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September.2005 part.3

 

 

 

  

 

9月17-19日 紀伊半島清流を訪ねて・秋(古座川&北山川)


朝靄の残る瀞峡・田戸をスタート

 

3日目 北山川・瀞峡ダウンリバー

目覚めたのは5:00。あれ?まだ暗い?秋の訪れを実感する。
暗いし涼しくて静かで思わず朝寝坊してしまいたい衝動に駆られたけど、ダメダメ!今日は絶対に早起きしなければ!...ってことですぐに道の駅「おくとろ」を後にして、筏下りのコースをちらちら偵察しながら瀞峡・田戸へ移動する。今日はアキヒロ家と田戸で待ち合わせて、ジェット船運行開始前の静寂に包まれた瀞峡をちょっとだけダウンリバーして楽しもうという計画...題して『朝飯前の瀞峡』なのだ(笑)。


6:00田戸に到着

すぐに地獄の荷下ろしに取り掛かる

6:00過ぎに田戸に到着し、駐在所前にクルマを停めて休憩する間もなく、瀞ホテル横の地獄の階段を荷降ろしを開始。今日はとにかくジェット船が来る前にダウンリバーを終了するのが最大のテーマ。アキヒロ家は2艇、我が家は3艇...アキヒロ家の到着前にとにかく少しでも早くカヌーを下ろしておかないと、我が家の大荷物のせいでスタート&ゴールが遅れ、瀬の最中でジェット船に警笛を鳴らされるのだけは避けたいし(笑)。


遥か下に見えるあの水面まで(涙)

テクニカルな第一コーナーをクリア(笑)

瀞ホテルの軒にカヌーをぶつけないように注意しながら急傾斜の階段を一歩一歩注意深く下りる。この階段の第一コーナーのクランクは裏返しにしたカヌーをふたりで担ぐと通れないという狭さ。あくまでひとりで運ぶしかないのだ。
朝飯前にここで3艇のカヌー&装備を河原に下ろすのは20代の頃でも息が上がってたほどのかなりの苦行だけど、実は3艇を運ぶのは今回が初めて!(20代の頃は1艇で、一昨年までは2艇だったし)40歳になった今、大丈夫かいな?と少し心配したけれど、やっぱり僕は『好きなことしてる時だけはスーパーマン』(笑)。立続けに3艇を運んでも、さほど疲れを感じることはないのが不思議だ。
しかも今回はMasa&Azuが大きくなったので、防水バッグその他の装備は全て運んでくれたので、僕が運んだのは3艇のカヌーのみ...楽になったものである。


河原に勢揃いしたカヌー


瀞ホテルから望むスタートポイント

7:00、全ての装備を積込んで、全員揃って予定通り朝霧に煙る田戸をスタート。
今日のメンバーは...

【アキヒロ家】
Madriver EXPLORER16アキヒロ&Moe
Madriver EXPLORER14いずみ&Kou
【aki家】
OldTown CAMPERaki&Azu
OldTown PATHFINDERMama
OldTown HUNTERMasa

...の5艇8人。子連れのふた家族でカナディアンカヌー5艇はちょっと珍しいかも(笑)

スタート直後、太陽光はまだ水面に届いてなくて、赤みを帯びて輝く絶壁上部とほの暗い谷底のコントラストが実に美しい。


瀞峡に漕ぎ出す

時折はるか上の木々の枝が激しく揺れて、ニホンザルが僕らを威嚇する声、そしてパドルが水を切る音が響く他は瀞峡のモスグリーンの川面を包む全くの静寂...そしてその中を5艇のカナディアンカヌーが音もなく進む...コレコレ!僕らが本当に求めている“カヌーな風景”ってこれなんだ!カヤックでもダッキーでもなく、この光に一番似合うのはカヌーなんだ!久々に訳もなく感動する至福の時である。その静かさは、“川の右岸と左岸に別れ、てんでバラバラに漕いでるというのに全員が普通の声で語り合える”ほどだ。


