WWW.PAPAPADDLER.COM


FLAME LAYOUT

 

 

 

 

 

 

 

January.2006 part.2

 

 

  

 


御嶽山に向かってチャレンジコースをカッ飛ぶMasa

1月22日 ピーカンスキーing(きそふくしまスキー場)

低血圧は朝が弱いってのは時と場合によるみたい。平日だと家族で一番最後までグズグズとシーツに絡まってる低血圧(上が100を切ることもある!)の僕も、遊びとなるとすっきりと3:30a.m.に目覚めなのである(笑)。さっさと身支度を済ませ、サクサクと準備を進め、ジェットバッグに全ての道具を積み込んで4:30a.m.には家を出発...今日は珍しく家族4人に予定がなく、今シーズン2回目のスキーなのである。
行き先は、数少ない“スキーONLYゲレンデ”である「きそふくしまスキー場」。Masaがゲレンデガイド本を捲って家からの距離とコースの難易度と地味さと、そして何よりリフト料金を勘案した結果の選択だ。

初めてのスキー場ってのはそれでなくてもとってもワクワクするものだけど、今日はさらに特別...と言うのも、4年前にスキーを再開した時から一緒に滑ろうね!って言いつつ、何度となく“想定外”の事件事故が発生して(たぶん10回近いと思う)一緒に滑ることが叶わなかったマジコ家と4シーズン目にして初めてご一緒させてもらうことになったから。ま、ともかく前夜に急遽決まる我が家&朝目覚めてからスキー行こうっか?ってなマジコ家という無計画極まりないふた家族の予定が合うってのは珍事と言えなくもないんだけれども、どうやら今回は本当にゲレンデでマジコ家に会えそうである(笑)

 

クアッドリフトから望む白山

快調に飛ばすマジコさん

東名阪から名神、中央道OUTBACKを走らせ、中津川ICからのR19も積雪も凍結も渋滞もなく大変スムーズ。いつものように『ダッちゃんで来ればヨカッタね。』などと言いながら木曽川沿いにクルマを走らせ、家を出て2時間後の7:30、きそふくしまスキー場の第一駐車場に到着。もちろんここも既に更衣室がオープンしてるけど、“日帰りスキーヤー”の僕らは当然のように車中着替え。一段下の駐車場に到着したマジコ家のCARAVAN Sarai(サリーちゃん)に向かう。『はじめまして!だよね、スキー場では。』などと挨拶を済ませ、リフト券を買って8:30のリフト運行開始と同時にゲレンデへ!

まずはファミリーコースでの足慣らしを希望した女性陣と別れ、マジコさんと僕とMasaの3人はトリプルとクアッドを乗り継いで山頂へと向かう。おおっ!素晴らしい!リフトから左手に見えるのは霊峰・白山。かなり寒い(後で聞いたら−10℃だったらしい)ものの、雲ひとつない青空でしかも空気が澄んでいるので、かなり距離があるはずなのにほんのすぐそばに見えている白山の稜線が美しい。リフトを降りて振り返ると、またここでおおっ!素晴らしい!と感嘆符の連続(笑)...正面に御嶽山がくっきり!右手には木曽駒ケ岳とその向こうに南アルプスの山々、右手に白山ととにかく眺望が抜群なスキー場である。


御嶽山をバックにピース!

シークレットAに飛び込むMama&Azu

眺望を楽しんだ僕らはいきなりシークレットAコース(S-A)ヘ。ワハハハハ...イイよココ! av. 15°と全体は緩斜面ながらスタートからの2〜300mは25〜28°と僕らにちょうど良い斜度でゴキゲンなスキーイング。ゲレンデ整備も行き届いていて実に快適に滑ることが出来る。もう一度クアッドに乗って、ほぼ貸切状態のシークレットBコース(S-B)を楽しんだところで女性陣がやってきたので、もう一度S-Aへ。


久々の家族写真

 

女性陣には少しスリルある斜度だったみたいだけど、今日からポールを持たずショートスキーデビュー(...と言っても板は変えていない。彼女のスキーは小学2年生の時に買ったので長さが118cm。テールも少しアップしてる形状だし、身長が150cm近くになった彼女にとってはまさに長めのショートスキーなのです...笑)。急斜面を滑る彼女を観察してみると、ポールを持ってる時より膝を上手く使ってワンランクアップしたかのようにも見える。今はまだ簡易ビンディングのスキーを履くには身体が出来てないけど、来年あたりには身長がMamaと同じになりそうな感じなので、飛びっきり可愛いデザインのショートスキーを買ってあげようと思う。


ウフフ...なロングレグの先には白山

S-Aを全員で滑った後はそのまま山麓までの緩斜面をのんびり流す。ここからは子連れが多いこのスキー場のメインコースでもあるのでスキーヤーの数がグンと増えて賑やかな感じ。途中にある今年から新設されたクロスコース、その名も“なんちゃってクロスコース”(正式名称!)は、その名の通り笑っちゃうほど“なんちゃって”でガッカリなので、すぐにトリプルに乗って山頂へと戻る。


みんなの影が美しい

Azuはポールレスでショートスキーデビュー!

