スコールが通り過ぎた後、国府浜は沖縄になった。
6月27日 子連れ狼ボディボーディング(国府浜)
直前まで予定が決まらない我が家には珍しく、一ヶ月以上前から今日の予定が決まっていた。今日はMamaのフラメンコの日。残された僕は子供たちを連れて一年ぶりに“子連れ狼”で海に行くということになっていた。
ところが、昨日、Mamaがバレーボールの試合中にアタックを決めた後、他の人の上に着地して(笑)、足首捻挫...装具で固定して2週間安静の診断。当分はフラメンコもエアロビも出来なくなっちゃって今日は家にいることになり、珍しく落ち込んでる彼女を残して僕らだけでお出掛けするのは複雑な気分。でも『あなたたちがいるとついつい歩き回っちゃうから、行ってらっしゃい!』そんな彼女の言葉に甘えて、ちょっと後ろ髪を引かれつつ10:00ちょうどに家を出る。
今日、僕らが目指すのは志摩半島先端・安乗灯台の南側、遠浅の美しい砂浜が数キロにわたって延びる国府ノ浜だ。太平洋に面しているので良い波が打ち寄せることで知られ、関西の有名なサーフスポットでもある。
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森を抜けて海へ
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階段を上がると『海だぁ〜!』
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高速道路と伊勢二見ラインを乗り継いで約1時間10分、スペイン村を一望できるコンビニで昼食を調達し、お馴染みの『サーファーのお兄さん、スピード出しすぎあぶないよ』の看板を過ぎると18年来通い続けてる民宿&海の家に到着だ。
駐車&シャワー代¥1600を払ってウェットに着替え、蝶が群れ飛ぶ防風林を通って海へ。
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堤防からは真っ青な海
少し薄暗い緑の中を抜け階段を上がって堤防に上がるといきなり目前に広がる青いPacific
Ocean!!何度来ても、このドラマティックな演出(?)には感動してしまう。沖合100mには一列に並んで波待ちをしてるサーファーが見えるものの6月ということもあって、まだ海の家もなく、ビーチの人は疎ら。ウェットスーツ着用率95%、日系南米人(揃いも揃って男)率5%、...ということでビキニ率0%(涙)。
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L.L.Beanタ−プを張って、海へGo!
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いつものようにサーファーの邪魔をしないようにサーフエリアと海水浴場の境界を示す赤旗のそばにL.L.Beanのタ−プを設営し、昨秋にスポーツ店のバーゲンで買ったおNEWのボディボードを小脇に抱え(笑)海へ。
親子3人で沖までパドリングで進み、水深2mほどの場所で波待ちをしていると、30秒ごとにサーファーが“肩”と呼ぶ僕らに適当な大きさの波が!
推進力は得られるものの翌日内股の筋肉痛がスゴイという理由で(涙)フィンは使わない僕らだけど、河童親父&週イチとはいえスイミングクラブで何キロも泳いでる子供たちのバタ足キックはかなり強力。
かなり容易に波のフェイスに乗って波打ち際までのロングサーフィンを楽しむことが出来る。
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特に専門的なコーチングを受けたわけでもないので、ただ波に乗って波打ち際まで一直線に波乗りで充分に楽しい僕とAzuだけど、何事にも研究熱心なMaakunはサーファーのように斜めに乗ったり、重心移動でターンしたりを試している。そのためには数分に一回しかない
“頭”の大波を見極めることが必要になる。ところが、彼はその“頭”波を完璧に選んでバタ足ダッシュ...待ちきれず小波に乗ってしまい、直後の大波を逃してしまう僕とは大違いだ。
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Maakunは100%ライド!
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Azuは66.6%ぐらいかな?(笑)
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余りにも完璧な判断なので、ちょっと情けないけど父親のプライドを捨てMaakunに秘訣を尋ねてみると...
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『ハハハハ...簡単だよ。Papaは後見てるだろ?オレは右見てるんだ。』ん?後ろから迫り来る波を見ずに大波を判断してる???彼の言うように右を見てみると、数キロ先まで一列に並ぶサーファーたちが見える。
『見ててごらん、あの黄色いボードの人、他の人より上手だから。さっき浜から見てたら、あの人は必ず立って、一番長く波に乗ってるんだ。ね?』
たしかに、“なんちゃって”なサーファーも多いけど、
“イエローマン”は常に波に乗って素晴らしく上手い。『あの人が一番波を見るのが上手いからさ、あの人がガァ〜ってパドリング始めたら、間違いなく良い波が来るから後を振り返ってタイミングを計ってスタートするんだよ。ね、簡単だろ?』
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イイ波にご機嫌ボディボ−ド
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Maakunによれば、何度かイエローマンの波乗りを観察していると、良い波の兆候が読めるようになるらしい。ナルホド!目からウロコ(笑)
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ワァ〜オ!
