WWW.PAPAPADDLER.COM


FLAME LAYOUT

 

 

 

 

 

 

June.2005 part.5

 

 

 

 

 

 


生まれて初めてのキャンプ場デイキャンプ

 

6月25日 我が家の 課外 野外授業

早いもので、Masaの期末テストまであと数日となった。前回の中間テストの時はテスト前日に家族で京都へ水晶ハンティングに出かけたり深夜までDVDを観てして完全にテストをナメてたけれど、今回は科目も出題範囲もそこそこあるので、親としては、もちょっと勉強して中間の結果がフロックでないことを証明してほしいところである。
ところが!クラブ活動はお休みになり、彼はこれ幸いと勉学に励む...はずもなく、毎日学校帰りに公民館に直行して19:00過ぎまで卓球三昧(涙)。ヘロヘロになって帰宅し、夕食と入浴を済ませた後は星新一を数話読んでバタンキュ−...例によって、全く勉強しないどころか通学用のGregoryを開けることすらしない日々である(宿題は朝イチで大慌てでやってるみたいだけど...)
そんな態度なら貴重な週末は家族みんなで遊びに行ってもいいんじゃないか?って思ってしまうんだけども、先週涼しい高原の休日を過ごした後だけに、Masaは『暑い場所に行く気がしないし、今日は勉強でもしようかな?』何とアマノジャクな!ま、せっかく勉強しようって気になったのなら、それを邪魔するのも親としてはイケナイ気もするし...じゃ、涼しい場所に行って勉強しよう!ってことに決まる。(ま、家にいたら本にTVにパソコンに...色々誘惑も多いし、長時間部屋に籠ってたら空気も澱んで勉強する気になれないだろうしね。)
ただ、Azuも楽しめないと可哀相だし、かといって目の前に泳ぎたくなるような川があったら勉強なんてしてる場合じゃないので(川を前にして教科書開いてるような、そんな大馬鹿モンに育てた覚えはないっ!...笑)、川がなく静かで涼しい場所ということで、数年前に下見した“ヒストリーパーク塚原オートキャンプ場”に決定だ。


今日の目的は読書と...

試験勉強

漢字の練習に励むMasa

静かで涼しい高原のキャンプ場は絶好の勉強部屋

途中のスーパーで昼食とか飲み物とかお菓子とかを山のように買い込んで、ヒストリーパークに到着。めちゃ感じの良い管理人の爺ちゃんにデイキャンプ料金を払って(ここはデイキャンプ料金の設定がなく、BBQスペース使用料というカタチになる。BBQなので本来は3時間だけど、『空いてるし好きな区画を自由に使って何時間でもエエからね。』ってことで、一番奥の広いサイトを選択。ダッちゃんのレインガーターを利用してレクタングラータ−プを張って、カーゴルームに積んであるテーブルとガダパウトをセッティングし、トートバッグ一杯の本の中から好みのものを出して読書を楽しむ。


Mamaが家庭...じゃなくキャンプ場教師を務める

 

Masaは懐かしのナップサックから教科書を出して早速お勉強モード。Azuは落書き帳を広げてお絵描きだ。渓流を吹き抜ける涼やかなそよ風が時折タープを振動させる『ブ〜ン!』という振動音が響く他は、野鳥の声以外は何も聞こえない。高原の澄んだ空気の芳しい匂い。ダッちゃんのアンテナにオブジェのように留まりっぱなしの赤蜻蛉。時折、小さな羽音を立ててヘイケボタルがやってきて僕の指に留まる。激安¥2980さかいや雪峰タープは適度な影を作って僕らを陽射しから守ってくれる。快適なタ−プの下でMamaも読書のはずが?結局ずっとMasaの家庭...じゃなく“キャンプ場教師”を務めさせられて、ちょっと可哀相だったけど...(笑)


昨日完成した網戸を早速試す

ダッちゃんに映る我が家

3時間後...『ファァ〜疲れた!』

絵本“ミッケ!”の類似品“どこ?”で頭をほぐす(?)

テーブルの後に置かれたカスケードデザインのフロストバッグにはキンキンに冷えた飲み物やお菓子を充分に準備してあって、ゆったり寛ぎながらのお勉強&読書は、とてもカンファタブル!!で本を一冊読み終わって時計を見ると、実に3時間が経過していた。あっという間の3時間。Masaも同じように連続で勉強してたので、かなり捗ったみたいだ。

 


ダッちゃんのアンテナがお気に入りのトンボ

 

『この辺で少し休憩しようか?』ま、タープの下で過ごしてるだけで休憩してるような快適さなんだけど、気分転換を兼ねてキャンプ場脇を流れる渓流に下りて、石をどかせてカエルや沢蟹を捕まえたりして過ごす。『キャァァ〜!いたわ〜!』『そっちよ〜!』渓流に響くのはなぜかMamaの声ばかり。普段遊んでる“river”とは違う“stream”での水遊びはまた違った意味で楽しいみたいだ。


読書&勉強に疲れたら渓流で遊ぶ

岩陰にカエル発見!

キャワイィィ〜!

ヘイケボタルがハエのように飛び回る

すっかり疲れを癒した僕らは、またタープの下に戻ってお勉強&読書の続き。夢中になって本の世界に入ってるうちに、またまたあっという間に時間は過ぎて、時計を見ると早くも17:30になってる!そろそろ帰らないとってことで重い腰を上げて撤収モードに入ると...『このまま泊まってく?そうしたらあと5時間勉強できるからテスト勉強今日で全部終わっちゃうのに!』とMasa。どうやらホンキのよう(笑)。彼によればここは酸素が豊富なので脳の働きが活性化して家でやるより何倍も頭に入るんだそうで(ホンマかいな?)、合計5時間お勉強も全く苦にならなかったみたいだ。


猿飛びアズちゃん

リアウィンドウに映る木々(梅雨はどこへ??)

ま、何はともあれ、キャンプ場でのお勉強はかなり能率が良かったようで...マジでこの方法はいいかも!? 2学期の中間テストもまた場所を変えて「我が家の課外、じゃなく野外授業」をやらなくっちゃなぁ...してやったり!のPapaなのである。ただ、今回のようなお勉強目的じゃなくても、年に1回ぐらいはカヌーも登山も自転車も観光もな〜んもない場所で、ただのんびり過ごすってキャンプも悪くないかも...そんな愉しみに少し目覚めてしまった僕らなのであった。あ、キャンプってのは普通はこういうものだっけ?(笑)

 

 

 

June.2005 MENU
 

 

アンケートにお答えください!

 

_  _  _

 

Copyright 1998-2005 Akihikom.All right reserved

paddler@mac.com