[8/25-26
東北サファリ・蔵王][8/27
奥入瀬・八甲田山][8/28
下北半島][8/29
三陸海岸]
[8/30
長野須坂]
8月25-30日 東北グランドキャラバン2007(東北地方)
8/28
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如来の首(仏ヶ浦)
北か?南か?それが問題だ。
ランプの宿・青荷温泉で寒さで目覚める。たぶん15℃を下回っている朝の冷気の中、朝風呂で温まった僕らは、朝食をいただきながら今日の行動計画を話し合う。北か?南か?つまりこのまま下北半島に向かうか、それとも三陸海岸へと南下するか...取りあえず山を下りながら考えよう(笑)ってことで、青森方面へと山道を下る。今日も晴天!フロントスクリーンには僕らの大好きな岩木山がくっきりと見えている。岩木山に向かって走るうち、何だかこのまま青森を離れるのは惜しい気になって、むつ市から下北半島へ。一番の目的は本州最北端・大間崎で本場の大間マグロ丼を食べること(笑)。
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青荷温泉は良い宿でした
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荷物を担いでダッちゃんへ
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岩木山に導かれるように北へ
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大間までの道はとても快適な海岸沿いロードだけど、意外に時間がかかって大間に到着したのは正午ちょっと前。まっ先に最北端碑の真ん前「マリンハウスくどう」に入って、大間マグロ丼を楽しむ。ワハハハ...ウマイわ、やっぱ。
本州最北端碑でウミネコと戯れ、記念写真を撮った後、ともちゃんの運転で下北半島を反時計回りで雰囲気の良い漁村を縫うように細く険しい山坂道を抜けて仏ヶ浦へ。仏ヶ浦に到着したのはすでに15:00ってことで、遊覧船も着いていなくて、ほとんど貸切り状態。息を飲むような絶景に圧倒されながら浜をブラブラしていると、小さな漁船風の船が突堤に着岸。どうやら遊覧船のようなので声を掛けてみると¥800で遊覧航海してくれるとのことなので、迷わず乗ることにする。
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おむすびのような湯ノ島
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大間に到着!
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大間マグロ丼をいただく
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大間崎とカモメ
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本州最南端の民が本州最北端の地へ
近づいても逃げないカモメ
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願掛岩とダッちゃん
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船に乗ると、船底が透明のグラスボートで、見事な透明度を誇る海底がミエミエ。船長は一生懸命、仏ヶ浦の岩稜を解説してくれてるのに、我が家のガールズは海底に目を奪われてほとんど聴いてないし(笑)。『うわぁ!アワビ!4つまとまってあった!』海底ばかり注目してる僕らに船長も苦笑しながら、岩稜の説明はほどほどに、アワビのありそうな場所で船を停めて『ほれ、あそこにもあるよ。』なんてことに(笑)。
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高台の展望台から望む仏ヶ浦
2kmにわたって奇岩が続く
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上:断崖上の駐車場から海まで約20分
下:いきなり凄い景観に出迎えられる
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白く尖った独特のカタチをした岩稜が林立し、
その下はエメラルドグリーンの海!
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上:な、なんなんだココは!
下:観光船に乗ってみる(¥800)
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船から見た仏ヶ浦(23mm広角撮影写真を3枚合成)CLICK
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このような洞窟も多数アリ
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一旦駐車場に戻ってウェットに着替え...
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mission.3
仏ヶ浦 観光
シュノーケリング
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そんなわけで、約30分のアワビ探しツアー...じゃなく遊覧ツアー終了。すっかり船長と仲良くなった僕らは、船長からTVロケですっかりここが気に入った梅沢富美男ご一行様が海水浴にやってきた話を聞き付け、芸人に負けるわけにはいかないぜっ!と本州最南端の海女(海男)家族は発奮(笑)すでに16:00だというのに再び1kmの山道を崖上の駐車場に戻ってウェットスーツに着替え、仏ヶ浦に舞い戻る。突堤の船長に手を振って挨拶し、夕暮れの海へザブン!
おおっ!すげぇ!紀伊半島にも劣らぬ透明度!しかも水温は和具と変わらないほどに暖かく、ここが最北の海とは思えない。海女の北限は岩手・久慈あたりらしいので、我が家の女性陣は最北の海女なのである。
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この海は泳ぐしかないでしょう!
