我が家から最も気軽に登れる1000m
大洞山(雌岳)山頂985m直下から雄岳を望む かなり険しい急坂を暫く進むと、それまでの樹林帯を抜けて、やっとのことで眺望が開け、雲出川沿いに連なる美杉村の集落が望める場所に出る。表示板によれば、先ほどの登山口からの中間点のようだ。ここから少し傾斜がなだらかになり再び続く針葉樹林の向こうが明るくなる。えっ?もう頂上?ちょっと疑いながら階段状の道を進むと一気に視界が広がる...大洞山・雌岳山頂(985m)である。 雌岳から望む雄岳はかなりの距離を感じるけど、ガイドブックによれば30分(標識によれば20分)。ここからコル(鞍部)までは一直線に伸びる急坂。お尻に段ボールでも敷いて滑り降りたいほどだ。一旦コルまで下り、そこから雄岳へ急な道を熊笹をかき分けるようにひたすら登る。雌岳から15分、雄岳山頂に到着。
雄岳(1013m)に登頂! 広々とした雄岳山頂は東方向への眺望に優れ、20数本の発電用風車が林立する布引山地から鈴鹿山脈が一望。すぐそばに伊賀富士・尼ケ岳の優美な姿が見える。標高1000mの山頂を吹き抜ける風が心地よい。そんな素晴らしい景色の中、頂上に設えられたベンチに腰掛け、遅めのランチタイム。お腹を満たした後は、PRIMUSをセッティングしてコーヒーを楽しむ。今日のような“なんちゃって登山”でも、眼下に広がる緑を眺めながらのコーヒーは格別の味なのだ。
雌岳のベンチで室生火山群を眺めながら休憩
夕暮れの里山...僕らが登った大洞山の稜線が美しい
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