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8月20-23日 アイランダー計画@佐渡島(新潟県・佐渡島)

   


宿根木郵便局とダッちゃん

8/20-21 佐渡島へ


黒姫野尻湖PA

いよいよ我が家の夏休みの旅が始まった。ここ2年連続でダッちゃんを使った一週間ほどで3000kmを走破する東北グランドキャラバンだったけど、今年は家族の予定が上手く合わず、超短期間のアイランダ―計画に逆戻りだ。

出発日の今日もMasaがSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の講義を受けに大学の工学部へ行っていて、夕方彼が戻るのを待ってキャラバンスタートという慌ただしさ。

高速に乗った途端、東名阪が7kmの渋滞(涙)。渋滞を避けて先に夕食を食べ、後はひたすら北へ。駒ヶ岳SAでともちゃんと運転を交代して眠っているうち、午後11時にナウマン象の銅像がある黒姫野尻湖PAに到着し 、そのままP泊。高原のPAはすっかり秋の空気。網戸のセットも必要がないほどに寒いです。


朝の弱い我が家も、キャラバンは早起きが基本(笑)。雨の降る黒姫野尻湖PAを5:00に出発し、上越道で日本海を目指す。島に渡る前に給油と朝食の準備を済ませ、6:00少し前に直江津港に到着。土砂降りのフェリーターミナルで乗船手続きを済ませる。

そう、今年の我が家のアイランダー計画は佐渡島!それぞれの事情で長期の休みが取れない僕ら(みんなが頑張ってる証拠でもあるから嬉しい悲鳴なんだけど...)にとって、休みの初日の朝イチから遊べる島...しかも初めて訪れる離島と言えば佐渡しかないのである。

7:00出航の黄金丸(4258t)は佐渡汽船で一番小さなフネながら、1995年就航の最新船で直江津〜佐渡・小木を2時間40分で結ぶ。今日は低気圧通過中で海が荒れ模様なので、経験上一番揺れの少ない船室を選んで、のんびりと過ごす。

9:40、黄金丸は遅れもなく小木港に入港し、僕らはダッちゃんに乗って初めて佐渡島に上陸する。


黄金丸船内でくつろぐ

宿根木集落

まず僕らが向かったのは佐渡島の南西端に位置する宿根木集落。

ここはかつて日本海を千石船が行き交っていた頃、廻船業を営む人々が小さな海岸段丘の入り江に全国から移住して形づくられた集落で、船大工たちによって建築されたユニークな古い街並が丸ごと残っている村だ。
(国指定重要伝統的建造物群保存地区)


宿根木の石畳を散策

世捨て小路

石畳の路地に密集した建つ二百数十棟の民家は、そのほとんどが江戸時代の面影をそのまま残していて、朝一番ということで観光客の姿が全くない路地を散策しているだけでタイムスリップしたような感覚に陥る。しかも、ただ古いってだけではなくて、いかにも工学的、力学的な専門知識を持ちつつフォルムや意匠にこだわる船大工たちの遊び心っていうのかな?軒下の飾りだったり、何となく...というか明らかに船を連想させる堅牢で“ねじれがなさそうな”、でもとても素朴な家並が、実に美しい集落だった。


三角家前にて

路地を抜けると宿根木の小さな港に出る。船繋ぎ石と呼ばれる御影石の石柱がポツリポツリと建っているのが目を引くぐらいで、ごくありふれた浜だ。漁船のスロープの向こう側に何やら洞窟のようなものを発見したMasaと共に“川口浩探検隊”気分で中に入ってみる。明らかに人工的に掘られた洞窟で、中には当たり前のように佐渡名物・たらい舟が転がっていたりして気分が盛り上がる。


曰くありげな洞窟を発見!

奥と続く手掘りのトンネル

洞窟の奥には幅2m高さ1.5mほどのかっちり掘られたトンネルが続いていて、100mほど先に出口の光が見えたのでそのまま進んでみる。路傍の消えかけた看板によれば、ここはかつて海産物の貯蔵用に掘られた洞窟でトンネルは先にある塩田への通路だったとか。今は遊歩道として利用されているらしい。トンネルを抜けた先に僕らを待っていたのは...おおっ!絶景!


