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6月7日
 昨日飲み過ぎたし、深夜のネットサーフィンで10時までの朝寝坊。どうせ雨だしね。・・・っと思って目覚めたら晴れてるじゃないの！しまった！超特急で着替えてカヌーの準備だ。子供達は7：30からのTV番組「ギンガマン」を見るため早起きしてるんだけど、当然カヌーに行くものだと思ってたらしく、すでにスイムスーツ着てるんだなコレが。Papaは嬉しいゾ！（涙）
15分で用意を済ませて出発！今日はママの練習が目的。確実なJストロークとスカーリングをマスターしたいとのことなので、ちょっとハードにやってみようか。クルマから見える他の川は増水にもかかわらずアユ釣り師の姿がチラホラ。ちょっと不安。いつもの河原に到着したのが11：00。当然ランチの準備もしてないので、今日はコンビニのお世話になることにする。川に到着すると5／23のキャンプでテント張った場所も川底に沈んでる。70cm〜1mの増水だ。これじゃアユ釣りは無理だな。釣り師のおじさんたちには申し訳ないけど、今日は僕らが川を楽しませて頂きます！
タ−プを設営してると、軽トラに乗ったおじさん達が次々にやってきては、川を眺めながら腕組み。「今日はあかんでしょう。」と声を掛けると、「そやなあ、昨日の晩よりは水引いたんやけど、ちょいと無理やなあ。」と苦笑。おじさんたち毎日何度もこうして川の状態を見に来てるんだなあ、と感心するやらあきれるやら。「僕らに負けず劣らず道楽モンやなあ」「あんた、ここんとこ毎週きとるやろ。あんたには負けるわ、ハッハッハ」てな調子で和やかに談笑する。
その間にMamaはカヌーにスロー・ロープをセットして漕ぎ出してる！むむっ、やる気だな。子供たちは例によって岩登り。Maa-kunがAzuの手を引いてやってるのが見える。そうそう女の子には優しくしないとね。下流側の岩場には結構大きなボイルがあるのが見えるけど、Mamaは気づいてるのかなあ。しかし心配ご無用、彼女は直進を乱されることなくクリア。なかなか上手になったね。よく見るとJストロークで漕いでるじゃないか！感心感心。かなりの流速なのに下流から漕ぎ上がってこれるし、おおっ！斜めに川を渡って来る。「フェリー・グライドまで覚えたの？すごいな。」って声をかけると「えっ、何それ。こうやって角度つけて漕ぐと、ただ漕いでるだけで真横に川が渡れるのよ！知ってた？」という返事。トホホ、知らずにマスターしてやがんの。
そんなこんなでPapaコーチの出る幕なし。アユ釣りがひと段落したらツーリングの計画立てなきゃなって感じた練習会でした。
 帰り際にMaa-kunのホイッスルの音。（子供たちには緊急用にホイッスルを持たせています）すわっ緊急事態か！ってすっ飛んでったら水面から50mほどの「秘密基地」の岩場にしゃがみこむMaa-kunの姿が。「パパ、オタマジャクシがいっぱいいるよ！」
増水が引いて、岩場に残された1m程度のいくつかの水たまりには十数匹のオタマジャクシが泳いでる。「きっとキャンプの夜に鳴いてたカエルの子供たちだろ。」って僕が言うと、いきなり荷物を積み終わったクルマからシェラカップを持ち出してオタマジャクシを金魚すくいの要領で捕まえ始めた。ものの5分で全部捕まえると、新人のウェイターみたいにそろりそろり歩いて川へ。そして川にオタマたちを放して再び僕のところに戻って来て言った。「ここの水が干上がったら死んじゃうでしょ？」
「今のところ俺達の育て方、間違ってないみたいだな。」って妻と深く感動しました。川に放したオタマちゃんたちが生き残るかどうかってのは別にして、その気持ちにね。ホントこんなに感動したの久しぶりです。
とここまで書いたところでチャ−リ−（=トイプードル、灰色、12歳）の散歩タイムだ。家族全員で家から300mの小川沿いの道へ。いた、いた！今年もホタルが飛び始めました。乱舞とまではいかないけど、あちこちでグリーンの淡い光が飛んでる。源氏ホタルだともっといいんだけど平家ホタルでもけっこう綺麗だ。今日はお月さまがまんまるに近いので探しづらいけど、今度の新月あたりには文字どおり乱舞が見られそう。Azuは実際に触るのが怖いみたいだけど、Maa-kunは何匹も捕まえて「キャッチ＆リリース」を楽しんだ。
今日出会った生き物 カワセミ、カワウ、アオサギ、トビ、ハシブトカラス、シジュウカラ、セキレイ、スズメ、アユ、コイ、オタマジャクシ、アユ釣り師、カヌーイスト、平家ホタル他
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