「着いたぁ〜!」Maakunの大声が響く大岩の左側を回り込むように登ると、山頂に到着する(13:00)。防波堤のように山頂広場を取り囲む岩壁。その上に立つと断崖絶壁の向こうに尾鷲市街、日本一高い火力発電所の煙突、そして穏やかな表情を見せる尾鷲湾が見渡せる。「うっわぁ〜登って来てヨカッタねぇ〜!」疲れを忘れさせてくれる見事な景色!
「お〜い!もっとすごい景色だよ〜!」頭上からMaakunの声。見上げると、広場からさらに大岩に登る鉄製のはしごが設置されていて、子供達はすでに登りきって手を振っている。せっかくだから上で昼食にしようということでザックを担いだまま鉄はしごを上る。
「おおっ!」大岩の上はまさに絶景!正面に大台ケ原の山並と銚子川、振り返ると先ほどよりさらに素晴らしい尾鷲湾...“ひと登りで200m”(高度差)はかなり苦しかったけど、“ひと登りで2度美味しい”グ●コキャラメルのように得した気分なのだ。(しかも銚子川沿いに目を移せば、キャンプinn海山に停めたカシ−タのお尻がちらりと見えてるし!)
二十畳ほどの広さがある大岩にザックを下ろし、少し遅い昼食の準備に取りかかる。「あっ、ガス忘れた!」アキヒロさんもたまには忘れ物するのね(笑)ということで、僕のPRIMUSで6人分のカップ麺のお湯を沸かし、コンビニおにぎりを頬張る。その間も男の子たちは鉄はしごを登ったり降りたりして、活発に飛び回っている。
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