8月3-9日 屋久島&九州ツアー
まるでクルマのCMのような光景 出発はしたものの、遊び場が未定である。たった一日しかない屋久島の海を楽しむ時間。これをいかに楽しいものにするか...遊び場選びはかなり重要なのである。まずは安房に程近い春田浜へ。宿から5分、魅力的な磯がはるか彼方まで続いている海岸はとてもいい感じだけれども、残念ながら50mほどの人工浜を除いてビーチがない。海の色や透明度も一昨日見た北部の永田いなか浜に比べると格段に落ちる。で、春田浜で遊ぶのは却下。 途中、一湊(いっそう)海水浴場にも立ち寄って偵察してみるけど、多くの海の家が開店してて、ビーチと言うよりも、お客を呼び込む声が響く“正しい海水浴場”の雰囲気なので、そのまま永田いなか浜へ。 早速、僕とMaakunは外で、女性陣はekワゴンのプライバシーガラスで囲まれたリアシートでウェットスーツへの着替えを済ませ(...ってビーチにも駐車場にも人はいないんだけど、一応恥じらいを忘れちゃオンナはお終いってことで...笑)、水際に駆けてゆく。 限りなく清冽!思いっきり透明! 我が家のメンバーの泳力ならば危険はないだろうけど、この浜は波の引きがかなり強い。しかも屋久島にしては遠浅なのかもしれないけど、足が届くのは波打ち際から10m足らず。案の定、危険を察知したAzuは泳ごうとしないで波打ち際で遊んでる。 そう簡単に見つかるんかいな?普通はそう思われるのだろうけど、我が家はちょっと違います!(笑)だてに長年カヌーをやってません!川の縁をクルマで走りながら雰囲気の良い河原のありそうな場所と、そこへの進入路を見つけるってな作業はいつものこと、お手のものなのである(笑)
周囲を岩壁に囲まれた小さなビーチ
海に潜るといきなりこの光景が眼前に広がる(当然Azuは『ンヴガァ〜ヴァ〜!』と絶叫)
ボルダリングも楽しい(てっぺんにいるのはMaakun。かなり高度感あり)
ウェットスーツの“塩抜き”に訪れた宮之浦川 新鮮なビューポイントから子供達の泳ぎを見る
3mの川底でドンコちゃんを観察するAzuとピースして戯けるMaakun
潜水の瞬間は結構笑えるポーズ 一時間半ほどを川で過ごし、ウェットスーツを舐めてみたらもう塩辛くない(笑)ということで、“塩抜き川遊び”は終了。宮之浦を一旦出て、楠川温泉へと向う。秘湯感たっぷりのこの温泉、那智天然温泉並みの入湯料ながら、硫黄臭プンプンの温泉らしい温泉。傷や怪我に効果絶大とのことだけど、実際に温泉に入った後は磯遊びで出来た手足の傷の痛みがスッと消えたから大したものである。加えて、渓流沿いに設けられた休憩所はとても落着いた雰囲気で、夏の夕暮れのまったりした時間を過ごすのには最高の場所だと思う。(ちょうど、浴衣姿の美しいお母さんが団扇を揺らせながら赤ちゃんにお乳をあげていた。何故か感動した。)
安房林道から望む夕焼け空 楠川温泉でまったりと過ごし、着替えを済ませた僕らは、再び宮之浦集落へ戻りお土産物屋さんでショッピング。特産品と言えば屋久杉の木工品だけど、いくら倒木や既に伐られたものを使ってるとはいえ、ちょっと心に引っ掛かるものを感じるので、もうひとつの特産品であるトビウオを中心にセレクト。その後はトビウオのすり身を製造直売してるお店に立ち寄りつつ、安房へと戻る。
紀元杉(推定樹齢3000年)
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