CHAPTER 9
3月30日 床工事止まる!? 現場監督さんから「ログキットの入国が検疫(?)で遅れてる。」との電話がある。え、そんなぁ...。ログがいつになるか判らないし、床工事をあまり早くやってしまうと雨に濡れるからって理由で床工事も中止。どうなるんだろ...。何故か天窓の部材が届いた。ちょっと早すぎるんじゃないの?
4月3日 床工事完了 今日は朝から春らしい晴天。昨日に引き続き床張り工事だ。まずはデッキに防腐処理済みの板(厚さ30mm)が張られる。見てるといかにも簡単そうなのだ。完成後のデッキの増築は自分でやろうと思ってるので、良く見ておかないと。 会社から戻ると、山のように積み上げてあった床用の12mm合板や断熱材のポリスチレンフォームは全て無くなって床工事は完了してた。その姿はまるで能舞台のよう(笑)あとはデッキの両端を切り揃えて、ログ壁や屋根が完成後フローリング材(パイン25mm)を張るだけなのだ。
| |||
4月6日 ログ組みは続く。 窓を叩く雨音で目が覚める。天気予報では午後からのはずなのに、おかしいなあ。「施主さんの心掛けが悪いから、やっぱり雨やねえ。」というログビルダーさんの笑顔が目に浮かぶ(笑)7:30、12人(!)のビルダーさんたちと共にクレーン車到着。8時まえから雨のなかログ組み作業開始なのだ。1時間ほどで雨もあがり、作業は急ピッチで進み、昼には8段目までまで組み上がった。昼過ぎに小学校の入学式から戻ったMaa-kunとMamaが玄関で記念撮影。将来Maakunが大きくなった時に入学式の日にログハウス建ててたよなあって思い出してくれるかな? 午後からは雷も鳴り響く不安定な天気。交互に土砂降りの雨、晴天のくり返しで作業はやり難いみたいだ。(雨でお休みの僕もお茶出しを手伝ったんだけど、結構大変ですねえ、お茶出しって。いつもやってくれてるMamaに改めて感謝なのだ。)
| |||
8:00a.m. |
1:00p.m. | ||
4:00p.m. |
6:00p.m. | ||
4月6日 ログウォール完成! 窓今日も朝7:30から作業開始。昨日とはうって変わって快晴だ。長尺もののログ組みなのでペースは上がらないものの、2階の床を仮張りしての作業は続く。2時頃、ログウォール全22段が完成!残るは屋根を支えるトラスだけ。これが終わると2日間鳴りやまなかった「かけや」のコンコンという音もしなくなると思うとなんだか淋しい気もするなあ。明日も快晴らしいので、ついに棟上げなのだ。「明日の夕方までには母屋に天井材を張り終えるよ。そしたら雨が降ってももう大丈夫だからね。」とは一番若いビルダーさんの言葉。(なんと彼は中学教師をしてる僕の親友の元教え子なのだ。若いなあ...)棟上げを前に10人の職人さんたちに「祝儀」を渡す。本来、在来工法だと棟上げの当日に渡すらしいんだけど、ログの場合は棟上げでは遅すぎるかなあって思って...。(明日からはビルダーさんの数も減るらしいし)だってもう壁や床が完成してるわけだしね。仕事柄、いつも祝儀を戴く立場の僕としては、なるべく建前に関わった職人さん全員に感謝の気持ちを示したいって思ってたし。
| |||
|
| ||
|
|
|
|
|
|
|
|