1998-1999
画像が多いので重くてごめんなさい。
6月29日
ついにログハウスへの引越し。誰よりも早く新しい家に入ったのはChicho(笑)2階の廊下に置かれたChicho's
house&トイレが妙にお気に入りの様子。前の家ではあんまり利用しなかったのにログハウスではここにいることが多い。
5月10日
順調に体重も増え(涙)いつの間にか5kgを超えてしまった。でも決しておデブちゃんなわけじゃないのだけれど...。数カ月前にはダイニングテーブルに前足をかけることすらできなかったのに今ではAzuがテーブルの上にこぼしたちりめんをなめることだって出来てしまうのだ。テーブルは70cmの高さだから...デカくなったよなあ!
暖かくなった最近では居間の窓を開けっ放しにしてることが多いので庭や建築中のログハウスのベランダで過ごすことが多くなった。我が家の敷地から外に出ることは少ないので大目に見ていたのだけれど大問題発生!...それはお風呂場でのMamaの悲鳴から始まった。「キャー!!何これぇ〜!」何ごとが起きたのかとすっ飛んで行ったら...洗面器の中にシッポのないカナヘビが3匹、ご丁寧に川の字に並んでるじゃないか!振り返るとChichoが正座してこちらをジッと見てる。「おまえの仕業だな!」そう、Chichoが庭のカナヘビをくわえてきて洗面器の中にコレクションしてたのだ。その後、今度はダイニングテーブルの上に4匹。そして今日は庭でカナヘビで遊んでるChichoを目撃してしまった。僕の視線に気がついたChichoは「しまった!見られたか!」ってな感じで視線を逸らして何ごともなかったかのようにログハウスの方へ去って行ったのでした。(ちょっとエグイので写真はなし)
4月20日
新居用に買ったデッキチェアはいつの間にかChicho専用になってしまった。よほど居心地がいいのかほとんど毎日この上で過ごすChicho。この椅子は幅が90cmあるんだけどChichoの体がはみ出してしまってる!大きくなったなあ...。以前は僕のお腹の上で眠ることもあったけど今じゃ重くて息苦しいもん。
だいぶ出来上がってきた新居も今ではChichoの遊び場と化してる。玄関は閉じられているんだけど、建物の回りには足場が組まれているので身の軽いChichoは大きなジャングルジムみたいな感覚で平気で2階へ。今日はカネ勾配(45°の傾斜)の大屋根のてっぺんで堂々と辺りを見回してた(笑)体は小さいけど、さすが百獣の王ライオンの親戚だけのことはある。
4月15日
Maakunが小学校に入学して以来、Maakunが宿題をしてるとChichoが学習机に登るのです。なぜだかわからないけど...。宿題が終わるとChichoもMaakunと一緒に居間に下りてくる。まるで自分も宿題してるつもりみたい(笑)
今日、Chichoがいつものように庭で昼寝してたら、白い野良猫が庭に入ってきた。また猫語で世間話でもするのかなあって見てたら、いきなり「シャーッ!」って叫んで飛びかかって行く!前足で一撃を加えて背中に噛み付いていくChicho。「ウソだろ!」あっけに取られて見入ってしまった。最初の一撃で戦意喪失した白野良はすごすごと隣の家に逃げる...塀の上でもう一度「シャーッ!」って雄叫びを上げるChicho。猫の世界にも色々あるんだなあって妙に感心した次第。
3月10日
ついに首輪が小さくなったので新しい首輪にお着替え。体重も4kgを超えた。短毛タイプの日本猫とはいえ、冬毛はふさふさしててかなり太って見えるのだが、それにしても大きくなったのは事実。最近では寒いからかあんまり外出しなくて、猫らしく窓際で居眠りばかり...。今月末にはまたカヌー猫にならなくちゃなんないから体力温存してるのかな?