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16:00からシュノーケリング開始
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潜水モードで海底を目指すMasa
この透明度!水温もかなり高い
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いきなりイシダイの稚魚の群れ
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ともちゃんの足がお気に入り
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アメフラシ!
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お〜い!どこまで行くんだぁ〜!獲物に誘われて
数百m沖まで泳いで行ってしまったともちゃん&Azu
“ブツ”を発見したMasaが潜水
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Azuも自分でゲットした!
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しばらくして...。
『ああっ、あったぁ〜!』Azuの絶叫が仏ヶ浦に響く。な、なに?何があったんだ?両足を空に突き立ててAzuが潜水。間もなく...『ブバァ!ほら、サザエさん!』売ってるようなサザエだ。サザエの興奮も覚めやらぬうちに、ともちゃんも『ゴゴギョ!バッダガガギ!』意味不明(笑)、何とカナヅチともちゃんもまっ逆さまに潜水(うそっ!)。連続して3回潜った彼女の手にあるのは...クロアワビ!その近くでMasaも、そしてAzuまでも!
みんなで一人一個づつの成果を手に記念撮影して貝たちをリリースした後、誰ひとりいないトイレの前の水道で潮を抜いて晴れ晴れと、アッケラカンとスッポンポン着替えを済ませ、岩壁に沿って仏ヶ浦の岩稜巡り。
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何と、ともちゃんも潜水3回の末“ブツ”ゲット!Azuはサザエもゲット!
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もちろん、こうしてリリース。人が見てなくてもマナーは守ります。
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夕陽の下で海面に浮かぶのはネッシーではなく、我が家の女性陣
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シャワーがないのでトイレの前で着替え
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着替えを済ませた僕らは...
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仏ヶ浦探検に出発!
これがまさにボルダリング&ロッククライミングの世界で、実に楽しい。しかもこれまでどこにもなかったような文句なしに僕の生涯で一番の岩場!そして!その岩稜からは今、まさに北海道に沈む夕陽!
あまりの素晴らしさに言葉もない僕ら。
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蓬来山と鳳鳴山の間にあるという
幻の「不老長寿の水」を求めて進む
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上:海から見るよりさらにスゴイ!
下:こんな海辺の回廊をゆく
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夕陽を浴びて少しづつ赤みを帯びる岩稜
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最も高いもので100mの高さ
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Masaが“なんちゃって”ボルダリングに挑戦
一ツ仏という尖った岩へ
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何だかガイコツを踏んでるようで無気味
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ホールドがしっかりしてて見た目ほど難しくない
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1/3の場所にある岩棚で十分に満足
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夕陽を浴びて赤々と輝く奇岩群(...とMasa)
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洞門から覘く夕陽
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美しい夕陽をバックに戯けるともちゃんず
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津軽海峡に沈む夕陽
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イカ釣り漁船の漁り火の上に赤々と光る満月(皆既月食中)
太陽が沈み切って漆黒の闇が僕らを包む頃、東の空に浮かぶ真っ白な月が徐々に欠け始め、下北半島北岸を走る僕らの正面で完全に影に隠れ真っ赤に燃えているかのような皆既月食。津軽海峡に並んで浮かぶイカ釣り漁船の漁り火とのコントラストが美しい。
下風呂温泉の公衆浴場・大湯で汗を流し、地元の小料理屋でイカスミラーメンを食べて、下北半島の一日は終わりだ。
後は半島の太平洋側をひたすら南下し、三沢のパーキングで午前0時になったのでP泊だ。
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下北半島随一の奇勝・縫道石山
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下風呂温泉・大湯
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イカスミラーメンに舌鼓
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麺が真っ黒&イカ丸ごと入ってる
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8/28(火)
青荷温泉→黒石IC→東北道→青森道→青森東IC→R4→R279(むつはまなすライン)→大間崎(見学&大間マグロ)→R338(海峡ライン)→仏ヶ浦展望台→仏ヶ浦(遊覧船&シュノーケリング&漁)→R338→下風呂温泉(入浴)→R338→三沢・淋代海岸PA(P泊)
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