。
『NESSYさん、ゴメン、他で喰うわ。』
MamaとAzuに散々なじられつつ、僕ら家族だけは再びスキーを履いて、林道を滑ってどんぐりペンション村方面へ。マジで吐きそうな気分を癒してくれる白馬三山を眺めながらウェストンロッジを目指す。
「あさねぼう」のオーナーお薦めのこのレストラン(...というかオーナーもここの株主なのだ)もそれなりに混んでいるものの、ちゃんと席に座れて雰囲気は家庭的な良い感じ。しかも食事券\900×4でお釣が来るリーズナブルな料金が嬉しい。


ビューゲレンデのAzu&Moe


午後からは、Masaの希望を汲んで、みんなで岩岳スカイアークの脇の連絡路を抜けて山頂の裏側に広がる“岩岳リゾート”(通称・ビューゲレンデ)に移動する。
1stペアリフトの降り場の脇にいきなりEXPERTS ONLYの黄色いサインが立っててちょっとビビらされるけど、このエリアは白馬岳の大雪渓の懐に飛び込んでゆくような絶景のゲレンデ。2枚の最上級の黄色い看板を横目に、まずは林道風のCコースを滑ってみる。メインゲレンデと同じく、昨夜降り積もった新雪で少々重いけど、メインに比べてバーンが荒れていないぶん滑りやすいし、何しろ人が極端に少ないことが僕ら親子にはかなり有難い。


リフトから眺める岩岳ビューAコース

Masaとふたりで岩岳ビューAコースに挑戦!

2度ほどCコースを滑った後、ペアリフトに乗ると眼前に広がるのが先ほど黄色い看板が立っていたAコースとBコース。『アレはオレには無理だよなぁ。』Masaがため息をつきながら見つめる先には、まるで衝立のように立ちはだかるBコース。かなり急峻な一枚バーンにはコブの影がくっきりと出ていて、しかもかなりの上級者がスゴいスピードで雪煙を上げている。『無理とか言う前に上手な人たちの邪魔になっちゃうだろ。』
で、視線を右に移すとそこは巨大なハーフパイプ状の谷がうねるように続くAコース。Bコースに比べて人は疎らで、しかもボーゲンの子供が超低速で滑ってるし!『行こうよ。』『そうだな。』


怖いもの知らずな少年Mは、ここでもカッ飛ぶのだ。

1stペアを降り、EXPERTS ONLYの黄色いサインの横をすり抜け、狭い尾根を小さくターンしながら100mほど進むと、突如地面が無くなり谷底へまっ逆さまな急勾配。

縁に立って覗き込むと、谷には横方向にボードが刻んだ深い溝がゼブラ模様のように出来ていて、スキーにしっかり体重を載せてないとふっ飛ばされそうな予感。
『谷底が一番傾斜が緩いかな?でも、あの溝に足を取られそうだからオレは右の尾根を行くね。』そう言い残しスケーティングで勢いをつけてMasaがスタート。
さすがにちょっとビビってるのか、若干後傾気味でパラレルの足元がかなりバラついているのがご愛嬌(笑)。エッジも深く効かせてスピードを抑えた安全第一っぽい滑りながら、ボーダーが刻んだ深い溝のギャップも下半身で上手く吸収して危なげないのが頼もしい。う〜ん、素晴らしい!テクニックがない自分をちゃんと自覚して、こうして抑え気味のスキーイングが出来るようになれば、もうひとりで大丈夫だ。


脚が疲れるとCコースでリハビリ

Masaに続いて僕もスタート。
リフトから見たほどの傾斜はなくて、なんとかコントローラブルだけども、思った以上に凸凹が大きい!すぐに太腿が悲鳴を上げてMasaのように一気に下まで滑れず、何度も休憩を入れながら滑る“ジジイ滑り”になってしまった。