谷間に響くのはパドルの音とサルの威嚇する声だけ

墜落岩のトンネルをくぐるMasa

我が家は今回で20数回目の瀞峡だけど、アキヒロ家は2001に「お父さんだけの...」で僕と一緒に下ったアキヒロさん以外は瀞峡初体験。
『これは良いわ!苦労して来る価値あるわよ、ココ』
Kouとタンデムを組むいずみちゃんが思わず感嘆の言葉を口にする。


静寂の川面を進む僕ら

鏡のように凪いだ水面の両側にそびえる奇岩の数々を見上げたり、墜落岩のトンネルをくぐったりしつつしばらく進むと両側の絶壁が突如として途切れ、視界が一気に広がる。瀞峡が終わり、ここから北山川のもうひとつの顔、痛快パドリング区間の始まり始まりぃ〜!である。


墜落岩の出口から瀞峡を見る

下瀞が終わり一気に視界が開ける

くっきりとしたダウンストリームV。小さくパドルを入れて流芯へ。
ここ北山川から熊野川・志古まではジェット船の運行に支障が出ないよう、定期的に川底が掘削されている。砂利採取や護岸工事のための掘削は僕らカヌーイストにとって危険な場合がほとんどだけど、(いくら船体が段違いに大きいとはいえ)ジェット船も喫水の限りなく浅い船だし、あくまで航行する針路に合わせて掘削しているわけで、この掘り方が極めてカヌーに適しているのだ。とにかくジェット船が通るコースを行けば、絶対に隠れ岩はないことが保証されているようなもの。どんなに流れにパワーがあろうと三角波が高かろうと思い切って瀬に飛び込めるのはココだけだ。


初めての瀬。完璧なダウンストリ−ムV

増水した北山川のパワーに真剣な表情のMama

しかも今日はジェット船運行開始前で遠くから聞こえるウゥゥゥ〜!という心臓に悪い重低音や河原の向こう側を移動してくる黄色い旗に注意する必要もない。そして一昨年のような『♪バァ〜ス釣り・じゃ・な・い、ア〜ユ釣り・な・の・よ、釣〜り竿のトンネル、ぬけてゆくぅ〜♪(「バスバス走る」の曲で)』などと替え歌を口ずさむしかない(笑)鮎釣り師の竿のトンネルも全くナッシングで、誰に遠慮することもなく堂々と本流を下ることができるのだ。


Masaはボトムを見せてターン、大波を狙う

川霧を貫き射し込む陽光

 

 

バウが水面を叩くバン!バン!という音を響かせながら下る痛快な瀬、鏡のように前方の景色を映しつつも相当な流速で流れる淵をいくつか過ぎると、後方から軽いエンジン音...民宿はるやの和船である。今日ははるやのおじさんではなく、もっと若い(...と言っても僕と同年代)船頭さんがフネを操ってる。息子さんだろうか?水面に大きな航跡を残し、太陽に向かって走り去る和船。その波を受けてバウのAzuがウヒャヒャヒャと愉快そうに笑う。0才の時はジェット船が来るたびにMamaにしがみついて泣いてた頃の面影は全くなく(笑)、今では“大波大好き少女”と化してしまってるのだ。


朝の光がAzuの横顔を照らす

瀞峡を流れ下る川霧とOld Town Canoes

間もなく、ジェット船の観光案内アナウンスで『ここは大瀬と申しまして、下瀞最大の難所とされている瀬でございます。』と紹介される木津呂の河原を大きく回る大瀬に入る。
普段はどれだけ注意深く確認しても、必ず瀬の途中でジェット船に遭遇して警笛をもらっちゃうんだけど、今日はその心配もなし!本流ど真ん中をヒャッホー!(笑)ただ、この大瀬、10数年前は正真正銘2.5級の瀬になっていてヒャッホー!じゃなくギャ〜!だったと記憶してるんだけど(*増水時には2mクラスの波が数百mにわたって続き、カヤックが縦に回されたのを見たことがある)、年々小さくなって今では0.5級未満のショボショボな瀬となっている。それでもさすがに川床の傾斜はそれなりにあるので流速はかなりのもので、瀬の終わりには他では見られない鳴門の渦潮と見紛うほどの巨大なボイルが生じていて大瀬らしさは健在。
広い川幅を生かしてシンクロナイズドスイミングのようにパラレルで漕ぐ母と息子...無事大瀬をクリアして満面の笑顔だ。