『う〜ハラヘッタ!』ここでMasaが燃料切れ。そこでもう一度チャレンジコースを滑って、白山の眺望が素晴らしい「レストラン白山」で早めのランチタイムとする。2ちゃんねるその他で情報収集済みのMasaによれば、ここで一番ウマイのはカルビー丼(カルビじゃなくカルビーだそうです)だそうなので、それを注文し、窓越しに青空に映える白山&御嶽山を眺めながら、ほど良く空いたレストランで楽しいランチタイム。清算の時にコーヒー¥100券をもらったので、のんびりと食後のコーヒーまで楽しんで(*ちなみにこのチケットは何度でも使用可。つまりここではコーヒーなどの飲み物が100均ってことです)午後の部スタートだ。


MamaとAzuがゼブラなゲレンデをゆく

フードがパラシュートのようだな(笑)

11:00を過ぎてもセンターハウス付近は混雑している(らしい)けど、山頂付近は驚くほど空いていてリフト待ちもない「きそふくしま」。山頂からコースを見下ろすとコース内に人影は疎らだ。スキーヤーONLYのゲレンデとあって、コースの真ん中で座り込んでるボーダーの姿は当然ながら全くないし、気温が低くスキーヤーが少ないこともあってバーンの荒れもなくあくまでフラット。そんな状況にニヤリとしながらMasaはほとんどエッジを効かせることもなく山麓に向け一直線に下ってゆく。もちろん誰に教わったわけでもない自己流のスキーだけに決して美しくはないけど、たった3年でここまで滑れるようになったMasaには“ワタシマケマシタワ”と言うしかない(笑)。

 


チャレンジコースを攻めるMama

5〜6本滑ったところで、Masaが突然ショートスキーを試したいと言い出す。ちびっこだった彼も、もう中学生。手のひらは僕よりも大きく毎日クラブで鍛えてるだけに筋力もそこそこ付いてきた。そろそろ固定式簡易ビンディングのショートスキーを履かせても大丈夫だろうという判断で、僕のFUNDRIVEを調整して彼に貸すことにする。


めっちゃ楽しそうなマジコさんの笑顔

スカイコースをゆくMama


山頂付近の稜線で地吹雪の氷が頬に突き刺さり思わず顔をそむける

『Masa君、どんな感想をもらしますかねぇ?(笑)』コースの下で彼が滑ってくるのを待ちつつマジコさんも興味深げ。
『いや、アイツのスキーってもう4シーズン目でしょ?身長が120cm台の時に買った板だし、実はもうビンディングがmax.に広がってて来年は買い換えなくちゃならないんですよ。もしショートスキーが気に入ってくれたら、僕の旧い板を使い回せて嬉しいんですけどねぇ...』
『Masa君は飛ばすし、“短い板は安定しない”なんて不満を漏らすかもねぇ。』


山頂から望む木曽駒ヶ岳

ガールずはいつも一緒

待つこと暫し。Masaが少しスローダウンした感じでゲレンデを滑ってくる。
『どや?ショートスキーはよう曲がって楽やろ?』
で、Masaの感想は...
『いや、そんなことより音がイヤやな。ターンするときガガガァ〜って低い音がするやん?オレ、この音嫌いやから、やっぱり長い板がエエわ。』
お、音と来たか(笑)

お昼前になって少し風が強まり、山頂付近の稜線では地吹雪が起きて巻き上げられた氷片が頬を打つ...というか突き刺さる感じ。でも相変わらず御岳や白山の素晴らしい眺望を楽しみつつ14:00頃までピーカンスキーイングを楽しむ。


シークレットAを滑るPapa

Masaに追い越されて唖然


猛烈な地吹雪が山麓から駆け上がってくる

僕ら向きの“怖くないそこそこな“ゲレンデの斜度といい、レストランを始めとする施設のアットホームな雰囲気といい、コストパフォーマンスの高さといい、まだまだ色々なスキー場に行ってみたい僕らはシーズン券なんて買う気はない僕らだけど、『もしシーズンチケットを買うとしたらココかもね。』というMamaの言葉に深く頷いてしまう“僕らの身の丈に合った”スキー場だと感じるのだ。


た、ターンぐらいしろよ!(直滑降なMasa)

家に着いたら雪景色(苦笑)

怪我も事故もなく無事本日のスキーを終えた僕らは、それぞれのクルマに戻って帰途に着く。アフタースキーは帰り道のニ本木温泉で茶褐色の炭酸シュワシュワ泉に浸かって疲れを癒し、チュウオーハイウェイ♪(フリーじゃないもん...笑)中津川IC手前のファミレスでお喋りを楽しみ、帰宅したのは21:30。スキー場からずっと乾燥路だったのに家に着いたら雪景色だったのには驚いたなぁ...

 

 

January.2006 MENU

 

 

アンケートにお答えください!

 

_  _  _

 

Copyright 1998-2006 Akihikom.All right reserved

paddler@mac.com