正面ゲレンデへの連絡ルートをゆく

NESSYさんとAzu

そんなわけで、Aコースを連続して滑ろうと誘うMasaに勘弁してもらってリハビリのためにCコースを滑り、次にAコースを滑って...でもまだ負けを認めるわけにはいかないので、あくまでスキーが短いせいにして(笑)たけど、実際には息子に完全敗北な僕なのだ(涙)。ビューゲレンデを満喫したところで、再びスカイアークに戻って岩岳沢コースを数回滑り、みんな揃って山麓まで滑ったり、Masaとふたりホワイトリボンコースの急傾斜なコブ斜面に挑戦したり...オーナーが迎えにきてくれる16:30ギリギリまで思う存分滑りを堪能した僕らだった。
最後にゴンドラリフト『ノア』に乗った時のこと。ホワイトリボンコースの上空を通過中、NESSYさんが突然叫ぶ。『ああっ、クマや!』へっ!?みんなが注視するその先に確かに黒い生き物が!良く見ると、それはクマではなくカモシカ。ゲレンデとゲレンデに挟まれたこんな山の尾根に悠然と餌を啄むカモシカの姿に驚きというよりも不思議さを感じるのだ。


夕陽に輝く白馬連峰の稜線

4:30きっかりに迎えに来てくださったオーナーのクルマでペンションに戻り、着替えを済ませて温泉へ行く準備。『うちのクルマ使ったら1台で済むだろ?』というオーナーのご好意で借りたクルマに乗りNESSY親分の運転で八方にある白馬八方温泉・第一郷の湯へ。
10枚綴り\3000の回数券を買ってこじんまりとした山小屋風の建物に入ると、さすがに混みあってるものの、無色透明ながら少し硫黄臭のある湯がスバラシイ!


みんな揃ってディナータイム

洗い場のシャワーも全てが温泉の掛け流しで、我が国屈指のアルカリ度を誇るだけにお肌もツルツルになって、玄関に掲げられた“八方白馬・美人の湯”の看板に相応しい気持ちの良い温泉だった。最後に『ねぇ、イイお湯だったね、“八方美人の湯”。』というMasaの言葉に爆笑!コラコラ、“白馬”を省略すると意味が違ってくるだろぅよ。

温泉で身体を暖めた後はお待ちかねのディナータイム。ペンションのダイニングに勢揃いした僕らは、まず五臓六腑に染みわたるビールで乾杯し、オーナー&奥さん自慢のチャイニーズディナーに舌鼓。いやぁ〜実に美味!いいんだろうか、こんな贅沢!3時起床〜鬼の形相で滑りまくり〜休憩レスで帰宅〜後片付け等々で結局2時就寝...っという基本的に20歳の時と変わらぬ♪ニジュゥ〜サンジカン、アソ〜ベマスカァ〜♪な“1dayスキー”を続けてる僕には天国にも思える夜だ。

ディナーの後もダイニングに集まってダーツ大会で盛り上がった...そうだけど、僕はMasaに付き合って体力を消耗し20:30には既に夢の中(涙)。


ホワイトリボンコースのコブ斜面と闘うMasa


 


朝日を浴びて黄金色に輝く白馬三山

昨夜8:30に就寝したおかげで、早朝にお目覚め...なんてことはなく、『見て!白馬のお山がピンク色よっ!』という、Mamaの声で7:00に起床。窓の外を見ると抜けるような青空をバックに雪をかぶった山々がホントにピンク色に輝いている!
慌てて着替えた僕は、カメラを手に外に出る。気温はマイナス10℃ぐらい?ま、温暖な地方に住む僕にとっては0℃もマイナス10℃も区別がつかないんだけども。


ペンションの朝

OUTBACKに出来た氷の結晶

歩みを進めるたびに鳴るシャリッ!シャリッ!という心地良い音を響かせながらひとりペンション村を散歩する。正面には白馬鑓ヶ岳。山々の色は数秒ごとに微妙に変化していき、今は部屋の窓から見たピンク色ではなく、シャンパンのような黄金色だ。OLYMPUS E-300を持ってこなかったことを悔やみつつ、僕はRICOHの液晶を覗き込み何枚か写真を撮る。日帰りスキーに一番欠けているもの、そして野遊びに一番大切なもの...それはこういう豊かな時間なのかもしれない。


