How to canoe for beginners Vol.13
Chapter 7 カヌーツーリングキャンプ #2
キャンプツーリング
ツーリングキャンプの装備
カナディアンカヌーの積載量はカヤックなんかと比べてかなり大きくて、ちょっとしたピックアップトラック並みだっていうお話しは前にもしました。つまり何でも積めるわけですからそれほど装備の軽量化にこだわる必要はありません。極端な話、10人用のロッジテントだって何ら問題ないわけです。
ただ、推進力はパドル一本ですから、あまり重いと喫水線が上がって接水面積が大きくなるので漕ぎ味は重くなります。(ただ安定性は増しますが...)これが長い距離になるとキツイ!もちろん瀬の中での操作性も悪化するので荷物はなるべく軽量化に努めましょう。
僕はバックパッキング出身なので、道具の軽量化はひとつの趣味みたいなもの(笑)シェラカップ1つをチタンに変えたってそんなに変んないのは判ってるんですが、10g軽いってだけで倍の値段のモノを買ってしまう悪いクセがあるんです。ただこれでも以前に比べたらおおらかになったんですけどね。僕の装備(これは2泊3日用に相当します)の例を写真にしてみました。これはあくまで僕の好みなのであんまり参考にはならないかもしれないけど、結構使いやすいものばかりで気に入っています。
1 P.F.D(ライフジャケット)Mad River
11 飲料水 Platypus Water Bottle2 2.5liters
2 ク−ラ−バッグ Seatle Sport12qt
12 ソーラーパネル mont-bell Battery Charger
3 防水バッグ L.L.Bean by Cascade Design
13 ノコギリ、革手袋、カヌーリペアキットなど
4 座椅子 Crazy Creek"The Chair"
14 ファーストエイドキット(自作)
5 クイックドライタオル PackTowl
15 防水ヘッドランプ REI by Panasonic
6 コッフェル SnowPeak ワッパーコンポ
16 防水カメラ Canon D-5 Waterproof
7 雨具 mont-bell ストームクルーザー
17 スリ−ピングマット mont-bell
8 スト−ブ&ランタン PRIMUS IP-MBL
18 パドル AINSWORTH C-1
9 キジウチ・キット(自作)by 王子製紙
19 テント Eureka ! Sky-Lite S-2
10 シュラフ mont-bell スーパーバロウ#4
20 ラジオ SONY 5バンドカセットサイズ
これはソロキャンプの一例だから、いつもこの装備ってわけじゃないです。特にストーブは大抵シェラスト−ブ、又は銀コールマンのシングルを使うし、水はもっと上流なら沢水を使うから不要だしなどなど状況に合わせて使いわけています。この他の装備は別ページMy Favorite Equipmentsに詳しく書いてあるので見てみて下さい。もちろん家族連れのファミリーキャンプなら装備が全て大型化するので、この3倍の荷物になっちゃいます。チェックリストなんかも作ったりしてみましたが、状況によって変わってくるので最近は思いつくままに持ちだすようにしてます。カヌーとパドル、P.F.D等の道具さえ忘れなけりゃ、なんとかなるものですから。
このエエ加減さこそアウトドアズマンの大切な資質だと思うしね(...といいわけ)
Chapter 7 カヌーツーリングキャンプ #3
焚き火のやりかたとマナー
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