洞窟から見た宿根木浦(左の壁にはたらい舟)

トンネルの向こうはこの絶景!

トンネルの先には遊歩道が続いている

真っ平らな岩場が姿を現す。トンネル出口にあるこれまた消えかけた看板によれば、ここは「隆起波食台」と呼ばれる地形で、1802年の小木地震で海底が一気に2mも隆起した痕跡なのだという。

けど、かなり傷んでいて水没している部分もあって...これがまた磯遊び気分で楽しい(笑)。


波に浸食された奇岩

洞窟で遊んだ後は宿根木集落の路地の中ほどにある「茶房やました」(テーブルがたらい舟で出来てたりして雰囲気の良い茶房だ)でお茶して、駐車場そばの佐渡国小木民俗博物館を見学。もちろんここのウリである千石船の復元船「白山丸」もスバラシイけど、大正9年建築の木造校舎に展示された30000点以上の民俗資料が懐かしく素晴らしい。


千石船を見学

茶房やましたにて


そんなわけで、宿根木にすっかりハマってしまってお昼過ぎまで過ごした僕らは、素浜海岸をドライブして次なる目的地・西三川ゴールドパークへと向かう。ここは佐渡最古の金山跡に建つ資料館で、砂金採り体験が出来る施設...もちろんAzuちゃんのご希望だ(笑)。ここの砂金採りは上級、中級、初級の3つのレベルがあって、もちろん僕らは見つからなくてもいいから渓流に入ってホンマに砂金採りをする上級を希望してたんだけど、残念ながら渓流は雨のため大増水で断念。観光バスの皆様と並んで屋内“砂金採りプール”での体験となってしまったけれど、これが結構楽しい。制限時間30分で何とか3粒づつほどの砂金を発見し、大満足だ。


砂金採り体験に夢中になる女性陣

道の駅のどこか変な牛(笑)ここのソフトは生涯No.1

砂金採りの後は、今日のメインイベント「佐渡トキ保護センター」へ。

保護センターに隣接したトキの森公園にはトキ資料展示館があり、ここで朱鷺に会うことが出来る。生まれて初めて見る朱鷺。彼らの羽色はその名の通りまさに美しい朱鷺色で、単純にこんな美しい鳥が普通にその辺の田んぼに舞い降りていたら素敵だよなぁって思う。残念ながら佐渡島最後の野生の朱鷺は保護の甲斐なく絶滅してしまったけれど、ここで飼育された中国生まれの朱鷺たちが佐渡島の空を舞い飛ぶ日が来ることを願わずにはいられない。


ビノキュラーで朱鷺を観察

佐渡金山道遊坑

「佐渡トキ保護センター」でかけがえのない里山の大切さを痛感した後、大佐渡スカイラインを経て佐渡金山へ。眼下に尖閣湾の美しい海岸線を眺めつつ日本海に沈み行く美しい夕陽を眺める...はずが、大佐渡スカイラインは雲の中。視界数mでダッちゃんが吹っ飛ばされそうな猛烈な風、風に耐えきれず折れてバシバシ飛んでくる木の枝を避けながらの決死のドライブになってしまう(涙)。這々の体で辿り着いた佐渡金山だったけど、駐車場にずらりと並んだ観光バスを見た僕らにもはや金山見学の気力はなく、そのまま真野湾に面した佐和田温泉「入海」へと直行することに。

今回のキャラバンは日程が短いこともあって、少しゴージャスな旅館連泊プランで、佐渡の海の幸を味わい、真っ黒な温泉(この温泉に入りたかった!)で一日の疲れを癒す。P泊も楽しいけど旅館ライフも楽しいのだ。


 

