「もう、雪遊びはいいよ。カヌーがしたいよ。」Maakunがそんな言葉を吐いた比良山の雪遊びから、たった20日。48もの季節があるニッポンだというのに、我が家は“カヌーシーズン?or
not?”(笑)
そんなわけで気分は冬からイッキに春へ。いよいよ2003カヌーシーズンの開幕だっ!...と言いたいところだけど、超・寒がりの僕ら夫婦。背中を丸めて薪ストーブに手をかざしながら...「寒いよね。」「うん、寒い。」「沈したら死ぬかも」「うん、確実に心臓が停まる」僕も含めて、週末のカヌーにはかなり消極的。
そんな木曜日、アキヒロさんからメールが。『南国行きの準備等で忙しいかとは思いますが、今週末の予定はどうなってますか。暖かくなってきたし、ちょっと漕ぎに行く?なんて話も出ているのですが...』
このメールを読んだ途端、「西表島の前にちょっと練習したいわよね。」「装備のチェックもしなければ...。」「泳ぎた〜い!」とみんなの気分は初漕ぎに一直線!かくして、2003シーズンの始まりはじまりぃ〜...
「おい、防水バッグどこだっけ?」「ちゃんと片付けておきなさいよ!ところで着替えって2セットでいいかしら?」「アホか!ワンディのツアーで2セットも要るか、バカ!」毎年毎年カヌーシーズンは、準備がはかどらないイライラ→夫婦喧嘩の険悪な雰囲気で幕を開ける。
シーズン終了の11月にはソロ用装備、名付けて『家出セット』、ファミリー用装備『夜逃げセット』共に常時スタンバイOKで、ものの10分で完了するカヌーの準備も、要領を得ない春は何時間も掛かってしまう。(カヌーのカートップなんて最短3分!でも今回はあ〜でもない、こ〜でもないと15分以上を要し、しかも左右逆に積み込む始末。)しかも、何を持っていくかの判断も鈍っているので「何泊するの?」ってな大荷物(涙)。今回も例によって防水バッグがふたつも必要なほどで、ミニマム装備を良しとする僕はご機嫌斜め。
早朝から2時間ほど掛けて準備が完了した頃、電話が鳴ってTake家の参加表明。これで、今日はアキヒロ家、チキンルートさん、Take家、そして我が家の6艇13人のツアーということになる。
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