3月9日 比良山スノーシュ−トレッキング
最高の新雪をゆくAzu 「そろそろ行くぞ〜!」「は〜〜い!」 今年マイブームだった岐阜への日帰りスキーとは違って、比良山は120km程度と比較的近く渋滞もないので、快適なドライブ。琵琶湖大橋からは岐阜の山々よりも深い雪を被った比良山の雄大な眺めを楽しみつつ、途中のコンビニでお菓子を買い漁ってても12:30に山麓駐車場に到着。 山麓の天候は…吹雪。駐車場で手早く着替えを済ませ、登行シングルリフト乗り場へ。さすがに昼過ぎに吹雪の中を上りに乗るのは僕らだけみたいで、待ち時間ゼロ。下りの乗客の「今頃上って行くなんて、こいつらナニモンじゃ?」ってな視線を浴びつつ、超・長時間15分のリフトに耐えシャカ岳駅へ。そこからはゴンドラが2基しかないピストン輸送方式のロープウェイに7分乗って薪ストーブのある山上駅“比良HUT”に到着。 「あっ!金糞トイレがないっ!」2年前に“トイレ・クライシス”を味わったMaakunが一番最初にチェックしたのはトイレ(笑)。確かに喫茶コーナーの隣にあったトイレが出口近くに移動し、仮設っぽい造りながら清潔感があってイイ感じだ。 比良HUTの建物を出ると、外は吹雪。そしていきなりの雪の壁が目に飛び込んでくる。一同喜びの「ウァオ!」(笑)昨日からの降雪でこれまで来た中で最高の積雪のようだ。スノーボードを手にしたゲレンデ方面からの帰り客を横目に、僕らはトレッキングコースに歩みを進める。 コースは積雪が多いために細いトレイルの地面が上がってて木の枝を避けつつ進むのに苦労するので、トレイルを外れ、新雪の中をラッセルしながら進む方が楽だ。フカフカフワフワの綿のような新雪。時に大人は膝まで、子供は股下まで雪に埋まる時もあるのだけど、雪が柔らかく軽いのでそれほど抵抗にはならないのが嬉しい。久しぶりに味わう浮遊感。雪ってのは水と空気で出来てるんだなぁ!そんな、当たり前のことを実感する瞬間だ。
「ほ〜ら、どこでも行けちゃうのよん!」 「バ、バカ、そっちは川だ!」 「いいの履いてるねぇ、お嬢ちゃん!」そんな声が掛かるたび、わざわざ新雪に飛び込んで飛び跳ねて見せるAzu。目立ちたがり屋の彼女は得意満面なのだ(笑)前回は雪が嬉しすぎて転げ回り“歩く雪だるま”化していたMaakunも、今回はちょっと大人。「おい、そこは川の上だから気を付けろ!クレバスみたいに落ちちゃうぞ!」Azuに注意を促す場面もあったりして頼もしい限りだ。
天井が半分ほど崩落した雪洞。生き埋めになるところだった(涙)
無事ゴール!
|
Copyright 1998-2004 Akihikom.All right reserved