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January.2005 part.3
 

 

 

 


新雪の斜面を登攀するMaakun

 

1月22日 御在所スノーシュー!

『大丈夫だって!日曜日なんてリフト乗場が長蛇の列なんだぜ。あんなに大勢の人たちに愛されてる魅力的な遊び場がなくなっちゃうわけないよ。』
『そうよね、来年も行くんだから子供たちのスノーシュー買い換えちゃおっ!』

去年の冬、僕らの雪遊びのメインゲレンデである比良山のリフト&ゴンドラが廃止になるという噂を聞いた時、僕らはこんな話をしながら小さくなった子供たちのMSRタイカーを大人と同じデナリ・クラシック(バーゲン超格安!)に買い換えた。実際、比良山スキー場の存続嘆願の運動も起こっていた(我が家も署名しました)し、比良町唯一のスキー場ということで京阪電鉄から町が施設を買い取って第3セクターでの経営を行うという話もアナウンスされていて、万にひとつも廃止されることはないという気持ちで春を迎えた。


デナリクラシック(左)とタイカー(右)

ところが!ごうちゃんから悪い知らせがもたらされる。『比良山やっぱ、廃止になってもたわ。』ええっ!困るよ、それ!と僕が叫んでみてもどうなるものではなく、あっけなく、ホントにあっけなく廃止が決まってしまったのだ!
『ま、麓から歩いて登りゃエエわけやし、僕ら的には比良山が静かになってエエねんけどね。』とごうちゃんは言うけど、“なんちゃって”な我が家には大問題、スノーシュー遊び存続の危機なのである。僕とMaakunはごうちゃんの言うように比良山なら登れなくはないけど、うちのガールズは絶対無理...というか不平不満ブーブーは必至。
こりゃ大変だ、新しい雪遊びフィールドを開拓しなくては!と地元の山屋さんに聞いたりwebで検索して探し回ったものの、スキーじゃないんだからそんなにお金と時間を掛けて遠くに行くのもねぇ...というスケベ心が災いして適当な場所が見つからない。

しゃぁない、開田高原まで行くしかないか?そんな話をしていた矢先、BBSに“カヌー”で“薪ストーブ”なお友達・やまなかさんから嬉しい情報がYahoo!PHOTOSの魅力的な写真を添えてもたらされる。御在所?これが御在所?御在所岳1212m...鈴鹿山脈の麗峰にして関西ローカル登山&クライミングの聖地。山麓から山上へ我が国屈指のロープウェイ(1959年開通)が伸び、山上には“日本カモシカセンター”という動物園と、たぶん商業施設としては日本一小さなスキー場があるお山。山麓の山屋さん“シャ●ニー”さんに尋ねた時には『雪洞?アハハ、無理無理!雪ないもん。』と一笑に付されたこともあってOut of眼中(古!)だったんだけども、写真を見る限り『冬ソナ』で雪ダルマKissのロケ地のようなイイ雰囲気(笑)。『御在所だったら家の窓から雪の状態見てから行けるよね(笑)』


御在所岳が姿を現す!

ロープウェイで山上へ

そんなわけで、ホントに窓から鈴鹿山系の雪を確かめてからトレッキングの準備を進め、9:00過ぎに出発。ロープウェイ乗り場まで50歩!の駐車場に停めたDiscoで着替を済ませ、10:00にはもうゴンドラの中から伊勢湾を眺めている状態...ホントお手軽なのだ。
素晴らしい眺望を楽しみつつ、眼下にもしかしたら見られるかもしれない野生のカモシカを探しながら標高差780mを一気に上って、12分で僕らは山上公園駅に到着だ。


も、もうすぐ到着するんだけど...

スノーシュートレッキング開始!

