CHAPTER 21
2003年12月6日 クリスマスツリ- 結婚以来、毎年楽しみにしているクリスマスツリーの飾り付け。ログハウスを建ててからは、ホンモノ志向で毎年、樅(もみ)の生木を飾っている。
初めての年は、山で伐採した樅を切り花のように水鉢に差して2ヶ月ほど持たせたのだけれど、所詮は切り花なのでクリスマスが終わる頃には枯れてしまい罪悪感だけが心に残ってしまった。 2年目は友人Uが山から植木鉢に移植した小さな樅をプレゼントしてくれたのだけど、標高800mから標高36mへ急激な環境の変化で2年で枯れてしまう。
そこで、今回は山から友人Uの実家の裏山に移植して3年が経つものを戴くことになる。一年目のものに比べると小さいとは言え、Discoの車内に載せるのは無理なので、ユニッククレーン付2tトラックに家族4人乗りで(大人2人子供2人は定員オーバーです...悪しからず)友人Uおじさま宅へ。
友人U宅の裏山の際に立つ樅をUの助けを借りながら家族総出で掘り起こす。幹の根元の外周を半径にした円の土と根を残し、汗だくになって丸く掘込むこと1時間半、姿の美しい樅はようやく地面から離れる。 今日は何故かニホンザルのギャラリーが多く、10頭ほどのサルが見守る中(Uおじさまはサル鉄砲...ロケット花火...で威嚇)の作業。 すぐに根を切り揃えて12号の植木鉢に移植し、トラックに積込んで友人U宅を後にする。 家に戻ってログハウスのエントランスに移した樅を家族みんなで飾り付け。 うん、なかなかカワイイ!クリスマスツリー2003年バージョンの出来上がりなのである。
とりあえず、ずっと昔に使ってた点滅式の50灯の電飾を巻いてみたけど、何だか子供っぽいので、明日にも点滅しない200灯タイプに取り替える予定。200灯はちょっと派手かな...
2004年1月29日 パドルラック カヌーが3艇になり、壁ぎわに取付けてあったスノーシュ-が取り出しにくくなったので、スノーシュ-ラックを反対側のログウォールに付け換えた。そのついでにあちこちにバラバラに置いてあった14本のパドルを一括して保管するためにディスプレイを兼ねて新しいパドルラックを製作。
ネタばらしをすると、某・河童パパさんちの新しいカヌー道具倉庫(これが素晴らしくカッコイイ!)に備え付けのパドルラックを参考にさせてもらったのだけど、我が家のパドルはTグリップは数少なくてほとんどがパームグリップなので、河童パパさんちと同じ構造のラックにジュートロープを巻き付けて滑り止めを施した。で、これまでのパドルラックは、スキーラックに大変身!(笑)ここまでやっちゃうと、調子に乗ってサンルーム部分の照明にも着手。ホームセンターで売ってたスポットランプ(¥980!)を4個買い求め、天井付近に取り付け。天井が3m超なのでワイヤレスリモコンでON/OFFが出来るように配線を行って...サンルームが完成した1999年冬以来の大改造となってしまった。
2004年1月30日 サンルーム 昨夜に引き続き、今日もサンルーム&カヌー倉庫をアレコレいじってみる。4個のスポットランプに加え、雑貨屋で買ったチープなキャンドルランタンを改造したランプを同じブリキ素材の存在感たっぷりのIGLOOのメタルジャグの隣に置いてみたり、学生時代から直し直し使ってるスタンドランプの場所をあちこち変えて光と影のバランスを試したり...専門的な知識もナンもないけど、ライティングのコーディネイションってのはかなりハマるかも... ただし、サンルームのライトを全てONにすると、とんでもなく電気を喰うので、(spot60W×4+stand100W+candle Lantern40W+table Lamp40W=420W!)全てを電球色蛍光灯に変更(spot22W×4+stand22W+candle Lantern6W+table Lamp40W=156W)。蛍光灯なので最初はぼんやりと明るくなるんだけど、それが何となくフェードインみたいでカッコイイ!
2004年1月31日 ログハウス修理 今日は我が家のログハウスを建ててくれたT建築さんが、修理にやってきた。去年、我が家を直撃した台風。2m以上もある屋根の張出しにも拘わらず強烈な暴風雨が南面を直撃し、雨漏が起きてしまったのだ。雨漏りといっても原因は屋根からではなく2Fのログと妻壁のつなぎ目からで、浸入した雨が1Fの窓枠からポタポタ...。今日はその部分を全て剥がして、再びより正確に妻壁の外壁を張り替えてコーキングする作業。塗装も含めて3時間ほどで作業は終了し、これでいつ台風が来ても大丈夫!...って季節が違うか?(笑)
この家に住み始めてもうすぐ5年。「ログハウスってものは、竣工がゴールではなくスタートなのだ。」なんて言葉もあるように、この5年間の間にあちこち不具合が判明し、修理&改良を重ねてきたのだけど、常に感じるのは、T建築のアフターフォローの確実さである。メチャ愛想が良い営業マンさん&いつも笑顔で親しげに話をされる専務さんが工務店らしくなくて、正直なところ最初は『何だか話がウマ過ぎて逆に不安、かも?』なんて思ってたけど(笑)、不具合が発生して電話をすると、即刻...ではないにしろ確実に対策を講じてくれる。僕は僕でログハウスの欠点までが魅力に感じちゃうタイプな上にこんな性格なのものだから、(その上、イタリア車&イギリス車に長年乗ってたりして“道具はは壊れて当たり前。直ればOKOK!”“99%がボロでも、他にない魅力が1%あれば惚れ抜くもんね!”なんて感じてるし...これは女性にも当てはまるけど...笑)
『冬は台風も来ないから、まっ、いいっか!』...そんな悠長な気持ちで待ったわけなんだけど、数カ月が過ぎた昨日『明日工事に行きま~す!』って電話が入った次第。あ、明日ぁ?って、ちょいと困る場合もあるけど、どうせ僕は仕事だし、ともちゃん&子供たちはヒマなんだからノ-プロブレムな我が家なのである(笑)。*でも、“クルマは故障のないTOYOTA以外認めないゾ!”ってタイプの神経質な人だと“対応が遅い”ってことになるのかもしれないな。ま、そんな人はログハウスになんか住んでないだろうけど。
2004年2月1日 サンルーム~再び~ 休みが取れない状況の中で、僕のココロはアウトドアからインドアへ!...ってなわけでもないんだけど、先日から続くサンルーム&カヌー倉庫大改造がいよいよ完成に近づいた。サンルーム完成直後からあるパドルラックを取り外し、ジグソーのそばに落ちてる廃材を利用してスキーラックを製作。ログ壁にガシガシとボルトを打ち込んで固定したラックに子供達のカ-ビング×2と僕らのショートスキー×4をセットする(なんで“×4”なのかは後ほど...笑)。取り外したパドルラックを窓の上方に取付けると、まるでどこかのアウトドアショップ風のインテリアが完成する(笑)で、なんでスキーが6セットもあるかというと、オークションで僕はNORDICA FUNDRIVE 90m、ともちゃんはHEAD BigEASY94(withセーフティビンディング)をメデタク落札したのでありました(笑)でも、おNEWの板を手に入れた瞬間に、スキーに行けなくなるとは、何たる皮肉!(涙)MaakunやAzuがともちゃんのお腹に居る時のように、道具を眺めて自分を慰めるしかない僕なのであります。
Copyright 1998-2004 Akihikom.All right reserved
paddler@mac.com