ただし、僕らにはちょうど良い大きさでも、ちびっこAzuには時々大き過ぎることもあるようで、ボードの先端を下向きにしすぎてボードが海面に突き刺さり、下半身を波で持ち上げられてそのまま前方一回転ってなことが何度も起きる。水深がある場所なら問題ないけど、それが浅い場所だと海底に突き当たったボードに全体重+波のパワーが加わって、フレキシブルな(...って言っても人力では曲がらないほどの強度なんだけど)Azuのボードが半分に折れ曲がっちゃうってことで、Maakunとボードを交換。
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ボードが大きくなって浮力の増したAzuはこれを境に波に乗れる確率が大幅アップし、いつ見ても満面の笑み(家で写真のスライドショウしたら、どんな状況でも常に笑ってて...オマエはモデルかっ!状態)。
右手に防水ハウジングに入れたデジカメを固定したままボードに乗ってる僕だけど、それでも簡単に波に乗ることができる...ホントにゴキゲンなコンディション!
『そろそろ休憩しよう』って言っても『あと一回乗ったらね。』の返事が返ってくるばかり、あと一回のはずが10回になり20回になり...まさに浜名湖潮干狩りと全く同じ状況(笑)。
やっと凪になっても『次はもっと良い波が来るかも知れない』とか言いながら、なかなか水から出ない子供達を引きずり上げてタ−プの下に入って昼食。
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大波にご満悦
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だけど、みんな会話はなく、沖を見つめて『あっ、良い波っ!乗りたかったなぁ〜!』コラコラ、おむすびくわえて海に入っちゃイケマセン!
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手放しでターン。君は曲芸師か?
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...ってなわけで、昼食も早々に済ませた子供達は、ボードを抱えて沖に漕ぎ出してゆく。『食事直後に泳いだら消化が悪いし、溺れる可能性も高いから...』誰も聞いてない(涙)。実際にこれまでここ(海水浴場とサーフエリアの境目)を泳いでみて、我が家の子供達の泳力を超えるような凶悪なリップカレント(離岸流)*注1は確認していないので、ふたりの子供の位置を視界の隅に置きつつ、のんびりと海を眺めて過ごす。
あんなに夢中で波に乗ってたけど、ちょっと飽きたのかAzuは浅瀬でバタフライの練習(明日スイミングのバッジテストがある。ちなみに合格しました!)をやったり波打ち際で砂遊びを始める。僕が波打ち際の砂を彼女のカラダに塗って泥パックだぁ〜とか言って遊んでると(笑)、それを目ざとくみつけたMaakunも加わって、哀れAzuちゃんはあっという間に泥人形(涙)。
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バタフライを披露するAzu
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泥人形にされたAzu
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*注 リップカレント(離岸流)
海岸に打ち寄せられて行き場を失い溜まった海水が岸に沿って流れた後、今度はある場所で沖へ強く流れる通り道のこと。幅は10〜30m程度、流速は秒速3m(時速10km超)以上になることも。何てことない海岸での水難事故で、“霊に足を引っぱられた”とかのほとんどがコレが原因らしい。
1.海岸が外洋に面しているところ。
2.海底の勾配は緩い遠浅で海岸線が長いところ。
3.波が海岸に対して直角に入る海岸。
これがリップカレント発生の条件...まさに国府ノ浜はぴったり。
(僕らの遊んでいる場所は常に秒速50cm程度の左から右へ、つまり北向きの潮流がある。つまりこれを辿って行くとどこかにリップカレントがあるんだろうなぁ...って聞いてみると、サーファーが一番多く集まってる付近だという。なんと、彼らはリップカレントを利用して沖に出て波に乗って岸に戻るらしいのだ。恐るべしサーファー君!...って川じゃ僕らもよくやるよな、コレ。)
我が家では家族でリップカレントの映像を見て、川での泳法を応用したリップカレントに巻き込まれた時の対処法について聞かせている。
1.ウェットを着てればとりあえず浮力があるので慌てない。
2.間違っても岸に向って泳がごうとせず、流れに身を任せリップカレントの終点=離岸流頭まで流され、流れが治まった段階で岸と並行に泳いで戻る。
3.泳力を超える距離まで流されそうな時も川を渡るのと同じ泳法...つまり流れつつカレントと垂直に泳いでカレントを脱出する。
4.いよいよダメな時は早めにパンツに忍ばせた耐水ホイッスルを吹く(笑)
要するに川で流された時と同じだな、これ(笑)
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波に押しつぶされるAzu
そんなことをしてると、にわかに北の空に黒い雲が湧き上がり、ぐんぐん近づいて来るのが見える。黒い空に映える碧緑の海。『ホラホラ、見ろよ、あの色!あの色Papaが一番好きな色なんだ!』少し地味な感じのブルーグリーン...そう言えば、小学生の時、クルマのプラモ作ると全部この色に塗ってたっけ?(笑)
天候の急変に伴って、海の波はどんどん大きく複雑になり、僕らは慌ててボードに乗って沖へ。今日一番の大波タイム。ウォールがかなり急斜面でいきなりブレイクするので背中に波がのしかかったAzuはサバ折り状態。上手く乗れないけど、波に巻かれてクシャクシャになるのがメチャ楽しいみたい(笑)。Maakunはここぞとばかりに華麗に(?)波乗り。
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ビーチを駆ける少女
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ターンの練習をする
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北の空から雲行きが...
