6月18-19日 戸隠&白馬大雪渓トレッキング
戸隠キャンプ場の朝
猿倉の一般車両駐車場。日陰に停めたダッちゃん
猿倉荘からしばらくは、落ち葉に被われたシングルトラック。雰囲気の良いブナ林を抜ける道である。この辺りは植物の垂直分布でいう“山地帯”に属し、ブナやミズナラなどが主体のようだ。10分ほど進んだ「中部山岳公園」碑で先ほどの駐車場から伸びる砕石敷きの高規格な林道に合流する。それまでの森が良い感じだっただけに、何だかちょっと残念な気持ちと、これならAzuも歩きやすくていいじゃん!ってな気持ちが頭の中で闘ってる感じ(笑)。でもさすがに広々しているぶん、前方に残雪の白馬連峰のピークが望めてアルペン気分(?)が盛り上がる。 小さなカーブをくり返すと、左手に白馬鑓温泉への登山道入り口。猿倉から大雪渓の下部までは約3km、1時間半ほどのコース...なのだそうだけど... 我が家の女性陣は10mごとに(大袈裟ではなく、ホントに!)道端に咲く可憐な野花にいちいち立ち止まってあ〜でもないこ〜でもないとお喋りして全く前に進まない。お花だけではなく、花から花へ舞い飛ぶ蝶(ギフチョウにも遭遇!)水たまりにウジャウジャ泳ぐオタマジャクシにまで反応して、早く大雪渓に行きたい僕とMasaはイライラ。
いよいよお山が近づいてきた!
大きな岩が突き出た歩き辛い登山道はそばを流れる沢の水をかぶって濡れ、ビブラムソ−ルはとても良く滑る。ピョン!って飛んで渡れるような小さな沢を2つ渡る(ひとつは木橋あり)と、登山道にも残雪が現れ始める。『ひゃ〜、冷てぇ!』初めての残雪の塊を嬉しそうに掘る子供達。そこへ下って来たオジサンが『もう少し行けばこんなの目じゃないほど雪があるよ〜!』と教えてくれる。(そういえば、ここまでで出会った下山者はオジサンが初めて!とにかく人が少なくて嬉しい!) 頭上を覆っていた木々が切れると一気に展望が開ける。おおっ!雪だぁ〜!大雪渓だぁ〜!感動の一瞬だ。
おおっ、大雪渓の下端に到着だ!
大雪渓に到着
『このまま上まで行こうよ!』アイゼンがあればね。(中央の豆つぶがMasa)
岩場にひっそりと咲くイワカガミ
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