大瀬を越えて、思わず笑顔が漏れる

Masaはベントシャフトパドルを器用に使いこなす

大瀬を過ぎたところで、やっと川霧が晴れて青い空が広がり始める。僕らに降り注ぐ太陽光線のひとすじ一筋が視認できて、それまでのいわゆる幽玄の世界とは一変、僕らを包む景色が一気に色彩が鮮やかに変わる。数年前の台風で北山川〜熊野川を無人でダウンリバーして熊野灘で波に揉まれて激沈した、軽ワンボックスを載せた台船(笑)の真新しい2代目を横目に見ながら、瀞場を大きく右に曲がると、逆光の山並みがグレーのカラーチャートのように幾重にも重なり、濃淡だけで32bit/1670万色を表現し得る墨絵のように見えて実に美しい。


Masaを照らす秋の陽光

鏡のように凪いだ水面。でも流速は10km/h近い

 


水墨画の雰囲気が僕らを包む


サイドスリップでカヌーを流芯に運ぶMama

ドローで釣り師を避けようとするAzu

そんな素晴らしい光の芸術に見とれながら遥か先まで続く直線区間をさらに進むと、間もなく正面に3連アーチの白い橋が姿を現す...瀞大橋である。瀞峡・田戸から最下流の河口までは45km。その長い距離に実はJRの鉄橋を除くと橋が3つしかない。瀞大橋は田戸から下り始めて初めての橋である(ちなみに瀞大橋から次の三和大橋までは、さらに17km。そしてその次はさらに20km下流の新宮市内の新旧の熊野大橋だ。)。

『わぁ〜、橋だぁ〜!ゴールだぁ〜!』0歳をスタートにここを何度となく下ってるAzuは、もうコースが頭に入ってるのか、瀞大橋の白いアーチを見た瞬間にはしゃぎ始める。
瀞大橋手前の本来の流れは左岸寄りの直角カーブ。
だけど、最近は右岸沿いにジェット船の航路を設けてあるので、流れのほとんどが右へと流れている。
ここも木津呂の大瀬同様、何故かジェット船に出会う確率の高い瀬なので、すでに志古を1番船が出ている時刻ということを考えれば左岸の旧・本流に向かうのが定石。でも、あまりにも右岸の流れがストレートで痛快そうだったので、僕とAzuは右岸沿いのジェット船ルートを選択し、最後のヒャッホー!を楽しむ。

そして万一のジェット船遭遇に備えて、乗り場手前でストリームアウトして後続を待つ...すると...


あっ!瀞大橋!

Hero Routeに挑戦して沈したいずみ艇をみんなで水抜き

えっ!あれ?後続は僕らの通った右岸の素直なルートではなく、左岸の岸壁にぶつかる左岸直角ルートを選択してるではないか!先頭はアキヒロ&Moe艇、次にMasa艇、そしていずみ&Kou艇、Mama艇と続く。僕らのいる河原からは死角になって岸壁は見えない。全員が岩影に姿を消して、再び現れるのは数十秒後...なんだか宇宙船の大気圏突入を見守るNASAの管制官のような気分だ(笑)。
まずはアキヒロ艇のグリーンのハルが見える、次にMasa、Mama...ん?いずみちゃんは!?
『いずみちゃんとKouが沈したよ〜!』
Masaの叫び声。
う〜む、ちょっとヤバいかも。僕はあの岩場で泳いだことはなく水面下の状態は判らないけど、返し波が盛大なのでアンダーカットはなさそうだとはいえ、かなりのボイルが生じてて、流れに戻れずにクルクル回ってる可能性も考えられるってことで、僕はAzuを下ろして現場へ急行する。

