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FLAME LAYOUT
 

APRIL.1998

 

 

 

4月29日
今日は家族でカヌーピクニック。我が家の川開きの日でもある。Mamaが今年こそ上手にパドリングできるようになりたい、と言うので今回はカヌー2艇で出動!今までは2艇だとクルマ2台で出かけていたんだけど、行き帰りはトランシーバーでしか会話できず子供達は退屈。そこで今回は1台で行くことにする。(ディスカバリーの全幅なら違反にならずに2艇を平積みできるので。)ところが試してみると、キャリアバーが163cmしかないのでかなり苦しい。でもCAMPERとHUNTERの長さの違いを利用し、前後にずらせて積むことでなんとかクリア。やっぱり180cmぐらいのバーが欲しいなあ。

ゴールデンウィークなので渋滞を考えていつもより早く8時半に出発したら、9時前に河原に到着。なんだか拍子抜け。早速L.L.Beanのタープを張って、ピクニックサイトの準備。この前Maa-kunと見つけた河原なので、当然だれもいない。広い河原を独占だ!ひと休みしてすぐ、Mamaはいつになく張り切ってパドリングを始める。Azuを乗せて下流にむかって漕ぎだした。彼女のJストロークはBill Masonの奥さん風で僕のよりずっとスムーズ。ただ、非力なのとブレードをしっかり水中に入れない悪いクセのせいで、スターンプライより少し速いかなっていう程度だ。今年はやる気みたいなので、シーズンの終わりにはきっとすごくうまくなってるだろうな。(その昔カヌースクールで僕より筋がイイって絶賛されたぐらいだからね。)

いつもはバウに座って、瀞場ではただのエンジンの役目しかしてないMamaも今日はとても生き生きしてる。子供達も亀や鯉を見つけて大喜び。運のいいことに、下流の河原の親切なキャンパーが家族全員の写真を撮ってくれた。自分達だけで行くと勢ぞろいの写真がないので、今回は得した気分。午後になると少し暑くなってきたので2時に撤収。ショッピングやドライブを楽しみながら家に戻った。それにしても子供達はタフ。クルマで居眠りでもするかと思ったけど、ハイテンションで騒ぎっぱなし。親の方が疲れてしまった。そんなわけで、今回のカヌーピクニックは無事終了。

次回は5月10日Maa-kunのガールフレンドのAaちゃん家族やエドさんとのピクニックだ。晴れだといいのになあ!
4月だと油断してたら、結構日焼けしてしまった。足の甲にはTEVAのサンダルのストラップの跡が・・・我が家では「カヌー焼け」と呼んでる(笑)

 


 

4月26日
今日はクラブのツーリングの日。少し風が強いけど、晴天だ!昨日までの雨で川は増水してるとの情報なので、とても楽しみ。珍しく妻も子供を連れていけと言わないし、腕が鳴る鳴る!子連れだと、ついついチキンルート(臆病者コース=安全確実、面白くない)を選んでしまうけど、今日はひとりだしヒーロールートを選んで、久しぶりに「沈」でもしてみようかなあ。などと考えながら30分で宮川に到着。今日はIさん親子(Appalachian)、Tさん親子(Scover146K)、Yさん(Bandit)、そして僕(Camper)の4艇がエントリー。

七保大橋をスタート地点に宮リバーパークまでの27kmのコースだ。スタート地点に着くと意外に水位が低い。いつもより30〜50cm高いぐらいで少し拍子抜けだなあ。そのかわり雨上がりにしては水が澄んでるから気持ちイイ。腰まで浸かってみると、水温もかなり高いようだ。ウエットいらないな。
10:30スタート!途中、フェザークラフト3艇のグループを追い越して快適なツーリングが続く。時折向い風に苦しめられるけど、今日は流れが北山川なみのスピードなので疲れない。快適、快適。
野原大橋が見えるころ、今日最大の瀬が現れる。いつもなら1〜1.5級の瀬なんだけど、今日は2〜2.5級になってて面白そう!この瀬は3段になってて、一段目は波は高いけど素直、2段目は波は低いけど両側からの返し波が複雑、3段目はザラ瀬だけど、コースが狭くて瀬の終わりに大岩ありの右カーブ。

