サンル−フから差し込む夏の木漏れ日
寝床から下流を望む
澄み切った湖面に映る青い空
Rainy Misedani Lake & Keikoちゃん
8月8日 “なんちゃって”ケイビング(北九州市・平尾台)
ウェットスーツにP.F.D&ゴーグル、そしてフェルトソールに身を固め、 遊び道具に弁当&デザート、そして一応スローロープも忘れずに。 ビニールボートに全てを積込んで、いざリバ−トレッキングに出発! (但し、僕らのはカヌーイストらしく“下り専門”...笑)
ビ−チマットで河童流れなお嬢さまたち
美しい白砂の川に浮かぶ母河童2匹 おっと失礼! 白砂の川に浮かぶ美しい母河童2匹 河童といえば... 今回僕ら全員のP.F.Dにはレスキューナイフやホイッスルと共に、“謎のミヤマ−”S氏から頂いた一枚の木札が取り付けられていました。それは、海山町・大白神社で年に一度の祭りで戴ける“水難よけ”のお札です。この大白神社、実は河童族の総社にあたるといわれていて、年に一度のお祭りの夜、全国津々浦々から河童が集結し大集会を開催するそうです。この時に頂いたお札が、いわゆる“河童のIDカード”として一年間有効なパスポート。淵で河童が僕らを淵の底に沈めようとした時に、この札を見せると『な〜んだぁ、おまえも河童じゃん!』って手を放してくれるんだそうです。つまり、僕らは肌色の顔してるけど、ホントは河童なのです(笑)。 詳しくはこちら
8月3日 三木里リベンジ! 降水確率0%。気象庁が絶対雨は降らないもんね〜って自信たっぷりに発表した天気予報が見事に外れ、1日中雨が降り続いてた去年の三木里ビーチ。それでも雨の中しつこく泳ぎ回って、全員漏れなく唇紫...そんな三木里初体験から1年。またまたやってきました三木里ビーチ。今日の天気予報は曇り。でも朝から青空が広がる絶好の海水浴日和だ。 海山を越え、尾鷲市街を過ぎてR42を折れて三木里に近づいても、夏のお日様が陰る様子はない。もしかして今日って最高のコンディション?あ、いやいや油断するとお天気が急変するのが「世界一雨が多い町」尾鷲市の空模様。(なんたって、尾鷲の傘は骨の本数が多いぐらいだもん) やった〜リベンジ達成!! 10:30三木里ビーチ到着。クルマをビーチに程近い第3駐車場に入れ(広い駐車場にクルマはたった4台!)、隣接の清潔な無料シャワー&更衣棟で着替えを済ませて、ビーチへ。 人の少ないビーチの北端にL.L.Beanタープを張って日陰を作ると、そこはもう僕らだけの海の家。 そんな穏やかな雰囲気の中、Koukun&Maakunはビーチエアマットに二人乗りで波を切って沖へ。沖合い百メートル付近でエアマットから離れて(転覆して?)自在に泳ぎ回るふたり。波間に浮かびながら何やら話しながら潜ったり浮かんだり。泳ぎの達者な川河童は海に来ると海坊主に大変身なのだ。 対してAzu&Moeちゃんの妹コンビはビーチを歩き回って色とりどりなビーチガラス探し。青や赤のキレイなビーチガラス、貝殻を流木の上に並べてオブジェ作りに夢中だ。 去年は波を怖がって海に入ろうとしなかったAzuも、今年は“ボディボード開眼”でがんがん海に入っていくMoeちゃんにつられるように自分から海へ。ま、プールでならクロール、平泳ぎ、背泳で50m以上泳げる彼女のこと、波と足が届かない水深に馴れさえすれば全然OKなんだろうけど、なぜか海では犬かき&立ち泳ぎ(笑)...。 海の家で買った焼きそば&たこ焼きで簡単に昼食を済ませた後は、例によってみんなで砂遊び。波打ち際に防波堤のある砂の城を築いて、波が激しく防波堤を越え城を壊す様子をワクワクしながら眺めたり、穴を掘ってプールを作ったり...大人も子供も一緒になって砂遊びを楽しむ。 「パパ、埋めてよ〜!」「へっ?」Azuが砂風呂をおねだり。去年は国府でMaakunを砂に埋めてサンドアートのウミガメさんに変身させたのをみていたAzu。「よっしゃよっしゃ!」頭の中に素晴らしいアイデアが浮かんだ僕は、ニヤリとしながら砂浜に穴を掘る。「は〜い、横になって〜!」穴にAzuを入れて砂をかける。そして...湿った波打ち際の砂を載せてポンポン叩きながら形を整えていく。徐々にカタチになりつつあるサンドアート。何が出来あがるか気付いたみんなは含み笑い。「ね〜ね〜何のカタチにしてるのぉ?」自分の姿がどんな風に変わっていくのか見えないAzuは少し不安げ。「いいからいいから...パパが一番好きな動物作ってるからね〜。」 ...で、出来あがったのが“ボンッ!キュッ!ボンッ!”(笑)ゴヤの『裸のマハ』ならぬ『裸のAzu』の完成だ!コアラかウリ坊に変身できると期待してたAzuはみんなの意味ありげな笑いと、胸元に出来あがった“2つのフジヤマ”を見てはたと自分の変わり果てた姿に気付き、泣き出す。「イヂメやぁ〜!重いよ〜痛いよ〜!」イタイケな少女を苛めて喜ぶパパ(笑)。泣きじゃくるAzuを慎重に掘り起こしてみたら、膝の裏に空間出来ていたために膝に過度な負担がかかって本当に痛かった模様。ゴメンね、Azu。 サンドアートを楽しんだ後、少し波が出てきた海で子供達はエアマットに乗って遊んだり、泳いだり...大人達はタ−プの日陰でビールを飲みながら、のんびりと過ごす。 昔、『天国に一番近い島』ってフレーズがあったけど、ここはまさに『天国に一番近い浜辺』(*但しファミリー限定)。刺激的でもオシャレでもないけれど、青い空の下に青い海。美しい浜には穏やかな波が打ち寄せ、水平線には大型の船影、すぐそこにはウィンドサーフィンの白いセイル...涼やかな海風と規則正しく響く波の音に混じって子供達の歓声...まったりした空気が流れ、“パパな”感覚にどっぷり漬かった36歳の僕には「これ以上何が必要?他にはナ〜ンモいらん!」ってな気持ちになってくる。「あ〜イカンイカン!あくまで生涯現役!“国府浜な”自分を取り戻さなければ!」(笑) 「パパ、今夜は尾鷲の港祭でしょ?渋滞する前にそろそろ帰らないと!」14:30、Mamaの声にふと駐車場を振り返ると、第3駐車場には僕らの2台のクルマだけがポツンと停まってる。 「さぁて、帰りましょうか!?」沖から戻る気配の全くない子供達を無理矢理呼び寄せ、無料“冷水”シャワーを浴びて着替えた僕らは、荷物をカーゴルームに積込んでクルマのエンジンをかける。
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