11月22日 新聞社の取材 今月半ばのすがPAPAのBBSへの書き込みが始まりだった。 akiちゃんごぶさた! 「初冬の連載で使いたいのですが誰もが好きな「たき火」を写真にしたいとおもいます。ついては「たき火講習会」など企画があれば幸いです。いづれにしても一度電話でお話を伺いたいと思います。」是非連絡してください Y新聞大阪本社、写真部次長 O 」 なんだか面白そうなので、詳しいお話をお聞きしたいと思います。(ただ、三重県でも良いのかなあ?それと「誰もが好きな初冬の焚き火」ってのは落ち葉焚きのような街角や里山での焚き火って感じですよね?僕らのやってる河原でのアウトドア的な焚き火とイメージが合うのかどうか...)もしよろしければ、僕のホームページをご覧頂いて適任かどうか判断いただくようお伝えいただけませんか?aki そんなやりとりから数日後、Y新聞写真部次長Oさんから電話。「ホームページ見していただきましたよ。いやあ、焚き火はロマンですよね!」話を聞くと焚き火に椎名誠的な「ロマン」を求めていらっしゃる様子。確かに僕もそういう部分を大切に思ってるのは事実だけれど、電話で面と向かって言われるとなんだか恥ずかしい(笑)「焚き火はファミリーな感じじゃなく、男、しかも若い人じゃなく中年が似合いますよね。」う〜ん、僕は9つの時から河原で焚き火してるけど...。まあ、詳しい企画が決まってから連絡するということでその日は電話を切った。「誰から電話だったの?」Mamaに事情を話すと「や、やめてよ〜。新聞なんて恥ずかしいじゃないの。しかもあなたが写真で載るなんて柄でもない!」確かに...(涙) それからまたまた数日後、Y新聞写真部カメラマン(カメラウーマン?)Mさんから電話。「取材をお願いしたいのですが、なにせ私は焚き火は素人なもので、もし可能なら撮影に必要な小道具をご用意いただけますか?」(はいはい何なりと。ちなみに僕も素人ですけど)「用意して頂きたいのは、切り株のような丸太、ウイスキー、ランタン...それからテンガロンハットにパイプ...。」(て、てんがろんはっと!?ぱいぷ!?)「ランタンは10個ほど..」(10個!?...河原でプロ野球のナイターでもするつもり?)...などと思いながらも可愛らしいMさんの声に、ついつい「はいはい任せて下さい。」と返事してしまう僕だった。こりゃ写真部次長Oさんの意向が色濃く出てるなあ...。(でもパイプだけは勘弁してもらったけど) 約束の当日。午前中で仕事を終えたあと、写真部次長Oさんの希望通り、一応「焚き火中年」のIさん、Tさんに集まってもらってカヌークラブのベースキャンプでY新聞の記者OさんとカメラウーマンMさんの取材を受ける。簡単な取材のあと宮川へ。いつも通り手早く準備するのだが、今日はちょっと勝手が違う。明るいうちから「薄暮のダークブルーの空にくっきり浮かぶスカイライン。まるで一筋の光の帯のような川面と無造作に岸に上げられたカヌー。愁いをたたえた中年達の顔がオレンジ色の炎に照らされて...。傍らには飲みかけのウィスキーと旨そうな香りを放つダッチオーヴン」なんて「絵」を想定して準備しなくちゃならないから(笑)
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