2月4日
昨日の夜から降り続いた雪が朝には4〜5cm積もってる!今年の初雪が初積雪になった。Chichoにとっては生まれて初めて見る雪。窓際のチェストの上から興味深そうに眺めていたので、そっと窓を開けてやると...すごい勢いで飛び出して行ったものの、足の裏が冷たいのかへっぴり腰で歩いてる!猫のへっぴり腰なんて初めて見ました(笑)
「イ〜ヌは喜び庭駆け回り、ね〜こはこたつで丸くなる〜」なんて歌があるけど、やっぱり雪は苦手みたい。でもうちはこたつないからなあ...。
1月31日
我が家の引っ越しが完了し、当然Chichoも新居へ。最初は全然落ち着かない様子だったのだが、家族が全員揃うとそれまでのソワソワした感じがウソのようにお昼寝。「犬は人につき、猫は家につく」というのはどうやら嘘のようだ。トイレやエサ場も変わったけど、一度も失敗することなくおりこうさんなChichoなのだった。Chichoの一番のお気に入りは、今度新しく購入した子供たちの2段ベッド。夜はもちろん、昼間も上段(Maa-kunのベッド)の日溜まりから離れない。僕も試しに寝てみたら、最高の場所だった!猫はよく知ってるよなあ...。
1月5日
ついにお正月休みも終わり、家に帰る日がやってきた。「このままチーちゃん置いていってもいいわよ。」とMamaの母が言うほどおりこうさんのChicho。ログハウス建築が始まる2月末からの仮住まいを考えるとそうしようかなあ、なんて思った(笑)けど子供たちの猛反対に遭い、とりあえず連れて帰ることにする。小倉からは、またまた500系のぞみ。世話する人が多いから楽かなあ、なんて思ったら...当てが外れた。篭の中からニャンニャンニャニャン....仕方がないからずっと膝に抱いて大阪到着。疲れた〜。Chichoは甘え上手なんだな、やっぱり。(でも膝に載せてたらすごく大人しいから楽だけどね。)
12月31日〜1月4日
自分の家じゃない場所での生活はChichoにとっても大きな負担だろうって考えてたけど、どうやらそんな心配は必要なかったみたいだ。実家には大きな柴犬のChan!がいるというのにChichoは我、関せずって感じで我がもの顔で家中を闊歩する。いつものように食欲旺盛で、到着したその日に実家のおばあちゃんの膝で居眠りする始末。「さすがは、元・野良猫!」って妙に感心してしまう程の適応力だ。犬のChan!もかなりのおばあちゃんなので、ちょこまか動き回るChichoにもちょっかいを出さないし、Chan!のおかげで近所の野良猫たちも近づかないからか、翌日からは庭に出て日なたぼっこを始めた。つくづく猫は楽だなあって実感した。
12月30日
なんと2ヶ月ぶりの更新!ま、Chichoも家族の一員として特別な存在じゃなくなった証拠なのかも知れないけどね(笑)この2ヶ月、彼も生活のパターンが決ってきたみたいだ。朝、早起きのMamaの起きるのを待ちかねて、朝ごはんのおねだり。寝起き眼のAzuとじゃれ合った後は、Maa-kunの登園とともに外出。(外出といっても庭で日なたぼっこしてるだけで他所に出かけることは全くない。)30分ほどしてMamaとAzuが幼稚園から戻ると一緒に家に入ってまたまたサンルームでお昼寝。日中は2階でお気に入りの壊れたチャイルドシート(クルマ用)で昼寝。MamaやAzuが外出するたび庭に出たり入ったりをくり返して、夕方Papaが戻って来るとPapaとじゃれ合って、爪とぎして、うんこして、ホットカーペットの上でTV見て、子供達が寝たら布団にもぐり込んで、PapaとMamaが寝たら寝床をPapaとMamaの間に変えて、いびきも高らかに寝る...そんな感じだな。