8/22 佐渡島一周ドライブ

ちょっとだけ憂鬱な気分で目が覚める。旅館の窓に広がるのは真野湾の美しい朝焼け...でも気分は今イチだ。

本当なら今日は、佐渡西海岸でのシーカヤックツアーの予定。島で唯一のカヤッキングアウトフィッター「佐渡シーカヤック倶楽部」の松村さんにお願いして午前中のカヤッキング&シュノーケリングツアーを予約していたのだ。ところが、お盆以降に日本海を断続して低気圧が通過。今日も天気は良いものの、湾外は波高2.5mという僕ら“なんちゃって”ビギナーはもちろん、ベテランのひとですら限界を超えた荒れ模様で、あえなくツアーは中止になってしまったのだ。

ある意味今回のアイランダー計画@佐渡島はこのカヤッキング&シュノーケリングがメインイベント。明日土曜日は予約がいっぱいってことで、松村さんにガイドをお願いしてレンタルの快速リジッド艇で海に出ることは叶わなくなってしまったけど、そんな事態を予測してMalibuTwoを積んで来たわけだし...ま、明日に海が凪ぐことを願いつつ、今日は佐渡島一周道路で佐渡の絶景ルート・外海府海岸をドライブすることにする。


入海の部屋から眺める真野湾

8:00に入海をチェックアウトし、“最後の”コンビニがある相川で買い出しを済ませ、佐渡島一周道路経由で尖閣湾へと向かう。相川の集落を出ると一周道路の左手は海!僕らにとっては垂涎の磯が連続し、今すぐ海に飛び込みたい衝動に駆られる。ただ、やはりかなり波が高く海に入るという選択肢はないだけに、正直なところただただ目に毒な光景(笑)。



最初に立ち寄ったのが小川集落の向日葵畑。海に面した6000Fの畑一面に咲く夏の花・ヒマワリ。真っ青な空と海を背に黄色い花が咲き誇る様子が実にキレイなのだ。ただ、花期の盛りを少し過ぎている畑もあって、夏の終わりを感じさせられるところが少し寂しさも。


小川の向日葵畑

向日葵の後は、Azuのご希望で(佐渡ではココだけ行けたらいいの!by Azu)、尖閣湾搗島遊園へ。何が彼女にそこまで魅力を感じさせるかといえば...

其の壱 尖閣湾海上透視船...いわゆるグラスボート
其の弐 搗島水族館...何とここのウリはイカ水槽(笑)

ワハハハ、Azuらしい(爆笑)


尖閣湾搗島遊園にて

イカ水槽に釘付け

グラスボートはもちろん海中を凝視して“ワー!キャー!”。水族館はイカ水槽の前でカブリつきでのんびり泳ぐイカたちを眺めて“カワイイィィ〜!”“ほしいぃぃ|”帰りに売店でイカのキーホルダーを買って...存分に楽しめた模様。

尖閣湾搗島遊園を堪能した後、平根崎波蝕甌穴群(はしょくおおけつぐん)に立ち寄る。岩盤(貝殻石灰岩)の表面を、打ち寄せた波が引く時に生じる渦に浸食され2m〜10mもの無数の穴が出来ているもので国指定天然記念物だ。


大好きな顔ハメにご満悦(笑)

平根崎波蝕甌穴群

期待していた夕鶴の里は記念碑がひとつあるのみでがっかりだったけど、佐渡島の東端・弾崎まで続く外海府海岸は絶景に次ぐ絶景。さほど大きな集落はないのに道路は驚くほど整備が行き届いていて(観光バスも通行出来ると思われるほど)車幅2mのダッちゃんも楽々で有り難い。
それでも大ザレの滝の手前から海を離れ高度が上がるに従って、1.5車線の山坂道になる。運転に気を遣っているうちに目の前にドーン!と大野亀が姿を現す。う〜ん、キレイだぁ〜!亀の甲羅のような大きな半島とその鞍部の草原ってだけのことさら特別な景色ではないんだけど,何て表現したらいいのかな?フォルムが何ともイイのだ。

『まるで霧ヶ峰みたいね!』ともちゃんの言葉は言い得て妙!