まずは小手調べ。とりあえず突っ込んでみる。バウが持ち上がり、水面を叩くと両側のガンネルを超えて水がザバザバ入って来る。次の落ち込みでは、バウが波に突っ込み、頭から水を被りビショぬれ!乗ってる本人は「これは3級の瀬だなあ....。」と錯覚してしまうほど水飛沫の洗礼を受ける。ああ楽しい!カナディアンはこんな小さな瀬でも迫力満点だからやめられない。(後で写真を冷静に見たら、2級程度なんだけどね。)
結局この瀬で長い間遊んでたし、鯨岩から飛び込んで泳いだりして道草のし過ぎで、中川大橋で今日のツーリングはThe End。

宮リバーパークに置いてあるクルマをバスに乗って取りに行く羽目になってしまった。でも黙々と脇目も振らずに漕ぎ続けて27km下るより、道草しながらのんびり行くほうが僕らのスタイルに合ってると思うので、満足。
子供たちの風邪のせいで少し遅れたけど、29日は我が家の川開き。MamaもMaaもAzuもみんなで川下りを楽しむつもり。Camperに僕とAzu、HunterにMamaとMaaというタンデムで行こうかな?

 


 

 

4月5日
娘のAzuが熱を出して、ここ数年続けてた家族全員での「その年の進水式」はキャンセル。今日はカヌーは自粛だなあと思ってたら、妻が「お兄ちゃんが家にいるとAzuが寝ないから、お兄ちゃん連れてカヌーにいってくれば?」との優しいお言葉。サラリーマン転覆隊じゃないけど『本物の5級の瀬よりやっかいな、家庭内にある奥さんの瀬』はクリア!Maa連れて出発!

いつもの河原に着いて愕然とする。河原が穴だらけだ!ユンボなんかの重機が数台河原に入ってて砂利を掘り返している!
ああ、そうか。去年の台風の大水で対岸の自然の堤防が崩れたから復旧作業をしてるんだな。日曜日なのにおつかれさま。でもコンクリで固めてしまうんだろうな・・・。税金もう少し多めに払うから近自然工法でやってくれないかなあ。

で、今年はこの河原を使えないので、新しい河原を探してみる。1/25000の地形図にツーリング中にブックマークしてある河原を当たるが、どこもユンボが入ってる。やっぱり開発が進んでるんだなあ、と実感する。
 でもついに発見!とってもいい河原です。人工物は一切見えないし。川漁師さんの一家がバーべキューしてるみたいなので、一応声かけてみよう。
「こんにちは。カヌーやってる者ですけど、時々この河原で遊ばしてもらっていいですか?」「あかん、あかん、あんたらが入って来るとゴミほかしてくし、クルマ邪魔なとこに置くし・・・。」といわれることを覚悟しておそるおそる聞いてみる。

「ええよ!それにしてもあんた、ようここ見つけたなあ。誰も入って来んさかい柵もしてへんし。きれいに使うてくれたらな。あんたのクルマやったら、水際まで入れるに。」という嬉しいお言葉。(私有地じゃないし、別にだれの許可もいらないということは知ってるけど、気持ちよく遊ばせてもらうためには地元の方の同意がないとダメだと僕は思う。)「焼肉焼いとるで、あんたらも食べりい。」「どうもスンマセン、いただきます!」てな感じでおじさん手作りの竹の輪切りの器で焼肉頂いた。箸が足らないからと竹を削って箸まで作ってもらったし。焚き火の上の鍋には鯉コクがいいにおいさせてるし、(今日釣った鯉は65cmを筆頭にすごい数だった。さすがプロ!そして目の前で40cm(!)のウグイが釣れた!)いい一日だった。「それにしても宮川の人はいい人が多いね!」息子もニコニコ顔であった。

 

 



 

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