ところが、そんなChichoの生活に異変!お正月なので、家族がMamaの実家に里帰りすることになったのだ。まずは先発隊のMama,Maa-kun,Azuが12/26に九州へ。残されたPapaとChichoの2人暮しが始まった。そして今日12/30はついに新幹線初体験なのだ。カヌーに行った時のペットキャリー(カゴ)は全くPapaの顔が見えないから不安みたいなので、新たに籐製の上蓋が透明アクリルになってるのを購入。途中でおしっこタイムの散歩が出来るよう、綱も買って準備万端。朝8時の私鉄に乗車する。大阪までは約1時間半だが思いの他大人しくて拍子抜け。地下鉄で新大阪に着くと駅前のメルパルクの前の公園でおしっこ休憩。ところが知らない土地で散歩するのは怖いみたい(尻尾を後ろ足の間に挟んで座り込んでしまった)で結局すぐに新幹線ホームに。精算所で手荷物料金270円を払って、「500系のぞみ」に乗込む。新型新幹線(...の最後尾の車両)は結構揺れるので不安らしく発車と同時にニャンニャン鳴き始める。仕方ないのでカゴから出して膝に載せるが、隣のおねえちゃんが猫好きでダッコしてもらったりして御満悦の様子だった。(目を細めてゴロゴロ咽を鳴らす始末)とにかく普段独りで乗ってる時は他人に話し掛けられることなんてほとんどないのに、今回は女の人(しかも若くて美人が多かった...笑)に話し掛けられて立ち話ってパターンが多くて嬉しかった(Chichoが?Papaが?)僕は猫ビギナーだけど、世の中には猫好きが多いんだなあって改めて思いました。そしてChichoと僕を乗せた500系のぞみは2時間ちょうどで小倉に到着。心配してたほどのこともなく、Maa-kunとふたりで乗ってたような感覚でした。それにしてもカゴの中におむつシート敷いてあったのに5時間の間、一度もおしっこもうんこもしなかったのにはビックリ。なんだか可哀相なことしたのかも。
10月26日
今日は朝から脱走すること数回。ついにMamaにとっつかまってお仕置きにお尻ペンペンされてた。そうしたら昼前にMaa-kunと外出してそのまま戻って来なくなってしまった。「あんまり叱ったから家出したんだぜ、きっと」僕がそう言うとMamaはちょっと心配そうだ。夕方外が暗くなってきたら、さすがにMamaもホントに心配になったみたいで外を捜し始めた....。
「あー!」Mamaの叫び声がする。「どうした、どうした!」って家族全員で表に出てみると...Chichoが2階の屋根の上にいる!「きっと降りられないのよ、パパ助けてあげて!」「ネコがあの程度の高さから降りられないはずないさ...」「怖いの?」高所恐怖症のPapaに掟破りの言葉を投げ掛けるMama。「こ、こわくなんか、な、ないさ」おもむろに靴下を脱いで屋根に登るPapa。ああは言ったものの暗がりのなか高いところに登るのは実に怖い...Papaがやっとの思いで2階の屋根に登り着いた時、Chichoはひらりと身をかわして屋根から飛び下りた。Papaはその時Chichoがニヤリと笑っているのを見た(笑)
10月17日
旅行から帰ってくると、やっぱり一番心配なのはChichoのこと。空港につくやいなや獣医さんに電話。「元気ですよ〜。」そのひとことでホッと安心する。昨日家に戻ったのが夜遅かったので、今日引き取りに行った。そうしたら甘える甘える!ニャンニャン鳴きながら犬じゃないのに尻尾振って喜んでる(...ように見えたんだな、ほんとに)。
それからが大変!どこへ行くのにも足元にまとわりついてきて何度も踏みそうになってしまう。トイレにもお風呂にも一緒について来るのにはまいった。夜もふとんの中にもぐりこんで片時も離れないのだ。よほど淋しかったんだなあ.....。
10月9日
オーストラリアに旅行するってことでChichoは当然お留守番。ペットホテルに預けるのもなんとなく可哀相(どうしてもペットショップの環境を思い起こしてしまう)なのでいつもの獣医さんに相談してみる。
すると、なんと預かってくれるそう!これで安心して旅行に行けるぞ!
9月15日
今日は何度もお出かけのChicho。お出かけとはいっても裏の空家の庭で遊ぶだけなんだけど。台風が近づいてて暴風雨なのに嬉しそうに出掛けて行く。こりゃ、もしかしたら「いーぬは喜び庭駆け回り、ねーこはコタツで丸くなる」季節になっても雪上をにゃんにゃん嬉しそうに走り回ってるかしらん?
