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FLAME LAYOUT
 

MAY.1998

5月31日

今日は「アユ釣り解禁直前ロングツーリング」の予定日!だったけど、ここのところカヌーばかり行ってて他のこと何もしてないので子供達も少々カヌーに食傷気味。天気もいいし、情報によれば川も増水してるみたいだけど涙を飲んで家庭サービスと相成った。この間、クレジットカード会社のポイント集めてもらった「琵琶湖遊覧船ミシガン」の大人2名様ご招待券でも使うかっていうことで、当日に予約を入れて出発!(ウチは何でも衝動的に決まるなあ!)
以前住んでいたので、「勝手知ったる他人の我が家」である京都、滋賀は目をつむってても行ける。浜大津に到着して遊覧船ミシガンを目にしたAzuの第一声が笑える。「あー、おっきなかぬーだあ!」そういえばMaa-kunも2才ぐらいの時、フェリ−「さんふらわあ」見て「みてみて!あのかぬー、おひさまのまーくがかいてあるよっ!」って言ってたっけ。
近くにいても、今回が初めてのミシガンのクルーズは1時間半なんだけど、停まってる時間が長いし琵琶湖大橋までも行かない超短距離。大人は拍子抜けだけど、子供達は大喜びだったからまあいいか。でもジェットスキー対滋賀県警のカーチェイスじゃなかった、ボートチェイスが見られたのは面白かった。それにしても琵琶湖南部は無法地帯ですねー。あんな恐い所じゃカヌーは漕げません。帰りに琵琶湖カヌーセンターでお買い物して帰った。

5月23〜24日 

ピクニックにいくたび、Maa-kunが「今日は泊まるの?」と聞いてくるようになった。子供達にとってもキャンプは楽しみなようだ。小学生の頃からキャンプを楽しんでるPapaとしては、自分の息子がキャンプ好きなのはとても嬉しいことだ。こいつも中学生になったら突然「ソロキャンプ」に行くようになるのかな?などと楽しい想像をしてしまう。それにしてもウチの両親は中学生の息子が行く先も告げずに泊まりで出かけることを、よく許してたもんだ。おおらかなのか放任なのかわからないけど・・・。

キャンプサイト全景

そんなわけで、今日は久しぶりのキャンプ。場所は今年お馴染みの河原だ。この間の大雨で水位が5mぐらい上がったらしいので、きっと河原のカタチも変わってるだろうなあ。そして、薪もいっぱい補給されてるだろうなあ、と楽しみ。

いつものように約30分で到着。案の定まるっきり河原の地形が変わってる。砂浜が姿を消して代りに上流側に玉砂利の岸辺が出現!水面からの高低差がないので増水が少し恐いけど、瀬音を聞きながら眠りたいし、ここを本日のキャンプサイトに決定!今日は日射しが強いので、IBSのシルバーコーティング・ウイングタープを張る。5年ぶりだな、コレ使うの。でもこういう日はこれに限る!遮光性抜群だし、ポールが短めで地を這うように張れるので、河原のキャンプにぴったりだ。
テントを張って、シュラフやマットを日干しした後は、キャンプサイト前の玉砂利の浅瀬で水浴びしたり、カヌーでワンダリングを楽しむ。子供達は、Azuの飛ばしたシャボン玉をMaa-kunが水鉄砲で撃つといったたわいもない遊びに夢中。それに飽きるとMaa-kunが「秘密基地」と名付けた岩場を登ったり、かくれんぼしたり。平和でのどかな休日だ。

3時を過ぎる頃から僕は薪拾いにカヌーで出発する。キャンプサイト側の薪拾いは子供達の仕事。対岸の岩場には先日の増水で流れてきた流木がたっぷりある。僕はそれをカヌーでピストン輸送するのだ。こんな時「ああ、カヌーがあってよかったなあ!」って思う。僕のパドリング技術はこの薪拾いで向上したといっても過言ではない。薪拾いのためには目的の地点にぴたりとフネを寄せたり、入り江からバックJストロークで脱出したり、とあらゆるテクニックが要求されるからだ。(そんな大げさなことでもないけど。)岩場の増水ラインは今の水面から5mぐらい上にあるので、石をしばりつけたロープを木に投げて、巻き付けて引っ張り落とす。大漁!大漁!今夜の薪は十分に集まったゾ!中には直径20cm以上のモノもあって、今夜はゆったりとした焚き火が愉しめそうだ。キャンプサイトに帰ると、子供達の集めた細い薪と併せてノコギリで長さを揃え準備完了!

