去りゆく梅雨を惜しんで(?)
標高差300mを登り切り、峠に到着!自分の足で登り切った満足感は格別!
林道入口から約1時間15分、「やったぁ〜、峠だぁ〜!」急坂もモノともせず僕らを置き去りにしてさっさと先に行ってしまった(しかも、ほとんど自転車から降りずに漕いで!現役の自転車乗りはすごいです。)Maakunの叫びが山びこになって谷間に響き渡る。おもむろに自転車に跨がりハイペースで最後の急坂を登ってゆくAzu。ま、待って、置いてかないで! 14:20、峠に到着!標高は449m。標高90mの大滝峡から360mも登ってきたというわけだ。思わずみんなで健闘を称えつつ記念写真を撮ってしまうほど嬉しい。 控え目とは言っても標高449mの峠から140mの麓の林道入り口までの3km、平均斜度10%超の下り坂を下るわけであっという間に時速40km近くに達する。全身にまったりと張付いた汗は渓流から吹く涼やかな風があっという間に乾かしてくれる。整備の行き届いた林道はとても走りやすいけれど、崖に面した路面には時折拳大の落石があって肝を冷やす。僕やMaakun、Azuの自転車は“なんちゃって”だとは言え一応MTB。全天候型タイヤを履いてるので、路面に浮いた砂利や砂に足元をすくわれることはないが、ストリートタイヤのMamaのママチャリはズズズ、ザザザと盛大な音を立てて滑っている。峠からの快適なダウンヒルはほんの10分。幸せな時間が過ぎるのは早いのである。 生き返った僕らの前に、ちょうど「こうもり穴」の看板がが目に入る。「やった〜こうもりちゃんに会える!」Azuはゴキゲンだけど、よく見ればこうもり穴は渓流の対岸。Mama以外の3人はサプレックス&ダクロンQDを着てるとはいえ、足元は普通のトレッキングシューズの僕らが対岸に渡るのはちょっと難しそうだ。しかもこうもり穴入り口付近は腰ほどまで草が生い茂り、いかにもマムシが出そうな予感...ということで、こうもり穴探検は次の機会にお預け。ヒジョーに不満げなAzuだけど、次回は長袖長ズボン&長靴、そしてヘッドランプを持参して来ることを約束して、ご納得いただけた。
地獄の七保峠を超えて滝原宮の神宮林へ...ゴールは間もなく!
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