山上駅の気象状況は10時現在で気温マイナス5℃/風速7〜9m。札幌とほぼ同じ気温のこことしてはかなり良い気象条件のようだ。
山上駅のドアから外に出ると、さすがに山頂!って感じで雪が斜め下から吹き上がってくるけれど、スキーの時より一枚余分にレイヤードしてきたので、全然問題なし。道も綺麗に圧雪されているのでザックにスノーシューを差し込んだままブーツで第一ケルンを横目にカモシカセンターとレストランがある広場へと向う。広場には観光用の氷瀑がディスプレイされていて、ソリ遊びに興じる家族連れで賑わっている。今日は第2ケルンから武平峠に向ってトレッキングを楽しむつもりなので、ここでスノーシューを履いて登山道へと進むことにする。

 


明るいブナとアカヤシオ林を進む
(気温マイナス5℃/風速7〜9m)

 

広場からの直線道の両側は一面のアカヤシオの疎林。ここが『冬ソナ』の道だなぁ、なんて苦笑しながら伊藤冠峰詩碑の横を通る。朝一番の登山者が歩いた幅40cmほどのトレイルはスノーシューには少々歩き辛いので、一番体重が重くて力が強いPapaが踏み跡の両側をスノーシューで踏み崩して道幅を広げながら進むんだけど、これが結構大変。


コケても笑顔『痛くないもん!』

かえって新雪をラッセルしてる方が気持ち良いので、わざと道を外れて新雪をモフモフ。
今日初めて大人用のデナリ・クラシックを履く子供たちは、ヒールアップの機能に戸惑っているようで(*子供用のタイカーはヒールが固定式なので後退ができるけど、デナリ・クラシックは出来ない。)、体重とのバランスがましなMaakunはすぐに慣れたけど、Azuは転倒の連続。『わっ!』とか『キャ!』とか小さな悲鳴を上げて転倒するAzu。
雪面に顔を埋めたまま動かないのでちょっと心配して振り返ると、小さく肩を震わせて...
『ムフ、ムフ、フフフフ...。』無気味なムフフ笑い(笑)。新雪のホワホワした感触を楽しんだ後、ピョコンと顔を持ち上げて『気持ちいいぃぃぃ〜!』...転倒して気持ち良いのはスノーシューだけなのである。


新雪で浮力が足りない!

急斜面をトラバース

『オレ、この場所のことあんまり知らないからさ、あんまり道を外れるなよ!』ツアーリーダーPapaは一応注意はするけれど、本人がホワホワモフモフの新雪を求めて道を外れて歩いてたら説得力はナッシングなわけで、みんなテンでバラバラに好きなよーに歩き回ってる。
15分ほど歩くと『←ロープウェイ800m 500m武平峠口→』の看板。その反対側に雪に埋もれた看板があって御在所岳山頂、とある。ピークハンターのMamaの強い希望で(ロープウェイでやってきてピークハントも何もないと思うんだけども...笑)、比較的急な斜面を登って行くと5分ほどで、標高1212m・御在所岳山頂の一等三角点に到着。


エラそうに近道を進むAzu

でも新しいスノーシューに慣れず転倒の連続(笑)

 


御在所岳山頂に到着

 

 

スノーシューといえば定番の鴨鍋

『よし、じゃ、元の道に戻って峠登山道を進もう!』というPapaの言葉をさえぎって、子供達の“ハラ減ったぁ〜!”コール(涙)。じゃ、ちょっと休憩しようかってことで三角点から少し下った休憩所の東屋に行って、そこで初めてザックを下ろす。

ザックからチョコレートを取り出そうとガサゴソやっている間にふとMama&子供達を見ると、スノーシューを外して東屋の設えられたテーブルとベンチを雪の中から発掘中。『お、おいおい何してんだよ?』と尋ねる僕に耳を疑う言葉が聞こえる。
『何って、ここでランチタイムよ。ここを掘ったらちょうど良いテーブルがありそうだし...。』
『バカ!まだ歩き始めて1kmだぞ。それにスノーシューのランチタイムは雪のテーブルと雪の遮風壁って決まってるんだ!』

『だってお腹ヘッタもん。それに雪のテーブルは熱で融けちゃうでしょ?これは絶対融けない(笑)』
Azuのディパックに挿してあった100均のプラスティック製ショベルでやけに手早くコンクリート製のテーブルとベンチを掘り起こした3人は、サッと各々のTheButonを敷いてベンチに腰掛けて寛ぎはじめる。いつもはPapaの味方のMaakunもhungry?には勝てないようで、3対1の多数決でここでランチすることに決定(涙)。
『ほら、ぐずぐずしてないで早くMSRに火を点けてよ!』
ザックから冬山の定番・MSRウィスパーライトを取り出してプレヒートから着火に至る一連の作業を完了すると、シューという音がゴワァァという力強い音に変わり、それとともにメラメラって感じの赤い原始的な炎が“これぞ文明!”ってな青い炎に変化する。


ちょっとうどんが多過ぎ?