朝イチでツララ遊びのガールず

小学生に戻るMasa&Kou

30分ほど散歩してペンションに戻り、朝食を戴いた後、チェックアウトの準備を済ませ、2日目のスキーに出発である。昨日と同じようにオーナーにウェストンロッジまで送ってもらい、白馬スカイウォーカーペアリフトでスキー場に入り、リフト券を買って山頂に向かう。僕の目に映るのはたった二色...空の青と山々の白!雲ひとつ、ほんとにこれっぽっちも雲がない青空!昨日にもまして素晴らしい好天なのだ。普段の行いが良いのは誰なのか家族でモメつつ山頂に到着(笑)。


オーナーにゲレンデまで送って頂く

ファミリーゲレンデから望む五竜岳〜白馬岳

まずはファミリーゲレンデを1本と岩岳沢コースを1本滑って準備運動を済ませ、素晴らしい白馬三山の絶景をバックに記念写真を撮った後、ここでMasa&僕はMama&Azuと別れて、ビューゲレンデへ。
いきなり未圧雪のAコースに飛び込み、以後、Aコースを連続5本。『岩岳と言えば体育会系。体育会系と言えば岩岳』を地でゆくド根性スキーだ(笑)。昨日は新雪のいわゆる“重雪”だったゲレンデも今日はパウダーで軽やかな感触なので太腿への負担の軽さは段違いで、途中で休憩を入れることなく一気に山麓まで滑り切ることが出来て気分爽快だ。しかも慣れというのはスゴイもので、昨日は少し腰が引けて怖々だったけど、今日はカメラを構えたままのファインダー越しに滑ってMasaをチェイスする余裕も。


白馬三山をバックにお決まりの記念撮影

6本目を滑り終えたところでMamaから電話が入り、正面ゲレンデに来ない?って誘われたので、Masaと連れ立って山頂に戻り、正面ゲレンデへ向かう。未圧雪のビューAコースとは違って、圧雪が行き届いた“こめつがコース”〜“正面ゲレンデ”は目一杯身体をスキーに預けても大丈夫。思い描く通りのラインをスキーがトレースしてゆく感覚が心地良い。
ただ、僕らが正面ゲレンデに到着した時には、Mamaをはじめとする僕ら以外のメンバーは既にゴンドラに乗って山頂へ向かった後。あっ、もう12:00だぁ!そろそろ帰る時刻なのである。


足慣らしの後は...

またもやMasaと2人で岩岳ビューゲレンデへ

Masaがどうしてももう一度“かもしかコース”を滑りたいと言うので、僕はホワイトプラザ前のベンチに腰掛けて、煙草を吹かしながら彼の滑りを観察することに。
待つこと暫し、間もなくかもしかコースを猛スピードで滑り降りてくる青いウェアが目に入る。決してカッコイイフォームじゃないけど、誰よりも速い!(笑)Masaである。
『あ〜楽しかった!じゃ、行こうか。』
どうやらお坊っちゃまにもご満足頂けたようなので、僕らもゴンドラに乗って山頂へ向かう。数分で山頂に到着すると待ってくれてたアキヒロさんが一言『また居たねぇ、カモシカ。』えっ、ウソ!?“野性の目”を持たない僕とMasaは探してたけど見つけられなかったのに...後でウェストンロッジのオジサンに尋ねたらゴンドラに3回乗って2回カモシカに遭遇するなんて非常に稀なことなんだそうだ。