2〜3時間後、玄関で独特の鳴き方で「家へ入れてくれ〜」と鳴くので扉を開けると...何やら黄色いドライフラワーのようなものをくわえてる。薄暗い玄関で僕の前にポトリ。少し早い誕生プレゼント(僕の)かなあって嬉しくなる。茎の部分を持ち上げて明かりの方に向けると...う、動いてる!ドライフラワーが動いてる!さらに明かりをつけてみると...「ひえっ!」
それはドライフラワーでもなんでもなく、巨大なスズメバチだ!茎だと思ったのは脚だった。しかもChichoのおもちゃにされたのに、まだ生きてる!ずぶ濡れChichoは僕の足元で伏せの姿勢でゴロゴロのどを鳴らしてる。目が「akiちゃんホメてよ!僕、偉いでしょ」ってな感じで得意満面の笑みを浮かべてる(...ように見える)。いくらなんでもスズメバチはやめてくれよって思いながらも、また貢ぎ物されちゃかなわないので誉めてあげた。
そういえば、今日は娘のAzuがChichoに引っ掻かれた。Chichoの通り道で昼寝をしていたAzuの顔の上を「運動会モード」のChichoが走り抜けた結果(笑)ネコを飼う前ならネコの方を叱ってただろうけど、今じゃ「Chichoの通り道に寝てたオマエが悪い!」って泣いてるAzuを叱る有り様。うちも変わったもんだって夫婦で笑いました。
それにしても、Azuはよく動物に引っ掻かれたり、噛まれたりするなあ。1才の時リャマに帽子食べられた時、髪の毛も一緒に引っぱられてヒーヒー泣いたし、2才の時は牧場で馬に足を噛まれたし...。あの時は血が出たので病院に行って、お医者さんに「ちょっと、動物に噛まれまして...。」「犬ですか?猫ですか?」「い、いえ、馬です。」(爆笑)ってなコトもありました。今でも「馬に噛まれたAzuちゃん」として結構有名(笑)そういえばバードパークでオームに耳かじられたし、カメレオンに眼(!)なめられたし、ザリガニに指はさまれたまま、近所の奥さんに助けを求めたことも...。
9月2日
Chicho三種混合予防注射の2回目。おとなしく注射される。診察台に体重計がついてるので見てみると...2.9kg!
我が家にやってきた時は1.84kgだったからもう1kg以上増えたってことだな。最近家を抜け出して裏の空家のお庭で遊ぶのがお気に入り。周囲をイヌのいる家に囲まれてるのでよそには行けないみたいだ。外遊びがひどくなったけど腹が減るとニャーって玄関で鳴いて戻ってくるところがカワイイ。
8月19日
朝、Chichoの鳴き声で目が覚める。まる一日絶食なので腹減ったみたい。注意深く観察してみるが、特に変わったところはない。よかった!性格変わっちゃったらどうしよう、なんて心配は杞憂に終わった。ただ、鳴き声のトーンがはっきり判るほど高くなった。我が家に迷いこんできた時のような少し甘えた声だ。こっちの方がカワイイって家族の意見は一致したからいいんだけどね。
8月18日
カヌ−猫Chichoにも人生、もとい猫生の転機が訪れた。今日ついにオス猫ではなくなるのだ!去勢手術である。人間にその権利があるのかっていう議論はともかく、現代の飼い猫として生きていく以上は避妊は避けて通れないのは事実。Chichoのようにうまく自分の居場所を見つけられればいいけど、大抵は処分されたり野良として苛酷な生活を強いられ、数年で命を落とすことになるのだから。Chichoも可愛いけどその子供にも愛情を感じるに違いないんだけど、現実問題として全部を面倒見られるはずもないしね。逆に去勢手術を受けさせることは、飼い主の最低限の義務だと思います。
ま、ムズカシイ話はそれぐらいにして、昼前にいつもの「ネコの名医」さんへ連れていく。健康状態をチェックしてもらった後Chichoは手術室へ。洗濯用ネットに入れられて、大人しく居眠りなんかしてるけど、彼は自分の運命を知らない(ううっ、かわいそう・・・)MAMAは「手術が終わったらチェリ−ちゃんって名前に変えようかしら。」なんて冗談を飛ばしてるけど、このままオンナを知らないなんて!と男にしかわからない同情の気持ちを感じる。「痛いんでしょうね?やっぱり」なんて馬鹿なことを聞く。「全身痲酔ですから痛くないですよ(笑)」っていう先生の言葉に救われる思いだ。夕方引き取りに来て下さいってことでとりあえずChichoとはお別れ。