無言でむさぼるように食べる

鴨鍋の材料で満たされたアルミの大鍋を架けるとテーブルにうっすら残っていた氷雪が波紋のように融けて、見る見るうちにテーブルに黒い円が出来る。
ほぼ稜線上に立つ東屋には断続的に風速10m近い風が吹き込むので、さすがのMSRの炎もボボボ〜と音を立てて揺らぐけれどペナペナのアルミホイルのような付属のウィンドスクリーン(この割切りがMSRたる所以だよなぁ...)で鍋を囲むとすぐに鍋が沸き立ち始める。
『あのさぁ、スノーシューの愉しみってのはさぁ、歩くだけじゃないんだよ。解る?』
『当たり前よ!歩くだけじゃないわよねぇ。スノーシューで一番の楽しみは...』
(3人で声を合わせて)
『鴨鍋っ!』
(ホントは“風が避けられる窪地を探してランチを楽しんだり”という答が欲しかった...涙)

 


我が家の雪洞2005バージョン!
(ちなみにスノーシューは飾りじゃなくて、こうしないと雪に埋もれて行方不明になるのです。)

 

ランチタイムの後は、お楽しみの雪洞掘り。(もうこの段階でトレッキングを続ける気持ちは一切なくなってるし...笑)東屋の近くの吹き溜まりに場所を定め、ショベルで軽く試掘。かなりの深さであることを確認して、まずは人がギリギリ通れる大きさ(直径60cmほど?)のトンネルをショベルが届くギリギリまで掘り進む。

次に横の壁を落とし天井を削り、その後は自分が中に入りショベルのブレードの大きさの四角いアイスブロックを切り出す要領で、どんどん内部の空間を広げていく。
僕は穴を掘るのが昔から得意で(しかも我ながら上手だと自負している。ま、それで女の子にモテるわけじゃないけど...笑)BSではいつもトイレの穴を完璧なミカン掘り(入口は人が跨げる30cmほどの大きさで、人間の体重を支えられる深さ30cmほどから下は直径1m近くにもなる大きな穴になってる。メンバー全員の一週間分の●●●をひと掘りの穴で処理することができた。ちなみに今の常識ではこれは×。微生物やバクテリアが処理できるよう浅く、しかも雨で流れないように掘るべし!)にして得意がってたぐらいなので、ほぼ均一な固さでしかも軽い雪を掘るのは、もう快感以外の何物でもない(しかも我が家にはジュラルミン製の本格雪山登山用ショベルがあるし!)。


昼食の後は雪洞作り開始!

ウェルカム・トゥ・アワ・雪洞!

最後に天井をスムーズにドーム状に削る(これをしないと人が中に入ってしばらくすると融け出した雪の水滴が落ちてくる。温泉の天井が円形になってるのと同じ原理ですな。)と...約30分で幅3.3m×奥行2m×天井高1.2mほどの雪洞完成。
この広さは大体4人用ドームテント=4畳に相当するので、通気孔を残して持参のツェルトで入口を閉じればこのまま家族4人がここでビヴァークできるサイズである(もっと小さい方が暖かい)。

実は僕の雪洞歴はたった5年。
これまでに掘った雪洞は10コに満たないけれど、それでも段々と上達するものである。もちろん、イザという時には役立つスキルだろうけど、今のところ僕は家族を連れて冬山に登るといったチャレンジャー(笑)な気持ちは一切ない。