林道の脇の崖に出来た氷柱のシャンデリア
気温が上がって輝く水滴が宝石のようだ

上:八方尾根に向かってクルージングするAzu&Moe
下:氷柱集めにご満悦なふたり

オーナーがウェストンロッジにお迎えに来て下さるのが13:30なので、今日のスキーはそろそろおしまい。みんなで一列になって白馬スカイウォーカーペアの下をつづら折れで走る林道をのんびりと滑ってウェストンロッジへと向かう。Masa&Kouはコースアウトぎりぎりのスピードでカッ飛んで行っちゃったけど、Azu&Moeは途中で氷柱(ツララ)を探しながらキャッキャッ!と大はしゃぎ。彼女たちの後ろを滑りながらカメラのレンズを彼女たちに向けると、実にフォトジェニック。やっぱり女の子はキャワユイなぁ!って実感する。今日はMasaとふたりで滑ってたのでAzu&Moeと滑るのが新鮮なPapaなのだ。


オーナーと雪合戦をして遊んでもらってゴキゲン

除雪した雪の山に登ると...


白馬鑓ケ岳よりも高いのぉ!

 

ほどなくウェストンロッジに到着した僕らはICチップを返却し、レストランでランチを楽しみ、オーナーのクルマでペンションに戻る。しばらく雪遊びを楽しんだ後、それぞれの部屋を使わせていただいて着替えを済ませると、いよいよオーナーご夫妻とお別れの時がやってくる。


ツララを折ると白いお花のよう!

雪の壁に何やら彫るふたり

ツララの角を持つ鬼!(笑)

渋滞を避けNESSYさんのRANGEを追い掛けて帰途に着く


オーナーご夫妻と記念撮影!

とても居心地の良いお部屋、美味しい食事、行き届いたサービス、そしておしゃべりなオーナーと上品な奥様の素敵な笑顔...さすがは白馬を知り尽くしたNESSY親分が常宿!なのである。
エントランスでみんなで記念撮影を済ませそれぞれのクルマに乗り込んだ僕らは、手を振ってオーナー夫妻に別れを告げ、それぞれの自宅を目指す...のかなぁって思ってたら、即、NESSYさんから電話。
『akiちゃん、土産物屋寄ってかへん?』『行く行く!』


Good-Bye Hakuba !

...ってことで、そのままNESSY's RANGEのお尻を追い掛けて八方のお土産物屋さんのハシゴ(笑)。その後もずっとRANGEの後ろ姿を眺めつつ、渋滞したアートラインを避けて抜け道を進む。僕らが『おおっ、スッバラシイ景色や!』って思った場所では必ずハザードが点滅して撮影タイムなNESSYさん。あまりの以心伝心に苦笑いしつつ、青木湖や木崎湖の美しい雪景色を眺めながら、旧糸魚川街道を南下、安曇野の蕎麦屋で夕食を済ませ、ほとんど渋滞に巻き込まれることなく長野道〜中央道へと進む。


青木湖から見た山並み

逆光に輝く青木湖の雪原

駒ヶ根SAでMamaと運転を交代し、あとはもう車内で寛ぎタイム(笑)。
充分遊んだのに、お届けものを置いてすぐに帰るはずだったマジコ家に上がり込んで焼きたてクッキーをご馳走になりながらお喋りを楽しんで、ようやく家路に向かう僕らだった。
『楽しかったねぇ〜!』『うん、最高にね。』『で...次はどこ行く?もちろんお泊まりだよね?』『もちろん!』Masaのクラブや試験で去年までみたく毎週ってわけにはいかないけど、そのぶんお泊まりスキーが多くなりそうな予感。
『学年末試験サボって乗鞍に参加しちゃおうかなぁ...』
えっ!ホント?そりゃ良い考えじゃん!...ってのはウソ。ダメです、それは許しません...と言うか、親としては立場上許すわけには参りません。たとえ内心は“一回ぐらいエエんとちゃうのん”って思ってたとしても(笑)

 

 

圧雪ゲレンデでは弾けるように飛ばすMasa
(QuickTime Movie 1.4MB)
ビビりながら岩岳ビューAコースをゆくMasa
(QuickTime Movie 1.3MB)

 

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