夕食は先日買ったセグンドグリルで焼きモノだ。松阪牛、ソーセージ、焼き鳥などをどんどん焼いて、生レタスを千切って食べる。ご飯はレトルトだ。オートキャンプっぽいキャンプをしてた頃はかなり料理にもこだわってたけど、最近は手段としてのキャンプなので、こんな感じの夕食が多くなった。家での食事より凝った料理を作ろうとすると、料理そのものに大半の時間を取られてcampingなのかcookingなのかわからなくなるし、不便な場所や道具で複雑な料理を作ろうとすると、どうしても妻に負担がかかってしまう。キャンプの料理はパパの仕事って決まっている我が家は特に簡便な食事なのだ。(料理が上手だったらもっとマシなもの作るんだけど、素材で勝負!ってことで・・・。)

日が暮れると、我が家のメイン・イベントである焚き火に火を入れる。玉砂利をほんの少し掘り下げて火床を作り、風向きを考えて太い薪を平行に二本並べ、細い薪から順にティピーの要領で組む。(石でカマドを組むことは絶対しない。風がないからそんな必要ないし(風の強い日は焚き火なんかしちゃイケマセン!)、これをすると石に真っ黒な跡が残るでしょ。)河原で拾った薪は、紙や点火材なんかなくてもジッポですぐに火がつく。あとはゆっくりと慎重に太い薪を加えてやればいい。焚き火のやり方ってそうむずかしいものじゃない。風通しをよくしてやれば誰だってできることです。状況判断と後始末が出来れば、あとは経験あるのみってとこ。こういうキャンプでは、大きすぎない最小限の小さな焚き火が理想ですね。炎の高さ50cmぐらいのメラメラとかパチパチとか音のしない焚き火はコーヒー煎れたりするのにも都合がいいし、ホントに心が安まります。子供達を寝かしつけて夫婦水入らずでパーコレーターのポコポコいう音を聞きながら過ごす長いキャンプの夜。最高です。

ところが、そうそううまくばかりはいかないのがアウトドア。カエルの鳴き声が、ひときわ高くなったなあって思ったら、やっぱり雨が降り出した。朝には本降り。雨のキャンプも久しぶりだし雰囲気があって好きなんだけど、子供達がつまらなそうなのと若干増水の傾向が現れたので撤収することにする。今日は町内のハンターが一斉にカワウ駆除するらしい。(可哀相だけど、増え過ぎちゃってアユの被害とコロニーのフン害がひどいので)昨日ハンターのおじさんが注意しにきてくれたけど、やっぱり少し危険!(Maa-kunはホンモノの銃に興奮してた。)撃たれたらたまらないしね。

ま、そんなわけで楽しいキャンプでした。でもひと風呂浴びて、Macにむかうとまたキャンプに行きたくなってきた。Maa-kunも玄関入るなり「今度はいつ行く?」って言ってるし、親子揃ってまるで中毒!
来週は「アユ釣り解禁直前ロングツーリング」と題して35kmイッキに下ってしまう予定!(ホントは今回「熊野川カヌーマラソン」に出場するはずだったのに・・・)

5月19日
我が家のディスカバリーにホイールアーチプロテクター(別名オーバーフェンダーとも言う)を装着。これで河原への進入路でフェンダーに傷をつけることもない。視覚的にも何となくカッコイイ!でも部品が少し高いんじゃないですか、ローバーさん。部品がレンジローバーと一緒の値段ってのは困りもの。