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黒い空と海の青さのコントラスト
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暗雲が迫る!!黒い雲の下の蒼緑の海。My
favoriteカラーです。
...ただ、ビーチで雷ってのはシャレにならないので波に乗りつつ北の空を注視してたんだけど、どうやら雲の中に充電されてない(笑)タイプの雲のようだ。雲の下は白く煙り、海面が点の集合体のように見える...かなり大粒でしかもバケツをひっくり返したような雨が降っていることが窺える。間もなく黒い雲が僕らの真上に到達し、バスッ!ビシッ!ズババババ...最近経験したことがないような大粒の雨が痛いほど。普段なら思わずタープに逃げ込む状況だけど、ウェットスーツに身を包み波に揉まれてずぶ濡れの僕らにとっては気持ちの良いシャワー(かなり水の出が良い)のようで、海に浮かんだまま僕らは満面の笑みを浮かべる。
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パ−フェクトな一本を終えると...
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スコール!!!
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イイじゃん、どうせ濡れてるんだし。
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豪雨も意に介さずボーディングを続けるMaakun
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『痛いよぉ〜!』Azuが笑いながら悲鳴を上げ、『痛かったら海に潜れ!』Maakunが応える。『潜ろっと!』Azuが海中に没し、直後に再び浮かび上がる...
『スゴイスゴイ!ねぇねぇ、パパもMaakunも潜ってごらんよ!』
ナニナニ?ゴーグルをセットして海に潜る。すると...ウォォォ〜、何じゃこりゃ!僕の耳に飛び込んできたのは海面を打ち付ける雨粒が奏でる木琴の連打。ポロピロパラポロロ〜ン♪(表現が貧困でスミマセン!)
見上げると、波のうねりによるグラデーションが点描の抽象絵画ようにも見え、息を飲む美しさだ。
そして長い間潜っていると、前衛音楽のような不協和音が、雨の降り方の揺らぎが原因なのか、ある一定のメロディのように聞こえる。聴き入ってしまい呼吸を忘れ、慌てて浮かび上がると、TV放送終了後の“砂の嵐”。素晴らしい体験をさせてもらいました。
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“アイアイ”ボディボード(笑)
狂ったように20分ほど降り続いた雨は最後にザッと来てカラリと上がる。
あまりのあっけなさに、海に入ってるサーファーたちもみんな手を止め足を止めて、呆然と空を見上げてる。
雨の降り出しの瞬間、蜘蛛の子を散らすように走り去った一握りの海水浴客&ニセモノサーファーたち(笑)が去ったビーチは、見事に人っ子ひとりいない。砂浜を占拠してるのは、突然の大雨にびっくりして砂の中から飛び出してきた変な白い虫たち。(ピョンピョン跳ねて時にはチクリと刺すので、暫くは海から出ることは出来ない。)
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ブレイクしてもこの高さは迫力あるよね!
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波高がアップして楽しい!
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やがて暗雲の最後尾が南に去り、太陽の光がまるで象の鼻のようにビロ〜ンと伸びて海や僕らのカラダに届く。光速はおろか人間の目は0.2秒以下の動きは見えないはずなのに、何故だろう?ゆっくりと降りて来るように感じるのだ。太陽の光はやがて僕らの分厚いウェットスーツに染み込み、数秒で肌に届く。そう、光が染み込む感覚なのだ。
『わぁ〜何これっ!キレ〜イィィィ!』Azuの絶叫を待つまでもなく、僕らは目の前の光景に絶句する。何故か光を反射しない海面。あたかもそこに数メートルの水の層が存在しないかのように、太陽が海底に敷き詰められた白い砂を輝かせるのである。『沖縄の海みたい、あ、いや、沖縄よりもキレイかも!』波乗りを止めて暫し、太陽と水が作り出す美しい色を堪能する。
『なんなんだろね、この色は。水って不思議だよな。同じH2Oなのにさ、場所によって時間によって全然違う色に変化するよね。』Maakunの呟きに僕とAzuは『御意!』とカクカク首を縦に振り続ける。
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暗雲が通り過ぎると海の色が激変!ここは沖縄かぁ?
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サーファーに見える?
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雨が去って10分ほどは信じられないほどに美しくパワーのある波が続いてたけど、ある時突然海が凪いで波が来なくなる。それを合図に、僕らはホワイトパールが散らされたように雨粒がキラキラ光るタ−プを片付け、雨飛沫で撥ねた砂でベージュの水玉模様になった防水バッグやクーラーバッグを海に放り込んで砂を落とし、荷物を担いでビーチを後にする。
堤防から防風林に入ると雨上がりだからだろうか?ムッと濃い夏の匂い。
『夏よねぇ〜!』AzuがMamaの口真似をしてキャキャっと笑う。
『よ〜し、シャワー浴びたら、“なにわ”のおばちゃんちでカキ氷だぁ〜!もち、Papaのオゴリで!』
『やったぁ〜!』
大荷物を抱えたまま、子供達はアゲハが舞い飛ぶ森の遊歩道を海の家めがけて一目散に走って行った。
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おばちゃんのお店でカキ氷でカラダをクールダウン!
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怪しいアロハオジサンとAzu(帰宅!)
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