6月18-19日 戸隠&白馬大雪渓トレッキング
白馬大雪渓にて(2日目) ここ3週間ほど、Mamaのご機嫌がかなり斜め...たぶんチャレンジコース39°チョッカッコ〜!ぐらいに斜めである(笑)。その原因はここのところの週末の過ごし方。自分が参加出来なかった大井川&宮川から帰った僕らが最高!を連発するたび、彼女のご機嫌の斜度はどんどん上級者コースになってゆく...要するに彼女は僕らに嫉妬してるというわけである。(涙)。 5:30a.m.に我が家を出る。 バードラインと合流すると、そこはもう信州の高原!♪緑〜のな〜かを走り抜けてく真っ黒なダッちゃん♪ってわけで、空気までもが淡いグリーンに染まったかのような戸隠の森は紀伊半島ではもう終わってしまった春の色。緑には少しうるさいMamaとAzuが『キレ〜イ!やっぱり木の種類が違うわよねぇ〜!』を連発。9:00に戸隠神社奥社前の駐車場に到着である。 戸隠神社は天照大神が天岩戸に隠れた際、手力男命が投げた天岩戸が落下した場所(神話ではその岩戸が戸隠山になったということになっている)にある。 往復3.8kmである!ウへッ!そんなにあるの?1900mあればジェット機が離陸できるんじゃないの?そんな長さの直線である。ま、距離の話をすると凹んでしまうので、このことはAzuにはナイショでスタート(笑) ところが、素晴らしい森を貫く形で設けられたこの参道の両側は、まさに自然の宝庫。朝一番で参詣者が少ないこともあって、木立のあちこちからカッコウの鳴き声や啄木鳥のタップ音が響き渡り、参道脇には僕らの地方ではあまり見かけない野の花が咲いている。参道両側を流れるせせらぎを覗き込むとヤモリを小さくしたような両生類がチョロチョロ(...たまたま通りがかったオジサンによればサンショウウオの幼態だそうだけど...ホンマかいな?)。そんなわけでAzuも全く飽きずに溌剌と歩いてくれるのが何よりだ。
随神門 1500mの直線の先には、とても雰囲気のある門。茅葺屋根には多くの植物が芽吹いて、まるで草原を切り取ったように緑がまぶしい。門をくぐると真っ直ぐに天を突くかのようにそびえる杉木立が林立していて、空気がいかにも神域って感じに変わる。心地よいゾクゾク感とでも言おうか?ある特定の神社でしか感じることのない独特の空気感である。
戸隠森林植物園
雲間から洩れる一筋の太陽...とても神秘的な光景だ
牧場に隣接する戸隠キャンプ場にて一泊
戸隠牧場のハルザキヤマガラシ
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