佐渡観光、ブルーベリー狩りと、シーカヤッキング以外のやりたかったことを全て終えた僕らは、いよいよ帰宅の途に?いやいや、何か忘れていやしませんか?
そう、信州といえば...温泉!(笑)
例によってMasaに行きたい温泉を訊ねると、須阪ICから20kmほどの場所に彼のお眼鏡に適う温泉があるという。そこで彼の案内で須坂で高速を降りて、温泉に向かう。
彼の意中の温泉とは高山温泉郷の中心にある山田温泉。源泉が発見されたのがほぼ800年前、現在の地に湯治場として営業を開始したのがちょうど200年前という古い歴史を持つ温泉だ。
特に若山牧水、森鴎外など文人に愛された温泉で、与謝野晶子は山田温泉について20首もの歌を残しているし、小林一茶の「春風に猿もおや子の湯治かな」という句もこの温泉が舞台である。僕らは共同浴場の大湯に入ったんだけど、湯屋らしい風格のある大湯の建物を中心としたロータリーには旅館や土産物屋が立ち並び、温泉場の情緒たっぷりのいい雰囲気。
硫黄の湯の花が舞う掛け流しのお湯の素晴らしさもさることながら、湯屋の見事さと洗い場の木製の湯口のギミックに感動。温泉マニアのMasaも終始ニコニコなイイ温泉だった。
温泉に入ったばかりなのに、また大湯前の足湯を楽しみ、土産物屋街の酒屋さんで旨そうなお酒を買った僕らは、いよいよ、猫たちの待つ自宅へ戻ることにする。
姥捨SAでともちゃんと運転交代して、駒ケ岳までリアシートでのんびり寛ぎ、あとは僕の運転で三重へ。激しい雨が降る自宅に到着したのは23:00。予定より一日早まった帰宅にちょーちょとうりはちょっとびっくりした感じ(こいつらカレンダーが読めるのか?...笑)だったのが可笑しい。
こうして我が家のアイランダー計画@佐渡島
2008は終わった。
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