もちろんこの流れと渦では左岸の遡上は無理なので、まず対岸へフェリーグライドで渡って、対岸沿いの側流を進み、再び上流から岩場に進入するコースを頭に描いて進む。ところが対岸に渡り切ったところでカヌーに掴まって流れるKouを視認。その後方にOKサインを出しながら泳ぐいずみちゃんの姿!ホッ!じゃ、後は積み荷だけだなってことで岩場に近づいてみると、ボイルに捕捉されてる荷物もなかったので、そのまま全員でレスキューしてる左岸へと戻る。『どうしたの?』という僕の問いに...Mama『ジェット船が来たらイヤだから左に進んだの。』いずみちゃん『私も。でも右は素直すぎだし、左に行った方が練習になるかと思って...。』ゴール寸前でもなおHEROル−トを選ぶあたりがさすがはいずみちゃん!なのである。


ゴ−ルを待ってたかのようにジェット船第1便が通過

クルマの進入を考慮して瀞流荘前へ移動

ちょうどそこでジェット船の一番船が通過。もし時間が15分ズレてたら瀬のまっただ中でジェット船と遭遇することになってたわけで、沈はしたもののMama&いずみちゃんの判断が大正解だったみたい。
ここでゴールにしても良かったけど、瀞流荘でジェット船のチケットを購入する必要があったので、子供達全員で寄ってたかってMadRiverの水抜きをして、ここからさらに下流の瀞流荘前の河原まで進むことに決め、さらにダウンリバーを続ける。


ホントのゴール

すぐに川に入って遊ぶ少女たち

橋をくぐると河原に沿って鮎釣り師が5人ほど。もちろん彼らの背中・左岸沿いを進む。ひとりひとりと挨拶を交わしながらゴールへ。後続を見ると、Mamaやいずみちゃんが鮎釣り師と談笑してガハハ笑いをしてるのが見える。9:00瀞流荘前にゴール。
『釣り師と何話してたの?』『あのね、ひとり目の釣り師のおじさんが下流にいる仲間のもうひとりを指差して言うのよ。“おい、カヌーでぶつかってあのおっさん転かしたってくれ!(笑)”って。』『小石とか流木を投げ合って戯れ合ってるのよ、何だかMasaとKouそっくりで笑っちゃった。』どうやら下流側の釣り師の方が釣果が良かった模様(笑)

 

 


ゴールするなり川に飛び込んで泳ぎ始める子供たちを横目にアキヒロさんと僕は歩いてジェット船乗り場へ。ここ小川口9:50発のジェット船に乗って田戸にある車を取りに戻るためだ。以前、ジェット船は“カヌーな人”はお断りだったけど、昨日アキヒロさんが熊野交通に問い合わせてくれたところ、カヌーな人も全然問題なく、ファルトも子供料金で載せてくれるらしい。良い時代になったものだ。


9:55のジェット船に乗って...

観光客のふりをして...

5分遅れでジェット船が着岸、僕らを乗せたジェット船は猛スピードで上流に向けて航行を開始する。下瀞に入ると一転、スピードを落とし屋根を開いて、瀞峡の観光案内。カヌーから見るのとは、また違って見えるのが不思議な感じ。30分ほどで田戸に到着。


田戸に到着して...

楽々とクルマを回送

記念撮影の雛壇に向かう観光客の列からそれて、僕らは駐車場へと階段を上がる。それぞれのクルマに乗って着替えを済ませ、ダッちゃんギリギリの道を小川口へと向かう。以前はガードレールもなく、路面はガタガタ&路肩も今にも抜け落ちそうな感じの正直命の危険も感じるような道だったけど、ここ十数年でかなり改善されてダッちゃんでも余裕で通行できる。対向ポイントも各所に設けられてカシータを牽いてても問題なく通れるレベルまで改善されているのが嬉しい。


でもこの道にダッちゃんは少々オ−バ−サイズ

瀞大橋でのんびりカヌーを積込んだ後...