大野亀

大野亀を過ぎるとすぐに二ツ亀。ただ、二ツ亀は道路からは全く見えないので、フィッシャーマンズホテルの駐車場にダッちゃんを停めて、400段近い階段を下りて海へと進む。秘かにここでMalibuTwoを下ろして泳げたらなぁって期待してたんだけど、この階段を運ぶのは絶対無理だし、何しろ景色は素晴らしいもののビーチはごく普通でちょっとガッカリ。ちょっとだけ弾崎灯台を見てそのままドライブを続ける。

弾崎で外海府海岸が終わり、ここからは大佐渡の南側・内海府海岸となる。僕ら太平洋側に住む人間の常識からすれば、南向きの海は明るくて北向きは暗い感じなんだけど、佐渡の場合は逆で、明るく開放的な北向きの外海府海岸に対し、南向きの内海府海岸は何となく暗いイメージ。海に迫る山が急峻だからだろうか?道路が海の間際を走っていて、道路によって海岸線の全てがコンクリートで固められているために、泳ぎたい!と思える場所は両津に至るまでほとんどなかった。


銀色に輝く海を散歩

二ツ亀/夫婦岩

両津は港や空港もある佐渡最大の集落。ここで佐渡牛のステーキでも食べようと考えてたんだけど、折しも“Earth Celebration2008”の参加者でごった返している両津港は全く駐車スペースがなく、泣く泣く両津での牛ちゃんを諦めて西岸の真野へと戻ることになる。

真野の洋食屋さん「こさど」でランチを食べていたら、時計の針はすでに14:00。ここで「アルコール共和国」見学(要するに酒蔵が立ち並ぶ真野の酒蔵見学です...笑)にするか、このままシュノーケリングポイントを探しながら七浦海岸をドライブするかで少しモメて(笑)、シュノーケリング優先で七浦海岸へ。素晴らしい海岸美を誇る七浦半島。長手崎、夫婦岩で少しづつ磯遊びを楽しみながらドライブを続ける。中でも一番美しかったのが春日崎。西に傾いた太陽が海を銀色に輝かせ、芝生の緑と空の青を背に建つ古びた灯籠が印象的だった。


春日崎

ただこんな素晴らしい七浦半島も海が荒れた影響だろうか?海岸にやたらとゴミが多くて泳ぐ気になれず、あっという間に七浦半島を一周し終えてしまう。

『どうする?このままホテルにチェックインするのは惜しいよねぇ。』

...ってことで大佐渡を一周(120km)してきたにもかかわらず、そのまま今夜のホテルのある相川を通過し、相川千畳敷の先にある青石海岸へ。海岸に面したパーキングスペースにダッちゃんを停めた時には、すでに16:30。波打ち際に偵察に行った女性陣は....

『キャー!イカイカイカ!イカが泳いでるぅ〜!』

岸辺から海を覗いただけでイカの群れを発見する(しかも逆光)とはなんちゅう目しとんねん!と呆れていると、彼女たちはさらに予想外の行動に出る。

『Tomo、行くわよ!』『ガッテンだぁ、Azu!』


遠き山に日は落ちてぇ〜♪のチャイムが鳴る

イカイカイカ!

いきなり、ダッちゃんに駆け込んだ2人はほんの1分でまるでSWATのようにダッちゃんの観音開きのドアを開けて飛び出してくる。うわっ、黒装束!目にも留まらぬ早さでウェットスーツに着替えを済ませ、シュノーケリングマスクを着け...ザッブ〜ン!

わわわわ...やっちゃった(涙)


『こんな時間にニンゲンがぁ〜!』ウミウシ君受難!