夕方、引き取りに行くと手術室横のゲージの中でうつろな目をしたChicho。まだ痲酔が効いてるらしい。「痲酔が完全に切れるまでは多少吐くかもしれないですから食事や水は与えないで下さい。」などと幾つかの注意点をお聞きし薬を頂く。人間と同じで溶ける糸を使ってるので抜糸の必要はないとのこと。そこでまたまた僕の間抜けな質問。「いつ頃から入浴しても・・・?」「えっ、お風呂なんか入れてるんですか?」「はあ、2〜3日に一度・・・」「猫はお風呂なんて入れなくていいんです(笑)」「へっ?」そうか風呂入れなくていいんだ!でもいつも湯舟に浸かって目を細めてるぞ。
先生の予告どおり家で2回ほど吐いたけど、動きはいつもとそんなに変わらないからちょっと安心。明日から彼の行動にどんな変化が現れるのか注意深く見守っていこうと思う。
(猫の去勢手術は市から助成金が出るらしいって聞いてたんだけど、残念ながら今年4月から廃止になったんだって!時代に逆行してるって思いません?隣町は今もイヌも猫も助成金が出るんだって・・・。ま、1万円なら大事なChichoのためだし仕方ないか・・・)
8月13〜14日
今日はChichoの「カヌー猫」デビューの日。ここ10日ぐらいお風呂で水に慣れる練習をしてきたけど、果たしてうまくいくかどうか心配だ。いずれにせよ今回の区間は「0歳児も連れていける」コースなのでChichoに過度の負担を与えることにはならないだろうけど。帰ったらPapapaddlerのカヌー日記に詳しく報告します。
・・・っていってるうちに帰って来ました。ホントに大成功!Chichoは立派なカヌー猫になりました。意外なことにとっても上手に泳ぐんだなコレが。アウトドア生活も僕なんかより楽しんでたみたいだし。今朝もクルマでお出かけするって聞かないんだもの。仕事だって言っても解らないよなあ。
Chicho
The Canoeing Cat
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岩に留まってるセミを狙う
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特等席で寛ぐChicho
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鮎を目で追うChicho
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8月11日
MAMAと子供達が里帰りして以来、chichoとふたりの生活も今日で5日目。いつもならひとりだと何となく寂しいんだけど、Chichoのおかげでにぎやかな「独身生活」だ。彼の世話も慣れてきた。エサを貰う人がご主人(又は親切なお友達?)と解ってるらしく朝のお見送り&夕方のお出迎えは律儀にやってくれる。我が家にも慣れてきたのか、日増しに態度がデカくなってきたけど。
相変わらずお風呂は嫌がらないけど、「カビキラー」してるのに風呂に入ろうとして困った(笑)庭でのブラッシングは目を細めてゴロゴロ。ただ庭で遊んでた時、初めての貢ぎ物を持って来た!口にくわえてきて、僕の前にポトリ。セミだ!こんなもんいらないよ!でも一応満足したふりして「よくやった。」と誉めてあげた。(そうしないと「これじゃ足りないのかなあ」って思ってもっと獲物を運んで来るらしいので・・・)
今度のカヌーでの川下りに備えてライフジャケットの試着をしてみる。犬用なのとまだ体が小さいのとでフィットはイマイチ。これじゃすっぽり抜けてしまうなあってことで今度はライジャケなしで行くことにしよう。
8月2日
Chichoの隠れ家&トイレカバーがほぼ完成!乾燥させるためにサンルームに置いておいたら、早速好奇心旺盛なChichoが隠れ家に入った。どうやら気に入ったみたいでなかなか出てこない。嬉しいなあ!計算どおり大きさはぴったり!「でも、トイレは大きくならないけど、Chichoってこれからどんどん大きくなるんじゃないの?」MAMAのひとことに愕然となる。そ、そうだった!トホホ・・・。