小川口に着いて、カヌー&道具を積み込んだ後、みんなで輪になってその後の計画を練る。当初はこのまま和具ノ浜に向かってシュノーケリングを楽しもう!なんてアイデアもあったけど、さすがにみんな汗だくなので、まずは瀞流荘のレストランでちょっと早めのランチを食べ、トロッコに乗って湯ノ口温泉に入って疲れを癒すことに。


オモチャのようなトロッコに乗って

湯ノ口温泉へ向う



丸山千枚田

満腹&お風呂でさっぱりで生まれ変わったような気分になった僕らは、小川口を出発し風伝峠を経て昨夜真っ暗で何も見えなかった丸山千枚田へ。昨日稲刈りが終わってすっかり秋の風情の千枚田を少し散策し、いよいよ帰途につく。

紀伊半島清流を訪ねて...2泊2日のカヌー旅。我が家らしくドタバタで慌しい2日間。古座川も北山川もダウンリバーと呼ぶにはあまりにも短距離&短時間で満喫したとはいい難いけれど、時にはスペインのバルでつまむtapasのように、美味しいとこを少しづつつまみ喰いっていう旅もいいものだ。
夫婦の、そして親子の共有できる時間がどんどん短くなっていく中で、こうした形態の旅が増えてゆくんだろうな...つくづくそう感じる。時間がたっぷりあるのならキャンプがいいし、お金がたっぷりあるのならホテルや旅館も捨てがたい。でも時間もお金も節約して遊びを最大限楽しみたいのなら我が家のスタイルが一番だと思うのだ。Mamaじゃないけど『ホント、ダッちゃん買ってよかったわね!』なのである。
紀伊半島のふたつの川を連続して下り、観光まで楽しんできた週末。以前は体力的というよりも、むしろ“家族を守らなければ!”という精神的な疲れが大きくて、仲間と一緒でもない限り家族4人で“ダブルヘッダー”なんて考えもしなかったけど、今回はホント何てことなくサラリと楽しめてしまったあたりが、我が家の「家族力」が著しく向上してる感がある。


全く、完璧に千枚田に似合わない“正装”ダッちゃん

Azu&Moeサイズの案山子とともに。

もちろん、理想は『お父様、カヌーの準備が整いました。どうぞお乗り下さい。』『うむ。』ってな感じでMasaとAzuが全ての準備を整えて、僕は乗るだけってな野田トモスケ氏のようなカヌーが良いけど(笑)、スタート前に装備を川まで運んでくれたり、カヌーにスローロープやペインターがさりげなくセッティングされてたり、ゴール後のクルマの回送中にカヌーが駐車場まで運び上げてあったり...それだけでも僕は充分に有難いのだ。
加えてダウンリバーに関しても、(今回のような難易度の低い川に限れば)特に指示を出さなくても、自分なりにコースを選択して問題なく漕げるし、カヌーに夢中ってわけではないけど、それなりに楽しんでいるみたいだし...数ヶ月前までは2艇がノーマルで3艇は特別だったというのに、今では3艇が当たり前になってるという変化が我が家の成長を如実に物語っている。そんな今の我が家...いつもいっぱいいっぱいギリギリで頑張ってた10年前の僕に今のこの状況を見せて励ましてやりたいなぁなんて思うほどの成長ぶりである。

ここのところ、家族を取り巻く環境が変わって以前のように気軽に家族でお出掛け出来なくなったことをボヤくことが多かったけど、子供たちが大人になることやMamaが自分の世界を持つことは決して我が家の野遊びライフにとってマイナスばかりではなく、こうして僕の負担がどんどん軽くなっていくというプラスの側面もあるんだし、あまり悲観しすぎることもないかも、と思い直した次第。
『パパ、ワタシのカヌーはMoeちゃんちのみたいにウサギさんのマークが入ったのがいいの。』とAzu。う〜ん、4艇積は想定外なんだけどなぁ...

 

 

 

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