ホテルのチェックイン予定時刻まで30分しかない状況で行っちゃうかぁ?呆れ果てるMasaと僕なんて気にも留めず、ともちゃんとAzuは海に泳ぎ出し...『イカイカイカ!』『わぁ〜透明に変身したぁ〜!』『わっ、目が合っちゃったぁ!』と大はしゃぎ。

彼女たちによれば、今朝水族館で見たサイズのイカが群れを成して“ふ〜わふわ、ひょ〜ろひょろ”(*ともちゃんの表現)と泳いでいる模様で、彼女たちが驚かせると、海底の海藻の下に逃げ込んで隠れたつもりになっているらしい。Azuが潜って海藻をかき分けると『わっ、この人間、ゼッタイにありえな〜い!』てな目をして震えている(ウソだろ?...笑)らしい。


美しい夕陽には目も暮れず、日が暮れた

イカに飽きた彼女たち、今度は海底にウミウシ発見で大騒ぎ。『キュアワイイィィ〜!』変な声を上げてウミウシ君を代わる代わる抱っこしてご満悦。

『お〜い、日が暮れるぞ〜!』
『ワハハハ、ゴメンね〜!でもカワイイんだもん!』

たった30分...と、ともちゃんは書いてるけど、実際は1時間泳いで落武者姿になった彼女たちは、大胆にもダッちゃんの観音開きドアを三角に開いたスペースでスッポンポン着替えを済ませ、『さぁ、ホテルに行きましょ!』

今夜のお宿は相川・ホテル万長。それなりにちゃんとしたホテルのフロントで、何故か奥さんと娘さんが長い髪から雫をポタポタさせてチェックイン手続き...ヒジョーに恥ずかしいモノです(涙)


『もうこれで帰ってもいいっ!』

1時間泳いで落武者姿

 


 


ホテルの窓から見る海

8/23 さよなら佐渡島

佐渡3日目。ホテル万長でたぶん一番眺めが良いオーシャンフロントの窓から見える海は一見波も穏やか。お天気は下り坂だけど、この波ならシーカヤッキングも可能かな?なんて言ってる僕はコンタクトレンズレス視力0.1の乱視男(涙)。横に立つ2.0のともちゃんは波紋を見逃さない。

『ホラ、沖に向かってスゴいスピードで風が抜けていってる。ダメよ,今日は。』慌ててコンタクトレンズを入れて海を見る。堤防を対象にして目測で風速を計ってみると、風はい〜ち、に〜、さ〜んって数える間に30〜40mほど進んでる...ってことは風速10m/sオーバー。うわっ、ダメだこりゃ。合わせて国土交通省のアメダスレーダー雨量サービスを見ると、赤と黄色の雲の塊(黄色:〜20mm/h  赤:~100mm/h)が佐渡に向かって近づいているし...ここで僕らの佐渡シーカヤッキングはThe End。


そ、そうなんですかぁ。

佐渡汽船「黄金丸」

そうなったら、もう佐渡島にいる理由は何もないわけで、夕方17:00に予約していたフェリーを10:20発の便に早めて佐渡島を後にする。7:00の朝食を終えてからゆっくりチェックアウトすれば間に合うんだけど、ただひとつだけやり残したことがあるので、大慌てで帰り支度。ホテルのある相川からフェリーターミナルのある小木へと急ぐ。

佐渡島でやり残したこと...それは、たらい舟に乗ること(爆笑)。出来れば“透視たらい舟”(底がガラスになってて、海中が見られるんだと思う)が良かったけど、残念ながらその時間はなく、フェリーターミナルで乗船手続きを済ませた後、すぐそばにある観光たらい舟乗り場の列に並ぶ。


強風高波の中をたらい舟体験!