また僕らの遊び場において家族連れで万一ビヴァークするような事態になったら、そのプランをたてた僕は完全に父親失格でもあるので、まさに“トリビア”なスキルで終ってしまいそう。とはいえ、そのうちいつか掘っても掘っても地面に届かないような場所で4LDKとか2階建の“雪の宮殿”みたいな雪洞を掘るのが夢だったりするんだけども...
要するに子供の頃ハマった『基地遊び』まんまなわけで、その上、春になったらキレイさっぱり消えてなくなる無常さってのも雪洞掘りの魅力なんだよなぁ(笑)

雪洞が完成したところで、家族4人で中に入ってシングルガスバーナーでコーヒーを煎れる。広さはかなりあるけど天井が低いので、お湯が沸くころには雪洞の中の気温は5℃を超える(ザックの上に置いたCASIO プロトレックによれば)。


広角レンズじゃない普通のデジカメで余裕で撮れる広さ

理論上、外気温が氷点下何十℃になろうとも閉じられた空間である雪洞の中は0℃以下にはならないなわけで、それなりのマットと濡れを防止するシュラフカバーがあればかなり快適に眠れるはずである。(実際に今日も雪洞と外気温の温度差は5℃以上あって、しかも風があったので体感温度は10℃以上は違う感覚...男は『基地遊び』女は『ママゴト遊び』の懐かしくも楽しい雰囲気も手伝って家族全員が雪洞から出られなかくなってしまった)


雪玉生産中のAzu

外気より5℃ほど暖かい雪洞の中でコーヒーを飲む

なんで雪洞はこんなに楽しいんだろ?

ここで泊まろうか?(マジで)

しかも雪が音を吸収するので、雪洞内は全くの無音。雪洞の外の音は全くと言っていいほど聞こえない。カシータの中もそうだったけど、狭い空間で過ごしていると家族の一体感というのかな?そんな感覚が強まるようで、暖かい飲み物を盛大な湯気を上げて飲みながら家族でエンドレスにお喋りを楽しんだ。

そうは言っても、このままここで過ごすわけにもいかないので15:00前に雪洞から這い出て、Azuが「パンダマン」という雪玉製造機で作った玉で雪合戦を楽しんで身体を暖め、装備をザックに詰め込んで雪洞を後にする。


水筒の水が凍り始めた!

雪洞の外に出て雪合戦!

『軽〜い!』『ホントだぁ〜!』子供達も鴨鍋の材料と水3リッターづつを担当させていたので、それらが全て自分のお腹に収まっただけで総重量は大きく変わらないとは思うんだけど(笑)、食料を消費した復路はめちゃ身体が軽く感じるものだ。(実はコレ、いかに疲れた帰り道の家族を機嫌良く歩かせるか?という研究に基づくPapaの策略なんだけどね。誰も気付いてないだろうけど。ニヤリ!次に効果的なのは食欲に訴える「山を降りたら●●食べよう作戦」。その次は物欲「帰りに××のお店に立ち寄れるかも?作戦」これは、あまり具体的に言わないのがコツ。到着した達成感でコロッと忘れてもらう必要があるので...笑)

 


存分に遊んで帰途につく僕ら

 

しかも三角点からの斜面は立木がほとんどないので、小走りで駆け抜けると最高の気分。よくアニメなどで“ありえねぇ〜”な例として猛スピードで足を回転させて人が水面を走る、ってシーンがあるけど、雪面だとそれが実現しちゃうんだな。スノーシューの浮力を利用して右足が雪面に触れた瞬間に深く蹴り込んで左足を出す...実際にはかなり沈み込んでいるので平地だとイマイチスピードに乗れないけど斜面ではそれが可能!『ヒャッホ〜!カモシカになった気分!!』しかも転倒しても地面は何よりも柔らかい新雪(絶対水よりも優しいと思う)が優しく受け止めてくれるし...この感覚、実はスキーよりも空中浮遊に近いかも。

峠登山道の看板のある場所に戻った後、僕らは往路よりもさらに“人の道を外れて”(笑)新雪を歩く。


Maakun滑落、雪に沈む


だから近道はかえってシンドイんだって!