Chichoの隠れ家&トイレカバーの作り方はこちら
Woodycraft
Workshop#3
8月1日
Chichoがうちにやって来て今日で一週間になる。いまではすっかりリラックスして、いつも上のポーズ(笑)。それにしてもネコってお利口な動物だなあって感じる。トイレは相変わらずちゃんと出来るし、無駄鳴きはしないし、なにより人間とうまく距離を保ってるので煩わしいなんて感じさせない。そのくせ帰ると玄関まで迎えに来るし、僕が暇そうにしてると擦り寄ってきて甘える。かわいいんだコレが。
今日はお風呂に一緒に入ったんだけど、ネコが水嫌いなんて感じさせないほど大人しい。逆にシャワーを浴びて目を細めてる!気持ちいいんだろうか?カヌー猫も夢じゃないかな?ただ、Chichoにも苦手なものはある。そう、子供達だ。せっかく寝てるのに無遠慮に抱きかかえたり、イタズラしたりしてChichoを困らせる。どうしたら安眠出来るかって彼は彼なりに考えてるんだろうけど、いつも、子供達に捕まってしまう。そこで、僕はChichoのために隠れ家をつくってあげることにした。トイレの砂がこぼれやすいので、トイレのカバーも作ってみよう。今日は材料を買ってきてジグソーでカット。仮組みまででタイムアップだった。(花火大会から帰って来てから始めたから1時間しかなかったしね。)どこかで二股に分かれた木を拾ってきて高さ1mぐらいのツリーハウス風に仕上げるつもり。そうすれば運動になるし、高いから子供達から逃げられるし、爪研ぎがわりにもなるしね。2〜3日で出来上がると思うけどChichoは気に入ってくれるかなあ・・・。
7月29日
夕方から夕立で大雨。雷も鳴り出してChichoもさすがに怯えている様子でサンルームの床下から出てこない。妻とふたり(Maa-kunも交えて)見つめ合って何も言わずにうなずく。サンルームからChichoを引きずり出し風呂へ。蚤取りシャンプーで洗って、ついに家に入れてしまった!「今日は特別だよね。」「うん、テストみたいなものさ。」などと口々に言い訳しながらみんな幸せな気持ちだ。その時、それまで絵本の棚でとぐろを巻いていたChichoがスクリと立ち上がりサンルームに置いてあるトイレに向かう。まさかねっていう目の僕らを尻目に前足で2.3回砂を掘り起こし・・・できたぁ!一度も失敗することなく、教えたわけでもないのにおしっこをトイレでしたのです!(その後でまたまたトイレに向かったと思ったら、ウンチもトイレの中央にドカーンと出来ました。)滅茶苦茶賢いじゃないの!って思いきりホメてやりました。よく考えたら室内って砂があるのはトイレだけだから自然と出来るようになるんですよね。でも犬のチャーリーの時にはすんごく苦労しただけに呆気無いほどの簡単さでしたよ。
あんまりホメてノドを撫ですぎたからか、「ゴロゴロ」が止まらなくなっちゃいました(笑)今も大の字で床に転がってゴロゴロ言ってます。
7月28日
昨日作ったポスターを雨に濡れてもいいように光沢紙に5枚印刷し、近所に張らせてもらう。(EPSON
PM-750cは耐水インクだもんね)子供たちが代わるがわるダッコするので病気とかノミとかが心配だし、もし誰かにもらってもらうとしても元気に送りだしたいってことで獣医さんに連れて行くことに。友人から「猫の名医」と評判の獣医さんを教えてもらったのだ。(うちの犬とは別のところだ。)
受付で「お名前は?」って聞かれたので「akihikomです!」って答えたら「いえいえ、お父さんの名前じゃなくて、猫ちゃんのですよ。」って笑われた。その時初めてネコに名前がないことに気付いた。「おい、どうする?」「どうするって言われたって・・・。」といきなり家族会議(笑)
喧々ガクガクの結果、Chichoに決定!僕ら夫婦がスペインをブラブラしてた時の宿に飼われていた可愛くて賢い犬の名前だ。「巻き毛の前髪」って意味だけど、ま、簡単に言うと「カールちゃん」ってところかな。そういえば縞模様が巻き毛に見えないことはない(かなりこじつけ!)
