北檜杖の河原からゴールの速玉大社前まではほんの数km。僕らは熊野川を慈しむようにゆっくりと漕いで、15:00前に無事ゴール。スタートからここまで44.25km、8時間10分の川旅であった。
隊列を組むわけでもルートをスカウティングするわけでもなく、リーダーもレスキュー要員もない極めて平等なダウンリバー。それぞれが思い思いに下っているだけでホイッスルも合図もな〜んもなし。もちろんお互いを信用しているけどルート選びもレスキューも自分で。でも、ちゃんとグループになってる不思議な感じは、きっと感覚としては、みんなソロの心づもりなんだろうな。
ま、一緒に楽しんでいるくせに誰かがドタキャンorドタ参加しても全然問題ないというか、誰も他人に依存してない雰囲気が大人のダウンリバーっぽくていい感じ。団体野遊びはこうありたいものだっていう見本のようなキャンプツーリングでした。
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