 

往路はめまぐるしく天候が変わって、青空が覗いたかと思えば、急に曇り空になって手が届きそうな上空を猛スピードで雲が流れ出したりしたので景色を楽しむことは出来なかったけれど、復路は完全に晴れ渡って登山道から伊勢平野、伊勢湾、そして対岸の知多半島沖にセントレア(中部国際空港)の細長い人工島が望める。一番奥の地平線にちょこっとアポロチョコレート(知ってる?)のようなでっぱりが見え、僕にはそれが富士山ではないかと思ったんだけども、たぶん目の錯覚だろうなぁ(矯正視力が両眼ともに2.0なので...笑)


はぁ〜、疲れた!

Azu滑落の図

Papaでもこんなに沈む柔らかな新雪

立木に阻まれないクリアな景色を楽しみたくなった僕らは、思わず左手の斜面をよじ登る。
こういうシチュエーションではMSRの独壇場。雪のない時に登山靴でも登れないような急斜面をガシガシ登れて不思議な気分だ。
登山道にとらわれず、ショートカットしたり気持ちの良さそうな雪を求めて森に分け入ったり、崖をよじ登ったり。時には足を滑らせてまっ逆さまに滑落したり、ゴロゴロと転がって新雪に頭から突き刺さってジタバタもがくなんてこともあるけれど(笑)...たいしたスキルを必要とせず自分の歩きたいルートを自由自在に進むヨロコビ...

スノーシューの魅力を存分に味わいながら、カモシカセンターまでの道のりをキャーキャーワーワー賑やかに進むのだった。

 


Maakunひとりでラッセル

 

カモシカセンター前の広場に到着したのは、すでに15:30を少し回ったところ。ロープウェイの営業があと30分だし乗り場が混み合ってはいけないので、氷瀑の前で記念撮影をして山上駅へと急ぐ。ロープウェイからの眺めを楽しみながら、山麓に到着したのが16:30。Discoで着替を済ませて今日のスノーシューイングは終る。
今日のフィールドは初めてだったこともあって、もし期待外れだったら観光客に変身してカモシカセンターなんかを見学しよう!なんて言ってたんだけど、あまりにスノーシューが楽しかったのでAzuのご期待のカモシカセンターを見学する暇はなし。そのお詫びに山麓のスーベニアショップでカモシカの小さなぬいぐるみを買ってプレゼント。Azu好みの可愛い系のぬいぐるみに彼女は早速“モカちゃん”という名前をつけて可愛がっている。


ゴールにある観光用の氷瀑の前で記念撮影

長〜いツララ発見!

僕も山地図を買ってクルマに戻った僕らは、御在所を後にする。すでに太陽は鈴鹿山脈の向こう側に落ちて、少しづつ暗くなってきた。『さぁ、家に帰ろう!』僕らは四日市ICから東名阪道を南に向け走るのだった...って言いたいところだけど、何故か僕らは北へ。『よ〜し、今から春日井(愛知県)の雑貨屋さんに向け出発!』Azuの新しいニーブーツを買うためと称して、こんな時刻からマジコさんちとデートなのだ!100km近くを走ってマジコさんちと合流して雑貨屋さんで花柄長靴を買って、シェフ3人がみんなインド人のカレー屋さんでカレー&ナンを食べ、公園の駐車場で全員で立ち話して...

帰宅したのは23:00。ようやるわ!な一日であった(笑)。

 


四日市市内と伊勢湾を望む(対岸にはセントレア・中部国際空港島が見える)

 

CAUTION !
今回の我が家のような“なんちゃって”の場合、
ゾンデビーコンまでは必要ないかもしれませんが、100均じゃないショベル(笑)、ツェルト、自分の位置を把握するための最低限の装備である地形図コンパスハンドヘルドGPS、停滞した時のためにラジオヘッドランプ、高カロリーの非常食(美味しいとさらに良い)は常に携行しましょう。あ、もちろんホイッスルファーストエイドキットは当然だけど。
また、写真で見てて感じたけど、自然の雪庇ツリーホールクラックに加え、御在所は人工の構造物が多数あり(特に大きな側溝に出来たスノーブリッジ)注意が必要です。え?僕?はい、実際に今回高さ1.5mのスノーブリッジを踏み抜いて転落しました(涙)。

 
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