5月10日
今日はMaa-kunのカノジョ(!)のあーちゃんちとカヌーピクニックだ。今日のメニューは松阪牛の焼肉!3家族、総勢12人ともなると七輪では間に合わないので、先日ロゴスのセグンド・グリル(segundo?スペイン語で第二のっていう意味だよね。セカンドグリル?ってことかな。)を2つ買っておいた。こいつはカヌースクールでも使ってる、コンパクトで火の回りが良くて、おまけに安いなかなか便利なチャコールグリルです。ステンレス製だからちょっと重いけど。
8時半に我が家に集合して、9時過ぎにいつもの河原に到着。無風、曇り空という子連れBBQに最適の天気だ。うち以外はこの河原初めてなので、ここのロケーションの良さに感激してた。こんなに感激されると、別に自分ちでもないのに誇らしい気持ちになるのは何故でしょう?まずはパーコレーターでコーヒーブレイク。
早速、即席カヌースクールの始まりだ!みんな、あんまり勘がいいもんだから拍子抜け。いきなり5分でJストローク覚えられちゃったら教えることなんて何もないですよ。子供達は3才〜6才と同年代なので仲良く遊んでくれて、親は大助かり。岩場で鳥の死骸を発見したらしく、河原に穴を掘ってお墓を作って野花を手向けてた。かなりエグい状態だったけど、恐いとか汚いとか言う子もいなくて、Maa-kunの「しぜんのオキテだよね!」という発言には、Papaは感動したゾ。そうこうしてると、上流から3艇の青いフェザークラフト(?)がやってきた。お父さん、お母さん、息子のグループだろけど、ホントかっこいい家族だった。お揃いのフネで、な、なんと、ゴールデンレトリバーまでいるじゃないの!彼(チェリー君=犬)は当然フネを漕いでなくて、元祖「犬かき」で泳いでる。聞けばスタート地点から2kmも泳いで来たんだって!恐るべしゴールデンレトリバー!
3時頃からポツリポツリと雨が降ってきたので撤収することにする。やはり帰りは渋滞で1時間半もかかってしまった。カヌーは荷物の積み降ろしに時間を取られるので、帰り道に1時間以上もかかるといい加減イヤになる。できれば家から30分以内で楽しめるのが理想的ですね。(引っ越そうかな、などと悪魔のささやきも聞こえるけど。)それにしてもMaa-kunは体力がついた。家に帰ってから、テレビで「フォーエバー・ヤング」最後まで観てたもんね。この映画3回目なのに泣いてるPapaとMamaの間で、これまた感動して涙流しながら寝たけど。明日は雨みたいだ。仕事お休みにしようっと。(自営業の特典か・・・。)

5月1日
4/29以来、ずっと「いかにして楽にカヌー2艇を積むか」悩んできた。(.....といっても2日間だけど。)THULEのカタログには163cmのバーしか載ってないし、新製品のカヌー積載用アタッチメントもいまひとつピンとこないし、2mのバーも売ってる海外通販だと送料がやたら高そうだし。かと云って、いまさらYAKIMAに変えるのも大変だし。僕はついに思い切ってもう1セットキャリアを載せることに決定しました。メジャーで計ってみると現在装着してるセットを右に、新しいセットを左にいっぱい寄せることで、両方合わせて全幅179cmを確保できる。アジャスタブルフットTHULE 420、163cmのバー965、そしてサンルーフに干渉しないようにするアダプター421を購入。FIATのと、以前VOLVOで使ってたカヌーアタッチメントTHULE 579を2セット取り付けて完成!しめて32000円也。トホホ(あーあ、今月のお小遣い全部遣っちゃったゼ。これからどうしよう...。)MamaのHUNTERを載せるためだし、出してもらえるかな?
キャリアを2セット装着したディスカバリーは、なんとなく「キャメルトロフィー」の競技車みたいなゴツイ感じでカッコイイ。ちょっとくどい感じもするけど、実用本位ということでよしとしよう!あとはMamaにどうやって報告するかだな......。

そういえば、明日(5/2)から兵庫のNさんのグループと大阪のIさん夫婦が宮川にやって来るんだった。(おふたりともこの「Welcome to our campsite!」を見て宮川にいらっしゃることになったんです。差し入れぐらいはしなくちゃいけないかな?)Nさんはうちのクラブのスクールに参加するんですよね。僕は用事があってお会いできないけど、安全に楽しんでいってください!(どうやら天気が思わしくないのが残念ですが。)

 

 

 

 



 

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