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9月10日 のんびり宮川ダウンリバー(中川大橋〜宮リバーパーク9.98km)

   

 

フーフで野遊び...#17

先月半ばから続いた不安定なお天気もようやく一段落。今日は朝から青空が広がる好天だし、国土交通省のテレメータ情報によれば水位も落ち着いてきたようだし、鮎釣り師もほとんど出ていないとの情報なので、久々の宮川に出動する。
いつものように子供たちを学校に送り出し、いつものように家事を済ませて9:30過ぎに2艇のカヌーをルーフトップしたOUTBACKで家を出る。Magic-o-carrier Ver.2のエクステンションモードでカヌーを並列に積むのは久々なので、スピードは少し控え目に伊勢道を南へ。
途中、コンビニで食材を買い出しして10:10中川大橋到着。


準備完了!

中川大橋

今日は久しぶりのソロ×2のダウンリバーということで、ゴールを特に決めずにのんびりと川を味わおうという計画。2艇それぞれのカヌーにPEUGEOT Pacific 18を1台づつ積み込むと全ての河原がゴール地点に変わる!帰りの足を積んで漕ぐことで僕らのダウンリバーは本当の意味で自由を手に入れるのだ。


中川大橋をスタート

ダウンリバーにちょうど良い水位

11:00、CAMPERとPATHFINDERの2艇でスタート。水位は岩出観測地点で-86cmと渇水時より70cmほどのアップ。ダウンリバーにちょうど良い水位だけど、残念ながら宮川はまだ濁っている。あの大水害以前なら雨が止んで2日も経つと透明度を取り戻していたけれど、やはり三瀬谷ダムに溜まった大量の土砂の影響は大きいようだ。


ちょっとだけ増水した宮川をゆく

ただ、増水時のカフェオレ色からは少しづつ透明度を取り戻しつつある感じの抹茶ミルク色の川面は不快な感じはなく、逆に青空を流れる雲を映したり、吹き抜ける爽やかな風の通り道をくっきりと描き出したり...自然のキャンバスのようでイイ感じ。
水位がそれなりに高いこともあって、本流は5〜6km/hほどのスピードで僕らを下流へと運んでくれる。


PEUGEOT Pacificを1台づつ積み込む

5〜6km/hほどのスピードで下流へ

ほとんど漕がないまま、移り変わる両岸の景色を眺め、川面を飛び交う野鳥たちを観察しているうちに1時間が経過。ちょうど昼時になったので6kmポイントの田間の河原に上陸、ランチタイムとする。夏のような陽射し、でも吹き抜ける風は爽やかな秋の匂い...こりゃもう昼寝するしかあるまい!ってことで、ここでのんびり過ごすことに決めて、2艇のカヌーとパドルを使ってPENTAシールドでお昼寝する日陰スペースを作る。


青い空に浮かぶ白い雲とグリーンの川面が美しい

田間の河原に上陸

Snowpeak PENTAを設営してお昼寝モード

P.F.Dを枕に玉砂利に寝転がると...さらさらと耳に優しい水音、そよそよと吹く秋の乾いた風、時折強まる風がPENTAをパタパタと鳴らして...う〜む、コレはスバラシイ!

寝転がったまま手が届く範囲にフロストバッグと冷たい飲み物を入れたバキュームボトルを置いて、甘いお菓子を摘みながら夫婦で取り留めのない会話を楽しんでいるとついつい時間を忘れてしまう。

『今日はもう宮リバーまででいいよねぇ。』

今日の流速なら河口までの30kmを漕ぐことも余裕でOKだけど、“PENTAリゾート”の快適さにカヌーなんて漕いでるのがバカバカしく感じてしまう僕らなのだ。



河原を2人占めして過ごす秋の休日

死んだように眠るともちゃん


:鏡のように風景を映す川面


こんな早瀬も

バウに留まった中学生サイズのオニヤンマ

長く伸びる航跡

たっぷり2時間をPENTAの下で寛いだ後、僕らだけの“リゾート”を畳んでカヌーに載せ、ダウンリバーをリスタート。アオサギやカワセミと追いかけっこしながらのんびりと進む。内城田大橋をくぐった辺りで携帯を取り出し、三重交通のサイトで時刻表をチェック。

『どうする?自転車にする?バス使う?』

もうユルユルにゆるみきった会話(笑)少し急げば15:02のバスに乗れなくはないけど、ま、急ぐのもナニだし、出たとこ勝負ってことでってことになる。


青空と雲を映し出す水面

光と影/内城田大橋が見えてきた

午後の部スタートの田間から宮リバーまではたったの3kmなので、あっという間にゴール。GPS読みで9.98km、漕行時間はたったの1時間半...何と昼寝してた時間の方が長いという何ともフヤケたダウンリバーだ(この距離じゃダウンリバーとは呼べないなぁ...)。

『何だか風が気持ちいいし、自転車で戻りましょうよ。』

ともちゃんの提案でカヌーから下ろした2台のPEUGEOTを広げて、宮川右岸の林道をサイクリング。夏だと苦行でしかない自転車も、ひんやりとした秋風の吹き抜ける木漏れ日の中だとすごく気持ち良くて最高!


宮リバーパークのゴールまでもう間もなく

目の前を飛び去るアオサギ

水位計は2.5m

のんびりと漕いだせいで40分ほど掛けてスタートポイントの中川大橋に戻った僕らは、PEUGEOTをOUTBACKに積み込んで宮リバーに戻り、カヌー&道具を全て積み込んで帰宅の途に着くのだった。

『今日はね、子供たちクラブだから帰ってくるの遅いのよ。7時まではまだ時間あるし、高速は止めて下道で帰りましょうよ。』

おお、それもイイねぇ。
iPodの音楽のボリュームを上げ、窓を全開にしてゴキゲンなドライブ。


木漏れ日の中をサイクリング

スタート地点へは自転車で。


『ねぇ、ワタシたちだけどこかで美味しいもの食べて帰りましょうよ。』
おお、それはまたイイねぇ。

子育てを卒業した中年夫婦ならではの余裕...プチ“ヤンパパ&ママ”で若くして子育てに追われたおかげで早く自由になれて良かったよねぇ〜♪でも結婚してすぐ子供作ってたらMasaは今ごろ23歳なんだよねぇ〜♪もしかしたらおじいちゃん&おばあちゃんになってたかもねぇ♪...なんてバカなことを話しながら、僕らはのんびり&まったりな休日を楽しんだのだった(笑)。


中川大橋に戻る

宮リバーでカヌーを担ぐ
 

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