普段なら自分でたらい舟を操る体験も可能で、上手く操れると「たらい舟操縦士免許」をいただけるとのことなんだけど、今日の帽子を飛ばされる人続出のこの強風ではたらい舟体験も中止(シングルパドルのスカーリング歴20数年で、女船頭さんに勝つ絶対の自信があっただけに...残念!)ってことで、今日は体験乗船だけ。


フェリーの車両デッキに停めたダッちゃん

フェリーを追うように飛ぶカモメたち

で、初めてのたらい舟の感想は....最高に面白い!!正直ね、たらい舟欲しい!って思ったぐらいに(笑)。カナディアンカヌーなら操船不能になるような強風と波の中でも、たらい舟は非常に安定していて、実際去年の7月に若い女船頭さん3人が3隻(ん?3杯かな?)で佐渡海峡(小木港〜柏崎港)60kmを19時間掛けて横断成功した実績もある。この時の平均時速は3km/h...これってちょっとしたシーカヤック並みなのである。

たらい舟に体験乗船した後は、いよいよフェリーに乗り込んで、いよいよ佐渡島とお別れ。小木港を出航した黄金丸には数多くのカモメが並走して飛び、まるで別れを惜しんでいるように見える。少し感傷的な気分になっていたら、実はデッキでかっぱえびせんで餌付けしてただけ(涙)。“かっぱえびせんの切れ目が縁の切れ目”でカモメたちが姿を消す頃、小雨が降ってガスのかかった海に佐渡島の島影が唐突に消えて行った。

フェリーで寛ぐこと2時間40分、黄金丸は13:00に直江津港に入港する。

佐渡では魚介類ばかり食べたので、ランチはともちゃんが携帯検索で探し回って見つけた洋食屋さん「遊食厨房 ぐ〜」(上越市加賀町)へ。イベリコ豚のステーキは絶品!美味しかったです。


ブルーベリー狩りを楽しむ

2パック一杯に収穫することが出来た

ランチを楽しんだ後はデザートを!ってことで上越道を妙高まで走って温泉街の外れにある清水ブルーベリー園でブルーベリー狩りを楽しむ。標高の高い妙高高原といえどもさすがに8月後半ともなるとブルーベリーの旬も終わり。『もうほとんど残ってないからねぇ、もしパックに一杯採れたら、お代いただきますね。』と受付のおばちゃんも遠慮がち。でも、ブルーベリー狩りのベテランの我が家はあっという間に2パック一杯に収穫することが出来た。


山田温泉・大湯

木製の湯口のギミックに感動

佐渡観光、ブルーベリー狩りと、シーカヤッキング以外のやりたかったことを全て終えた僕らは、いよいよ帰宅の途に?いやいや、何か忘れていやしませんか?

そう、信州といえば...温泉!(笑)

例によってMasaに行きたい温泉を訊ねると、須阪ICから20kmほどの場所に彼のお眼鏡に適う温泉があるという。そこで彼の案内で須坂で高速を降りて、温泉に向かう。

彼の意中の温泉とは高山温泉郷の中心にある山田温泉。源泉が発見されたのがほぼ800年前、現在の地に湯治場として営業を開始したのがちょうど200年前という古い歴史を持つ温泉だ。
特に若山牧水、森鴎外など文人に愛された温泉で、与謝野晶子は山田温泉について20首もの歌を残しているし、小林一茶の「春風に猿もおや子の湯治かな」という句もこの温泉が舞台である。僕らは共同浴場の大湯に入ったんだけど、湯屋らしい風格のある大湯の建物を中心としたロータリーには旅館や土産物屋が立ち並び、温泉場の情緒たっぷりのいい雰囲気。

硫黄の湯の花が舞う掛け流しのお湯の素晴らしさもさることながら、湯屋の見事さと洗い場の木製の湯口のギミックに感動。温泉マニアのMasaも終始ニコニコなイイ温泉だった。

温泉に入ったばかりなのに、また大湯前の足湯を楽しみ、土産物屋街の酒屋さんで旨そうなお酒を買った僕らは、いよいよ、猫たちの待つ自宅へ戻ることにする。

姥捨SAでともちゃんと運転交代して、駒ケ岳までリアシートでのんびり寛ぎ、あとは僕の運転で三重へ。激しい雨が降る自宅に到着したのは23:00。予定より一日早まった帰宅にちょーちょとうりはちょっとびっくりした感じ(こいつらカレンダーが読めるのか?...笑)だったのが可笑しい。

こうして我が家のアイランダー計画@佐渡島 2008は終わった。

 

 

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