12人全員が入れるかまくら 2月11日 家族でスノーシュートレッキング 先週のスノーシュ−トレッキングから戻って、家で土産話をしてると、Mamaの目がだんだん吊り上げってきた。「な、何故だ!?」良く分からないけど、とにかく尋常じゃない怒り...。内緒で買ったアレがバレたかな?いや、コレかもしれない、とヒヤヒヤ。 ま、こんな時は...と家事のお手伝いなんかをして機嫌をとりつつよくよく話を聞いてみると、どうやらMamaも行きたかったのに行けなくて悔しがってることが判明(笑)。ホッ!! そうして迎えた日曜日。水曜日にお誘いして二つ返事で同行が決まったアキヒロさん一家と6:00a.mに伊勢道安濃SAで落ち合った後、金曜日に参加表明した、ごうちゃん、ばろこちゃん、へこねちゃんのG-Outfitterトリオ(ロ−プウェイで登るから気軽に考えがちだけど、比良山は標高1000m以上の雪山。正直なところ山岳部でもなく比良山に詳しいわけでもない僕と元・山岳部だけどスノーシュ−初体験のアキヒロさんが家族連れで行くのはちょっと不安だったので嬉しい!!)、同じく前日に「僕も行くぞ」ってことになったにしび〜の総勢12名が午前8時すぎに比良山リフト乗り場に集結。 背中には23kgのザック、そして膝には22kgのAzu。ちょうどお尻の骨が支点になってる「やじろべえ」状態での17分は地獄のようだ。なんとかリフトを降り、30名定員に30人&人数分のザックを詰め込んだロープウェイのゴンドラでスキージャンプの滞空姿勢のまま(笑)山頂駅に到着。 急斜面の深雪の中を雪煙を上げながら転がり落ち、「ファッファッファッファ...」とバルタン星人の笑い声を残し全身でラッセルしていくMaakun。さすがに木の枝などで怪我してはまずいってことで注意するが、全く聞く耳を持たない。イカン!音声認識装置までイカれてる(笑)。AzuはMoeちゃんと女の子らしくちまちまと歩く。ただ、子供達にとっても雪の上を自由自在に歩けるスノーシュー体験はかなり新鮮らしく(しかも特別な技術も必要ない)親に頼ることもなく表情がとても明るい。 作りかけといってももうほとんど完成状態で、あとは12人を収容できるように1m以上ある壁を削って中を広げ、丸いテーブルを作るだけだ。一時間ほど交代で作業すると内部の空間は倍以上に広がって宴会場は完成。中でストーブを使うので小さな窓を掘って、早速今日のランチ「鴨なべ」の開始だ。 午前中の晴天とはうって変わって、気温も下がり吹雪始めた外とは違ってかまくらの中はとても暖か。楽しい会話を楽しみながらゆったりと宴会を楽しんだ。そんな間も子供達は雪遊びに夢中。かまくらの上に登って滑り降りるのに飽きたKouくん&Maakunコンビはソリを抱えて、山の急斜面で豪快にそり遊び。Moeちゃん&Azuは砂場よりずっとリアルにできるおままごとに夢中。 2時間以上もの宴会が終わる頃には既にかまくらの外は吹雪。そろそろ帰りの準備だなってことで再びスノーシュ−を履いて山頂駅に向かう。ところが16:00すぎに山頂駅に到着してビックリ!駅の建物を先頭に100m以上も長々と続く人の列!今日は三連休の中日。まあ仕方ないな、などと言いながら列の最後尾に並んだのだが、これが全く進まない。ここのロープウェイは30人乗りのゴンドラが2台しかない上に、どっと人が乗り場に押しかけたものだから大混乱になってるみたいだ。 係員のオジサンのアナウンスも『ご迷惑をおかけしております。本日は一年に3回しかないほどの混雑です。今度来る時は、今日だけは、今日だけはヤメテクダサ〜イ!』などとヤケクソみたいな内容(笑)になってる。『みなさ〜ん!建物の外ではこの雪の中、まだ600人以上の方が待っておりま〜す。もう一歩詰めて下さ〜い!』オジサン叫ぶ叫ぶ(笑) 「ねえ、パパ、あーちゃんのおたんじょうびはすてきなプレゼントとかいらないから、またここにつれてきてね。」な、泣かせる...。(ごうちゃんに『またまたakiちゃん、脚色してぇ〜!』とか冷やかされたけど、これホント!)
リフトから見た夜景 (*これは昼間の写真をレタッチしたものです)
Special Thanks ! Shouji Baroko Nisibi~ Kayochan Yuikachan
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