笑って見ていた先生に診察券(!)と保険証みたいな手帳をもらって、早速、検便、体温測定、診察などしてもらう。ノミはいたけど、異常なしっていう診断。ここで初めて生後3ヶ月ぐらいと判明した。三種混合ワクチンを注射してもらい、ノミの薬をうなじ(?)に落としてもらって診察、治療は終了。他の患者、じゃなく患ネコさん居なかったので、先生にネコについて根掘り葉掘り質問する。人間にうつる病気は妊婦以外はそれほどないこと、他人に迷惑さえかけなければ家の中で飼っても外で飼っても、どちらでもいいことなどをお聞きして妻と目で合図し合った。『うちで飼おうか?』『飼いましょう!』
夕方からはペットショップ巡り。誰かに貰われるとしても首輪やエサ、爪とぎぐらいは揃えてあげなくっちゃ、と妻が言うのでそれらプラス蚤取りシャンプー、ブラシ、食器などを買う。名札はアルミ削り出しのピルケースみたいなのを買った。そしてなんとペットのライフジャケットを発見!体重2〜10
lb.のだけバーゲン品だ!造りもニンゲン用に遜色のないデキだし。ライフジャケット>カヌーに乗せる>世界初(たぶん)のカヌー猫・・・っていう浅はかな考えが頭を駆け巡り買っちゃいました。(ただ、家に帰って説明書を良く読んだら、for
dogであることが発覚。そういえばネコが泳いでるの見たことないよなあ。)
今日は僕の書斎にだけ入室許可を与えた。1時間ぐらいだったけど、僕もネコのいる生活ってのを堪能させてもらった。
今になって爪とぎを使い始めた。またたび振り掛けてないのにすごいや!
7月27日
ネコがいなくならない!エサ与えたから当たり前だわな。これで我が家にこの子猫に責任が生じたわけだ、トホホ。でも正直言っていなくなって欲しいような、欲しくないような微妙な気持ち。揺れる男心(笑)ただ、うちで飼わないなら飼い主を捜さなければってことでポスターを作成する。ポスター作ってると、またまた窓の網戸にネコの姿。ここは2階だって言ってるだろ!
うーん、ケナゲな奴。こんなに慕われてるのに人にあげちゃうなんて、と少し罪悪感。だけどなあ、ネコなんて飼ったことない俺なんかよりもっといい飼い主がいるよ、きっと、なんて恋人から身を引く男みたいなセリフを吐きながらポスター制作に励んだのでありました。
仕事中もネコ好きの友人知人に「ネコいらない?」の電話攻撃。「うちも3匹いるから駄目だけど、ネコのトイレセットを持ってくよ!」とか「うちのネコ鰹味嫌いだから鰹のキャットフードあげるよ。」などと、夕方までにネコ用品の山!どうしてネコ好きの人はこんなに親切なんだ!って感動してたら「もらってあげられない、せめてもの償いに・・・」なんて人もいたりして。
7月26日
カヌーとは関係ないんだけど、我が家にちょっとした事件発生。子猫が迷いこんできた!昨日の夕方からミャーミャー鳴いてて、いつかどっかへ行くだろうって思ってたのに夜になってもずっと鳴き声がしてる。家族が台所にいる時は台所の窓の下で、TV見てる時は居間のサンルームの外で、寝室で寝てたら寝室の窓によじ登って網戸にぶら下がりながら中を覗いてる!
こりゃ眠れないわ!ってんで書斎でパソコンしてたら、な、なんと2階の窓にそいつの姿が!えっ?ここ二階だぜ!
そのうち窓から落っこちて足を打撲したみたい。ちょっと足引きずってる。あんまり鳴くもんだからパンちぎってミルクにひたしてあげたらガツガツ食べて、即、鳴き止みやがんの。現金な奴!朝になってもサンルームの窓にへばりついて中を伺ってるし、困ったなあ。ウチは犬がいるし猫飼ったことないからどうしたらいいんだろ。
でも、カワイイんだこいつ。尻尾だけアメリカン・ショートヘアみたいな色のオスのトラ猫なんだけど、仕事中も家に何度も電話して「あいつ、どうしてる?」って聞いたりして。子供たちはっていうと犬のノミ取りシャンプーでお風呂に入れたり、スーパーに行っても自分達のおやつなんかには目もくれず、子猫用のキャットフードのコーナーに走ったりと、もう飼うつもりみたい。弱ったなあ。といいつつ離れがたくなりつつあるのも事実。猫は嫌いっていいながら、女性は猫タイプが好きだったりするわけで、ま、もう少しこのままにしておくか。犬のチャーリーも12年前に拾ったんだし、今度もこのままだと名前がつくのも時間の問題って感じ。どなたか猫の飼いかたをご教授下さい。