3月5-6日 乗鞍雪遊び合宿(国立乗鞍青年の家)
チェアスキー初体験!コケても笑顔なAzu(笑)
『明日は早いから、もう寝なさい。』 そんなわけで10時前にMaakunやともちゃんのウェアを積んだまま出発。ここには書けないスピードで北へ。 ところが高山市内でともちゃんに電話をすると、Maakunの体温が39.4℃になって“気合いで直せ!”派のともちゃんがMaakunを医者に連れて行くという。病院や薬に頼らず自分の免疫力で治すことを由とする彼女(『実際に罹って苦しんで免疫を付けないと身体が強くならないわよ!』とか言ってインフルエンザのワクチン注射も許してくれない)が医者に頼るってことは、これは一大事!電話のやりとりを聞いていたAzuが僕の気持ちを察して『パパ、帰ろうよ。』と言い出す。 ツルツルスベスベの道路をテールスライドを繰り返しながらかっ飛ぶこと30分、青年の家の特徴的な三角屋根が見え、カーナビが『間もなく目的地周辺です。運転お疲れ様でした。』と告げたまさにその時、ともちゃんから電話が入る。 初日午後、最初のプログラムは、チェアスキー体験会。たまたま同日に国立乗鞍青年の家に宿泊することになった「日本パラリンピックキャラバン」のスタッフの方から体験してみませんか?と声を掛けていただいたのがきっかけで、下肢に障害がある方のスキーであるチェアスキー(国際的な呼称はシットスキー)を体験出来る幸運に恵まれた次第。 青年の家の玄関前に勢ぞろいしたメンバー、スタッフ&コーチ陣の車椅子を押して初心者ゲレンデに移動。僕自身、足を怪我した時に短期間ではあるけど車椅子経験があって、その難しさ&意外な楽しさは知ってるんだけど(笑)
舗装路では軽々と押せる車椅子も雪面ではなかなか重くて大変である。(Azuも学校で車椅子の方との交流会があって体験済み。彼女の学校は障害者の方々との交流にかなり力を入れていて、彼女はちょっとだけ手話や点字も出来るのだ。)
白樺の間を抜けてゴキゲンなAzu&Moe
なんちゃってモノスキーがいたくお気に入り
青年の家から望む白山と雲海(クリックするとパノラマに)
見上げると空と樹木のコントラストに感動
『来てヨカッタね!』『うんっ!』(クリックするとパノラマに) 絶景ポイントからの北アルプスを堪能した僕らは森の中に誰かがラッセルしたトレイルを発見し、辿ってみることにする。 数分で去年、僕らが雪洞を掘ってコーヒーブレイクを楽しんだ鞍部に到着。何かの看板だろうか?去年も今年も深い雪で完全に埋もれてしまっていて確認は取れないけれど、太い丸太を組んで作られた構造物が雪の中に建っている。Azu&Moeがその丸太に降り積もった雪を100均シャベルで取り除いて遊ぶ。子供たちはトレッキングを終わりにして、ここで遊びたいようだけれど、こんな良い天気の森で新しい発見なしで過ごすのは何だか損な気分がした僕は、さらに歩くことをメンバーみんなに告げる。ちょっと不満げな子供たち。でも
“なんちゃって”とは言え、僕が今日のツアーリーダー。リーダーの言うことは聞くもんだよ、キミたち(笑)
かまくらの入口で満面の笑みを浮かべるAzu&Moe
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